毎週水曜日は、リスナーの皆様からの質問にお答えするコーナーです。
仕事のことや人生のことで、知りたいこと、悩んでいること、お寄せいただいたご質問に、私の考えでお答えさせていただきます。
この答えが正しい、誤りではなく、一つのものの見方、考え方の参考にしていただけると嬉しいです。
今日はどんな質問が来ているでしょうか?見てきます。
どうぞ最後までお付き合いくださいませ。
ペンネーム ロリスさん、40代女性からです。
朝倉先生、いつもVoicyの配信をありがとうございます。
朝倉先生はよく段取りの重要性をお話してくださいます。
段取り八分、
段取りが80%以上の成果の決め手だと
ブログに書かれているのを読みました。
朝倉先生は具体的に
どのように段取りを組まれていますか?
何かをはじめるときの計画の立て方
頭の中での事前の思考
関係者との調整…
など、朝倉先生が行われていることがあれば
教えていただきたいです。
はい、ペンネーム ロリスさん、素敵な質問ありがとうございます。
はい、もう「腹八分目、段取り7分」とか言うかわかりませんが、私は段取り8分、9分だと思うぐらい、段取りは本当に大事だと思っております。
それでは、具体的にチャプターを分けてお話しさせていただきますね。
参考になれば嬉しいです。
ペンネーム ロリスさん、こんにちは。Voicyをお聴きいただきありがとうございます。今回は、段取りの重要性についてお話しさせていただきますね。
私自身が段取りを組む際に心がけているポイントは、実は5つあります。
まず1つ目は、目的をハッキリさせることです。
まず何を達成したいのか?何をなせたいのかを具体的に決めます。目標が明確になると、必要な手順が自然と見えてきますね。
ところが目標がはっきりしてなければ、必要な手順は見えてきません。曖昧な目標は曖昧な結果で終わるからです。
2つ目に、紙に書き出します。リストを作るんです。
取り組むべきタスクや必要な道具をリストに書き出します。これで抜け漏れを防いで、全体の流れを把握できるようにします。
3つ目が時間の配分。いわゆる時間の割り当てです。
各タスクにどれくらいの時間がかかるのか、所要時間をあらかじめ考えてメモを取る。そのスケジュールを作ります。
少し余裕を持たせるのも、実は大切にしております。だいたいどれくらいの所要時間を有するのか、要するのかっていうことを紙に書き出してるってイメージですね。
4つ目が、仕事には必ず前工程と後工程があります。
関係者との連携をいかにとるのか。関係者としっかりコミュニケーションをとり、協力を得られるように調整を図ります。定期的に進捗を確認することで、途中で何か問題が生じたりしても早めに対応できるようにしていきます。
5つ目が事前のシミュレーション。イメージですね。
頭の中で作業をイメージして、想定される問題やリスクを洗い出します。あらかじめ対策を考えておくと、仮に実行した時に何か突発的な問題が起こったとしても、想定内ですから柔軟に対応できるようになります。
今お伝えしました5つのポイントを意識することで、段取りがスムーズに進み、良い結果が得られると思います。是非とも試してみてください。
紙に書くってとっても大事ですよ。
見える化することが、非常に頭の中でやらないこと。とにかく頭の中に考えてることを全部見える化して、文字化してしまうんですね。もう文字にしてしまう、見える化することは絶対に譲れないポイントです。
紙に書く。見える化する。そして整理していく。
もう段取りが整ったら、もう仕事は本当にあとは実行すればいいわけですからね。もう完成図も明確に頭の中に入ってるがゆえに、その方向にもう自動的に進んでいくっていうね。そっち方向に向かっていけば、もし途中で「違うな」と思ったら軌道修正は十分可能です。軌道修正もありです。目標は途中で変えてはならないということはないんです。
仕事はやっぱり結果、成果を出してなんぼ。
プロの世界は結果が全て。
どんなに頑張ってます、一生懸命やってます、で結果は出ていません、話にならないですよね。「甘い仕事間感」ではなく、「プロ意識」を持ってお仕事をしていただけると嬉しいです。
このメッセージが質問者様のお役に立てたらありがたいです。