今日は心の報告についてお話をさせていただきます。
一日の業務報告・活動報告をすることもとっても大切ですが、心の報告を記録に残すことが、私はとっても大事だと思っています。
例えば1日の活動は手帳を見れば思い出しますが、その時々の感情は記録しないと忘れますね。学びを形に残すこと、思いを心に形に残すこと、是非ともやってみてください。
反発心で人の話を聞くと、相手の言ってる意味が、相手が何を語ってるのかっていうその真意が分からなくなります。
聞く耳を持てないからですね。
そんな時「自分は成長してないな」例えば、反発心で人の話を聞いてしまって、相手が何を言わんとしてるのかっていうことを、シャットアウトしてる自分が過去はありました。
「素直ってやっぱり難しいあー!」と思うんですよね。
自分の心がささくれていたり、例えば反発心を相手に懐いてると、結局どんなに相手がいいことを言っていても「全く聞いていないんだなー!」っていうようなことが昔よくありました。
素直さ・謙虚さを持ち続ける姿勢って、やっぱり大事ですね。
なかなかここが難しいんですよね。
例えば企業研修を担当させて頂き、トップがお話しする言葉の中に「仕事の代わりならいくらでもいる。しかしその人の代わりはなかなかいない。信頼できる部下、信用できる部下はほんの少しの、歴史の積み重ねだけでは生まれない」っていうことを話をしてくださいます。
いかに時を一緒に過ごすことができたのか?
何を言ってきたのか?ももちろん大事ですが、
どう関わってきて、今があるのか?
これって凄く大事ではないかなと思うんですね。
例えば、徹底したイエスマンになって、初めて師匠から学べる。
例えば、これは合気道の先生がおっしゃってたんですが、徹底したイエスマンになって、本当にその師匠からとことん学ぶ姿勢があってこそ守破離が成り立つ。
その精神を忘れてはならないということを教わりました。
ところが自分が、心に反発心を抱いていたり、例えば学ぶ心が中途半端だと成長が止まってしまいますよね。
よく女性に言われる「女の心は仕事には必要ない」とかっていうこと昔はありました。
確かに女性の心、女性らしさと女の心は別ですよね。そこに「女の感情は入れるな!」とかって言われたこともありましたね。
いやいや、今思ってもやはり仕事人の世界に、女性の独特の感情はいらないっていうことを、当時はなかなか理解できなくって「男性も同じじゃないか!」とかっていうような感情を抱いたこともありました。
いつも愚痴や不平不満ばかりを口にする人が、皆様の周りにはいませんか?
分かっても変えるようにすればいいだけなのに、なかなか自分の思いが相手に正しく伝わらなくって「相手のせいにしている」そんな自分がいました。
伝え方のあり方、自分の思いをいかに相手に伝えるのか? そこに自分自身が努力をする姿勢があればいいんですが、とかく「わかってくれない」「理解してくれない」と相手を攻撃してたり、相手に不満を抱いたり、そこってやっぱり未熟な自分だなーって思います。
過去を振り返ってみると、ある意味そういう自分があったからこそ、日々進化成長できる自分を目指していきたいなっていう思考になったのかもしれません。
厳しい先輩、厳しい上司の存在って、今思えば感謝ですね。
根気よく指摘をしてくれる人
根気よく指導してくれる人
これは当たり前ではないと思います。
後になってわかる人の存在
後になって思い出す人の存在
それはやっぱり、厳しい仕事観を教えてくれた人であるって言うことを、私は今強く実感しています。
例えば理不尽であろうが、どうであったとしても、自分が一度信じた人に心折れないでついていく姿勢。徹底したイエスマンになるって言う事で、得ることって実はあるんですよね。
あなたは仕事で苦労していない、努力もしていない、昔上司に言われました。
確かに仕事で苦労してないかもわかりません。
人生ではいっぱい苦労しましたが、仕事であまり悩んだことってないんですね。仕事を一生懸命あれば、必ず結果が後からついてくる。人間関係で悩んだり苦しんだり、仕事でつまずいたりっていうことがなかったのは、やはり「その他の人生で色んな苦労をした!」それがもしかしたら役に立ったのかも分かりません。
とはいえ、会社経営はそうはいきません。
社長になったおかげで色んなことを学ばせていただきました。
今も学びの途中です。
会社経営者になって18年以上の歴史になりますが、社長になったおかげで、本当に我慢・辛抱・無理・忍耐! 人の育成はそう簡単にはいかない。
そして社員から学ぶこと、部下から学ばせていただくこと、たくさんがあります。
教育は本気と根気と覚悟が必要!
0歳児がいきなり10歳にはならないですからね!
日々進化成長できる、お互いに切磋琢磨しあえる関係性を築くのも、やはり
相手をとことん信じきることができるか?
見守ることができるか?
やっぱり「根気よく、本気で体当たりでぶつかっていくことができるか!」っていうことも大事ですよね。
いやいや、私は本当に社長にならしてもらったおかげで、人として成長できたんではないかなっていうことを、今改めて感じてます。
昔の私は本当に短期でした!
短気は損気ですよね!
父の言葉がまた思い出されます。
「お前ほんまに気!短いな!」って。
短かったですね。
結婚生活で気が長くなり、子育てを通して気が長くなり、会社経営をしてさらに気が長くなったって、やっぱり出来事が人を成長させてくれたり、環境が人を育ててくれたりしますね。
これからも更に、精進してまいります。
今週も皆さんよろしくお願いします。