Voicyリスナーの皆様、本日は「逃げない強さ、立ち向かう勇気を胸に」というタイトルでお話しさせていただきますね。
私自身がこれまでの人生で、何度も何度も自分自身に問いかけてきた、そして今もなお大切にしている変わらない思考について、本日はお話をさせていただきます。
それはどんな言葉かというと
「乗り越えられない壁はない、解決できない問題はない」
「乗り越えられない壁はない、解決できない問題はない」
この言葉、好きなんですよ。
人生には、もう自分でも想像していなかったような壁が、突然目の前に現れます。
きっとVoicyリスナーの皆様も、そうではないですか。
私たちの目の前に現れる壁は高くて、厚くて、そして「これはとてもじゃないけど超えられないな」というふうなマインドになることって、あると思うんですね。
なんでこんなことが自分に起こるのかと、思わず立ちすくんでしまったり、後ずさりしてしまいそうになったり、そんなことがあると思います。
ですが、私はそういう時にこそ、自分に問いかけるようにしてきました。
「これは本当に乗り越えられないのか」
「もしかしたら、これを乗り越えることによって、これからの未来が大きく変わるのではないか」
「ひょっとしたら、これこそが今の私に与えられた意味のある課題ではないか」と。
そして必ず目の前に壁が現れた時、絶対に自分にこう言い聞かせます。
「大丈夫、あなたはきっと乗り越えられる」と。
もちろん、そう言い聞かせてきてはいるものの、自分を信じられるようになるまでには、本当にいろんなことがありました。
一人でお酒を飲みながら、なんか涙が止まらなくなったような、そんなこともいっぱいありました。
心が折れそうなことも、たくさんありました。
ですが、私は思います。
人生はたった一回しかない。
そして、壁があるからこそ私たちは強くなる。
壁があるからこそ私たちは立ち向かおうとする。
立ち向かう人の心は鏡なり。壁があるからこそ、立ち向かう。
壁が現れたということは、まだまだ自分自身が成長できるというサインではないのかと。
それは決して不幸なことではなく、むしろその壁を乗り越えたその先に、新しい自分に出会えるチャンスにつながる。
それに私は気づきました。
そして、どんな苦しみも痛みも、人生の一部として愛せるようになってきたんです。
壁が自分の目の前に立ちはだかった瞬間、また困難難関が来た瞬間、
「出てこいや!」
「ピンチ、ピンチ、チャンス、チャンス、ラン、ラン、ラン!」
「これは何のチャンスなんだろう」
今はそういう言い方をしていますけど、30代の時はそんなマインドなんて、ならなかったですよ。
なんでこんなに次から次へといろんな問題が起こるんだろう。
神様は私に何を試そうとしているんだろう、というような感じで、言い方悪いですが、天を恨むような瞬間もなかったかというと、それは嘘になります。
逃げたくなったり、もう可能であれば消えたいなと思ったり、そんなこともあります。
傷つきたくない、責められたくない、もうこれ以上無理。そんなふうに思うことだってありますよね。
ですが、これまでの人生を振り返ってみた時に、楽に逃げて良いことなんて何一つないんです。
その場を逃げて楽になるのは一瞬ですよね。
ですが、その逃げ癖は、ずっとまた次から次へといろんなものが追いかけてくるんですよ。
牛とバッファローの話ではないですが、嵐の時に、牛はとにかく嵐に背を向けて逃げ続ける。
ところがバッファローは、その嵐に向かって突き進む。
やっぱり私は、バッファローでいたいなと思いますね。
その一瞬の逃げが自分の心の中にずっと残ってしまったり、なんであの時逃げてしまったのかという後悔や自信のなさが、次のチャレンジを止めてしまうような気がしてならないんですね。
だからこそ、私はこう心に決めています。
逃げない自分でいたい。
立ち向かう自分でありたい。
これは私の人生の軸のようなものです。
困難があるからこそ、人生は深くなり、味わいが出てきます。
悲しみを知っているからこそ、優しさが生まれます。
そして、自分自身が辛い、苦しい、悲しい、寂しいを体験したからこそ、少しは人の痛みに寄り添えられるようになりました。
苦しさを乗り越えた人だからこそ人に寄り添える強さが宿る、ということを昔、人生の大先輩に言われましたが、本当にその通りだなと思います。
私自身もたくさんの壁に出会いました。
その度に涙を流しながらも、逃げないで立ち向かってきました。
いつも心のどこかで、この言葉が私を支えてくれました。
それがまさに、「乗り越えられない壁はない。解決できない問題はない」です。
何かにぶつかったり、立ち止まったり、もうダメかもしれない、心がくじけそうになっていたり、そんなこと、あると思うんですね。
ですが、必ず逃げずに立ち向かう力が、私たちの中にはあるんです。
そしてその力は、私自身がこれまでに積み重ねてきた日々の中に、ちゃんと宿りました。
だからこそ、本当に乗り越えられない壁はない。
その壁の向こう側に、今よりももっと、もっと、もっと、もっと強くて、しなやかで優しい自分自身が待っていることを忘れないでくださいね。
私もまだこれから先、たくさんの壁に出会うと思います。
そのたんびに心が揺れて、迷ったり立ち止まることがあります。
ですが、逃げない自分でいたいと思います。
立ち向かう自分でありたいなと、心から思います。
今日は改めて、自分が大事にしてきた言葉を皆様にお届けしたいなと思いました。
立ち向かう人の心は鏡なり。
乗り越えられない壁はない。
解決できない問題はない。
壁は目の前にあるようですが、実は右にも左にも後ろ側にもあります。
逃げると、また違う意味の壁が待ってますからね。
壁は乗り越える、ぶち破る。そういう価値観で挑めたらなと思います。
どうぞ、これからもVoicyをお聞きください。
そして、皆様の大切な方に、ぜひお一人で構いません、このVoicyの存在をお伝えいただけるとありがたいです。
愛と勇気と希望を心の中に乗せ、これから先の人生を一緒に歩んでいきましょう。
以上。
振り返ってみると、あっという間に63歳。来年は64歳。
ですが、ケンタッキーフライドチキンのカーネル・サンダースさんも、65歳からのビジネスに大成功されているわけですから、人生たった1回しかない中で、悔いなく生きること、やっぱりこれ大事だと思います。
Voicyリスナーの皆さん、やらない後悔より、やった経験ですよ。
やるか、やるか、やるか。
壁は目の前にあるようですが、目の前だけではないですからね。
逃げ癖ではなく、立ち向かう。
人の心は鏡なり。
前を向いて、全力投球で邁進しましょう。
これからもこのVoicy、お聞きください。
私もさらに気合い入れて頑張っていきます。
紹介してくださいね、このVoicyの存在を。
よろしくお願いします。