初めに 変化の渦中にいると、自分ではなかなかこれが時代の節目だということに、気がつくことが出来ない。そして数年経って後ろを振り返った時、あの時が節目だったと思い知るのです。私は今がまさに後でわかる時代の節目のような気がしてなりません。 SNS やYouTubeの隆盛と、既存メディアの衰退。 テレワークが当たり前になったビジネスパーソン。 Uber Eatsの自転車。 受付に置かれた消毒用アルコール。 映画館やイベント会場の人数制限。 外飲みからズーム飲み。 街から消えた外国人。 どこでもマスク着用。 環境やエネルギー問題に対する関心の高まり。 実際わずか数年で私たちの日常は激変しています。 恐ろしいのはこれらの変化は決して一時的ではないということです。 確かに新型コロナウイルス流行によって、変わらざるを得なかったのもあります。けれども、それはコロナ禍が収束すれば元に戻るとは限りません。 むしろ、その多くはパンデミックが収まった後も「この方が合理的だ!」と受け入れられ、新たな日常として定着するはずです。ましてや、デジタル化や社会問題に起因する変化が、それ以前の状態に立ち返ることなど、絶対にありえないと言います。 ところが世の多くの経営者は、それに気づいているにも関わらず、行動に移せていないように見えます。 彼らはたいてい目の前の課題を解決し、今を乗り切ることに精一杯になっているので、 立ち止まって昨日と今日が違うこと を感じ取る余裕がないのかもしれません。 だから危険なのです。 これまでは、このやり方でうまくいった! こういう時はもっと頑張ればなんとかなる! そうでしょうか? 変わったのは日常の景色だけではありません。 企業経営を上手に進める方程式も、同じように変わっているのです。 それなのに無自覚に勝手なやり方を繰り返していたら会社は必ず誤った方向に進み、やがて立ち行かなくなります。それだけは何としても避けなければなりません。 なぜなら、会社は継続して利益を出し続けなければならず、その責任は社長にあるからです。 だからこそ、会社を率いる社長は常に正しい方向を見て、適切な判断を下さなければならない。そして 過去はこの方法で成功したけれど、もうそれは通用しない と分かったら、すぐさまそれに見切りをつけ、時代に合ったやり方に変えなければならないのです。 私はそんな
あまり マイナスの話はしたくない私ではありますが、これはどうしてもシェアしておきたいなと思う事柄がありました。Voicyリスナーの皆様にお伝えさせてください。 10時30分ラストオーダーのお寿司屋さんに入った時のことです。 時間は10時10分、夜の10時10分。 そのタイミングに、ほんの少しだけビールを飲んでおつまみを頼んで、そして少しだけお寿司食べたいなと思って入りました。 「ラストオーダー10時半ですがよろしいですか?」 「はい、大丈夫です」 カウンター席に座らせていただきました。そしてビールを1本頼んで、おつまみを取って、そしてお寿司を食べて、気持ちよく最後の1日を振り返りながら非常に一人時間を堪能してたタイミング。 そのタイミング、私はカウンター席にいたということもありまして、厨房の中にいらっしゃる板さんが片付けを始めました。ボックス席にはまだまだたくさんお客様がいらっしゃいました。そしてまた次から次へと海外のお客様が入って来られます。その度にお断りをされていました。 そんな中、板さんが片付けるお姿があまりにも衝撃的だったんです。本当にショーケースの中にあるネタを、きっとそのネタは明日のお寿司に使うネタです。そのお寿司のネタをバットの中にバサ!バサ!バサ!と、まるで物を捨てるようにバットの中に入れ、そして音をガチャガチャと鳴らしながら片付けをするその様。 その時私は最後の締めの巻物を食べてました。冷茶お願いしたところ「有料ですがいいですか?」って言われたので「はい、結構です」ということで、有料で冷茶を頼んで、そして最後の締めの巻物を食べてる時、食べ終わった後にその方が 「今度はゆっくり来てくださいね」 とおっしゃいました。 私はその時、食べ終わった後に一言だけ、本来言うべきことではなかったのかもしれませんが、どうしても気になったがゆえに、そこの胸元にあった名札を見ながら 「〇〇さん、最後の片付けがあまりにも乱暴でびっくりしました。〇〇社長、悲しまれます」って言って、そして席を立ち、21年間通っていたお店っていうこともあって、レジには昔馴染みのお姉さんがいらっしゃったがゆえに 「最後の後片付けがあまりにも乱暴すぎて残念でした」 ていうことは、言葉に出させていただきました。 その店ができる前から知っていて、その店ができてからも社員と共に何回も行き、たくさんのエピ