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女性がもっと輝ける社会にするためにはどうすれば良いのか⁈ 2022年3月16日

 


ペンネーム かよさん 30代女性からです。


朝倉先生いつもありがとうございます。

働く女性を取り巻く日本社会について、朝倉先生のご意見をお聞かせください。

先日女性の働きやすさランキングで、日本がワースト2位だったというニュースを見ました。最下位は韓国で、日本と韓国は6年連続でこの順位だそうです。

今は共働き家庭の方が多く、働く女性も10年前20年前と比べて、ずいぶん増えたと思います。男性の育休が認められる会社が少しずつ増えたり、保育所を併設する事業所ができたり、社員の卵子凍結に支援を始めた会社があったりと、家庭を持ったあるいは家庭を持ちたい女性やその家族を支援する会社はありますが、それはあくまでその会社それぞれの考え方の努力であって、社会全体としては仕組みや意識が多いきく変わってるようには思えません。

私も共働きで子供が二人いる身ですが、色々としんどさを感じる日々です。これからは女性がもっと輝ける社会をと言いながら、ルールや仕組みを作るトップが、男性ばかりであることも違和感があります。朝倉先生は働く女性の応援団長として、女性達に仕事の基礎や取り組み姿勢などを教えていらっしゃると思いますが、女性たちを取り巻く環境や社会の仕組みに関しては、どのように考えていらっしゃいますか。この10年20年の間に、何が変わって何が変わっていないのでしょうか。男女平等が当たり前となっている海外と比べて、日本には何が足りていないのでしょうか。また新規開拓様や各企業が行なっている女性の働きやすさを向上する取り組みで、これはもっと日本中に広まってほしいと思うようなものは何かありますか。ぜひ専門家としてへのご意見を聞いてみたく、メッセージを送らせていただきました。


はい!

ペンネームかよさん、素敵な質問をありがとうございます。

このテーマは、ものすごく大切なテーマです。

これはあくまでも私の考えではありますが、何かの参考になればありがたいなと思います。

私は昨年スタートSDGsで学ばせていただきました。最初から最後まで、テーマは女性支援のテーマでした。

その際に、最終回のプレゼンテーションでも、この事をお話しさせていただきましたが、今日はせっかくの機会ですから、どんな内容のお話をしたのかもお伝えさせていただきますね。

是非とも参考にしてください。


女性たちの真の自立に向けてというテーマでお話をさせていただきました。

私が目指すSDGsのゴールは、5番ジェンダー平等を実現しよう (17の分野別の目標と、169項目の達成基準)

その5の5 「政治経済公共分野でのあらゆるレベルの意思決定において、完全かつ効果的な女性の参画及び、平等なリーダーシップの機会を確保する」って、このテーマで語らせていただきました。

理由としては、ジェンダーギャップ指数を見て驚いたからなんですね。今回かよさんが、働く女性を取り巻く日本社会がいかに遅れてるのかっていうことで、問題視してくださってるのと同じように、私が見たのは2021年のジェンダーギャップ指数です。

そこで日本は156カ国中120位だったんですね。

特に大きく足を引っ張ってたのが、経済117位、政治なんと147位なんです。

2020年までに、指導的地位に占める女性の比率を30%に引き上げたいと、これを掲げたのは2003年だったんですが、2003年に掲げられた目標が達成されずに、期限を10年伸ばし、2030年まで先送りにしてるんですね。

と言っても、このままの延長線上ではきっと10年後も私は変わらないと思ってます。

そのためにはどうあるべきか?

