ペンネーム:よしえさん40代女性からです。
朝倉先生は値切り交渉はされますか?
私は基本的に何でも言い値、値札の金額で購入しています。提示された金額に対してケチをつけるのは失礼だと考えています。ですが、実はそれは半分本音、半分建前で心の底ではもっと安くなってほしいと思いながら、音切ることで相手から「セコいやつだなー」と思われたくないという気持ちが大きいです。
しかし、世の中には値下げをすることを前提で作られている価格があったり「ダメ元で安くなりませんか?」と聞いたら安くなることもあるという話も聞き、自分に勇気がないがために損をしているような気持ちになってきました。
質問に戻りますが、朝倉先生は値切り交渉はされますか。
どんな時は交渉出来るのか?
どんな時は適さないのか?
相手に嫌な顔をされない値切りのコツがあるのか?
ぜひお教えいただけませんでしょうか。
ハイペンネームよしえさん、質問ありがとうございます。
お答え申し上げます。
はい!値切り交渉はします。
もー特に関西人ですから、まけて!っていうのはもう当たり前のように、子供の頃から観てきましたね。
「おちゃん、これもうちょっとまけられへん?」
「あかんで」って言われたら
「しゃあないなぁ」っていうことはありますね。
実家に帰るタイミングで、地下鉄から南海線に乗り換えるその途中になんなんタウンがありまして、なんなんタウンのところで、イチゴを販売している方がいらっしゃいました。その時に私がいちごを見て、ものすごく美味しそうだったので
「おっちゃん、めっちゃ美味しそうないちご!このいちご1パックいくら?」って聞いたら「350円やで!」って。
「あっそう、2パック買うたらいくら?」
「2パック買うてくれるんやったら、消費税分まけとくわ!」
「めっちゃうれしい!そしたら4パック買うたらいくら?」
「4パック?そしたら1000円で持って行き!」って言って、結果的に4パック1000円で買ったんですね。プロパーだったら350円✕4ですから、結果的には1400円ですよね。そこに消費税が加わりますから。そんな中、交渉のあり方によって、結果的に4パック1000円で買って、2人ともニッコニコのやり取りをして、実家に持って帰ったっていう事例があります。
まあ、このように交渉していいものと、交渉してはならないものがあると思うんでね。関西に行くと「研修費用もまけて!」って言われますからね。
「研修費用まけてよ」って。
その時に私が関西弁で「まけられへんで!」って言うと、なんとなくジョークみたいになるんですね。だから私は関西に行った時に「研修費用まけて!」って言われたお客様に対して「値引きは一切できかねます」東京の言葉でしゃべっておりました。
「あんた、誰にもまけてないやろ」
「はい、これまで一切値引きはしておりません」
「ほな、しゃあないなぁ」ということで、プロパーの金額でお支払いいただいたんですね。
以前の会社、教育会社時代に、私は関西までは結構出張してました。
大阪に行くと100%というほど、値引き交渉が入るって事はありました。もうこれは、本当に日常の挨拶のようなものなんですね。だけど1点に対して、やはりここまでっていう原価を割ってしまうような、値引きっていうのは絶対に交渉してはならない。そのためには1点を値段を下げるあり方ではなく
「これとこれこうたらなんぼになる?」って
「えっ!ほんまに!そんなに安くしてくれるんやったら、これも足す、これも足したらなんぼになる?」
「あんた、気前えーな!」それやったらこの金額で行こうか?」って
「よっしゃ!買うた!」
これが駆け引きであり、交渉事なんですね。
相手もハッピー、自分もハッピー!
相手を痛めつけたり、苦しめたり、もう原価割れをそれを交渉していくっていうのは、これも絶対にダメなんですね。ここに関しては前回の YouTube で、まさにすごい二人の女性の話をしておりますから、リアルタイムで私がどのような経験をしたのか、値引き交渉の際、どんな体験をしてるのかっていうことが YouTube 動画がありますから、
この続きは YouTube 動画を是非ともご覧いただければなと思います。チャプター欄に YouTube 動画の URL を貼らせていただきます。
是非とも学んでみてください。
お互いにハッピーになるような値引き交渉じゃなかったら、後味が悪くなるんですね。もっと言うならば「私一切値引きはしない!」って言って決めて、プロパーで買うことに対するステータスを感じてる人もいますよ。
関西人は百貨店に入っても「まけて!」って言ってますからね。
さてどちらを選ぶかも自分次第です。交渉をしながら、楽しみながら、たくさん物を買って、お互いにいっぱいものが捌けたからこそ、嬉しいと思ってもらえるような、値引き交渉はありかもしれませんが、特に果物等々は、余ってしまったら腐らてしまうってこともありますよね。ですから、何に対する値引きなのかっていうことで、今日のお話は参考にしていただければなと思います。
どうぞよろしくお願いします。
ペンネーム:まささん30代男性からです。
微笑みが苦手です。
微笑みのコツはありますか?
以前研修で、上の歯を10本見せる笑顔を教えていただきました。何度も練習してニカッと笑う笑顔は、我ながらよく出来ていると思います。お客様からも「いい笑顔だね!」とお褒めの言葉をいただけることもあります。
ですが、何もない平時の時、いわゆる真顔の時だと不機嫌にも見えるらしく、同僚に恐いと言われたことがあります。
そこで出来るだけで柔らかい印象になるように、微笑みを浮かべるように意識していたのですが、今度は「何でそんなにニヤニヤしているの?」と言われてしまいました。
微笑んでいたつもりが、ニヤニヤ顔になってると言われ落ち込みました。常に上の歯を10本見せるような全開の笑顔だと不自然だと思うので、自然な微笑みを身につけたいのですが、何か方法ありませんか?
