毎週水曜日は、Voicyリスナーの皆様からの質問にお答えするコーナーです。
仕事のことや、人生のことで知りたいこと、悩んでいること、お寄せいただいたご質問に、私の考えでお答えさせていただきます。
私の答えが良い悪い、正しいか誤りか、これはちょっと横に置いていただいて、1つのものの見方、考え方の参考になれば嬉しいです。
今日はどんな質問が来ているでしょうか?この後、確認してみます。
ペンネーム:匿名希望(60歳以上女性)からです。
9月28日のオンライン説明会で直接お話しさせて頂きました。感激しました。 その後、TSL13期に入学を決めました。 今年還暦を迎えました。ここで自己紹介をしたときに、朝倉先生が人生って60歳からが面白くなる、ここで分かれるとのお話をして下さり、元気を頂きました。 さらに、子供たちに教えるときは、この先生から学びたいというオーラを出さなければならない、そのときに、集中させるための方法があると話されました。 その方法を少しでも先に伝授して頂けないでしょうか? 実は、今月末から2週間程度、再びグアテマラ訪問をし、直接子供達に教えなければなりません。 きっと、13期でいろんなことを学んでから分かることかもしれないのですが、少しでも今できることがあれば助言頂けないでしょうか? よろしくお願いいたします。
はい、ペンネーム「匿名希望」60歳女性。TSL13期にお申し込みをしてくださり、ありがとうございます。それでは、チャプターを分けて、私の考えをお話しさせていただきますね。是非とも参考になれば嬉しいです。
ペンネーム:匿名希望さん、オンライン版第13期ご入塾おめでとうございます!
パチパチパチパチ!そして、お申し込みありがとうございます。
今年還暦を迎えたとのことですが、いやいや、私は本当に60歳からが、ものすごく人生が楽しくなるタイミングだと心から思います。
60歳を超えると、完全に二極化現象が起こります。これは男性も女性も同じです。極めて50代に近い60歳もいれば、70代に近い60歳もいます。
「100歳人生」まさに年齢は単なる数字。
見た目が、実は全てなんですね。
今年還暦を迎えたとのことで、ここからが本当に面白くなるタイミングですから、ぜひとも人生を堪能してくださいね。
今月末から2週間程度、再びグアテマラを訪問されるということですが、直接子供たちに教えられるお立場。是非とも「この先生から学びたい!」っていうオーラを出してほしいなと思うんですね。
また、子供たちを集中させるためにはどんな方法があるのか、是非私の考えでお話をさせてください。
子供たちは大人の年齢は分かりません。
20代の方に対しても平気で「おばちゃん」と言います。
逆に60歳を過ぎている人であっても「おばちゃん」とは言いません。
私は現在62歳。自分ごとでお話をさせていただきますね。
私はよく、エレベーターに乗ったりすると、3歳から9歳ぐらいのお子さんにお声をかけられます。いわゆる「ナンパ」です。よく話しかけられます。その時に「おばあちゃん」と言われたことは、これまで一度もありません。
なんで「おばちゃん」と言われないのか?
これは心理学にもあるんですが、先ほども申し上げましたように、子供たちは大人の年齢は分かりません。
だからこそ、「この人20代、この人30代、この人40代、この人50代、この人60代」なんていうことはまずわからないんですね。
保育園で「ボク〇〇先生と結婚する!ボクは〇〇先生と絶対に結婚する!」とかって言ってくれるのは、先生の年齢は一切関係ないんですよ。その子供から見て、この先生が好きか嫌いか。
じゃあ、好きな先生はどんな先生か?