まさに女性たち自身が「本当にこのままでは立ち行かない!」ということで、立ち上がっていくしかないんですね。

社会が不平等だから、上司の理解がないから、機会に恵まれなかったから、出来ない言い訳をするんではなくって、自分自身の人生を自分で選択する覚悟を持って「いつか誰かが変えてくれる」ではなく、まさに「変えるのは私達自身である」そんなマインドの中で、私達が本当の意味で自立した生き方を選択する事って、やっぱり大事だと思います。

 *Global Gender Gap Report 2021


女性が輝けば家庭が良くなります。

女性がイキイキ・キラキラと、自分の役割をしっかり発揮してたら、職場が明るくなります。会社が、社会が、日本が、アジアが、世界が良くなります。

そのためには意識改革は女性側の問題と、もう一つは女性を採用してる側の、男性の意識の問題もすごく大きいんですね。

とはいえ、例えば男性管理者や周囲の方々にいきなり「変わってください!」って言っても、どうしても「女性は使いにくい」「女性はやっぱり感情的になる」とか「仕事にムラがあったりとか感情の起伏が激しい」とか、むくれる、拗ねる、すぐ泣く。責任のある仕事を与えたとしても結婚・出産でやめてしまう。

まぁいろんなことを経験してる人が、この「先入観を持って女性を見てしまってる」って言う事もこればっかり現状なんですね。

そこに目くじらを立てるんではなく「認めてください」ではなく

どうやって認めてもらえるか?

どのように認めさせる実力をつけるのか?

これ、とっても重要だと思いませんか?

目指すは、女性たちの経済的な自立と、精神的な自立。

自分を売るという意味では、人生そのものが営業です。

特に女性たちが本当に豊かになろうと思ったら、

営業力

影響力

コミュニケーション力

ひいては人間力

ここに女性は女性力

そして指導力

講師力

7つの力を身につける事って、私は大切だと思ってるんですね。

どんな職場でも、必ず結果を出すことができる人っています。

これは女性だからとか、男性だからではなく「女性だからこそ、これくらい」ではなく、女性であっても男性であっても、プロ意識をもって仕事をしてる人って必ずいますね。

そういう方々はやはりどんな仕事をしてるのか?っていうことなんです。

そこに「何々だから」ではなく、子育てをしながら、仕事をしてるからこそ、如何に突発的に子供が熱を出した時に帰れた時に、周りに迷惑かけないためにも、如何に日常周囲とのコミュニケーションを良好に維持・継続するか。そして自分の行うべき仕事は、常に納期より前倒し、そして周囲の方々に「何かお手伝いすることはありませんか?」って言って声を積極的にかける。

まあそんな中、突発的に何か起こった時に「大丈夫よ!」って「あとはやっておくから帰りなさい」これ、持ちつ持たれつだと思うんですね。

自分に課せられた仕事、与えられた責務をどれだけ完璧にこなしていけるか。このプロ意識っていうのはやはり、とても大切ではないかなと思います。


実際に女性の平均年収が、2020年の実績が293万円だったんですが、恐らくですね、このコロナ禍において、35%ダウンしてるって言うことが統計で出ておりましたので、きっとこの平均年収をさらに今年は下がるんですね。

そんな中、私は2030年に女性の平均年収、特に私どもが実際に開催しているトップセールスレディ育成塾塾生たちの平均年収は、男性たちの平均年収である「441万円を超えたいな!」っていうことがありまして、そのためにはやはり、周囲に認めさせる、認められる仕事力をしっかり身につけてほしいなと思ってるんです。


今回SDGsでの発表に関しては2030年、8年後ですね。

その時の目標を1万人の塾生達が受講してくれることによって、塾生たちが「組織を変える、会社を変え、やがて日本、アジアを世界を変えていく」

自立した女性たちの役割ってすごく大切ですよね。

仕事で結果を出す

自立した女性になりたい

人生の選択肢を増やしたい

自分を変えたい

そんな女性たちを本当に稼ぐ力、経済的にも精神的にも自立し、そしてパートナーに何かあった時に、パートナーを支えるぐらいの

強く

逞しく

美しく

賢く

可愛く

優しく

正しく

生き抜く力を身につけてもらいたいなと思ってるんです。

今回、ペンネーム かよさんがおっしゃってるように、私もこれから先、女性たちが本当に自立しないと、男性が云々じゃないんですね。女性たちが本当に大変になると思うんです。

何が起こってもおかしくない時代

そんな中で、いかに自立した生き方を選択していけるか!ってすごく大事だと思います。

そして影響力のある、営業力のある女性たちが増えれば増えるほど「うわー!やっぱり女性って凄いな1」っていうことを周囲が認めてくれて、初めて本当の意味での格差がなくなってくるんではないかなと思います。


本来仕事の世界に男性も女性もないわけですからね。

いかにプロ意識を持って、周囲から愛される人材になるか!

