話し方で人間関係は大きく変わる
この中で2つに分けてお話をさせて頂きます。
1つ目、話し方ひとつで人生は大きく変わる
2つ目、人は言葉によって動かされる
まず1つ目の「話し方ひとつで人生は大きく変わる」
ここは3点でお話をさせてください。
まず1つ目は「正論を主張すると運命が悪くなる」
この言葉は実はメンターである見山敏先生からお聞きした言葉です。
「正論」正しいからこそ、相手はもちろん否定もできないですし、それ以上弁解もできない。だけど、相手を結果的に追い込むことになるわけですよね。
正しいからと言って、やっぱり逃げ場をなくしてしまうと、相手はそれ以上何も言えなくなって、ある意味残るのは不満とそしてもしかしたら、憎しみに似たような感情がその相手には芽生えるのかもしれませんね。
「それをやることによって、どんなメリットがあるんですか?」って
「それをやることによって、お客様に迷惑かけるんではないですか?」
「そんなことやったらお客様、怒り出しますよ!」
事実はそうかも分かりませんが、それを行うことによってどんなメリットがあるのか。お客様がなぜ怒り出すのかって言うことも含めて、言い方・言い回し一つで相手の感情は変わると思うんですね。
正論だからこそ、相手は納得せざるを得ない。だけど納得をする前に説得させられたとか、無理やり押し付けられたとか、逃げ場を失ったことで、首を縦に振らざるを得なかったとなると、縦に首を振ったとしても、きっと心には不安も不満も残ると思うんですね。
だからこそ、正論の主張のあり方は、やはり考えてお話はしなくてはならないんではないかなと言うことを、私はここは特に声を大にして伝えたいメッセージなんです。
2つ目の「心の中の本音をどう表現するか」
ここも実はとっても大事で、人間はいろんな感情が芽生えます。
心の中に様々な、やっぱり心の声って言うのがあると思うんですね。
ですがその心の声、自分の本音、本心の伝え方を間違えてしまったら、やはり相手がドン引きしたり、相手が傷ついたり、そしてもう二度とこの人とは話したくないって言うような感情になる可能性もあるわけですね。
だからこそ、心の声の出し方、表現のあり方も、とても大切ではないかなと思うんです。
3つ目の「言い方一つで相手の感情が決まる」
ここは、心の中の本音をどう表現するかによって、伝え方のあり方を変えることによって、相手に届く声も変わってきます。
何かを主張する時、何か依頼事をする時どのように頼めばいいのか
「トップセールスレディー育成塾」塾生たちにも研修の中で
「クッション言葉は魔法の言葉です!」
「クッション言葉+切り返し質問話法」と言うことをお伝えしておりますが、頭でわかるとできるは違います。知ってることと出来ることも一致しない。だからこそ鍛錬、修練、訓練が大事なんですね。
今回「話し方で人間関係は大きく変わる」のテーマを2つで分けたもう一つ目は
「人は言葉によって動かされる」
ここも3つ書きました。
1つ目は「話し方で得をする人と話し方で損をする人がいる」と言うこと
2つ目は「尋問と質問の違い」
三つ目は「寄り添う質問かそうでないか」
アドバイスを自分の主張を通そうとするのではなく、いかに相手の心に寄り添うことができるのか。ここも改めて大事ではないかなと思ったんです。
決めつけない、言い方一つで相手の行動が変わります。
言葉の使い方一つで人の心が変わります。
人の話を奪っていませんか?
マウントを取ってる人がいかに人から嫌われるか。人が話してる最中に気がついたら、その人の話を奪い取ってマウントを取って、最後は自分の話で終わる。
相手は言葉には出さないですが、やはり話を最後まで聞くことをせず、自分が主役になって話を展開する人は、言わないけども好かれません。
自分を語りたい人、これもやっぱり損をしてますよね。
自分を語りたい!
その時は「自分を語っていいですか?」「自慢していいですか?」「今日気づいたことを是非とも聞いてもらえませんか?」って言って、自分が喋りたい、語りたい、自分を褒めてもらいたいと言うことをきちっと相手に伝えた上で、話をしていっても全く問題はないと思うんですね。
ところが、人の話を聞きながら、自分が次に自分の順番で何を話そうかなって言うことを考えてる人は、まず人の話は聞けません。そして聞いてないからこそ、ある意味辻褄の合わない、関連性のない話に展開が進んでいきます。
そんな人はモテません。
やはりモテる人は、話を遮らない最後まで聞く力を持ってます。人は人の話を聞いてくれる人を好きになるんです。これは仕事でもプライベートでも恋愛でも全く同じです。
聞くから、ここものすごく大事なんですね。
そして自分が相手の話をどのような姿勢、態度で聞いているか。共感する時のメッセージ、うなずき、相槌をきちっとできてるかどうか。
自分の頭の良さをアピールして、ある意味人の話をまとめたり、要約したり、自分が話の腰を折ったりって言うことってしておりませんか?って言うことも、改めて振り返ってみたいなと思います。
広げる質問
相手のお話に共感し、そして相手がもっと話がしたくなるような、そんな話し方を展開できたらいいなと思いました。
井上敬一先生がなぜモテたのか?
なぜ井上先生が究極のモテ力を身につけられたのか?
それは話を聞く姿勢であったり、話の展開のあり方であったり、自分がマウントを取らずに相手の話を最後まできちっと聞けること、そしてどう言う言葉で相槌、うなずいてるのか。ここを是非とも、一人でも多くの方々に身につけていただければなと思います。