ペンネーム:きのこさん 20代女性からです。
朝倉団長いつも Voicy 楽しく聞かせて頂いております。
母との関係について悩んでいます。
最近母がネガティブなことや、他人の悪口ばかりを口にするようになり、近くにいるのがしんどいと感じるようになってしまいました。特に父に対する悪口が酷く、どんな話題でも結局は父の話にすり替えて「あの時、お父さんはこうだったから、昔こんなことを言われた...」と何度も同じような話を繰り返し聞かされます。父と母の間の事は二人のことなので、私も詳しいことはよくわからないのですが、そこまで悪く言われるような人ではないようにも思うのですが。その他の言動から考えても、少し被害妄想と言うか、記憶が悪い方に改ざんされてるような印象も持っています。
少し認知症も入ってるのかもしれません。何をしていても、昔話を引っ張り出しての悪口ばかりになってしまい、また突然激昂したりすることも増えて、母と話をしていても「しんどいな...」と感じることが増えました。
「そんなに、何でも人のせいにしていないで、もっと明るく楽しいことを考えたら?」と言ってはみるものの、聞き流されてしまいます。
母にもっと前向きに生きてもらうためには、どのような声かけをすれば良いのでしょうか?この状況は母にとっても良くないと思っています。人の事を悪く言うたびに、どんどんその思考に深まってるように見えて、見ていて辛いです。産んでくれた親に対して「しんどい!」なんて自分勝手だと自覚していますが、どのように接するべきなのか分からず、実家に帰るのも億劫になってきています。
アドバイス頂けると嬉しいです。
ペンネームきのこさん、今日のこのメッセージを読ませていただいて、まさに私が同じことがあったからこそ、こことってもよくわかります。
私の事例としてお話をしてもよろしいですか?
私の母は人のことを悪く言ったことが一度もなく、本当に口下手ではありましたが、よく亡き祖母が「あんたのお母ちゃんは気は利かへんけど、人のこと悪るういうことはひとつもない」って言ってずっと孫の私に言っていました。
それくらい人のことを悪く言うような人ではなかったんですね。
ところが老いからでしょうか?きっとこれは認知症がかかってたっていうことが、後になってわかるんですが、丁度母が60代後半になるかならないか、その辺りからものすごく愚痴や父に対する不平不満、過去のことを蒸し返したり、例えば被害妄想的な話をし始めたりとか、つじつまが合わないことを言ったり、人の事を疑ったり、本当に過去に想像できなかったことが多々起こりました。
まー余りにもびっくりして「お母ちゃんどないしたん?」って「お母ちゃん、人のこと悪るう言うたことないやん」って「何でそんなに悪いこと言う?何でそんなに悪い方向に考えるん?」って言って、私宛に電話が掛かってきたら、その話が長話で愚痴や不平不満があり、電話に出るのも嫌になったタイミングが実はありました。
電話が掛かってきたら、必ず「また父に対する愚痴なのかな?」もしくは「他の人に対しての不満を言葉に出すのかな?」と思うと、母からの着信が来た段階で、出るの嫌だな折り返しするのが嫌だなと思ってしまった、そんな私がいたんです。
これ事実です。
そんな中、ある昭和18年生まれの方から、そのことを私がちらっと話をした時に、こういうことを言ってくれたんですね。
「朝倉さんのお母さんは、全身であなたに教育をしてるんだね」
私は言ってる意味がわかりませんでした。
「どういう意味ですか?どういう意味なんですか、教えていただけませんか?」って伝えたところ
「老いたらこうなるんだよっていうことを、あなたに全身で教えてる」って言う事を言われて、私はその場で泣きました。
「あっ!老いるとこうなるんだな」って。
「人生均せば皆同じ」
過去に言いたかったことをぐっと我慢し、こらえていたことが、これがある意味痴呆がかかってくることによって、これまで言葉に出せなかったことが、貯めてたことが、全部口に出るようになったり「均せば皆同じなんだなー!」っていうことも含めて、未解決だったことを言葉に出すようになるっていうことを、介護の仕事に長くついてる友人も話をしてくれました。
