このお話は私が35歳で初めて営業に身を置いた時、埼玉のある不動産業を営む女性経営者とご縁を頂いた時のお話です。
その方がバブルの全盛期にあっちこっちに土地やビルを購入しそして、仕事を手広くなさっていたんです。
ところがバブルがはじけ、その不動産物件、土地建物の地価総額が全部崩れ、最終的には多大な借金が残るそんなことになられたようです。
もうにっちもさっちも行かなくって、一体どういう風にしようかなと頭を悩ませながら、ここは金融機関様に頭を下げお金を借りようと思って、融資のお願いをするために金融機関に出向かれました。
昔は金融機関は今みたいなシステムとちょっと違って、名前呼ばれるまで相当時間がかかったっていうことも事実です。
その待ち時間中に置いてあった雑誌をパラパラめくりながら、ドイツの童話とおっしゃってたと思うんですが、そのドイツの童話を読まれた瞬間、そこに色んなヒントを得たっていうお話なんです。
その女性経営者が、金融機関様でご覧になられた雑誌の中にあった「3匹のカエル」これはどんなエピソードだったのか、お話をさせていただきます。
「3匹のカエル」
3匹のカエルが誤ってミルクポットに落ちてしまいました。
その中の1匹目のカエルは「あっ!だめだミルクポットに落っこちてしまった!もうだめだ!」そう思ってしまったそのカエルは少し経ったら死んでしまった。
2匹目のカエル「あっ!ミルクポットに落っこちてしまった!まあなんとかなるさ」そう思ってたところやっぱりしばらく経って死んでしまった。
同じようにミルクポットに落っこちてしまった3匹目のカエル。
ミルクポットに送った瞬間「あっ!大変だ!ミルクポットに落っこちてしまった。こんなところで死んでたまるか!」もがいて、もがいて、もがいて、もがいて、もがいて、もがいて、もがいて、もがいて、最後はミルクがバターとチーズに変わりました。
諦めないで、最後の最後の最後まで、もがき続けたことによって、ミルクの形が変わったんです。この童話を読み、女性経営者の方は「まだまだ出来ることはいっぱいある。もっともがいてみよう!もっとチャレンジしてみよう!」と思って見事に再生されたってお話なんです。
私はこの話をリアルタイムにお聞きして、素晴らしいなと思いました。
そしてこの話を公演や塾生たちにお話をさせて頂きました。
3匹のカエルのお話は参考になりましたでしょうか。
本当に私たちは習慣の生き物です。
心が変われば態度が変わる。
態度が変われば行動が変わる。
行動が変われば習慣が変わる。
習慣が変われば人格が変わる。
人格が変われば運命が変わる。
運命が変われば人生が変わる。
この言葉は誰が発した言葉かは忘れてしまったんですが、昔手帳に書かせていただいたメッセージです。
やる前から諦めてしまうんではなく、まさにチャレンジこそ人生!
習慣になるために「努力し続ける姿勢」これってすごく大事なことだと思います。
1番最初は心からのスタートです。
心が変われば態度が変わり行動に移す。そのプロセスを経て習慣革命が生まれ、習慣によって私たちの人格が形成され、その後運命人生が変わる。
めんどくさい事柄もたくさんあります。その面倒くさい事柄も習慣にしてしまうと、案外続きます。
繰り返しますが、人は習慣の生き物です。このVoicyリスナーの皆様との集い、Voicyリスナー皆様との関係性も、日々同じことを聞き、耳で色んな情報をゲットすることによって、共通言語が生まれ、価値観が共有されてたり、それによって「本当に素敵なご縁が広がっていくんだなー」っていうことを改めて実感しております。