先週の土曜日7月26日、ロジカルスピーチ講座第14期の最終回でした。 最終回スタートから最後まで参加をさせていただきましたが、学ぶ意欲旺盛な受講生の最後のメッセージを聞き、何回も泣きそうになりました。 ロジカルスピーチ講座14期をご受講された受講生の皆さん、本当にお疲れ様でした。 そして、ロジカルスピーチ講座第14期、終了おめでとうございます。 この講座は、自分の思いや考えを整理して伝わる形で届けるという目的のもとに始まりました。 ですが、終わってみると、ただ話し方がうまくなるだけではなく、自分自身との対話が深まり、人生そのものが変わるような、そんな大きな変化を皆様が感じてくださいました。 ある受講生は、こんな風に話してくれました。 「私は今、まだ山の中腹、5合目くらい。 だけど、以前の自分とは確実に違います。話をする前に、相手のタイプを考えるようになったり、話の地図で順序立てて話す習慣がついてきたり、ほんの少しですが、自信が芽生えてきました。」 その言葉に、私自身も大きくうなずきました。 自信って、ある日突然手に入るものではないですよね。 コツコツコツコツ、一つ一つ積み重ねて、ある日ふと「私、前よりも話しているかもしれない」と感じたその瞬間に、ふわっと心の中に灯るものです。 それが本物の自信です。 またある塾生は、涙を流しながらこんなエピソードを語ってくれました。 「以前は、部下がいちいち細かく指示を求めてきた。でも、今は自分で考え、喜んで動いてくれるようになったんです。そのおかげで、私は毎日2時間、自分の時間が持てるようになりました。」 これは、単に話し方を学んだ結果ではないです。 人としてどう関わるかという姿勢が変わったのではないかなと思うんですね。 だからこそ、起きた変化です。 話し方は、ただの技術ではなく、その奥にある相手を思う気持ちが行動を変え、関係を変えていくのではないかなと、改めて教えていただいたような気がしました。 別の受講生の方のメッセージです。 「私は、過去の失敗を引きずって、自分を責めてばかりいましたが、この講座で、未来ベースで生きるという考え方を知り、毎日少しずつ、未来の自分から今を見るように意識するようになりました。」 そうなんです。 人は誰しも、過去の出来事や失敗に引っ張られてしまうことがあります。私もそうでした。 ですが、その視点を変...
毎週水曜日は、リスナーの皆様からの質問にお答えするコーナーです。 仕事のことや、人生のことで 知りたいこと、悩んでいること お寄せいただいたご質問に、私の考えでお答えさせていただきます。 あくまでも、一つのものの見方、考え方の参考になれば幸せです。 さて、今日はどんな質問が届いてるでしょうか? ちょっと見てまいります。 お待ちください。 ペンネーム 、のんたん、女性からです 質問内容: 朝倉先生、こんにちは。 職場であった事です。朝倉先生のお考えを知りたくてご質問させてください。 ビジネスマナーの中の「多様性」についてです。 私は今生薬ではありますが製薬製造会社に勤めております。 我が社は新入社員教育時に、本社教育として様々な教育の中のひとつとして、ビジネスマナーの中で髪の色についても、色ナンバーを提示しながら教育を行っています。ここまで行うのは、主に営業職があるからだと理解しております。 その後、実際に勤務する各拠点で同じように、おさらいの意味でビジネスマナー教育はしています。(総務課教育担当者に確認) 今回2年前に入社された製造部20代前半女性が、5月連休明けから、突然金髪👱で出社しております。 総務課の教育担当者も認知しておりますが、「困ったものだ」で終わり、本人への注意には至りませんでした。 以前品質管理部所属の方は同様な状態の時は直属の上司がお話しされ、少し栗色気味になりました。 今なお金髪の製造部の方の上司は、「今は多様性の時代だから、そこまで言わなくても良いと思う。仕事は真面目で前向きによくやる子なのだから。製造部であり、社外の方との関わりがないところだし、髪色で仕事の仕方が変わるわけではない。あまり厳しすぎると働き手がいなくなるよ」という意見でした。 確かに、仕事を真面目に前向きに行っていれば、髪の色は問題ない!ということも理解できる部分ではありますが。 社規で決められてるものではなく、あくまでビジネスマナーとしての教育。という意見でしたが。 私は、古い考え方なのでしょうか?表舞台に立たない製造だから、多様性の時代だから、ビジネスマナーでの教育に沿わなくても良いという考えには同意できない自分がいます。 製造であろうと外部の方と接する部署であろうと会社の社員は同じだと考えます。 「多様性」の使い方も受け取り方も違うように思えるのです。 とは...