過去に言いたくても言えなかった、それをぐっと我慢して心の中で受け止め「これを言葉に出したら相手を傷つけるんではないか?」「相手が嫌な顔をするんではないか?」と思ってずっと我慢してきたこと、こらえてたことが、これが年を重ねることで、老いによって、認知症によって、これまで言いたかったけども言えなかったことが、ある意味ずっと我慢してきたことが、全部出てくるようになるっていう事なんですね。
それを聞いて、私は次の日に母に連絡を入れました。
「お母ちゃん、ずっと我慢してたんやもんな」って「ごめんな、人のことは言うたらあかんって言って、説教じみたこと言うて」って言ったら「そんなことないよ、お母ちゃんも悪かった」って言って、二人で電話で泣きました。
ではその後その現象は治ったかって言うと、治りませんでした。さらに加速していきました。途中からは私も自分自身が、そこで「老いたら自分もこうなるんだ」ということを見せてくれてるんだなと思った割り切りのせいか、途中からはなんか笑に変わったんですね。
笑いに変わるまでは時間かかりましたが、それでも老いるっていうことは、こういうことなんだなと、理想的な母でいてほしい、ずっと理想的な母の姿を見せ続けてほしいというのは、私のエゴであり、父に対して悪口が多くなったり、父に対してのヤキモチからも、本当にちょっと恥ずかしい話なんですが、母がね、もうちょっと危ないかもしれないって言った時に、父を無理やり連れ出して、南海線の貝塚から電車に乗って二人で難波まで出て、そして足が途中痛いということで、二人で喫茶店に入って「お父ちゃん何飲みたい?」って「レスカ!」「レスカ!」めちゃ古って、レモンスカッシュのこと、昔は「レスカ」って言ってましたが、二人で「レスカ」を飲んで、そして病院にお見舞いに行きました。
お見舞いに行って父が母を見た瞬間、母が父を見ながら「あんた、あの子とまた付き合ってんの?」って言ったんですね。その瞬間父が「帰る!」って「そんなことを聞きたくて来たんちゃう!」って言って、結果的に面会時間3分。
その後また私は父と一緒に南海線の貝塚に戻ることになりました。
その時も思いましたね。きっと言いたかったこと、父に対してやきもちを焼いたり、色んな感情があったことをずっと我慢して「ずっとずっと我慢してきたことが、年を重ねて言葉に出たんだなぁ!」と思った時、いやー愚痴っぽくなったり、父に対しての感情をぶつけたりっていうことはは結構ありましたから、今日きのこさんがこのメッセージをくださった時に、全く私も同じ経験をしたなっていうことで、自分自身の事例としてお話をさせていただきました。
今はその父も母もいなくなりましたが、もっと親孝行すれば良かったなと思ってる今日この頃です。
前向きに生きてもらうために、どのような声かけをすれば良いでしょうか?とありましたが、まずはお母様の話を真摯に耳を傾け、
「その時どういう感情をやったん?」
「どうしたかったん?」
「おかあちゃんどうしたい?」って、こういう風にしてしっかり聞く耳をもって、接してあげてほしいなと思います。
私も母の話を途中で遮ってしまって、最後まで聞いてあげることができなかったことを悔いてます。
「そう、どんな気持ちやったん?」
「悲しかったなあ!」
「辛かったなあ!」
「ほんまはどないしたかったん?」
こうやってもっともっと傾聴してあげれば良かったなぁと思ってるんです。
是非、お母さまの話をたくさん聞いてあげて下さいね。
よろしくお願いします。
ペンネーム:匿名希望40代女性からです。
転職を考えています。
現在某スーパーでレジのパートをしています。
鴨頭さんとの YouTube 対談で朝倉先生を知り、45歳にして初めて営業職をやってみたいと思うようになりました。
6月に今の職場を退職し、某生命保険会社に入社予定ですが、同僚数人から
「あなたには営業職は難しい!」
「せっかく難しい社内検定もとったんだし、退職するのを止めなさい。今なら間に合うと思うよ」
「今からは社員といっても、ボーナスも退職金もなくなるかもしれないよ」
「物価が上がりそうな今、コロナもあるしタイミングも悪いよ」
と言われ、正直動揺しています。
社外の人ですが「契約を先輩に取られたり、枕営業もさせられたりするところもあるらしいよ」とも言われました。
私としてはこのままパートで終わるのはもったいない。
人生で初めて、営業職をやってみたいと思った今がチャンスだと思っています。
ダメ元で挑戦してみて、パートならまたどこかでできると思っています。
こんな気持ちでの転職は甘いでしょうか?
