聞き上手 「話し上手は聞き上手」ということわざがあります。 これは、話の上手な人ほど相手の話もよく聞いているという意味です。 しかし、特に自分の話に夢中になり、相手の話を聞くことがおざなりになることがあるのではないでしょうか。 また、話すの途中で口を挟むとか、話題を横取りするとか、話の主導権を奪っていることさえあります。これではコミュニケーションが上手に図れません。 聞く時に注意すべき点は 1.話に先入観を持たない 2.聞くことを面倒がらない 3.相手を嫌がる心を持たないことなどが挙げられます。 つまり、素直な心で話をそのままに聞くことが大切なのです。 話し上手な人とは相手の話をしっかり受け止め、的確な応答ができる人のことです。 例えば、笑顔を絶やさずうなずくことで相手が話しやすくなり、適度に相槌を打つことは、話しにリズムをもたらします。 職場でも家庭でも聞き上手を目指したいものです。 今日の心がけ 相手の話をよく聞きましょう。 本日のメッセージは、 一般社団法人倫理研究所 「職場の教養」から、まず11月4日金曜日の日付で「聞き上手」というテーマでのお話をさせて頂きました。 続いてもう一つ共有させて頂きますね。 チャプター を分けてお届けさせて頂きます。 学びの姿勢 先日、ある企業が男女別に、10代から60代までの各世代100名、計1200名を対象に、倫理観について調査を行いました。 これは「父母を敬うこと」「他者を尊重すること」など、倫理観に関する30以上の項目の中で、どれに共感できるかを調査したものです。 結果を見ると、60代以上の女性の共感度が、多くの項目で高い傾向にありましたが、若い世代にも同じように共感度が高い項目もいくつか見られました。 倫理観を養うためには、人生の中で多くの経験を積むことが重要でしょう。しかし、若い世代の人の行動や言動からも、重要な倫理観が身についていることを感じ、学べることもあります。 職場でも、経験からしか得られないものがある一方で、経験が少ないからこそ、枠にとらわれない考え方があり、若い人から得られるものも多くあります。 仕事をしていく中で、日々多くの人と接する機会があると思います。その際は、相手の年齢に関係なく、誰からも学ぶ姿勢を大切にしていきたいものです。 今日の心がけ あらゆる世代から学びましょう。 ...
毎週水曜日は、リスナーの皆様からの質問にお答えするコーナーです。 仕事のことや、人生のことで 知りたいこと、悩んでいること お寄せいただいたご質問に、私の考えでお答えさせていただきます。 あくまでも、一つのものの見方、考え方の参考になれば幸せです。 さて、今日はどんな質問が届いてるでしょうか? ちょっと見てまいります。 お待ちください。 ペンネーム 、のんたん、女性からです 質問内容: 朝倉先生、こんにちは。 職場であった事です。朝倉先生のお考えを知りたくてご質問させてください。 ビジネスマナーの中の「多様性」についてです。 私は今生薬ではありますが製薬製造会社に勤めております。 我が社は新入社員教育時に、本社教育として様々な教育の中のひとつとして、ビジネスマナーの中で髪の色についても、色ナンバーを提示しながら教育を行っています。ここまで行うのは、主に営業職があるからだと理解しております。 その後、実際に勤務する各拠点で同じように、おさらいの意味でビジネスマナー教育はしています。(総務課教育担当者に確認) 今回2年前に入社された製造部20代前半女性が、5月連休明けから、突然金髪👱で出社しております。 総務課の教育担当者も認知しておりますが、「困ったものだ」で終わり、本人への注意には至りませんでした。 以前品質管理部所属の方は同様な状態の時は直属の上司がお話しされ、少し栗色気味になりました。 今なお金髪の製造部の方の上司は、「今は多様性の時代だから、そこまで言わなくても良いと思う。仕事は真面目で前向きによくやる子なのだから。製造部であり、社外の方との関わりがないところだし、髪色で仕事の仕方が変わるわけではない。あまり厳しすぎると働き手がいなくなるよ」という意見でした。 確かに、仕事を真面目に前向きに行っていれば、髪の色は問題ない!ということも理解できる部分ではありますが。 社規で決められてるものではなく、あくまでビジネスマナーとしての教育。という意見でしたが。 私は、古い考え方なのでしょうか?表舞台に立たない製造だから、多様性の時代だから、ビジネスマナーでの教育に沿わなくても良いという考えには同意できない自分がいます。 製造であろうと外部の方と接する部署であろうと会社の社員は同じだと考えます。 「多様性」の使い方も受け取り方も違うように思えるのです。 とは...