毎週水曜日は、Voicy リスナーの皆様からの質問にお答えするコーナーです。
仕事のことや、人生のことで、
知りたいこと、悩んでいること。
お寄せいただいたご質問に、私の考えでお答えさせていただきます。
正しいとか、これがいいとか悪いとかではなく、1つのものの見方・考え方の参考になればありがたいです。
今日はどんな質問が来ているでしょうようか?
それでは今から覗いてまいります。
ペンネーム C さん、40代女性からです。
朝倉先生、相談したいのは息子のことです。
小学校三年生の息子はふだんはとても活発で友達も多いのですが、
ときどきものすごくネガティブになります。
自分なんて
勉強もできない、スポーツもできない、顔も不細工、面白くもない・・・
誰も自分のことなんて好きじゃない・・・
と自分の悪いところをたくさん挙げようとします。
「そんなことないよ」と言っても本人の心には届いていないようです。
ネガティブ思考になる息子に対して、どのような声かけをすれば前を向いてもらえるでしょうか?
アドバイスいただけると嬉しいです。
はい、ペンネームCさん、40代女性からのご質問です。
ご子息のことですね。
それでは、チャプターを変えて私の考えをお話しさせていただきます。
1つのものの見方・考え方の参考になればありがたいです。
それでは、私の考えをお話しさせていただきます。
小学校3年生って言うと、おそらく9つ、9歳ですよね。
3歳から9つまでの年齢っていうのは、ここから自我が芽生える、10歳を超えていくタイミングの中で、最も大切な時期とも言われてますね。
もしかしたら好きな女の子ができてるのかもしれませんね。
そういう異性に対するときめきであったり、異性を意識し始めたり、そういうときめく年代もその頃からなのかもしれません。
小学校3年生の息子さんに、ではどのようなアドバイスをすればいいのか?
これはアドバイスというよりは、私が過去に小学校の教員をしてた時に、様々な子どもたちと触れ合ってきて、そしてその時その時に「こうした方が、この子がもっとプラスの思考、いい方向、笑顔になるな」ということで実践行動したことを、ちょっと思い出させていただきました。
1番は安心感を与える。
1番は安心感を与えるって大事だと思うんですね。
大人もそうですが、悩んで行動が止まります。
「何があっても大丈夫。ママはしっかり、母はしっかりあなたを見守ってるよ」
悩んで苦しんでみんな大きくなるっていうことも含めて、ネガティブな思考になることもあります。
大人だってそうですからね。
だからこそ一人で悩まないように、「いつでもサポートはできるよ」っていうことの安心感を与えてほしいなと思います。
もっと言うならば、これまでの彼の体験、経験によって自信がないなぁと思ったとしても、それを乗り越えた時のそういうエピソードがあれば、そんな話をしてあげてもいいのではないかなと思うんですね。
過去に乗り越えてきた事柄。
その時も悩んだけども、その時に悩んでも後ろ向きにならないで、どんどん前向きに改善し、見事「やっぱり良くなったね」とか「達成したね」とか「いい顔してたね」「自信に漲るお顔してたね」
だから過去にそれを乗り越えた〇〇ちゃんだからこそ、今回も絶対大丈夫。
母は、ママはそこをしっかり見守ってるからね!っていう意味でのあり方をお伝えするのもいいのかもしれませんね。
具体的な過去の成功体験を振り返ってみるということも良いかもしれません。
あとは、一緒に小さな目標を立てる。
まずはこれをやってみよう。
小さなステップを提案して一緒に取り組む。
小さなステップを提案して、その達成感を積み重ねるありかたを共にやる。
「ママは、母はこれをやる。〇〇ちゃんは何をやる?」って言って一緒に取り組んでいく。
前向きな気持ちにするためには、アクションを起こすこと、行動を起こす事っていうことがとても大事です。
そしてやっぱり、人生は長いわけですから、失敗してくじけるんではなく、失敗してもまた立ち上がって前に進めるように、ゲームのような感覚で。
例えばうまくいかなかったとしても、次により一層のゲームでいい点を取ろうと思ったら、工夫改善が必要ですよね。
最初から上手い人なんかいないと思うんですよ。
失敗してもくじけないで、またチャレンジして、そしてゲームもだんだん上手くなっていくと思うんですね。
何よりも大事なことは「挑戦することって楽しいんだ」っていうことを教えていただければなと思います。
合わせて、小さな成長・成功を褒める。
「よくできたね」って「流石!」「いいね」
男の子の場合は、大人も子供も賞賛、大事です!
褒めるとエッヘン!って、やっぱりかっこつけて大事じゃないですかね。
子供も大人も、男の子はやっぱり褒められるとその気になりますよね。
たくさん褒めてあげてくださいね。
そして、悩んで行動を止まりますから、一緒にアクションを起こしてみてください。
何かの参考になればありがたいです。
アプローチ、ちょっとしたアプローチで息子さんが少しずつ前向きな気持ちになるようにね、ぜひとも応援をお願いいたします。
ちなみに私の事例で言うと、私が小学校2年生の時に75日間登校拒否をした時も、例えば色々学校で問題を起こした時も、母は一切何も口出しませんでしたね。
1回だけ、体罰で「これはだめです」っていうことで、1回じゃない、2回だけ怒った時があるんですね。
1つは、私があの友達との約束を破ってしまって、ポニーテールの頭のてっぺんをハサミでカットされて、本当にサーファーカットの走りみたいになった時。
これはいくらなんでも子供がその体罰をっていうことはよろしくないっていうことを、まあその1回。
もう1つはですね、授業中におしゃべりをしてるっていうことで、先生が私の、私だけじゃない5人ぐらいの口元にガムテープを貼ったんですね。
それを剥がした時にもう口元にガムテープの跡がついて、もうミミズ腫れになってしまって、そこからアレルギーになったんですよ。
あの時だけはさすがに母は先生に言いましたね。
もう100%うちの娘が悪いとしても、やっぱり娘の口にガムテープを貼るっていうような体罰は、やはりこれはよろしくないっていうことははっきり言いました。
その2つだけですね。
あとは、学校で先生に怒られても「あんたが悪いんや」とかって言って、全然取り入れてくれませんでしたが、体罰のあり方と、やっぱりやり方が過度になった時の、この2回だけは母はしっかり伝えてました。
あとはもう何をやっても文句言わなかったですね。
子供の成長には、やっぱりいろんな悩み・苦しみ、時にはネガティブになったり落ち込んだりってありますからね。
私もそうでした。
その時母はそっと見守ってくれてました。
是非ともペンネームCさん、そっと見守ってあげてください。
きっと息子さんは必ずいい方向に向かいます。
心配ではなく信頼をしてあげてくださいね。
大人も子供もみんな悩んで大きくなりますからね。
悩みが多いということは、それだけ成長しようとする証ですよね。
是非とも温かく見守ってあげてください。
これは子供たちだけではなく、部下も同じですね。
是非とも愛を持って見守っていただければなと思います。