違いを繋ぐと力になる、バラバラであることの素敵な不思議 ぼくラはばラばラ 作 岡林ちひろ、絵 村田善子、監修 廣瀬俊朗 森で2羽の小鳥が飛び回っていました。 この木の実、誰か運んでくれないかしら。 この木の実、行きたいところがあるらしいんだ。 すると、キツネが来て言いました。 足の早い僕が運ぼうか ぜひお願いよ、こっちこっち 小鳥たちが示す方へ走っていくと、道の先がやぶに覆われていました。 困ったな、とても進めないや... するとネズミが来て言いました。 小さな私が運ぼうか ありがとう、頼んだよ キツネは木の実を渡しました。 ネズミが藪の隙間を通り抜け走っていくと 道の先を岩がゴロゴロ塞いでいました。 困ったわ、とても進めない... すると象とカバとゴリラが来て言いました。 力持ちの僕らが変わろうか? それじゃあ頼む! ねずみは木の実を渡しました。 一番大きな岩を象が押し その像をカバが押し 左右の岩をゴリラが押しのけて、どうにか進むと 道の先が崖になっていました。 困ったぞ、これじゃあ、とても進めないや... するとカンガルーが来て言いました。 キックの上手な僕が変わろうか? 頼んだよ! 3匹は木の実を渡しました。 おーいくまくん、こいつを頼むよ! カンガルーが木の実を、ポーンと切りました。 いいとも!大きな僕らが受け取るよ! クマが手を伸ばして木の実を受け取り、進んでいくと川が溢れていました。 困ったなあ、これじゃあ川を渡れない... すると亀が来て言いました。 のんびり屋の私が、水が引くのを待ちましょうか。 頼むよ! クマたちは、木の実を渡しました。 3日後、水が引いて亀が小川を渡ると、道が洞窟へと続いていました。 困ったわ、中が暗くてとても進めない... するとコウモリが来て言いました。 暗闇に慣れている僕が運ぼうか? 頼みます。 亀は木の実を渡しました。 コウモリが進んでいくと、洞窟の外はよく晴れたいいお天気。 わー眩しい! コウモリは思わず木の実を落としてしまいました。 コロコロ、ポチャン... どうしよう、池に落ちちゃった。 ブクブクブクブクブクブクブクブク、 ザッパーン 池からワニが出てきて言いました。 水も陸も進める僕が運ぼうか? よかった、頼んだよ! コウモリは木の実をワニに任せました。 ワニが進んでいくと、小さな丘の上で、小鳥たちがさえずり
あまり マイナスの話はしたくない私ではありますが、これはどうしてもシェアしておきたいなと思う事柄がありました。Voicyリスナーの皆様にお伝えさせてください。 10時30分ラストオーダーのお寿司屋さんに入った時のことです。 時間は10時10分、夜の10時10分。 そのタイミングに、ほんの少しだけビールを飲んでおつまみを頼んで、そして少しだけお寿司食べたいなと思って入りました。 「ラストオーダー10時半ですがよろしいですか?」 「はい、大丈夫です」 カウンター席に座らせていただきました。そしてビールを1本頼んで、おつまみを取って、そしてお寿司を食べて、気持ちよく最後の1日を振り返りながら非常に一人時間を堪能してたタイミング。 そのタイミング、私はカウンター席にいたということもありまして、厨房の中にいらっしゃる板さんが片付けを始めました。ボックス席にはまだまだたくさんお客様がいらっしゃいました。そしてまた次から次へと海外のお客様が入って来られます。その度にお断りをされていました。 そんな中、板さんが片付けるお姿があまりにも衝撃的だったんです。本当にショーケースの中にあるネタを、きっとそのネタは明日のお寿司に使うネタです。そのお寿司のネタをバットの中にバサ!バサ!バサ!と、まるで物を捨てるようにバットの中に入れ、そして音をガチャガチャと鳴らしながら片付けをするその様。 その時私は最後の締めの巻物を食べてました。冷茶お願いしたところ「有料ですがいいですか?」って言われたので「はい、結構です」ということで、有料で冷茶を頼んで、そして最後の締めの巻物を食べてる時、食べ終わった後にその方が 「今度はゆっくり来てくださいね」 とおっしゃいました。 私はその時、食べ終わった後に一言だけ、本来言うべきことではなかったのかもしれませんが、どうしても気になったがゆえに、そこの胸元にあった名札を見ながら 「〇〇さん、最後の片付けがあまりにも乱暴でびっくりしました。〇〇社長、悲しまれます」って言って、そして席を立ち、21年間通っていたお店っていうこともあって、レジには昔馴染みのお姉さんがいらっしゃったがゆえに 「最後の後片付けがあまりにも乱暴すぎて残念でした」 ていうことは、言葉に出させていただきました。 その店ができる前から知っていて、その店ができてからも社員と共に何回も行き、たくさんのエピ