本日は「不自由を知って学んだこと」を2つのテーマに分けてお話をさせて頂きます。
1つ目、出来事を通して人は成長する
2つ目、気付きのを三原則、出来事を通して人は成長する。
ここは、3点でお伝えさせて頂きます。
まずホテルマンの対応に感動
感謝の心を形に
想定外の出来事で学んだこと
気付きの三原則
ここでも3つ
ショートカットでの失敗
手抜き、横着はあかん!今気づくことの重要性
ここからの鍛錬、修練のあり方、88歳ハイヒール人生
今日は2月15日に起こった、ある出来事をお話しさせていただければなと思います。
2月15日は高井岡芹法律事務所の高井先生の告別式の日でした。
ありがたいことに前日のお通夜、そして告別式にも参列することができ、その日の夜はオンラインでのミーティングがありまして、ミーティングが終わったのが夜9時半を過ぎていたかと思います。
ホテル近くのレストランはもうすでに閉まっていて、食事をどこにしに行こうかな、コンビニエンスストアで何かを買って部屋で食べようかなと思いましたが、コンビニのおにぎりはあんまり好きではないと言うこともありまして、少し歩いてお店を探そうとちょっとだけ、ハイヒールで歩いていきました。
食事を終え、ホテルに戻る際、ホテルの裏側の道を通ったんですが、明かりが消えている暗い箇所で足元を見ていなかったがゆえに、段差に気づかず転倒してしまいました。
誰も見ていない空間で一人で転び「痛いな!!」と思いながらハイヒールを脱いで、ホテルまで歩いて行きました。
でもまああまりの痛さで足がどんどんどんどん腫れてきて「これは歩けないな...」と思って、1階にホテルに繋がる電話機があり、そこで「恐れ入ります。転んでしまってちょっと歩くのが困難なので、お迎えに来てもらえませんか?」って言ったところ、ホテルマンの方が車椅子でお迎えに来てくれました。
その車椅子に乗せてもらって、そして「氷をいただけませんか?」部屋までホテルマンの方が車椅子で私を連れて行ってくれました。
氷をたくさん持ってきてくれて、タオルで冷やそうとした時に、ホテルマンの方が
「かなり腫れてますから、病院に行った方がいいんじゃないですか?」
と仰ってくださいました。
でも病院に行った方がいいじゃないですかって言われても、時間は10時30分を過ぎてましたから、さすがにこの時間から開いてるとなると、救急で見てもらうしかない。
いやーこれはどうしようかな?
以前、小指の骨が折れた時も自力で治したって言うこともあり、あばらの骨にひびが入った時もそれも、自力で治したと言うこともあって、今回も自力で治るだろうと言うように思っていたんですね。
そして氷で冷やしてもなかなか腫れは引かない。
その時にホテルマンの方が聖路加病院に連絡を入れてみます。」って言ってなんとホテルマンの方が聖路加病院に連絡を入れてくれました。聖路加病院は以前から私も勝どきに住んでいて、何回もお世話になったところ。
聖路加メディローカスは大手町にもありまして、そこでもお世話になったって言うこともあって、カルテがたくさん残ってる。健康診断もそこで行ったって言うこともあって、
「朝倉千恵子と言っていただければ、カルテが出てくると思います」と言うことで、なんとホテルマンが手配をしてくださったんです。
救急車で行くわけにはいかないと言うこともあって、タクシーで聖路加病院に行きました。
救急で見てくださったお医者様が、私の左足の甲の腫れ方を見て
「見せてください。あーここは、ここは細かい骨がいっぱいある場所で、折れにくい場所ですから、おそらく大丈夫でしょう。」と仰っていただいて
「あ〜よかった!」と思ったんです。
ですが「念のためにレントゲンは撮りましょう」と言われて、レントゲンを撮って先生が戻ってこられました。
