本日のVoicyでは、以前にもお話をしたことがあるかと思うんですが「いい男の条件」を即答してくださった、私の心の友、親友の話をさせてください。
ちょうど2003年1月の末、私は女性限定の営業塾「トップセールスレディー育成塾」を講演したくてある物件を見ました。その物件とは、帝国ホテルタワー15階にあるイギリスのレンタルオフィスリージャスっていうところです。
女性限定塾を講演するにあたっては、会議室が必要。そして女性たちがお洒落をして颯爽と歩き、そのオフィスに尋ねてくるイメージをしながら、どんなことがあってもこのオフィスで、このオフィスで塾を開催したいなと思ったんです。
ですが、当時私が受けていた、受け取った報酬は15万円。15万円の報酬しかないにもかかわらず、帝国ホテルタワー、イギリスのレンタルオフィスリージャスは3坪で70万円。どう考えても払えるような金額設定ではないんですね。
そんな中、それでも「このオフィス借りたいな!」と思って、いろんな人に相談をしてみました。
10人中10人が反対と言っても過言ではないほど、周りの方からは無理だと。無謀な投資だと。「今の朝倉のレベルでは家賃5万円でもきついかもしれない」そう仰る通り家賃は頂いてる報酬の1/3以下に納めなければ、まず家賃を払い続けていくことは不可能。それも理にかなってるわけですね。
ですが、私は女性限定の営業塾「トップセールスレディー育成塾」を開講したくって、やっぱり場所は譲れないと思ったんですね。もう何が何でもこの場所でオフィスを構えたい!何が何でもこの場所で、このシオンという研修会場を使って、会議室を使って女性限定の営業塾を「トップセールスレディー育成塾」を開講したい。これも寝ても覚めても、もう妥協は一切できないなっていうマインドになったんです。
そんな中、たった一人、私が実は実際に家賃は3坪で70万円。先月の報酬は15万円。でも絶対にこの場所で女性限定の営業塾を開講したいっていう話をした時に、その方はこう言いました。
「もう決めてるんだろ!」って
「もう決めてるんだろ!」って
その通り!
私はもう、ここでどんなことがあっても塾を開講すると決めたんです。その時に「もう決めてるんだろ!」って言ってくれたたった唯一の人、その方が私の心の友、親友である林正孝さんです。
ソニー生命さんでライプランナーとして、MDRT(Million Dollar Round Table)、TOT(Top of the Table)そしてその後独立。今は志誠學含め、いろんな塾を開講している、本当に広島男児として男気のある人です。その林正孝さんに、私は自分が決断をした後にこう聞きました。
「林さん、いい男の条件って何?」って
聞いた瞬間に、彼は即答しました。
嘘をつかない
言い訳をしない
話してることに一貫性がある
バーター取引をしない
いざと言った時に絶対に逃げない
この5つを、もうすっと答えてくれましたね。
その時に私はこう言いました。
「それは信頼される人間の条件だよね?」
嘘をつかない
言い訳をしない
話してることに一貫性がある
バーター取引をしない
いざと言った時に絶対に逃げない
まさにこの五箇条は信頼される人間の条件だと思うんですね。
女性、男性関係なく、やっぱり大事なことだなということを、その時教えてもらったんです。21年前の1月末のお話です。
それを改めて今回多くの方の前で語る機会がありました。
それを語れたのはいつなのか?それは一昨日の話です。
3月24日バスの中で、最後のメッセージとして林正孝っていう人が、いかに男気のある人なのかっていうエピソードを、1分間という短時間の中で話をさせて頂きました。
その時、やっぱりこの話は絶対に共有したいというメッセージが降りてきたんですね。だからこそ伝えることができました。
いい男の条件って何?
素敵な女性の条件って何?
いい女の条件って何?
信頼される人間の条件って何?
信頼される上司の条件って何?
信頼される経営者の条件って何?
いろんなことを振り返る一つの機会でもありました。
それはどの場所での機会だったのか、この後チャプターを分けてお話をさせてください。
今日も最後までお付き合いいただけると嬉しいです。
今回私は3月22日から24日まで、鹿児島フィールドキャンパスに参加させて頂きました。
この企画をしてくださったのが、先ほどもお話しさせて頂きました、私の親友である林正孝さんです。
天孫降臨から世界史の奇跡と言われた明治維新、日露戦争、大東亜戦争、その全ての鍵が薩摩にあった。
鹿児島という地で行われたことは何なのか?
そしてその魂を紐解く旅、今回参加させて頂きました。
そして、もう様々な学び、気付き、言葉には言い尽くせないほどの、感動を味わわせて頂きました。
1300年の時を超え、今私たちができることは何なのか?