一緒に遊んでくれる先生です。
構ってくれる、一緒に遊んでくれる、そして自分のことをとっても大事に思ってくれるっていうのは、本能、直感でわかるんですね。
子供は本当に鋭いですよ。
本能、直感感力がものすごいんですよ。
自分の身を守ろうとする本能が働くからですね。ワンちゃんとかお子さんっていうのは、特に小さいお子さんほど、防衛本能も警戒本能も、自分のことを好きか嫌いかっていう直感も、動物的な本能的なものが研ぎ澄まされていますから、ものすごくよく本能で判断します。
この人好き、嫌い。そこに年齢は一切関係ないんです。
だからこそ、見た目の女子力、いわゆるおしゃれをしているかどうかっていうことも、とてもよく見てるんですね。
例えば、日頃全くおしゃれをしないお母さんが、なぜか今日に限って美しい。
ヘアメイクを整え、そして綺麗な洋服を着て出掛けようとすると、
「ママ、お出かけ?ママ、お出かけ?」
日常、通常は全然追いかけてこない子供が、こんな時に限ってぐずったりとか、本当に泣き止まなかったり、離れなかったり。これも「自分を置いてどこに行くんだ?」っていうことを本能でキャッチしてるからですね。
日頃とは違う!
いつもこんなファッションをしていない!
いつもと何か違う!
もしかしたら僕の知らないところに行ってしまうのではないか?
自分だけどこかに行ってしまうのではないか?
ていうような、そういう直感、本能が働くわけですよ。
でも、いつもおしゃれをしているお母さんであれば、「ママ、お出かけ?」とは言わないですよね。だから、日常のおしゃれ感ってとっても大事なんです。
グアテマラの子供たちも、日本の子供たちも、基本的に子供たちの感性、直感、本能は、私はイコールだと思うんですよね。だから、60歳を超えている先生なのか、20代の先生なのか、30代の先生なのかどうでもよくて、ニコニコ笑いながら感じよく子供たちを抱きしめる。
そしてスキンシップだけじゃなくて、心からこの子供を愛おしいと思う、そういう本能の直感は、相手にテレパシーとして通じるものじゃないかなと思うんですね。
もともと子供たちを大事に思う「匿名希望」さんだからこそ、今回の出張に関しては、まず子供たちに笑顔で話しかけていただきたいなと思います。ニコニコニコニコ笑いながら、是非とも一緒に遊んであげてください。子供たちは一緒に遊んでくれる先生が何よりも好きです。是非とも、ここは意識してほしいなと思います。
そして、ものすごく騒がしくて、ものすごくうるさい時に、よく電車の中でも子供たちが騒いでいたり、いろんな場所で子供たちが騒いでいる時に、お母さんが金切り声で
「静かにしなさい!静かにしなさい!」
あなたが一番うるさいと思うような光景って目にしませんか?
高い金切り声で「静かにしなさい!」ってヒステリックに言ったとしても、子供は面白がって全然話は聞いてくれません。ところが、子供たちを集中させるためには方法があります。どうすればいいのか?って言うと、
「し〜...静かにしなさい」
アルトで急に黙り込んで、そして口元に指を当てて
「し〜...静かにしなさい」
これは静かにさせる時の方法であり、集中させる時はね、ある意味騒がしいところの中で何をするかっていうと、動きを一旦止める。そしてゆっくりと動き出す。子供たちは、いきなり音が消えたり、動きが変わった時に「え?」って違和感を感じる。この違和感が実はすごく重要で、そしてそこに集中したポイントで
「こちらに注目して下さい」
「皆さん、今日から皆さんの先生をさせていただきます。〇〇です。日本からやってまいりました。皆さんと仲良くしたいと思います。先生ができることを、皆さんに教えられること、全部伝えさせていただきます。いっぱい学んで、楽しんでくださいね。では、これから先2週間、よろしくお願いします!」
とかっていう、これアドリブなので適してるかどうかは分かりませんが、子供たちへの自己紹介も、わちゃわちゃしてる、ガヤガヤしてる、そしてそわそわしたマインドでは全く耳に入ってきません。だからこそ、注目をしっかり集めてくださいね。
私は講演会場で注目を集める時には、実はホワイトボードの前に椅子を置いていただいて、その椅子を横によける作業からスタートします。
その動きに全ての人の注目が集まる。そして中央に戻り、そこから「皆様こんにちは」という形で自己紹介をさせていただきます。いきなりガヤガヤしてるタイミングで話をスタートしないということも一つのあり方です。参考になればありがたいです。
グアテマラ出張、お気をつけて行ってらっしゃいませ!
オンライン版TSL第13期でいっぱい色んなことをお伝えしますからね。
ぜひ60歳からの人生を謳歌してください!
堪能してください!
楽しんでください!
乞うご期待ください。
以上。