本日はいつもとちょっと違うあり方で、コメント返信から先にさせていただきました。
そしてこのコメント返信を中心に、是非ともお届けしたいと思って発信をしたんですが、よくよく考えてみると、コメント返信のメッセージがものすごく長いですから、べっくさんが文字起こしをするに当たって、これ大変になるなと思って、改めて違うテーマを今、今から入れさせて頂きます。べっくさんいつも文字起こしありがとうございます。
では何を語ろうか、実際にあったお話をさせて下さいね。
私は実は、専業主婦業で行なっている掃除・洗濯・料理・アイロンがけ、実はこういう一般的にめんどくさいと言われることが実は好きで。
実はですね、お部屋の掃除とか整理整頓、以前企業研修においては4時間の中で「現場活性化研修」て言うのを行っておりまして、4時間で現場のビフォー・アフターを体感していただくっていうようなスケジュールを組んで、受講生とともに本当に4時間一本勝負で、まーいろんな気づき、学びの機会を得てもらいたいということで、整理・整頓・清掃・清潔・習慣・しつけ、この6S を4時間の中で完結するって言うやり方をたくさんとってました。
まずは7分間で職場の問題点を洗い出す。
まあ色んな所の問題点を洗い出すっていうことで、それぞれチェックをしなきゃいけない箇所を、あらかじめホワイトボードに書き出して、そしてチェックする箇所はそれぞれ役割分担をして、7分間で職場の問題点を紙に書き出してくる。
それをホワイトボードに見える化し、44分を3クールとか、時間を決めてもうできたものから「お金がかかる・時間がかかる」は後回し。すぐに出来ることから着手しようということで、ホワイトボードに書き出したものを、終わったらチェック項目をつけて、どんどんやっつけていくっていうようなことをやってたんですね。
中には200項目以上の問題点を洗い出してくださる企業様もおりまして、ほとんどは4時間の中で8割から9割は解決できます。あとは「お金がかかる・時間がかかる」これは決済を当然もらわなくてはならない項目ですから、これは完成したらまた改めて報告くださいっていう形を取ってるんですね。
整理整頓というのは、例えば完成図がイメージできないと、バラバラの状態で4時間研修では絶対に最後のきちっとした気持ちいい、心地よい感覚は味わうことができないです。
従って必ずビフォー・アフターの絵が自分の中に鮮明に浮かぶっていうことが実は大事なんですね。
ショールーム、展示場、オフィスでこれを4時間の現場活性化研修で行わせて頂き、ここで実際に取り組む仕事を見ながら、あっ!意外と研修の中では感じることができないリーダーシップを発揮してくださる方であったり、細かい所に手を抜かず一生懸命掃除をする人の姿であったり、たかが整理・整頓、たかが掃除なんですが、終了後にびっくりするほど皆さんが目がキラキラになるんですね。ということは、いかに問題点を解決した後っていうのは、気持ちがすっきりするのかっていうことが、1番見える化できるのが、職場の整理整頓の現場活性化研修だったりします。
人のやる気・モチベーションは実は難しいことではなく、ビフォー・アフターが明確になることによって、さらなる気合が入ったり、更にやる気に繋がるんだっていうことを研修の中で証明をさせて頂きました。
まあ今日はそんなことを思い出さと同時にあともう一点、掃除が大好きな私が自分の時給を考えた時に、やはり細かいところの拭き掃除などなどに関しては、専門家にお願いしたいなと思って、2003年の自分の手帳に「自分の部屋を掃除してもらえる」って言う事を書いたんですね。時給、自分の時給と相手の時給を考えた時に、やっぱりお金で時間を買う、そして専門家にお任せするっていうことで、まあ14年以上お願いしてた方と、そしてその後は年齢的なものも含めて、なかなか難しくなったタイミングで、法人様で有名な企業様でのお掃除をお願いすることをさせていただきました。
そこで来てくださるのがフィリピンで、まさに国家試験を取った女性たちが2人ペアーになってお掃除に来てくださるんです。フィリピンの女性達は小柄で、なかなか高いところに手が届かなくって、椅子の上に登ったりしながら一生懸命やってくれました。
まあそんな私がいよいよ昨年、勝どきから栄に引っ越してくるっていうことも考えていながら、やはりお掃除をお断りをしなきゃならないタイミングがありました。
でそのタイミングの中にいくつか実は順序がありまして、出張が多かった私がお願いしてたタイミングと、コロナ禍において自分が家に居るタイミングが多いということも含めて、自分で全てができるようになるっていう事もあったので、ある意味お願いすることに関してはお断りをしなくてはならない、いよいよ最終日、いよいよ最終日に、私は彼女たちに「どうしてもプレゼントしたいなぁ!」と思うものを用意し、プレゼントをさせていただきました。
そして選んでくださいって言って、お二人りに選んでもらった時に、最後にですね、そのフィリピンの二人の女性が涙しながら「あなたはいい人だ」って言ってくれたんですね。
それはプレゼントをしたからいいわけじゃなくって、やっぱり接するプロセスにおいて、やっぱり異国の地にいながら「自分の国に帰りたいだろうなー...」って思いながら、それでもコロナで帰えることもできない。こうやって日本で一生懸命仕事をしてくれる。
そのフィリピンの二人の女性たちを見ながら、私はいろんな心を、いろんな感情を抱いてたことがありまして「自分の国に帰りたいだろうなー...」って。
自由に行ったり来たりできてた時代と、コロナによって自分の国に帰りたくても帰えれない。そんな中で一生懸命仕事をしている彼女達の姿を見て、感じることもありました。
コンビニエンスストアでお仕事をしてる人はみんな外国人留学生。そしてやはり中華料理店もそうですが、ずっとコロナ禍において営業してたところは、みんな海外の留学生を採用してるところでした。
多分、彼らは自分の国に帰ることもできない。だけど親元もない、甘える場所もない。そんな中で、一生懸命仕事をしている姿を見て「やっぱりすごいなぁ!」と「この人たちの頑張りを応援したいなぁ!」と思ったことは事実です。
今日もまた、自分でも本当に心がこの、胸が詰まりそうになって語ってますので、何を語ってるんだっていう形になるかも分かりませんが、異国の地に来て、そして日本で一生懸命仕事をしてる人たちが「コロナにおいて帰りたくても自分の国に帰れない」そんな人たちが、日本にはたくさんいます。
大事にしたいなぁと思います。
以上です。