第12回 感謝
こんにちは!
株式会社新規開拓 朝倉千恵子です。
今年は高井先生のこのブログで月に一度、連載で書かせていただき、
大変お世話になりました。
早いものでこれが最後の投稿となります。
連載を書かせていただきありがとうございました。
12月といえば、「師走」。
師走の由来には様々な説がありますが、
その中にも、「師が走り回るほど忙しいから」というものがあります。
忙しく走り回る師、というと
私はやはり真っ先に高井先生のお顔が浮かびます。
高井先生とご縁を頂いて、14年。
先生は実際に走っているわけではありませんが、
常に頭を高速回転させていらっしゃり、パワフルに働いています。
とにかく1分1秒を無駄にしません。
この高井先生のブログでも書かせていただきましたが
砂漠のラクダの上では、
二台の携帯電話を使って日本にいるスタッフの方々に指示を出し、
面談の途中でも、思いついたことやひらめきがあると
すぐにテープレコーダに録音します。
先生の仕事の速さを語るエピソードは尽きません。
また、ずっと以前に話したことを覚えていてくださり、
「○○の件について」
と、突然秘書の方からメールが代理で届いたりすることもあります。
我が社の営業について率直に物申すだけでなく、
どうすれば結果成果につながるか、顧客満足につながるか、
ということへの具体的なアドバイスや意見を下さるのです。
顔を合わせていないときでも、
私たちのことを真摯に考えてくださっているのだと実感し
とてもありがたく感じています。
高井先生からのアドバイスは、
私たちのことを考えてくださっているからこそ、
耳が痛いものもあります。
でしゃばるな、聞きなさい!!
自分が自分がではなく、
お陰様での謙虚さを持ちなさい!!
無用の用を勉強しなさい!
経営者は年に数回は海外に行き、
見聞を広げ刺激をもらいなさい!
などなど・・・
時にはお叱り覚悟で、
高井先生に失礼なことを言ったこともあります。
父と同じ年の先生に物申すことは
とっても非礼なことかもしれませんが、
どうしても「ここは違う!」と譲れない部分に関しては、
高井先生にも生意気ながらご意見させていただいたこともございます。
高井先生はそれでも私の手を離さず、
それまでと変わらぬ温かい目で
14年間見守り続けてくださっています。
厳しさと同じくらい、いやそれ以上に
いつも気にかけてくださる高井先生の優しさに、
今だからこそ気づけることもたくさんあります。
「オタクの社員は無能」
と言われた初年度。
それから、
先生の書籍の原稿に対して意見を求めてくださったり、
定期発行されている通信で私のことを紹介してくださったり、
記念イベントでの司会を任せていただいたり、
と数々のチャンスを頂き、
少しずつ高井先生が認めてくださっていることが実感でき
何よりも嬉しかったです。
実は私の両親が初めて東京に来た時には、
両親と共に高井先生にご挨拶をさせていただきました。
当時、高井先生は体調を崩されており、
私の両親も高井先生の健康状態をとても心配していました。
その時、「なにがなんでも高井先生の病気を治す!」と心に誓い、
私は素人ながら気功を勉強しました。
初めての気功治療をさせていただいたとき、
高井先生がぽつりと、
「気のせいか、効いている気がする・・・」
と仰いました。
その後、本当に有難いことに
高井先生の状況はどんどん良くなりました。
以前と同じように携帯電話を使えるようになった時には
心の底から泣けてきました。
もちろん私は専門家ではない為、
臨床データがあるわけでもありません。
もしかすると私の気功治療以外の治療が
効果を発揮したのかもしれません。
しかしながら、私は「気の成果」だと確信しております。
思いの強さなら誰にも負けないと自負しております。
高井先生のご回復された姿を見て、
私の強い思いが通じたような、叶ったような気がして
とても嬉しくなりました。
様々なお話や経験、また普段の姿勢などから
高井先生にはいつもたくさんのことを教えていただいています。
その学びをいかに生かすか、
これからが本当の意味での勝負であると思っています。
年の瀬を迎え1年を振り返ってみますと、
今年は、私自身にも大きな変化があった1年でした。
起業してから今まで、
前だけを向いて、ただひたすらに走ってきました。
決めたことは絶対にやる!