お知恵をお貸しいただけば幸いです。
は〜い、まささん、お答えさせてくださいね。
もうごめんなさいね、とっても可愛いなと思ってしまいました。
この文章を読みながら、まささんのお人柄の良さがにじみ出てますよね。ニカッと笑う笑顔っていうのは、上の歯10本見せて口角上げて、そしてもう満面の笑みっていうのは、オーバーにやるぐらいでちょうどいいですよね。
ところが微笑みは歯を見せないんですね。
微笑みは歯を見せないで、根元だけを笑わせる。
ニカッと笑ったその表情から、口を閉じてみてください。
そして頷きながら、相槌を打ちながら、お話を聞く。特に今はマスクをつけてますから、見えるのは目元だけですよね。
ニカッと笑った時の目尻と、そして微笑みながらの目尻。ニカッと笑った時の目尻のまま、口を閉じる!これが微笑みです。
是非とも練習してください。
歯を見せないで口を閉じる。でも、目は笑わせたまま、目は笑ったまま。
これが微笑むですからね。
是非とも練習を重ねてみてください。
鏡の前に映る自分を何度も見ながら、練習あるのみです。
参考になれば嬉しいです。
ペンネーム:うさぎ薬剤さん30代女性からです。
先生、皆様いつも元気を頂いております。
先日人事評価がありました。
もう少しで3年目になる女性のパートさんから、評価の結果について悩み相談を受けました。
挨拶、身だしなみ、正装、社会人としての基礎の部分のみ褒められて、業務改善での貢献などは、何も評価されてなかったと嘆いていました。
また評価は上がったものの、賃金については入社から変わっていない。上がる話は出なかったと不満を漏らしていました。
医療業界は人手不足。何をモチベーションにやっていくか? 人によって様々だと思いますが、私が個人的に思う彼女の素晴らしいところを、伝える以外に何も出来ないのでしょうか。
私には何も権限がありません。
ハローワークにいつも求人が掲載されている会社のため、職場環境がどんどん悪くなっています。お力いただければ幸いです。
評価は常に相手がしますね。
自分では出来てるつもり、やってるつもりと思っていても、常に評価は相手がしてます。飛び抜けた事柄にチャレンジしたり、ある意味、誰が見ようと見ていまいが、周りが驚くほどの結果・成果を出したり、見えないところで努力してる姿っていうのは、天が見てますから、必ず誰かがそのことを上に上げてくれるんですね。
権限があるないに関わらず、例えばうさぎ薬剤師さんから見て、そのパートさんが「やっぱりすごいな!」と思ったら、やっぱり第三者を介してパートさんのことを褒めたり、そして自然と上司に耳に入るような形で「陰褒め!」陰で褒めるっていうことも、出来るんではないかなと思います。
ても、ご自身から見てどうですか?
本当にうさぎ薬剤師さんから見て、そのパートさんはすごい仕事をしてますか?
びっくりするほどの結果成果を出してますか?
どれだけの貢献をしてますか?
数値化出来ますか?
そしてその数値化を元に、上長への進言は可能でしょうか?
ある意味心だけを伝えマインドだけを報告しても、実際にビフォーアフターでどのような成果・結果を出してるのかっていうことが見える化出来ない限り、上司折衝交渉であったり、お客様に納得してもらうことっていうのは、不可能だと思うんですね。
明らかに結果・成果を出している。そしてその方の見えないところの努力によって「こんな成果が出ているんですよ!」っていうことを、キチッと上長への進言が出来るように段取りを整え、そしてその方を本当に救済したいと思うんであれば、そこまで行なって欲しいなと思います。
権限があるないに関わらず、私も35歳で営業職にデビューした時、まったく権限はありませんでした。
私が一番最後に入った新入社員と同じです。
ですが、先輩上司を抜いて、最終的に上級上司の NO.2になれたのは、誰にもまけない努力をしたと自負しております。それは見えないところでの努力はもちろんですが、結果をキチッと出しました。誰が見ても明らかに認めざる得ないそういう、結果を出し続けた自負があります。
文句を言う前に、暗いと不平を言う前に、進んで明かりをつけましょう。っていうコマーシャルが昔ありましたが、是非ともこのパートさんが本当に正しい仕事を行い、上長からの評価をもらえるような仕事をしていて、上司がそこをちゃんと見抜けないんであれば、キチッとそれをお伝えしてあげてほしいなと思うんですね。
ですが、やはり立場に付いてる人は、結果・成功をお出しになられ、そして上長からの信頼を受けてその立場についてるって事もあって、時には見過ごしてしまうこともあるかもしれませんが、もし現場で一番近しい存在にあるうさぎ薬剤師さんが、そのパートさんの仕事を本気で認めているんであれば、キチッとを見える化した段階で、その方に相槌を打つ、頷くだけではなく、進言出来るように段取りを整え、上長に交渉をする。そのためのクッション言葉を使い、上司殺生交渉を行いながら、ご自身の在り方をしっかり PR していくっていうのも、姿勢としては間違ってないかもしれません。
これはあくまでも私の考えではありますが、私もこの25年間で17万人の方々とお会いしてきました。
収入が上がらないには、収入が上がらないだけの理由があるんだっていうことも、嫌っていうほど見てきましたし、私どもの TSL 塾生がそういうことを話をされた時には、私は具体的にどのように収入を上げるのかっていうことアドバイスできました。
今日のこのお話が、うさぎ薬剤師さんのお役に立てれば幸いです。
質問は、Googleフォーム宛にお願いします。
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