ペンネーム:マツイタクトさんからです。20代男性です。 部下に対し、責め心なく厳しい基準を設定し、馴れ合いなく優しく接するための秘訣を教えてください。 いつも素敵なメッセージをありがとうございます。毎日深い学びと気付きを頂いています。 この質問は部下との付き合い方に関する、私の課題に関するものです。 私は部下に任せた仕事の報告を受ける時、期待していた成果の少し低いところで妥協してしまって、後から「なぜあそこで基準を緩めてしまったのか...」と後悔することがあります。以前の私は、基準を厳しくし過ぎ「なぜ出来ないのか!と部下に責め心満載で接していて、トラブルとなったことがありました。 その時の自分を反省し、朝倉先生や鴨頭さんのVoicyで学ぶことで、責め心をなくす努力をしています。そのおかげで、責め心は少しずつ減ってきたのですが、一方で部下に対し責め心なく厳しい基準を設定し、馴れ合いなく優しく接することの難しさを痛感しています。 朝倉先生は、部下に対しどのように厳しく愛を持って向き合っておられますか? 朝倉先生の日々の心がけや、お考えなどを教えてください。 はい!マツイタクトさん素敵なコメント、素敵な質問ありがとうございます。 いいですね! 部下に対して責め心なく厳しい基準を設定し、馴れ合いなく優しく接する。 このための秘訣! これは本当に悩んだ人じゃなければ、こんな質問は出てきません。20代でありながらこのような質問をされる事っていうのは、部下との関係性で本当に悩まれ、そしてある意味、こんな話があるのを今からお話しさせていただきますね。 以前Voicyでもお話をさせて頂いたことがあるんですが、 ハリネズミの法則 っていう言葉があるんです。 2匹のハリネズミが、寒い冬に互いに近づきすぎたら針が当たって刺さる、痛い。 ところが、離れすぎるとなかなか温もりを感じないで、やはり針は刺さらないんですけども温まらない。 そうこうしてるうちに、ちょうどいい距離感を見つけましたってお話があるんです。 まさにこれこそが、部下と上司との関係性を物語ってるんですね。近づきすぎて、踏み込みすぎて、傷ついて、血が出て、痛い思いをし、かと言って距離を置きすぎて、関係性が深まらなくて、水臭い関係になり、そうこうしてるうちに、ちょうどいい関係を身につけた。 これは本当に悩んで苦しんだ上司...
毎週水曜日は、リスナーの皆様からの質問にお答えするコーナーです。 仕事のことや、人生のことで 知りたいこと、悩んでいること お寄せいただいたご質問に、私の考えでお答えさせていただきます。 あくまでも、一つのものの見方、考え方の参考になれば幸せです。 さて、今日はどんな質問が届いてるでしょうか? ちょっと見てまいります。 お待ちください。 ペンネーム 、のんたん、女性からです 質問内容: 朝倉先生、こんにちは。 職場であった事です。朝倉先生のお考えを知りたくてご質問させてください。 ビジネスマナーの中の「多様性」についてです。 私は今生薬ではありますが製薬製造会社に勤めております。 我が社は新入社員教育時に、本社教育として様々な教育の中のひとつとして、ビジネスマナーの中で髪の色についても、色ナンバーを提示しながら教育を行っています。ここまで行うのは、主に営業職があるからだと理解しております。 その後、実際に勤務する各拠点で同じように、おさらいの意味でビジネスマナー教育はしています。(総務課教育担当者に確認) 今回2年前に入社された製造部20代前半女性が、5月連休明けから、突然金髪👱で出社しております。 総務課の教育担当者も認知しておりますが、「困ったものだ」で終わり、本人への注意には至りませんでした。 以前品質管理部所属の方は同様な状態の時は直属の上司がお話しされ、少し栗色気味になりました。 今なお金髪の製造部の方の上司は、「今は多様性の時代だから、そこまで言わなくても良いと思う。仕事は真面目で前向きによくやる子なのだから。製造部であり、社外の方との関わりがないところだし、髪色で仕事の仕方が変わるわけではない。あまり厳しすぎると働き手がいなくなるよ」という意見でした。 確かに、仕事を真面目に前向きに行っていれば、髪の色は問題ない!ということも理解できる部分ではありますが。 社規で決められてるものではなく、あくまでビジネスマナーとしての教育。という意見でしたが。 私は、古い考え方なのでしょうか?表舞台に立たない製造だから、多様性の時代だから、ビジネスマナーでの教育に沿わなくても良いという考えには同意できない自分がいます。 製造であろうと外部の方と接する部署であろうと会社の社員は同じだと考えます。 「多様性」の使い方も受け取り方も違うように思えるのです。 とは...