その時の先生のお言葉
「大変残念なお知らせがあります。折れてます!」
「え〜折れてる!!本当に???えっ!どうしよう..」
と思いながらギブスで固定をし、そして松葉杖を頂きました。
この松葉杖は私のサイズに合わせた松葉杖で、なんとレンタルではなく買取でした。
その松葉杖をついて両手松葉杖で、またお医者様にスタッフの方に車椅子でタクシーまで乗せてもらって、そのタクシーに乗ってホテルに着き、またホテルマンに連絡を入れたら、その対応してくださったホテルマンの方が車椅子で迎えに来てくれて、ホテルの部屋に案内をしてくれました。
「ありがとうございます、折れてました...」
「すいません、親切にしてくださいましてありがとうございます」と感謝を告げ、そして自分の部屋に戻ったものの、痛み止めを飲んでも抗生剤を飲んでも、もうあまりの痛さで、この痛みと腫れってどうすれば止まるんだろうって言うぐらい、もう大変な痛みでした。
ほとんど眠れませんでした。
ところが、次の日は先日お話をさせて頂きました、高砂福祉会様の研修の第1回目。
3回連続の研修の第1回目が2月16日でした。
私が骨折したことをいち早く専務取締役牧野紀子に伝え、そして担当営業の中林寛貴にも連絡を入れ、
「何があってもいく!」
どうしても松葉杖2つって言うこともあって迎えに来てもらいたい。そのことを伝え、中林にも迎えに来てもらって高砂福祉会様に行きました。
当然、先生たちはびっくりされます。
その松葉杖をついた姿で第1回目の研修を終えました。
第2回目は2月17日、櫻庭露樹先生のところでの講演会でした。
所作を教えるべき、その日に骨折ですから...
櫻庭露樹先生も、邪兄さんもびっくりされてましたが、そこに来てくださった方々が内緒にしてくださり、その講演会は無事終えました。
そしてその次の日も、次の日も、次の日も、研修など等々がたくさんありましたが、この骨折を通して学ばせて頂いたこと、めちゃくちゃ多かったんです。
ただでさえ忙しい牧野専務に、また私が骨を折ってしまったことによって、負担をかけてしまうってのが一番頭に浮かんだことです。
研修はどんなことがあってもその場所には向かう!
そして片足であったとしても、やれることは全てやる!
こう言う心構えはもちろんなんですが、出張の時に荷物が持てないわけです。
送ったとしても荷物が持てない。
なぜならば両手松葉杖だからです。
そして車椅子で行くとしたら、より一層誰かが付き添ってくれなければ無理ですよね。
そこも含めて、今回はもう奇跡がいくつも起こったんです。
ホテルマンの方々の対応がもうあまりにも感動で、もう私は忘れないことがたくさんあります。そしてその感動を手紙に書いて「ホテルマンの方にお渡しください」と言うことで、改めてお礼をすることもできました。
感謝の心をいかに形に表すのか、想定外の出来事で学んだことをたくさんあります。
人の優しさ、人はいかに人に支えられて生きているのか。
周囲の優しさにものすごく感動し何回も泣きました。
初めて車椅子の経験もしました。
乗せてもらう時どう言う押し方をするのかによって、不安が全く異なると言うことも学ばせて頂きました。
松葉杖を使っての歩行がどれだけ大変なのか!って言うこともよく理解できました。
そしてやっぱりみんな優しい!
本当に暖かいなと言うような、すごい経験をすることができました。
何を学ぶための骨折だったのか?
リュックの便利さ
気配りの質
私は本当に今回の骨折において学んだことを数知れずです。
もうこのVoicyで今日のこのタイミングでは語りきることはできません。
ですから、またタイミングを見てお話はさせて頂きたいと思うんですが、
横着をしてはならない
ショートカットするなと....
