Voicyリスナーの皆様、今日も耳を傾けてくださり本当にありがとうございます。
この度、私は山形市倫理法人会様25周年記念式典において、本当に大切な節目の場にお招きいただきまして、90分間の講演を担当させていただきました。
このご縁をつないでくださったのは、私たちのTSL、トップセールスレディ育成塾卒業生でもある河原恵さん。
彼女の熱い思いが今回の出会いを運んでくれました。
河原さんは、2024年10月5日、山形県天童市にあります東谷学園様での講演に、山形市倫理法人会の幹事の皆様と一緒に足を運んでくれました。
その時、彼女は心に決めたそうです。
「絶対に朝倉先生を山形にお呼びしたい」
その思いが行動へと変わり、なんと今回の記念式典講演会には、185名もの方々がご参加くださいました。
後でお伺いしたところ、これは記録的な参加人数だったそうです。
ありがたいですね。本当に嬉しいです。
会場は山形駅直結のホテルメトロポリタン山形。
続々と集まってきてくださる参加者の皆様の姿に、この日の持つエネルギーの大きさを感じさせていただきました。
午後3時、河原さんの司会で記念式典がスタートします。
今回、私、朝倉千重子がお話しさせていただいたテーマは、「社員が生き生きと活躍する人作り」
思いを込めてたくさん、私自身の過去の経験も踏まえお話をさせていただきました。
山形市倫理法人会会長の天口信裕様のお言葉も素敵でした。
また、参加してくださる皆様が熱心に熱心に熱心に熱心に、お話をお聞きくださいました。
詳しくは、営業担当である志賀杏理が、たくさんの写真を添えてブログに掲載しております。
ぜひ皆さん、ブログもお読みいただけるとありがたいです。
25年という歩みへの敬意と、新たな177社というミライヘの挑戦のお祝いを、心からお伝えさせていただきました。
さすが山形市倫理法人会様。
最終的には177社の方々にご参加いただいているということで、本当にすごいなと思いました。
会場の空気感も聞く姿勢も、また反応の良さも本当に素晴らしかったです。
質問をこちらから投げかければ、すぐに返答してくださる。
そして何よりも前のめりでお話を聞いてくださるお姿、これ写真入りでぜひともご覧くださいね。
皆さん、志賀杏理が掲載しているブログのURLをチャプター欄に記載させていただきます。
ぜひご覧いただければありがたいです。
全国の倫理法人会様で学びを深めていらっしゃる皆さん、ぜひお呼びください。
学んでいらっしゃる経営者の方々の思いを代弁し、私の声で皆様の熱い思いを語らせていただきます。
この度は山形市倫理法人会様、25周年という非常に素敵な節目の講演会を担当させていただき、心より感謝申し上げます。
ありがとうございました。
ブログもぜひご覧くださいませ。
昨日あった出来事をお話しさせてください。
昨日は静岡県にて幹部の方々を対象としたトップセールスプログラム、厳密には幹部教育を行った3時間×5回開催の研修の最終回でした。
さすがだなと思ったのは、最終審査に挑む受講生の姿勢。
回を重ねてどんどんどんどん変化、進化はしてきましたが、いよいよ最後といった時の在り方を、やっぱりやる時やるんだなというような、本当に伸びしろいっぱい、そして可能性の宝庫。
あっ!、この方々はやっぱり仕事で結果成果を出してこられたからこそ、社長から選ばれた人材なんだなということを感じることのできた、大変貴重な3時間を過ごさせていただきました。
企業研修においては、懇親会など滅多にないんですが、今回は最後のタイミングに会食をする機会をいただき、皆様と一緒においしいお料理とお酒を飲むことができました。
そこでまた人となりを感じることができて、やっぱり酒席って大事だな。
そしてビールの継ぎ方、最後の在り方、所作動作振る舞い、もう一回来てもらいたいお客様になるためには、どうあればいいのかということも含めて、お話しすることができました。
もう本当に最後の時間、短い時間の中で、お話をさせていただきましたが、真摯に素直にお聞きくださいました。
最初は、きっと私のことは嫌いなんだろうな、もう本当に嫌だろうな、と思うような表情もありありでしたが、最後は、やっぱり男性って愛おしいなと思わせてくださる、可愛げがたくさんありましたね。
本当に素敵だなと思いました。
西田文郎先生が「男は言うこと聞かない6歳児」、崔燎平先生が「50を超えたらチンパンジー」とおっしゃいますが、男性の内側に秘めた、少年のような素直な心、そして、回を重ねるごとにどんどん変化、進化していく様に素敵だなって、本当に人の可能性って、やっぱりすごいなということを感じることができました。
そして、私は10時少し過ぎたタイミングに東京に到着しました。
東京に着きまして、タクシーに乗り目的地に向かうそのタイミング。
ここからあったお話を、ぜひとも、今日は、Voicyのリスナーの皆様にも共有できたらなと思います。
タクシー乗り場ではなく、少し歩いて目的地の方向に向かうタイミングに、手を挙げようと思ったら、すでに待機している1台のタクシーがありました。
そのタクシーに乗ろうとした瞬間、通常であれば、タクシードライバーの方が荷物をトランクに詰めたり、もしくは、座席の横に置いてくださる作業をしてくださるんですが、その運転手さんは、タクシーから降りることはなかったです。
以前教えてもらった、一つのエピソードがあるんですが、タクシードライバーの方で荷物を預かろうとしない、荷物をトランクに入れようとしない、運転席から降りない人、そういう人のタクシーは、乗らない方がいいと。
逆に、マナーの悪い、気分を害するような対応する人が多いということもあって、荷物を預かってくださらないタイプのタクシードライバーさんってどうなのかな、ということも含めて感じたんですが。
