講師 講師と言う仕事をしていると、先生と呼ばれることが多いです。 すると、先生は特別だからと言う見方をされることがあります。先生だからと言って特別な事って実はないんですよね。 私事として過去を振り返ってみた時、私自身は全く完璧ではなく、何をやってもうまくいかなかったり、不器用でどんくさくて、生きることに本当に下手くそな自分がいたなと思います。八方美人な生き方が決して器用ではない!自立できてない女性の一人だったのが、この私です。 何しろ経済力がありませんでした。私の出させて頂いてる書籍などでも書かせて頂いてますが、経済力がないために、最愛の子供たちと離れると言う選択を私はせざるを得なかった。そしてどんなことがあっても、また子供たちを取り返したい。これは言い方はちょっと乱暴かもしれませんが、絶対に子供たちと一緒にまた住みたい。 そんな思いの中、稼ぐことに焦り、株の業界に入りました。 最初はうまくいきました。 8ヶ月で800万円貯めて、これを元手に1億円は難しくないって言う周囲の言葉に焦って空回りし、最終的には無一文のすってんてんになり、4000万円の借金を作ってしまったって言うのが、私の35歳の年です。 自立すると言うことは ただ稼げばいいと言うことではないんです。 仮に稼ぐことができたとしても、精神的な自立ができてないがために、いつまでも幸せを感じられない。自分の人生を生きられない人もたくさん見てきました。私もその一人なのかもしれません。 一時は豊かになりました。実家の母に50万円、毎月50万円の仕送りができた私が、月に100万円の手取りをもらっていた私が、35歳で営業職に身を置き、手取り18万円になり、そこからゼロベース、マイナスからのスタートでした。 私はそれでも全部自分でできると思っていたんですが、全部自分でできることなんか一つもありません。 一人で生きていけるって言うのも錯覚です。 それは実は自立ではないんです。 人は必ず誰かに支えられて生きています。 自分自身が誰かに支えられて立っているんだと言うことを自覚し、感謝できることが本当の意味で自立するためには不可欠です。 感謝の重要性 感謝って大事 そうは言葉では言っても、本当の意味での感謝心ってわかっているのか?私はそこの深さは分かっていませんでした。 ですが、やっぱりいろんな体験・経験を経て、今は「真の感
あまり マイナスの話はしたくない私ではありますが、これはどうしてもシェアしておきたいなと思う事柄がありました。Voicyリスナーの皆様にお伝えさせてください。 10時30分ラストオーダーのお寿司屋さんに入った時のことです。 時間は10時10分、夜の10時10分。 そのタイミングに、ほんの少しだけビールを飲んでおつまみを頼んで、そして少しだけお寿司食べたいなと思って入りました。 「ラストオーダー10時半ですがよろしいですか?」 「はい、大丈夫です」 カウンター席に座らせていただきました。そしてビールを1本頼んで、おつまみを取って、そしてお寿司を食べて、気持ちよく最後の1日を振り返りながら非常に一人時間を堪能してたタイミング。 そのタイミング、私はカウンター席にいたということもありまして、厨房の中にいらっしゃる板さんが片付けを始めました。ボックス席にはまだまだたくさんお客様がいらっしゃいました。そしてまた次から次へと海外のお客様が入って来られます。その度にお断りをされていました。 そんな中、板さんが片付けるお姿があまりにも衝撃的だったんです。本当にショーケースの中にあるネタを、きっとそのネタは明日のお寿司に使うネタです。そのお寿司のネタをバットの中にバサ!バサ!バサ!と、まるで物を捨てるようにバットの中に入れ、そして音をガチャガチャと鳴らしながら片付けをするその様。 その時私は最後の締めの巻物を食べてました。冷茶お願いしたところ「有料ですがいいですか?」って言われたので「はい、結構です」ということで、有料で冷茶を頼んで、そして最後の締めの巻物を食べてる時、食べ終わった後にその方が 「今度はゆっくり来てくださいね」 とおっしゃいました。 私はその時、食べ終わった後に一言だけ、本来言うべきことではなかったのかもしれませんが、どうしても気になったがゆえに、そこの胸元にあった名札を見ながら 「〇〇さん、最後の片付けがあまりにも乱暴でびっくりしました。〇〇社長、悲しまれます」って言って、そして席を立ち、21年間通っていたお店っていうこともあって、レジには昔馴染みのお姉さんがいらっしゃったがゆえに 「最後の後片付けがあまりにも乱暴すぎて残念でした」 ていうことは、言葉に出させていただきました。 その店ができる前から知っていて、その店ができてからも社員と共に何回も行き、たくさんのエピ