今年の1月10日ある意味ショートカットをしようと思って、藪の中を突っ込んで、最終的には目的地にたどり着けずに、引き返してきたって言うことがあったのが一つ目。
2つ目は、2月7日高井先生が亡くなられた時に「王道を闊歩せよ!」と言われたにもかかわらず、急いで狭い道を通り、ショートカットしてしまったことによって、転んで顔を打つって言うことがあって、そして今回裏の暗い通り、私は下を向いて歩かない!背筋を伸ばしてハイヒールで歩いて胸を張って歩くのはいいですが、最終的には転んで骨折。
これを通して今何を教えられてるのか?って言うことに対して、自分を振り返る大切な機会となりました。
そしてここからの鍛錬、修練をしっかりしていかない限り、ハイヒールを履き続けていくって言うことは無理です。
ここ2ヶ月以上、私はハイヒールは履いておりません。
そして運動靴で歩くことによって、いろんなことにまた新たな気付きを得たんです。
今日はこの続き、たくさん話したいこともありますが、ここまでとさせてください。
大きな気付きを得たことは、また改めて報告させて頂きます。
今回の骨折によって、学んだことを気づいたこと本当にたくさんあります。
やっと語れるようになりました。
「まだ松葉杖はついてください!」って言うことをお医者様に言われてます。
なぜならば、これうちの専務が一番心配してくれたんですが、松葉杖をつかないでゆっくり歩いてると、モタモタしてるがゆえにまたバンとぶつけられた時に、ぶつかった時に、怪我をする可能性がある!お医者様と同じことを言ってました。
お医者様も仰ってました。
「松葉杖をお守り代わりに持ってください。」
「これがあることによって、ぶつかったりとか基本的に避けてくれます」と。
そこも含めて、自分の体をどのように守るのか?すごく大事ですよね。
いやー今回の骨折は効きました。
本当にもう両手松葉杖の時は大変でした。
朝の朝食会場はそれこそバイキングで、バイキング両手松葉杖ではまず取ることはできかねます。そんな中、ホテルマンの方が全て段取りを整えてくれて。2日目は私の好みをきちっと理解してくれて「昨日と同じものでよろしいですか?何か必要なものがありましたら遠慮なく仰ってください」って言って対応してくださった時、さすがに食べながら涙が溢れてきましたね。
こんな風にしてもらえる事ってありがたいなって...
不自由を知って、何を気づかなくてはならないのか?
なぜこのタイミングに骨折したのか?
88歳ハイヒール人生を歩む!とかっこつけるなと!
それよりもなによりも、
筋力を鍛える足元を見なさい!
足元をしっかり見て歩きなさい!
足元救われることになるな!
といろんなことを教えてくれてるのではないかなと思います。
そして一番びっくりしたのは、私の10倍以上、いや50倍以上忙しい牧野専務が、3月3日から3月15日まで、ほとんど私と一緒に行動を共にすることが出来たって言うことなんですね。福岡に崔燎平先生に会いに行った時もそうですが、福岡出張、岡山出張、東京出張、常に横にいてくれて、私の出張バッグを持ってくれて、日常私と牧野専務は月に5回も会えません。
にもかかわらず、3月3日から15日までほぼ一緒にいてくれたって言うのは、神様のプレゼントなのかなと...
本当にありがたいなと思いました。
原ひろみ取締役にもたくさん迷惑をかけました。
身内の感謝の言葉を、公の場でするのも何ですが、牧野専務取締役、原ひろみ取締役、ありがとうございます。
もうやっと痛みもなくなりました。
本当にありがとうございます。
そして、1%の勝者になるための実践講座。
リアルで所作講座に参加してくださった塾生の皆様、受講生の皆様、本当に私の骨折を内緒にしてくださりありがとうございます。
内緒にしてくださる心遣い、これは言わないでねって言うことも含めて、
渦中は語るな!言えば心配をかける!
渦中は語るな!終わった後は思い出話
もう大丈夫です。
もう本当にもうすっかり治りました。
大丈夫ですって言うことも含め、報告させてください。
そして、この場をお借りしてお話をさせていただくと、以前リアル版TSLの最終回。
交流リアル版最終回のプログラムメニューは、塾生たちはどんなことがあっても表には公開しませんでした。
なぜならば、種明かしだとか映画のストーリーを全部語ってしまったら、次に見る人に対して失礼ですよね。
と言うように親切善のおごり、中身を何をするのかって言うこと、言ってはならないことは言ってはならない。
初めて参加する方々もいる中で、いよいよオンライン版TSL第8期の最終回が今週あります。
最終回で何をするのか?って言うことを事前に段取りをしておこうとか。
親切の気持ちかもしれませんが、それがもしかしたら大いなるお世話になることもあります。
だから言っていいことと、悪いことがあるって言うことも含めて、
種明かしはしてはならない
そこも含めて、この場をお借りしてお話しさせて頂きました。