すごい運の育て方 毎週木曜日は読み物の日としまして、書籍や雑誌、新聞などから見つけた学び多き多きエピソードを朗読の形でご紹介させて頂きます。 リスナーの皆様にとって心に響く物語が見つかれば幸いです。 それではお聞きくださいませ。 「ある」 に気づく力を育てる 「ある!ある!」 を育てるとないを見るのではなく、日常の小さな幸せである 「ある」 に気付き、特別なことがなくても感謝が溢れ、日々心穏やかに満たされていきます。 「ある」 に気づく力を育てる。 一生人生を嘆く人と、一生感謝する人との違いとは。普通に生きていると僕ら人間は足りていないところばかりに目が行き、不満がたまり、心配の多い人生になってしまうものです。 しかし 「今あるもの」 小さな幸せに目を向ける練習をすると、心が次第に満たされていき、ついには感謝の気持ちが溢れます。心の状態が感謝の領域まで行くと、奇跡のようなことが頻発します。 大切なことは目に見えないで有名な 「星の王子さま」 の著者サン・テグジュペリは、今あるものに目を向ける天才でした。それがわかるエピソードがあります。 彼が戦場に向かう前に、妻に残した言葉があるんです。 置いていかなければならない宝物を持っていることを、天に感謝したいくらいだ。戦場に向かわんとする今、妻とは二度と会えないかもしれない。それなのにその瞬間に嘆くのではなく、別れが切ないほどの宝物である。妻と出会えたことに感謝してるのです。 そしてこれが本当に永遠の別れの時になってしまうのですが、彼はどんな時もそこに幸福を見いだしている人だったことが分かります。いつだって幸せはあなたに見つけてもらえることをそっと待っています。 もう一つ、児童福祉施設で働くある女性スタッフの話。 彼女は50歳過ぎ。老眼鏡を必要とすることになり、ショックを受けていました。 ある日、施設の子供が声をかけてきました。 「先生、メガネかけているの?」 彼女は、腹立たしさから「老眼鏡」と言い放ちました。すると子供は意外な返事をしました。 「よかったね!」 「何がよかったの?」 「老眼鏡がかけられるまで生きてられてよかったね!」 この施設の子供たちは、成人するまで生きるのが難しい障害を負った子供たちでした。 限られた命を生きる子供たちは、こんな夢を語るそう。 大人になりたい! 大人になるまで生きてこられた僕らは、本当...
毎週水曜日は、リスナーの皆様からの質問にお答えするコーナーです。 仕事のことや、人生のことで 知りたいこと、悩んでいること お寄せいただいたご質問に、私の考えでお答えさせていただきます。 あくまでも、一つのものの見方、考え方の参考になれば幸せです。 さて、今日はどんな質問が届いてるでしょうか? ちょっと見てまいります。 お待ちください。 ペンネーム 、のんたん、女性からです 質問内容: 朝倉先生、こんにちは。 職場であった事です。朝倉先生のお考えを知りたくてご質問させてください。 ビジネスマナーの中の「多様性」についてです。 私は今生薬ではありますが製薬製造会社に勤めております。 我が社は新入社員教育時に、本社教育として様々な教育の中のひとつとして、ビジネスマナーの中で髪の色についても、色ナンバーを提示しながら教育を行っています。ここまで行うのは、主に営業職があるからだと理解しております。 その後、実際に勤務する各拠点で同じように、おさらいの意味でビジネスマナー教育はしています。(総務課教育担当者に確認) 今回2年前に入社された製造部20代前半女性が、5月連休明けから、突然金髪👱で出社しております。 総務課の教育担当者も認知しておりますが、「困ったものだ」で終わり、本人への注意には至りませんでした。 以前品質管理部所属の方は同様な状態の時は直属の上司がお話しされ、少し栗色気味になりました。 今なお金髪の製造部の方の上司は、「今は多様性の時代だから、そこまで言わなくても良いと思う。仕事は真面目で前向きによくやる子なのだから。製造部であり、社外の方との関わりがないところだし、髪色で仕事の仕方が変わるわけではない。あまり厳しすぎると働き手がいなくなるよ」という意見でした。 確かに、仕事を真面目に前向きに行っていれば、髪の色は問題ない!ということも理解できる部分ではありますが。 社規で決められてるものではなく、あくまでビジネスマナーとしての教育。という意見でしたが。 私は、古い考え方なのでしょうか?表舞台に立たない製造だから、多様性の時代だから、ビジネスマナーでの教育に沿わなくても良いという考えには同意できない自分がいます。 製造であろうと外部の方と接する部署であろうと会社の社員は同じだと考えます。 「多様性」の使い方も受け取り方も違うように思えるのです。 とは...