つらい時こそ本を読め! 本は買った瞬間に目的の半分以上を達成している。 積読で悩んでる人がいます。 積読されてる本を眺めるたびに、ため息が出てしまいます。積読はあなたにとって義務ではありません。そもそも読書は好きでするものなのに、読書が義務になるほど人生をつまらなくすることはありません。これでは本末転倒です。 解決方法は、積読に対する考え方を根本的に変えてしまうことです。積読していると言うことは書店で立ち読みした上で選んだとか、事前に何らかの情報収集をして、自分に必要だと判断して選んだはずです。何も理由もなく本を買う人はいません。 本は購入すると決断した段階で、すでに目的の半分以上を達成しています。これは本の購入に限りませんが、人は決断するたびに記憶力が鍛えられます。決断しない人は記憶力が弱いのです。 購入するまでのプロセスは、その本を読み進めるための原動力となります。決定打として、自腹でお金を払って購入した瞬間に、事前情報がすっと記憶に残ります。だから、本は身銭を切って購入する方が、圧倒的に学べるから得なのです。 つまり、積読された本と言うのは、仮にそのまま読まれなかったとしても、すでに多くを吸収して、とっくに元は取れているのです。いつも立ち読みだけで終えてる人は、実は損をしているのです。読まなくても身銭を切って所有した!その事実に意味がある。書店で金銭に触れた思い出を持ち帰るだけで目的達成。 早朝読書は脳のラジオ体操!今まで様々な企業の経営コンサルティングをしてきて、おすすめできることがあります。 早朝読書です。 社員全員が朝の早朝読書を習慣化している会社は成長し続けています。 早朝営業会議や予算会議よりも、早朝読書をした方が業績は上がります。早朝読書は脳のラジオ体操の役割を果たしています。5分間で構いませんから、読書して終わったら隣の人と1分間、意見交換し合うのです。 たったこれだけのことで、脳みそはフル回転し始めます。僕が朝起きて最初にすることは、枕元に積読しているある本を、たとえ1ページでも1行でも読むことです。これだけで驚くほど目が覚めます。今日やりたいアイデアが頭から溢れてきます。 人間は睡眠中に、生まれてから今日までの記憶の整理整頓が脳内で行われています。記憶の整理整頓をしている間に見ているのが夢です。早朝は脳が一番整理整頓されている状態...
毎週水曜日は、リスナーの皆様からの質問にお答えするコーナーです。 仕事のことや、人生のことで 知りたいこと、悩んでいること お寄せいただいたご質問に、私の考えでお答えさせていただきます。 あくまでも、一つのものの見方、考え方の参考になれば幸せです。 さて、今日はどんな質問が届いてるでしょうか? ちょっと見てまいります。 お待ちください。 ペンネーム 、のんたん、女性からです 質問内容: 朝倉先生、こんにちは。 職場であった事です。朝倉先生のお考えを知りたくてご質問させてください。 ビジネスマナーの中の「多様性」についてです。 私は今生薬ではありますが製薬製造会社に勤めております。 我が社は新入社員教育時に、本社教育として様々な教育の中のひとつとして、ビジネスマナーの中で髪の色についても、色ナンバーを提示しながら教育を行っています。ここまで行うのは、主に営業職があるからだと理解しております。 その後、実際に勤務する各拠点で同じように、おさらいの意味でビジネスマナー教育はしています。(総務課教育担当者に確認) 今回2年前に入社された製造部20代前半女性が、5月連休明けから、突然金髪👱で出社しております。 総務課の教育担当者も認知しておりますが、「困ったものだ」で終わり、本人への注意には至りませんでした。 以前品質管理部所属の方は同様な状態の時は直属の上司がお話しされ、少し栗色気味になりました。 今なお金髪の製造部の方の上司は、「今は多様性の時代だから、そこまで言わなくても良いと思う。仕事は真面目で前向きによくやる子なのだから。製造部であり、社外の方との関わりがないところだし、髪色で仕事の仕方が変わるわけではない。あまり厳しすぎると働き手がいなくなるよ」という意見でした。 確かに、仕事を真面目に前向きに行っていれば、髪の色は問題ない!ということも理解できる部分ではありますが。 社規で決められてるものではなく、あくまでビジネスマナーとしての教育。という意見でしたが。 私は、古い考え方なのでしょうか?表舞台に立たない製造だから、多様性の時代だから、ビジネスマナーでの教育に沿わなくても良いという考えには同意できない自分がいます。 製造であろうと外部の方と接する部署であろうと会社の社員は同じだと考えます。 「多様性」の使い方も受け取り方も違うように思えるのです。 とは...