不登校のそうた君が打ち明けてくれたこと 中学2年生の息子さんが不登校になったと言うことで、ご相談にいらっしゃったお母さんがいました。前の年にご主人が亡くなり、今度は息子さんが不登校になったと言うことで、とても困られている様子でした。でも元々は明るくて優しいお子さんだったそうです。 そんなお子さんが学校にも行かず、家でも乱暴な言葉でお母さんを攻撃すると言う話を聞いて、それはきっと彼の寂しさの裏返しなんじゃないかなと思いました。 そんな息子のそうた君が、ある日曜日お母さんに連れられて私の事務所にやってきました。そうた君と2人だけで話すため、お母さんには先に帰ってもらいました。 「おはようございます。そうた君、どうぞ椅子におかけください。」 私がそう言うと、彼はどすんと腰を下ろし足を組んで腕組みをして、私に背を向けて座りました。 「あのな、お前になんか絶対何も喋らないからな!」 「俺は学校のセンコーにだってカウンセラーにだって、お前らと話すことなんかねえんだ!うるせえ...」 と言って何も話さなかった。 「お前にも何も話さねえからな!」と背を向けたまま、そうた君は言いました。彼は何に怒っていて、何にこんなに悲しんでるんだろう? とにかく彼の気持ちが知りたいと思いました。 行動や言葉は表面上のことですから、私はそれを問題視しません。私がいつも知りたいと思うのは、その人の心の奥底にある気持ちの部分です。人が行動するときには、必ずその裏に理由があります。その理由は、社会的に許されないようなことであったとしても、その人にとってはすごく重要な理由だったりするのです。 私はそうた君に 「いきなり知らない人のところに来て、話しなさいって言われても無理だよね。話したくなかったら話さなくていいからね!」と本当にそう思いながら言いました。 不思議なのですが、話して欲しいと思いながら話さなくていいと言った時と、本当に話さなくていいと思いながら言った時とでは、相手の反応は全く違います。人ってやっぱり目に見えない人の気持ちと言うものを、ちゃんと感じているんだなと思います。 彼は、しばらく黙っていました。せっかく来てくれたのに何も言わないのも苦痛だろうと思ったので、「朝ご飯食べてきた?何時に起きたの?」と彼に簡単な質問をしました。 「早い時間に起きた...」と彼はぶっきらぼうに答えてくれたので、
あまり マイナスの話はしたくない私ではありますが、これはどうしてもシェアしておきたいなと思う事柄がありました。Voicyリスナーの皆様にお伝えさせてください。 10時30分ラストオーダーのお寿司屋さんに入った時のことです。 時間は10時10分、夜の10時10分。 そのタイミングに、ほんの少しだけビールを飲んでおつまみを頼んで、そして少しだけお寿司食べたいなと思って入りました。 「ラストオーダー10時半ですがよろしいですか?」 「はい、大丈夫です」 カウンター席に座らせていただきました。そしてビールを1本頼んで、おつまみを取って、そしてお寿司を食べて、気持ちよく最後の1日を振り返りながら非常に一人時間を堪能してたタイミング。 そのタイミング、私はカウンター席にいたということもありまして、厨房の中にいらっしゃる板さんが片付けを始めました。ボックス席にはまだまだたくさんお客様がいらっしゃいました。そしてまた次から次へと海外のお客様が入って来られます。その度にお断りをされていました。 そんな中、板さんが片付けるお姿があまりにも衝撃的だったんです。本当にショーケースの中にあるネタを、きっとそのネタは明日のお寿司に使うネタです。そのお寿司のネタをバットの中にバサ!バサ!バサ!と、まるで物を捨てるようにバットの中に入れ、そして音をガチャガチャと鳴らしながら片付けをするその様。 その時私は最後の締めの巻物を食べてました。冷茶お願いしたところ「有料ですがいいですか?」って言われたので「はい、結構です」ということで、有料で冷茶を頼んで、そして最後の締めの巻物を食べてる時、食べ終わった後にその方が 「今度はゆっくり来てくださいね」 とおっしゃいました。 私はその時、食べ終わった後に一言だけ、本来言うべきことではなかったのかもしれませんが、どうしても気になったがゆえに、そこの胸元にあった名札を見ながら 「〇〇さん、最後の片付けがあまりにも乱暴でびっくりしました。〇〇社長、悲しまれます」って言って、そして席を立ち、21年間通っていたお店っていうこともあって、レジには昔馴染みのお姉さんがいらっしゃったがゆえに 「最後の後片付けがあまりにも乱暴すぎて残念でした」 ていうことは、言葉に出させていただきました。 その店ができる前から知っていて、その店ができてからも社員と共に何回も行き、たくさんのエピ