たった一度の人生、やりたいことは全部やろう! 最後までお付き合いくださりありがとうございます。 本書は、僕が27歳でコンサルタント会社を起業してから25年間、自らも実践しクライアントやコンサルタントの仲間たちに伝えてきた、お金や会計の知恵を経営に携わる人や、これから企業にチャレンジする人、その人を支援する人に向けて分かりやすく噛み砕いてまとめたものです。 僕が20代から30代にかけて最も影響を受けた方に、東京ディズニーランドの創業プロデュースなど数々の偉業を遂げた 堀貞一郎 先生がいます。 当時70代だった彼は、生前20歳以上年の離れた友達を持てと教えてくれました。30代の頃はあまりピンときませんでしたが、50歳を超えた今その大切さを肌身に感じています。 世代の違う人から学べることは多い。そして自分が経験を通して得た知恵を後世に伝えたい。堀先生はそれを実感したからこそ、そう教えてくれたのだと思います。そして気がつけば僕の娘も大学生になり、どんな社会人になるかを考える年になりました。この機会に最も身近な存在である娘にお金や会計の知恵を伝授し、そのプロセスがそのまま同世代の若い人たちをはじめ、多くの人たちが起業や経営を考える上でお役に立てば嬉しいと思い本書を執筆しました。 本書は娘に個別授業を行った対話をもとに、創作を加えて読みやすく構成しています。 逆に言えば、本書の企画が実現したおかげで、最高のタイミングで愛する娘に大切なことを直接伝えることができました。その意味でも、本書を読んでくださった皆さんにお礼を申し上げます。本書を通して僕が一番伝えたかったこと、それは「たった一度の人生、やりたいことは全部やろう!」です。やりたいことや理想、ビジョンを実現する上でお金は必要です。お金の流れがずっと続くことで、やりたいことを続けることができます。僕はそれを多くの人たちと共有したくって、キャッシュフローコーチと言う新たな職業を作り、全国に仲間を作りました。 将来、本書を読まれた皆さんの中から、新たにキャッシュフローコーチが誕生して、経営者を支援する同志になれたら幸せです。最後に本書が皆さんのビジョンの実現の一助になることを願っています。 2023年10月 和仁達也 早いもので和仁達也さんとの出会いから、あっと言う間に21年の歳月が流れました。 今からちょうど20年前、私が女
あまり マイナスの話はしたくない私ではありますが、これはどうしてもシェアしておきたいなと思う事柄がありました。Voicyリスナーの皆様にお伝えさせてください。 10時30分ラストオーダーのお寿司屋さんに入った時のことです。 時間は10時10分、夜の10時10分。 そのタイミングに、ほんの少しだけビールを飲んでおつまみを頼んで、そして少しだけお寿司食べたいなと思って入りました。 「ラストオーダー10時半ですがよろしいですか?」 「はい、大丈夫です」 カウンター席に座らせていただきました。そしてビールを1本頼んで、おつまみを取って、そしてお寿司を食べて、気持ちよく最後の1日を振り返りながら非常に一人時間を堪能してたタイミング。 そのタイミング、私はカウンター席にいたということもありまして、厨房の中にいらっしゃる板さんが片付けを始めました。ボックス席にはまだまだたくさんお客様がいらっしゃいました。そしてまた次から次へと海外のお客様が入って来られます。その度にお断りをされていました。 そんな中、板さんが片付けるお姿があまりにも衝撃的だったんです。本当にショーケースの中にあるネタを、きっとそのネタは明日のお寿司に使うネタです。そのお寿司のネタをバットの中にバサ!バサ!バサ!と、まるで物を捨てるようにバットの中に入れ、そして音をガチャガチャと鳴らしながら片付けをするその様。 その時私は最後の締めの巻物を食べてました。冷茶お願いしたところ「有料ですがいいですか?」って言われたので「はい、結構です」ということで、有料で冷茶を頼んで、そして最後の締めの巻物を食べてる時、食べ終わった後にその方が 「今度はゆっくり来てくださいね」 とおっしゃいました。 私はその時、食べ終わった後に一言だけ、本来言うべきことではなかったのかもしれませんが、どうしても気になったがゆえに、そこの胸元にあった名札を見ながら 「〇〇さん、最後の片付けがあまりにも乱暴でびっくりしました。〇〇社長、悲しまれます」って言って、そして席を立ち、21年間通っていたお店っていうこともあって、レジには昔馴染みのお姉さんがいらっしゃったがゆえに 「最後の後片付けがあまりにも乱暴すぎて残念でした」 ていうことは、言葉に出させていただきました。 その店ができる前から知っていて、その店ができてからも社員と共に何回も行き、たくさんのエピ