お恥ずかしい質問です。
申し訳ございません、よろしくお願いいたします。
はい!
相談しにくいお話を、あえてメッセージしてくださりありがとうございます。
匿名希望の40代女性からのこの質問に関してですが
「質問者さんがどうしたいのか?」
ここが一番のポイントです。
他人の意見よりも、自分の信念を貫く勇気を持て!
営業職は、特に女性は未経験を「苦手」と言ったり「向いてない」とか「あなたでは無理!」「できっこない!」いろんなことを心配して言ってくださるんですね。
ところが、女性が本当に豊かになろうと思ったら、一番簡単なのは営業で結果・成果を出すことです。
社外の人から「契約を先輩に取られたり、枕営業もさせられたりするところもあるらしいよ」っていうのは、あくまでも人から聞いた話であって、自分がそれをしなければいい話です。
もっと言うと、女性が営業で結果・成果を出そうと思ったら、ある意味女を売るだけでは絶対に無理です。
私も60年間生きてく中、35歳から初めて営業職未経験。そんな中、いろんな人いました。
本当にこのボイシーで語っていいのかな?と思うほどいろんな人と遭遇しました。
やはり素敵な人もいれば、すごい人もいれば、しょぼい人もいれば、本当にやらしいなと思う人もいっぱいいました。
そんな中、どのように自分を律し、相手を尊重し、言いたいことを言い、そしてダメなものはダメ!いいものはいい!こうやって言えるようになったかっていうのは、日々鍛えられてきたから言えることがあります。
まさに女性が営業で結果・成果を出すためには、小さな金額でいけるのか、それとも桁を変える発想するのかって言うのは、すべて心構えです。
今回、チャレンジしようと思ってる意欲があるんだったら、私は勇気ある一歩を踏み出すことも大切だと思ってます。
本当に豊かになろうと思ったら、事務職では豊かになれません。
これから全てがセルフレジに変わったり、それこそ Amazon GO!ではないですが、無人でいろんなことお買い物ができるような時代に、確実になっていくわけですよね。その時にスーパーのレジを打ってるパートの仕事が、本当に一生涯続くのかっていうことも冷静に考えた時、今の仕事を否定するわけではなく
自分が何を本当にしたいのか?
45歳、100歳人生で考えたら、まだ半分にも満たないわけですよね。
もっと言うと、私の年になるまではまだ15年もあります。
私が一番言いたいのは「質問者さんがどうしたいか?」です。
例えば、人に言われて「やっぱりやめよう」と思うんだったらやめればいい。
そうではなくて「やっぱり思い切って、ここからチャレンジしたい!」と思うんであったら、勇気ある第一歩を踏み出せばいいと思うんですね。
最終的には
人の意見よりも、自分の信念を貫く勇気を持て!
です。
人のせいにしてはならない。
人に言われたから諦めた。
あの人があー言ったからやっぱりやめた。
そうなると必ず人のせいにしてしまいます。
そしてうまく行った時はいいんですが、うまくいかなかった時
「何であの時に、勇気ある決断をしてなかったのか?」
「あの時ああ言われたから、こう言われたから」
と人のせいにしてしまう、私はそんな自分が昔いました。
だからこそ
自分で選択し、自分で決断し、第一歩を踏み出す!
辞める決断も決断です。
踏み出す決断も決断です。
自分が本当に未来を想定し、どうしたいのか?どうなりたいのか?
スーパーのレジを打つパートさんであっても、スーパーレジ打ちの人もいますからね。そういう方はどこに行っても、通用するスキルを持ってるんです。
ある意味プロ意識が高い仕事人は、パートさんであろうと、アルバイトスタッフであろうと、社員であろうと、どこ行っても通用します。
是非、私の今日のお話が参考になればということで、お話をさせていただきました。
決めるのはご自身です。
是非ともご自身で選択、ご自身で決断して下さい。
この私のメッセージが一つの意見として、参考になればありがたいです。
質問はGoogle フォーム宛てにお願いします。
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