これは男性も女性も全く関係ないと思います。

信頼関係の作り方、周囲を大事に思うからこそ、自分も大切にされるんではないかなっていうことを、最後にお話しさせていただきました。


今回のこのテーマは非常に大切なので、もう少し私の考えをお話しさせていただきますね。

かよさんからの質問にあったように、この10年、20年の間に何が変わって、何が変わっていないのでしょうか?っていう問いかけがありましたが、実際に振り返ってみた時、私25年前、35歳の時にトリプルワークをしていたんですね。

朝の8時から夜の8時までは教育会社で仕事、夜6時から12時までは有楽町でアルバイト、土日は別の仕事。その時のアルバイトの時給もスタートは1000円でした。

今も変わってないですよね。


そして35歳でデビューした時の私の一年目に頂いた年収は250万円年収。1月の手取り金額は18万円。今も変わってないと思います。

その時、職場の先輩に言われた言葉が「この会社は固定給の会社だから、朝倉さんがどんなに頑張っても給料は上がらないよ。微々たる報奨金がつくだけだからね」と念を押されたんですね。

ところが次の年に、私の年収は480万円になりました。

「給料絶対あがらない!」って言われたにも関わらず、250万年収が次の年の480万円。その次の年に600万円、その次の年に720万円、その次の年に850万円。

これ間違いなく給料上がらないって言われたにも関わらず、4年間で600万円上がってるんですね。

それはなぜ上がったのかって言うと、平等な世界である営業の世界で結果・成果を出したからです。営業の世界には男性も女性も関係ないです。どれだけ目標に対する責任と執着心をもって結果・成果を出すか!それによって評価は平等です。

女性営業だから報奨金がないとか、女性営業だから報酬が少ないとか、最初の頃はそうでしたね。

ですが結果・成果を出せば、確実に給料体系も変わってきました。また変えざる得ないんですよね。

となった時に女性の地位名誉、また女性の今のポジションを上げていくためには、女性である私たちも、

結果にコミットメントする

責任と責任感をもって、やはり男性に負けじと肩で風を切って歩くことが素敵ではなく、仕事に対するプロ意識が、非常に大切ではないかなと思います。

私は女性はやっぱり「女性らしさ」を忘れてはならないと思うんですね。

アメリカで生活をされていた、長いことアメリカで活躍されていたある先生が、私よりも年齢的には二十歳以上年下かも分かりませんが、その方が合気道を教えてらっしゃったんですが、その方が私は初めて見た時に

「朝倉さんは過去に武道をやりましたか?」って言われました。

外見から感じるオーラ、それは姿勢の良さとか、例えば落ち着きとか、そういったトータルを見るって話だったんですね。

何よりもお褒めいただいたのは「女性らしい身のこなし」そこに品位・品格・品性と言われる、ある意味所作の美しさを褒めていただきました。

この所作の美しさは、私の場合は完全に後付です。後で勉強して身につけたものです。

だからこそ、すべての女性がその気になったら絶対に変われる。

そして周囲が「この人別格」と思われるような自分づくりは、絶対にできると思ってます。


今回オンライン版TSL5期をご受講された塾生の中にも、周囲から本当に評価され、2段階昇格をされてる人であったり、桁が変わったり、そういう女性達は今どんどん増えてます。

その時に、くだらないことで目くじらを立てるんではなく、やはり「違うものは違う!」「間違ってるものは間違ってる!」「そうでないものはそうでない!」「ならぬものはならぬ!」

