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【朗読】やる気を高める方法! 2022年4月21日

 


今回も社員教育研究所 財部一郎創業社長からお聞きしました。

お話を紹介させていただきます。


「やる気を高める方法」

やる気を高める第5の方法は、マイナス賛辞を断ち切ることである。

やる気の虫は、主人の感情が沈んでいたり暗かったりすれば、次第に縮こまりすり減ってくる。

例えば

「こんな上役の下ではやる気がない」

「こんな商品ではダメ」

「こんな経営方針では...」

「こんな給料システムでは...」

と諸君のやる気を腐らせる外部要因が山の如くある。そしてこうした障害は多分真実であろう。しかし、これらがやる気をなくす原因となってはならない。

君はこうした考え方を一切してはならない。

とはいえ、事実は事実だ!

「そう感じてしまうのはどうしようもない」という人もいよう。こうした人々は、これらの障害さえなければやる気になれると歯ぎしりしているだろう。だが、これらの障害がやる気をなくす本当の障害なのか?


例えば「こんな課長の下ではやる気がしない!」と思っていたとする。

私は営業マンの諸悪の根源のように言われた管理者が、辞めたり交代させられたりという例を数多く見てきた。

ところが、それによって彼らは一転やる気に変わったと言う例を見たことがない。無論一時的には変わるが、たちまち元の状態に戻ってしまう。

諸君には多分、20くらいのやる気を失わせる障害があるであろう。20の障害を君の望むように変えたら、君は本当にやる気になるか?

恐らく何も変わりはしない。

なぜならやる気を失わせる原因は、上役とか製品とかの外部にはないからである。

では、どこにあるかと言うと、一つは仕事そのものにある。

つまり仕事が思いのほか難しい、あるいは重いのだ!

それがやる気を失わせる本当の原因なのだ!


諸君、諸君は現在重い仕事の前に、自らの達成意欲を試されているのだ。諸君がやる気のなさを他のせいにするなら、それによって諸君の名目は立つかもしれない。しかし諸君の鼻の中のやる気君は、いよいよすり減って息絶え絶えなっていく。

君の仕事は、君が考えているよりずっとずっと難しい。しかし泣き言を言ってはならない。もしそれが出来ないのなら、困難でない仕事もある。給料は下がり、将来も暗い。そっちの仕事に移った方がいい。やる気の虫も浮かばれよう。


だが、忘れるな!

君はプロだ!

自分の力しか頼るもののないプロの世界に生きている。

そして困難な仕事に立ち向かい、それを克服するのがプロの宿命なのだ。

黙って進め!

腹に力を入れて「やるぞ!」と叫んで進め!

ヤル気の虫がついてくる!


いかがでしたか?

このやる気を高める方法、この話も何度も何度も「トップセールスレディ育成塾」リアル版で参加してくださった方々の前で、読ませて頂いたメッセージでもあります。

そして企業研修を10年間担当させて頂き、トップセールスプログラムを開催するプロセスにおいて、この話もさせていただきました。


「やる気の虫!」いかがですか?

やる気の虫は、人のせいにしていたり、環境や上司のせいにしたところで、それが上がるかって言うと、全く上がりませんよね。

財部社長ってやっぱりすごいなあと思います。

創業経営者であった財部社長のおかげで、私は35歳の時に初めて営業職に身を置き、未経験でありながら結果を出すことが出来、そこで行っていた管理者養成基礎コース「地獄の特訓」という名前で呼ばれたコースです。13日間合宿、その後、指導力養成コース、上級コース、セールス特訓、全ての研修を受けさせていただきました。

そして研修から戻ると社長と会えるタイミングが合って「朝倉君、今回受けた特訓はどうだった?」って言うことを聞かれるたび、毎回私は「前回の研修以上に、今回の方がすごいです!」とかって言って、毎回の特訓の報告をさせていただいておりました。

社長に会えるのは月に1回、会えて2回。その時には別室にいらっしゃる社長のところまで飛んで行って、ご挨拶をさせていただき、その時上司が、私のことを会議で褒めてくれてるって言う事も聞き

「朝倉くん、〇〇さんがいつも朝倉くんを褒めてるよ」って。私の前では褒めてくれたことは一度もないのに、会議では褒めてくれてるんだと思った時に「ありがたいなぁ!」と思いましたね。

