本日は、以前からずっと語ろうと思ってタイトルだけ下書きに入れていたテーマでお話をさせていただきます。 テーマは「能力はお金で買えても、人柄はお金では買えない」 このテーマでお話しさせていただきますね。 Voicyリスナーの皆さん、今日は「能力はお金で買うことがても、その人の人柄、人間性はお金では買えない」というテーマでお話をさせていただきます。 まず、なぜこのテーマを選ぼうと思ったのか、そこからお話しさせていただきますね。 正直申し上げて、現代は能力を身につけるための選択肢が、もう本当に無限に広がってる時代です。 お金を払えば、高度な教育を受けることもできます。 最新の技術を学ぶこともできます。 スキルを身につけることも十分可能です。 さらにプロフェッショナルな人を採用し、自分に足りない部分を補っていただくことも可能です。 つまり何を言いたいかというと、能力は努力と資本があればある程度手に入れることは可能なんです。 ですが、人柄、人間性は違います。 人柄というのは、その人がこれまでの人生の中で培ってきた価値観や姿勢、態度、人格そのものを表します。 それはどれだけお金を払っても簡単に得られるものではないんです。 私はこれまで20万人の人たちとお会いしてきました。 たくさんの方々と巡り会い、一緒に仕事をさせていただきながら、これまでの63年間の人生を過ごしてまいりました。 その中で気づいたのは、成功してる人、本当の意味で人から信頼されて成功を手にしてる人の共通点なんですね。 それは、 能力があるから成功してるのではなく、最終的には人柄、人間性が素晴らしいからこそ成功しているということです。 70代、80代になっても、同僚や部下や後輩や、学生時代の友人から慕われ、尊敬され、大切に扱われてる人の共通点は、やはり人柄、人間性。 その人柄がら人間性がある人に能力がプラスされるがゆえに、結果的には、最終的に周りの人も慕い、いつしか寂しい人生ではなく、豊かな人生を歩んでるんだなということを感じさせていただきます。 なぜなら、人生の大先輩の生き様、生き方を通して、それをこれまでの人生の中で私自身が学ばせていただいてるからなんですね。 どんなに高い能力を持っていたとしても、その人の人柄が信頼にかけてるようであれば、人はついてはいけません。 肩書きで人を動かしたり、その肩書きを通して人に...
毎週水曜日は、リスナーの皆様からの質問にお答えするコーナーです。 仕事のことや、人生のことで 知りたいこと、悩んでいること お寄せいただいたご質問に、私の考えでお答えさせていただきます。 あくまでも、一つのものの見方、考え方の参考になれば幸せです。 さて、今日はどんな質問が届いてるでしょうか? ちょっと見てまいります。 お待ちください。 ペンネーム 、のんたん、女性からです 質問内容: 朝倉先生、こんにちは。 職場であった事です。朝倉先生のお考えを知りたくてご質問させてください。 ビジネスマナーの中の「多様性」についてです。 私は今生薬ではありますが製薬製造会社に勤めております。 我が社は新入社員教育時に、本社教育として様々な教育の中のひとつとして、ビジネスマナーの中で髪の色についても、色ナンバーを提示しながら教育を行っています。ここまで行うのは、主に営業職があるからだと理解しております。 その後、実際に勤務する各拠点で同じように、おさらいの意味でビジネスマナー教育はしています。(総務課教育担当者に確認) 今回2年前に入社された製造部20代前半女性が、5月連休明けから、突然金髪👱で出社しております。 総務課の教育担当者も認知しておりますが、「困ったものだ」で終わり、本人への注意には至りませんでした。 以前品質管理部所属の方は同様な状態の時は直属の上司がお話しされ、少し栗色気味になりました。 今なお金髪の製造部の方の上司は、「今は多様性の時代だから、そこまで言わなくても良いと思う。仕事は真面目で前向きによくやる子なのだから。製造部であり、社外の方との関わりがないところだし、髪色で仕事の仕方が変わるわけではない。あまり厳しすぎると働き手がいなくなるよ」という意見でした。 確かに、仕事を真面目に前向きに行っていれば、髪の色は問題ない!ということも理解できる部分ではありますが。 社規で決められてるものではなく、あくまでビジネスマナーとしての教育。という意見でしたが。 私は、古い考え方なのでしょうか?表舞台に立たない製造だから、多様性の時代だから、ビジネスマナーでの教育に沿わなくても良いという考えには同意できない自分がいます。 製造であろうと外部の方と接する部署であろうと会社の社員は同じだと考えます。 「多様性」の使い方も受け取り方も違うように思えるのです。 とは...