ですが、言い方・言い回しを間違えて、正論だからって言って、上司や先輩に食ってかかったところで、何のプラスにもならない。

そのためには話し方の技術「ロジカルスピーチ」これ大事ですよね。

やっぱり収入の差はスピーチ力の差って言われるぐらい

話し方のあり方、技術

報告・連絡・相談の徹底

上司から、この人別格と思われるような仕事力で認めてもらわない限り、収入も上がりません。


私は女性たちに、正しい仕事のあり方・仕事力をしっかり身につけて欲しいなと思うんですね。

組織のも勉強し、やっぱり学びって一生です。

そして学び続けることによって、謙虚にして驕らない自分が出来上がっていくんではないかなと思います。


このテーマはもっともっと語りたいなと思いますが、とにかく今日はここで終えさせてください。ベックさん文字起こし大変かと思いますが、よろしくお願いします。


かよさんの質問を受けて改めて考えたんですが、やっぱり女性は営業向いていますからね。コミュニケーションスキルが、男性以上に高いと言われている由縁もそうですが、やはり結果・成果を出せば、平等に評価される!収入がきちっと後からついてくる!っていうのは、もう本当に営業ですよね。

そう考えると、営業の世界で結果・成果を出せるスキルを身につけるって言うことは、絶対に大事だと思います。特に子育てに追われてるママさんが営業職に置いた場合は、もうそれこそも短い時間で働いて、結果を出せばいいわけですから、事務職で裕になろうと思ったら大変かと思います。


合わせて、やはり事務能力がどんなに長けてたとしても、やはり人工知能 AI が、これからますます私たちの仕事を奪っていきますからね、肩代わりしてくれるわけですから。

私から見るとありがたいなと思いますけど、そうではなくて、その AI がやる仕事を、じゃあ私たちは何をすべきかって言った時に、人との関わりの時間、対人対応能力を身につけて、まさに接客、人と接するあり方を学ぶことによって、営業の世界で活躍する女性たちが出てくると、男性と女性の賃金は明らかに、これ逆転現象が起こると思います。

私はもともと男性はストイックに何かを極めるのが得意っていうこともありまして、

男性が事務のスペシャリスト

女性が営業の世界に

これが一番いいんではないかなと実は思ってまして、そのために2003年に女性限定塾 トップセールスレディ育成塾を開校したんです。

何を売っても売れる女性集団を育成したい!

そして今、卒業生3200人ほどいますが、今私が構想してるのは、本当にモノが売れない時代、もっと言うならば女性は初めての仕事、初めてを苦手と言うんですね。

例えば男性社会で、突然部署変更、部署異動、営業やれって言われたら「僕は苦手です」っていうわけにいかないですから、やっぱあり首を縦に振る。

でも女性は未経験を「苦手」って言ってしまって「私無理です!出来ません!」こうやって断ってしまうと、出世の道も出世の道も閉ざされてしまいますね。

そういう意味においては、やっぱり女性の意識改革をまずは行なっていくことから進めていくことも、近道かもしれないなっていうことを改めて感じました。

営業は面白いですよ!

営業は結果を出せば、後から収入は100%付いてきます。

そして営業の世界は、可能性のある芸術、自分磨きの旅です。

子育てをしてるママさんにとって、ワーキングママさんにとって、短い時間でも働いて結果・成果を出して収入がちゃんとついてくるのは営業力です。

まさに営業の世界に身を置くことによって

いかに稼ぐ力を身につけるのか!

ここは絶対だな!っていうことを、改めて感じさせていただきました。


かよさん、2人の子育て大変ですが、ぜひとも職場での人間関係を良好に、維持継続するためにも、

営業力

影響力

コミュニケーション力

ひいては人間力

ここに女性は女性らしさ女性力ですね!

そして指導力

講師力を身につけていただければなと思います。

追加補足、もうちょっと喋りたくってお話しさせていただきました。


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