たまたま、1泊2日の出張の段取りということもありまして、自分で荷物を持っても重くない、自分で十分、その荷物を車の中にあげられるコンパクトなサイズの出張バッグだったが故に、キャリーケースを、私はまず最初に乗せて、そして自分が席に着きました。
そして、目的地を伝えた瞬間に、タクシードライバーの方が、私にこのようなお話をされました。
「お客さん、きっとお客さんは、見る限り頭の良さそうな感じで、僕よりも年上のような感じがするがゆえに、少し僕の話を聞いてもらってもいいですか?」
って言われたんですね。
「僕の話を聞いてもいいですか?聞いてもらってもいいですか?」
って言われた瞬間に、もうすぐに「はい」って言ってしまった自分がいるんです。
なんで私は、タクシードライバーの方のお話を聞くことになったのかっていうことは、全く分からないんですが、自分で荷物をあげ、そして目的地を告げ、その瞬間にタクシードライバーの方からお声掛けをいただき、私はそのタクシードライバーの方のお話を聞くことになりました。
お話を聞くに、コロナのタイミングに奥様と離婚をし、そして今は一人でお住まいであるっていうことを、お話しされておりました。
娘さんと、息子さんがいるっていうことで、別れた奥様のお誕生日に「お誕生日おめでとう」っていうことをLINEでメッセージをしたときに、実は奥様のお母様が、お誕生日にお亡くなりになられたっていうことを直接聞かれたそうです。
「誕生日にメッセージなんて送ってこないで。母が亡くなったの」っていうことを、その時初めて彼は知ったそうなんですね。
それが、実は、一昨日。
「明後日、お葬式」っておっしゃってましたから、明日が、お葬式だと思うんですね。
「お誕生日おめでとう」ってメッセージを送ったら、「誕生日のメッセージなんて送ってこないで。今日母が亡くなったの」って、そうメッセージが届いたと。
その瞬間、自分は動揺してどのように声をかけていいかがわからなかった。
合わせて、「明後日、お葬式」って言われたんですが、「僕は、その葬儀に行くべきなのか、離婚した後は他人になったから、もう知らないふりをした方がいいのか。僕は今、正直迷ってるんです。お客さん、僕、15年間、タクシーに乗ってますが、こんな話をお客様にすることって初めてなんです。お客さん、どう思いますか」と聞かれました。
で、私は「亡くなったお母様に、非常にお世話になったんですね」って言ったら、「そうです」。
「実は、私の、元旦那様のことを、私の亡き母は、一度も悪く言ったことないんです」って。
「母も、私の元旦那さんのことを、とっても気に入ってました。最後まで好いてました。だから、母が亡くなった後に、私は元旦那様と子供たちと一緒に会うことがあって、そして、母が最後まで、婿殿を好いてたっていうことも含めて、話をした経緯があるんです」って。
「運転手さんは、どうしたいんですか」と言いました。
そうしましたら、「僕は、今正直、悩んでるんです」と。
香典を送るべきか、香典を持って、そーっと置いてくるべきか、どういうふうにしていいのか、分からない、というお話をされたんですが、私は「自分の本能に、正直に行動されてみてはいかがですか」って言いました。
「仮に、運転手さんが、葬儀の席に顔を出した時に、『なんて来たのよ』って言われたとしても、その時に自分が、最後のお別れをお母様にしたいと思ったら、それもまた、ありではないですか。
最終的には、自分の心に正直に行動を起こされるといかがですようか」っていう話をしたところ、目的地に着きました。
そして運転手さんから、「お客さん、本当にありがとうございます。僕こんな話をお客様にするっていうことは、僕はおかしいかも分かりませんが、お客様であったら聞いてくれるんではないかと、そして、答えを教えてくれるんではないかと思ったので、聞かせていただきました。明後日が葬儀の日です。僕、自分の思うような行動を取ります」と言って、お金を払ってタクシーを降りました。
明日は、その方の義理のお母様のお葬式のタイミング。
運転手さんが、どのような行動を取られるか私は分かりませんが、心に正直に行いをしていただければいいなと思いました。
昨日の、昨日の夜の出来事で、私もなぜその運転手さんのお話を聞くことになったのか?いまだに不思議なんですが、そんなことがあったということを、今日は皆様にお話しさせていただきました。
以上です。
もう一つ、追記でお話をするとしたら、その運転手さんがおっしゃっていたのは、
「今日、実はお客様が初めてお乗せするお客様なんです」
きっと、いろんな感情の中で、仕事に出るかどうなのかということも迷いながら、すごく、今思い出せば、落ち込んだ表情で、非常に後ろ姿、肩に力がないなということを、改めて今、思い出したらそれが最初の印象でした。
お話をお聞きして、納得だなって。
人間って、いつ何が起こるかわからない。
自分自身がどういうふうに、自分の感情を処理していいかわからない。
そんな瞬間って、ありますよね。
誰かに話を聞いてもらいたい、という時もあると思います。
私も昔、タクシードライバーの方に、誰にも相談できなくて、「運転手さん、運転手さん、こういうふうな、お話を聞いたらどのような、答えを出しますか」って言って、昔、昔、昔、運転手さんに相談したことあるんですよということを、その運転手さんに言いましたら、「お客さん、ありがとうございます。本当に、ありがとうございます」ということを、何度も何度もおっしゃいました。
私も、逆の立場を経験しているがゆえに、こんなことってやっぱりあるなって。
自分がしてもらったことは相手に返す。
逆に、自分がされて嫌なことは、絶対に相手にしてはならない。
そんなふうに、改めて、改めて、感じることができた出来事でした。
以上です。