本当に第三者を介して耳に入ってくる褒め言葉って「嬉しいものだなー!!」って、その時思いました。

部下が出来て、褒められることはひとつもなくなりました。

新入社員で入社して、結果・成果を出した時にはすぐに「朝倉さんが研修が決まった。みんなで乾杯しよう!」と言って、その場で缶ビールを買ってみんなで乾杯をしてくれ、それが嬉しくって嬉しくって、毎月結果・成果を出していました。

そこから決まる度に乾杯してくれましたね。


その後、部下が出来てからは、褒められることは全くありませんでしたが、社長から「〇〇さんが朝倉さんのことを、朝倉君のことを褒めてるよ」って言われた時に、嬉しかったですね。

本当にそんなことも、今思い出させて頂きました。


この「やる気を高める方法」何度も何度もお聞きください。

周りの障害をなくしたところで、その人のやる気は一時的にはやる気になったとしても、元に戻ってしまいます。

やる気は、自分の内側から燃えたぎるようなものがない限り、継続が難しいんですよね。

何回も言います。


決める人は1万人

行動する人は100人

継続する人はたった1人


万が一 万分の一しかないんですよね。

その他大勢になるのか?

やはり特別な自分になるか?どうかも含めて

決めるのは自分

行うのも自分

自分がどうありたいのか?どうなりたいのか?

自分の上司も自分です。

参考にして頂けると嬉しいです。


改めて天国にいらっしゃる財部一郎さんに、財部一郎創業経営者に心からのお礼を申し上げます。

手を合わさせていただきます。


不思議ですね。

もしも昨年の8月5日にVoicyをスタートしなかったとしたら、この「やる気を高める方法」これをリスナーの皆様に、音声でお届けすることはできなかったかも分かりません。

ですが、本当に素晴らしい教えは、世に残していきたいなと思うことっていっぱいあります。

あの会社に採用してもらったおかげで今があるんです。

もしも、私はあのハードな訓練特訓を全て受けさせていただいたことによって「パンフレットは私です」と言えるぐらい、全ての研修を受講したのは私ひとりだったと思うんですね。全部のコースを受講し、全てのプログラムに自信があり、それをお客様に正々堂々とお伝えすること。

13日間合宿は長すぎて行けないとか、高いとか、ある意味「今時そんなハードな研修を?」とかって言われましたが、全て質問話法で切り替えしてまいりました。

そして「13日間合宿、1人の方にかける予算を、15人の大切な社員にかけてもらえませんか?」って言ってオリジナルプログラムを作ったり、やはり楽しかったですね。

もし万が一「自分が経営者じゃなかったらどうするか?」って言われたら、私はやっぱり経営トップを支える究極のナンバー2になりたいです。

そして新規ビジネス、新規事業、あれもこれもやりたいこと、私いっぱいあるんです。定款に23個も書きまして、それを「ナンバー2の立場、社長支えるあり方として、いろんなことにチャレンジが出来たらなぁ?」ということも思いますね。


トップになると一つ間違えたら会社が大変なことになります。

最後の責任は社長が取ってくれるわけですから、ある意味、社長支える究極のナンバー2の役割を、もし社長じゃなかったら、私はそれをやってみたいなと。

また昔のように上に上司がいれば、めちゃくちゃ色んな働き方ができましたね。

私は必要な時しか会社には行きませんでした。ある意味25年前も、今と同じような感覚でテレワークは当たり前にしてましたね。テレワークというよりも直行直帰は当たり前、出張も含めて、会社に居る時っていうのは、集中テレアポの日だけでした。

そこも含めて、結果・成果を出してきた自負もあります。かと言って、職場の先輩上司との関係性も、悪い関係だったかって言うとそれは絶対に、より良い関係を築くためのコミュニケーションを意識しておりました。

その当時から働き方は、本当に必要な時しか会社には行ってなかったと思うと、あんまり変わってないんですよね、25年間。

ある意味、このコロナによって我々の働き方は大きく変わりましたが、25年前から私は同じあり方でした。

それを今朝は気付かせて頂きました。

ありがとうございます。




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