私はありがたいことに、タクシードライバーの方にまつわるエピソードが、いくつか自分の中にあるんですが、今日は先日、羽田空港から乗せて頂いた運転さんのことを、ちょっとだけお話しできればなと思います。 羽田空港に着いて、そしてタクシーで品川駅まで行こうと思って、鞄を持って出張バッグを持って歩いていたところ、ドライバーさんが外まで出てきてくださっていて、そして黙礼をして、私のバッグを載せてくださいました。 そして座った瞬間に「あれっ?」って、以前にも乗せてもらったことがあるなって言うことで、 「運転さん、私以前にもお世話になったことがあると思います。」って言ったら 「えっ!以前もですか?何でですか?」って言われたので 「はい」椅子に座った瞬間の右側に、 「今日梨が置いておりますが、前回りんごでした!」って言ったら、ものすごい笑われて「私に違いありません!」 タクシーの中に果物の梨を2つ、プラスチックの容器に入れて、果物屋さんのあのプラスチックですよ。そこに入れて梨が2つあったんですね。で、前回はりんごだったんですよ。おそらくですね、臭い消しに使ってるのか、やっぱり本当にこう果物の香りをね、車内の中に届けようとするサービス精神なのか、もうそれですごく印象に残ってて 「運転さん、私、2度目です」って言う話をしたら 「何でですか?」 「いや、この梨が置いてあります。前回りんごでした。」って言う話をしたら 「私です!」って言う話をされてまして、なかなかこう言う運転さんはいないからって言うお話だったんですね。 「いやーすごいです。2回も乗せてもらいまして!」って言った瞬間、運転手さん、何とおっしゃったか? 「赤い糸ですね!」とおっしゃったんです。 まあこの運転手さん素晴らしい!瞬時に「赤い糸で結ばれてますね!」そう言う風に言えるこのね、このポンと出てくる素晴らしいなと思いました。個人タクシーのドライバーさんでしたが、いやー!この方は、また載せてもらいたいなと思います。 私、タクシードライバーの方に、運良く何回もお会いした、時間帯も違う場所も違うんですよ。ところが同じ方に何回も会うって言う確率が、めちゃくちゃ高いんですよ。 でもそれは全く知らなかったんですが、運転さんが 「あの〜お客さん気持ち悪がらないでくださいね...」って 「えっ?」 「僕お客様お乗せするの、3回目なん...
毎週水曜日は、リスナーの皆様からの質問にお答えするコーナーです。 仕事のことや、人生のことで 知りたいこと、悩んでいること お寄せいただいたご質問に、私の考えでお答えさせていただきます。 あくまでも、一つのものの見方、考え方の参考になれば幸せです。 さて、今日はどんな質問が届いてるでしょうか? ちょっと見てまいります。 お待ちください。 ペンネーム 、のんたん、女性からです 質問内容: 朝倉先生、こんにちは。 職場であった事です。朝倉先生のお考えを知りたくてご質問させてください。 ビジネスマナーの中の「多様性」についてです。 私は今生薬ではありますが製薬製造会社に勤めております。 我が社は新入社員教育時に、本社教育として様々な教育の中のひとつとして、ビジネスマナーの中で髪の色についても、色ナンバーを提示しながら教育を行っています。ここまで行うのは、主に営業職があるからだと理解しております。 その後、実際に勤務する各拠点で同じように、おさらいの意味でビジネスマナー教育はしています。(総務課教育担当者に確認) 今回2年前に入社された製造部20代前半女性が、5月連休明けから、突然金髪👱で出社しております。 総務課の教育担当者も認知しておりますが、「困ったものだ」で終わり、本人への注意には至りませんでした。 以前品質管理部所属の方は同様な状態の時は直属の上司がお話しされ、少し栗色気味になりました。 今なお金髪の製造部の方の上司は、「今は多様性の時代だから、そこまで言わなくても良いと思う。仕事は真面目で前向きによくやる子なのだから。製造部であり、社外の方との関わりがないところだし、髪色で仕事の仕方が変わるわけではない。あまり厳しすぎると働き手がいなくなるよ」という意見でした。 確かに、仕事を真面目に前向きに行っていれば、髪の色は問題ない!ということも理解できる部分ではありますが。 社規で決められてるものではなく、あくまでビジネスマナーとしての教育。という意見でしたが。 私は、古い考え方なのでしょうか?表舞台に立たない製造だから、多様性の時代だから、ビジネスマナーでの教育に沿わなくても良いという考えには同意できない自分がいます。 製造であろうと外部の方と接する部署であろうと会社の社員は同じだと考えます。 「多様性」の使い方も受け取り方も違うように思えるのです。 とは...