さて、本日は私が最近出会って心を揺さぶられた一冊を、Voicyリスナーの皆様にご紹介たいと思います。 一冊は私宛てのプレゼントとして、とある方から頂きましたが、誰からの紹介だったのか。 私もすでに予約をしておりまして、5月3日に手元に届いていました。 そこも含めて、この書籍、誰からご紹介いただいてすぐに購入したのかということが、今すぐに浮かばないんですが、非常に良い書籍に巡り合いました。 さて、その本のタイトルは何か? 『50歳からの「利他」という生き方』 著者は野口雄志さんです。 1953年東京都文京区にお生まれになられた方です。 この本のタイトルを初めて見た時、私はこの「利他」という言葉に当然目が行きました。 この大きく書かれた「利他」という言葉。 利他という言葉を初めて知ったのは、京セラの創業者である稲森和夫さんからお聞きしたメッセージでした。 皆様は「利他」と聞いたらどんなイメージをされますか? この書籍を一気に読ませていただきましたが、とても良い本だなと思って、今日はVoicyリスナーの皆様にお伝えさせていただきますね。 なんとなく「利他」と聞くと難しそうとか、崇高な生き方を求められているような気がするかもしれませんね。 私も最初はそうでした。 ですが、野口さんが語ってくださる利他は、実は他人のために自分を犠牲にすることではないんです。 ページをめくるたびに、私の中にあった利他のイメージがさらに優しく、温かく、そしてとても日常的なものへと変わっていきました。 その中で大きな気づきを得たのは、利他とは、誰かの幸せにちょっとだけ自分の力を添えること。 もっと言うならば、自分の幸せを誰かの幸せと重ね合わせて生きることなんだということがよくわかりました。 野口さんは、日本通運という日本を代表する企業で、長く情報システム部門を率いられてこられました。 海外勤務も経験され、まさに現場のプロとしてキャリアを積まれた方です。 ですが、そんな方が定年を迎えてから一番に考えたことが、何よりも「利他」だったということ。 これってすごく素敵なことだと思いませんか? 私は本当に素敵だなと思いました。 会社という肩書きや役割を外したとき、私にできることって何だろう。 会社ブランドがすごい。肩書き立派。 そんな中で、これから先、自分はこれからの人生で人のために何ができるんだ。 これか...
毎週水曜日は、リスナーの皆様からの質問にお答えするコーナーです。 仕事のことや、人生のことで 知りたいこと、悩んでいること お寄せいただいたご質問に、私の考えでお答えさせていただきます。 あくまでも、一つのものの見方、考え方の参考になれば幸せです。 さて、今日はどんな質問が届いてるでしょうか? ちょっと見てまいります。 お待ちください。 ペンネーム 、のんたん、女性からです 質問内容: 朝倉先生、こんにちは。 職場であった事です。朝倉先生のお考えを知りたくてご質問させてください。 ビジネスマナーの中の「多様性」についてです。 私は今生薬ではありますが製薬製造会社に勤めております。 我が社は新入社員教育時に、本社教育として様々な教育の中のひとつとして、ビジネスマナーの中で髪の色についても、色ナンバーを提示しながら教育を行っています。ここまで行うのは、主に営業職があるからだと理解しております。 その後、実際に勤務する各拠点で同じように、おさらいの意味でビジネスマナー教育はしています。(総務課教育担当者に確認) 今回2年前に入社された製造部20代前半女性が、5月連休明けから、突然金髪👱で出社しております。 総務課の教育担当者も認知しておりますが、「困ったものだ」で終わり、本人への注意には至りませんでした。 以前品質管理部所属の方は同様な状態の時は直属の上司がお話しされ、少し栗色気味になりました。 今なお金髪の製造部の方の上司は、「今は多様性の時代だから、そこまで言わなくても良いと思う。仕事は真面目で前向きによくやる子なのだから。製造部であり、社外の方との関わりがないところだし、髪色で仕事の仕方が変わるわけではない。あまり厳しすぎると働き手がいなくなるよ」という意見でした。 確かに、仕事を真面目に前向きに行っていれば、髪の色は問題ない!ということも理解できる部分ではありますが。 社規で決められてるものではなく、あくまでビジネスマナーとしての教育。という意見でしたが。 私は、古い考え方なのでしょうか?表舞台に立たない製造だから、多様性の時代だから、ビジネスマナーでの教育に沿わなくても良いという考えには同意できない自分がいます。 製造であろうと外部の方と接する部署であろうと会社の社員は同じだと考えます。 「多様性」の使い方も受け取り方も違うように思えるのです。 とは...