真実の歴史を知ること、日本のため、そして世界のために戦った先人たちに対する感謝。
現地に行くことによって、現地の方とふれあい、歴史の真実を知ること。戦場の地に訪れ、犠牲を払った方々の利他の精神を感じること、ルーツを知ること。
誇りを私たちが取り戻し、その誇りを胸に、仕事をするために、新たなスタートを切るための素敵な旅。
3日間の行程がとにかくすごかったんです。
すべての企画を考えてくださった林正孝さん、そしてスタッフの森祐美子さん。森祐美子さんは、私の大切なTSL塾生のお一人です。カメラマンを務めてくださったニシカワテルヒコさん、そしてタカハシカナコさん、ツルオカアカネさん、本当にありがとうございます。
ゲスト講師としてお話をくださった岡田先生、そして板津さん、そして若松さん、この場をお借りして心より感謝申し上げます。
料理も美味しかったんです。志誠學鹿児島校の佐藤大介 さんが特別に作ってくださった、和食と黒豚とんかつとの融合。これもやっぱり感動的でしたね。本当に美味しかったです。とんかつと銀シャリ玄、いや〜利他の心を持ってる方々のサービス精神、おもてなしの心は半端じゃないですね。
今回の旅を通して私自身が一番学ばせて頂いたこと、それをアンケートにまとめて、その日の夜送らせて頂きましたが、初日、2日目、3日目と一番感動したことってなんですか?っていう問いに対して
1日目は、岡田幹彦先生の講演で、まさに西郷隆盛と明治維新。もしも明治維新がなかったら、日本人が誇りとする明治維新の真の理由を知ることができたこと。これが何よりも大きかったです。
西郷隆盛さんのあり方がいかに素晴らしかったかのお話を、情熱を持って語ってくださった岡田先生に心から感謝申し上げます。「誠と真心」この人のためにと思われる大物の器の大きさ、人としての大きさを学ばせて頂きました。
2日目は、板津昌利様の講演です。
もう、嗚咽をするほど泣きました。お父様の偉業、覚悟と信念、ぶれない軸はどこから生まれるのか。1036人の特攻隊の方の遺品や遺影を集め切った、初代知覧特攻平和会館の館長板津忠正様の言葉にすると軽くなる、男気、かっこよさに心から尊敬とともに、使命の真の意味を私は学ばせて頂きました。
3日目、3日目に一番感動したこと。
この度の全ての行程と素晴らしい内容に、一番私は感銘を覚えました。
裏舞台の大変さは、これまで何度もイベントを企画してきたからこそ分かります。私はまさに、裏舞台こそ究極の主役だと思っています。
この度の完璧なスケジュールと内容の濃さ、本当に感謝しかありません。そしてガイドを務めてくださった山近義幸さん。山近さんの知覧に対する思い、そして知覧に初めて訪れてからの活動、一貫性のある生き方、やっぱりかっこいいなと思いました。
岡田先生のお話は本当に歴史が大好きで、全てその歴史をご自身のものとして語ってくださるところが、受け売りではない意思があるため、ものすごく興味を抱くことができる最高のお話でした。
そして板津さんの講演は、私もこんなに泣いたのは初めてって言ってもいいほど、まさに、もう嗚咽するほど涙が出ました。
特攻隊の方々がどういう思いで特攻して行ったのか。そして1036人の方々の遺品、遺影を集めきった、初代館長の板津忠正さんの崇高な志と魂はすごいなと思いました。
私は2003年12月末に一度、初めて知覧が訪れたことがあります。その時私は偶然にも初代館長の板津忠正さんとお会いしていたことを、今回初めてわかったんですね。
特攻で亡くした仲間のことを後世に伝えたいと、終戦後30年間にわたって自費で日本全国の遺族を回り、遺影や遺書を収集された方です。
一貫性ある生き方、そして1036人の全ての人たちの遺影、遺品を集め切ったその活動は本当にすごいことだったなと私は思います。
20年前に初めて訪れた時は、まだ所々遺影が用意されていなかったり、そして遺品が回収されていなかったこともたくさんありました。ですが、今は全て1036人の方々の、方々がどういう思いで特攻していったのかっていうことがわかるように、資料が全て用意されてることも、改めて今回拝見させて頂いて、どれだけすごい思いでこの活動をされていたのかっていうことを感じることができました。
特攻に対してはいろんな意見がありますが、私は今回知覧の土地を訪ねるのは5回目ですが、もう改めて歴史はしっかり自分の目で見て、感じて、そこで何を気づくかを現地に行って学ばない限り、伝わらないなっていうことも含めて感じることができました。
今回の3日間の鹿児島の旅、すごい時間共有となりました。
特効の意味は何だったのか?
風化させてはならない!
そして、美化をさせてもならない。
ですが、板津さんがどういう思いで、特攻で亡くした仲間のことを後世に伝えたいと活動されてたのかっていうことを、ご子息である板津昌利さんを通して直接聞くことができたこと、これもやはり奇跡だと思います。
私はリアルで初代館長とお会いできていたこと、何よりも素晴らしいのは奥様である久子さんです。
魂が震えるほどの感動、かっこいい生き様を最後の最後まで貫かれた方のそばで支えてくださった奥様のあり方、これも学びになりました。
ご子息である昌利さんは、そのお二人のDNAを引き継ぎ、これから先もさらにご活躍をされていかれるんだろうなと思いました。
言葉では言い尽くせない様々な感動を胸に、私は今回学ばせて頂いたことをさらに自分自身の心に深く落とし込み、精進を重ねてまいります。
今日は3日間の鹿児島フィールドキャンパスでの気付き、学びを少しだけお伝えさせて頂きました。
最後までお付き合いくださり感謝申し上げます。
改めて共に時間を共有できました。
同志の皆様に心からのお礼を申し上げます。
バイオリンの音楽に合わせてのお話、映像、そして素敵な歌声、全てが一生忘れたくない思い出です。
心よりお礼申し上げます。