誰がなんと言おうと前に進める!
その思いで、全ての決断を押し進めてきました。
「あぁ、また社長走っているな」
「言ったら絶対に社長はやるからな・・・」
と、社員も半ば呆れていたかもしれません。
やらない後悔よりやった経験。
迷ったら困難な道を選べ。
向き不向きより前向き。
その信条の元、常に挑戦をし続け、
アクセル全開で走ってきたものです。
そんな私が、初めてブレーキを踏む勇気と、
その大切さを学ばせていただいた年でした。
詳しいことはまだ書けませんが、
未来の大きな一歩のために、ときには一度止まることも必要だと
学ぶことができました。
まだまだ学ぶことがたくさんあると気づいたと同時に、
自分自身の未知なる可能性を再発見できた一年になりました。
この度は高井先生のブログに1年間も
連載ブログを書かせていただくという栄誉を頂き
本当に心から感謝申し上げます。
どうか、これからもお元気で、
パワフルにご活躍してくださることを切に願います。
そしてこれからも厳しくも愛のあるお言葉で、
ご指導いただきければ幸いです。
ご縁に感謝です。
2018年12月吉日
株式会社新規開拓
代表取締役社長 朝倉千恵子
本日のVoicyではどんなお話を朗読しようかなと言うことをずっと考えていたんですが、今朝、ふっとこのメッセージが出てきました。12回に渡って、高井岡芹法律事務所 高井先生のブログに連載を書かせて頂きました。今もこの12回分の記事が高井先生のブログとして世に残ってることに心から感謝申し上げます。
Voicyリスナーの皆様、第1回目から第12回目までお読みいただけるとありがたいです。
2018年の年末、2018年ですから、今から5年前の1月から書き始めたブログ。1年間を通し、高井先生とのご縁のことを書かせて頂きましたが、本当にたくさん叱られました。ものすごく大きな気付きや学びを得ました。
今は相談できる先生はいません。
ですが、高井先生から受けたご恩を、必ず私は後世の方々に返せるように精進を重ねていきたいなと言うことを、改めてこのメッセージを読ませて頂きながら心に誓いました。
2018年とにかくアクセル全開で走ってきた私が初めてブレーキを踏んだ年です。
2019年11月3日に母が亡くなり
2020年3月6日に父が亡くなり
2023年2月7日、私がハイヒールで転んだ日に高井先生がお亡くなりになり
2月15日に再度、ハイヒールで段差に気づかず転び足の甲を骨折し、親は両親は私の夢に全く出てこないんですが、なぜか高井先生は私の頭に頻繁に浮かびます。
何か私にお伝えしたいことがあるのでしょうか。
何か私に伝えたいメッセージがあるのでしょうか。
何か私にしてもらいたいこと
私に頼みたいこと
私にこれをやれって言う指示があるのでしょうか。
もしあれば、教えてください。
【第1回】朝倉千恵子の<出逢いの質が人生の質> 高井先生との出逢い
https://law-pro.jp/weblog/2018/01/post-323/
【第2回】朝倉千恵子の<出逢いの質が人生の質> 対談
https://law-pro.jp/weblog/2018/02/post-327/
【第3回】朝倉千恵子の<出逢いの質が人生の質> 初めての司会
https://law-pro.jp/weblog/2018/03/post-334/
【第4回】朝倉千恵子の<出逢いの質が人生の質> 2009年9月6日 1500名イベント
https://law-pro.jp/weblog/2018/04/post-337/
【第5回】朝倉千恵子の<出逢いの質が人生の質> 面談現場での気づき
https://law-pro.jp/weblog/2018/05/post-339/
【第6回】朝倉千恵子の<出逢いの質が人生の質> あなたから買いたい!と言われる自分となれ!
https://law-pro.jp/weblog/2018/06/post-342/
【第7回】朝倉千恵子の<出逢いの質が人生の質> 感性を磨く
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【第8回】朝倉千恵子の<出逢いの質が人生の質> 素晴らしい出会い
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【第9回】朝倉千恵子の<出逢いの質が人生の質> 忘れられないエピソード
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【第12回】朝倉千恵子の<出逢いの質が人生の質> 感謝
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