【人生は60歳からが本番】学び始めた瞬間から 人生は再び動き出す【鴨頭嘉人×朝倉千恵子】最強の2人が再び対談!最強の2人が再び対談!
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鴨頭:それでは本日はスペシャルゲスト、朝倉千恵子先生でございます。せーの、イイネ!
ありがとうございます。お越しいただきましてありがとうございます。この場所初めてなんですけど。
朝倉:初めてなんです。
鴨頭:全然ご案内しなくて、いえいえいえ。何もない、うちの会社のヤキニクマフィアが7階にあって、6階にある東京エデュケーションギャラリーという、大人が学ぶ聖地にしようと思って作った場所で、クラウドファンディングで支援してくださった方のおかげで、クラファン3,400万ぐらい支援してくださった、私の名前もあそこだ。朝倉千恵先生もやっていただきましたよね。探しておいて、この辺貼っておけばよかったな。いただいております。ありがとうございます。今日、僕お会いしたらぜひ改めて聞きたいなと思ったことがあるんですけど、朝倉先生の人生のキャリアって教育業に携わったのっていつから何でしたっけ?
朝倉:私は小学校の教員4年半と、それから社会人教育が27年なので31年半。
鴨頭:すごいですね。僕時々講演会とかVoicyとかで喋るんですけど、朝倉先生も確かVoicyで同じ話されてた気がするんですけど、日本人の社会人になってから一度も勉強したことがないと答えている人の割合が48%、約半分いるっていうデータが結構僕衝撃で、子供たちには小学校だけで6年間、中学校3年間で12年、高校まで行ったら15年、勉強しろ勉強しろ勉強しろって夏休みまで勉強しろとか言った大人がですよ、自分が学んでないっていう現状に対して、教育業界31年半関わっている朝倉先生はどう思っているんですか?
朝倉:いや、もったいないな。もったいない。ベトナムは98%が学び続けています。
朝倉:日本は大学に行くまではあれだけ勉強して、大学に入った瞬間から勉強しない。こんなもったいない話はないなっていうのが率直な意見ですね。
鴨頭:自分自身が子供の頃とか学生時代どう思ってたかっていうことを思い出すと、マジでなんで勉強しないの?って自分は思ってて、僕正直言うと社会人になってからはマクドナルドに25年いたから、じゃあお前どうやったんやって振り返ると、自分でお金と時間を出して学んだことほぼなかったんですよ。マクドナルドの研修ってすごいしっかりしてるので、そこに学びに行ってましたけど、店舗で例えば店長とかやってた頃は、お前店忙しいのになんでこんなセミナーに座って勉強とか何やってんだ、本社何考えてんだぐらいだから、今でこそ自分が教育業やってるから、勉強したい大人は何やってるんだとか言ってるけど、いや俺そうだったなと思ったんですよ。何の疑問を持たなかったんです、大人になって勉強しないっていうことが。で、なんでかって振り返って今思うと、学生時代勉強を自己選択してなかったんですよね。要は親が行けって言うから小学校行って、友達がみんな中学校行くから一人だと寂しいから中学校行ってみたいな感じで、実は自分で学ぼうと思って時間なりお金なりを自分から出して、自分を高めようって思った経験、実は独立する43歳近くまでなかったって。今振り返ってみると人のこと全然言えないなと思って。今ね、例えば朝倉先生とこのTSLの皆さんだったりとか、うちの受講生のみんなとかって、実はめっちゃ偉いなと最近思うようになったんですよ。
朝倉:本当に皆さん勉強してますもんね。
鴨頭:してますよね。すごいなと思って。でも学生時代で言うと学校には入ってたけど勉強をサボることしか考えてなかったけど、ある一定期間だけすごい自分で勉強した期間があったんですよ。僕の場合だと高校がうちのお兄さんが愛媛県立今治西高等学校っていう甲子園の常連校に入学したんですけど、そこがたまたま愛媛県で1番か2番の進学校だったんですね。僕もそこに入りたくって、受験勉強というゴールっていうんですか、目標があったからめっちゃ勉強したんですよ。中学校の休み時間に自分で勉強してて、友達が話しかけたらうるさいっていうぐらい勉強してて。だから人生の目的を持つと人は学ぶんだなっていうのは思うんですよね。だからもしかしたら僕はマクドナルド時代は、マクドナルドのことは考えてたので、マクドナルドの勉強には意欲的だったけど、それ以外の世界に視野が行ってなかったから、そこに何か目的意識とか目標が全くなかった。独立も考えてなかったし、副業も考えてなかったから、全くそう勉強しようというきっかけが自分の中に生まれなかったんですよね。だからそう考えると僕のところもそうですけど、朝倉先生のところに学びに来られている方っていうのは多分自分で学ぶ目的を持ってたんだと思うんですよ。これ富裕層じゃんと。豊かな状態じゃないと、学んでもっと学んで現状維持しようっていう人はいないし、学んでもっと悪人になろうって思う人はいなくてもっといい人になりたいとか、もっと稼げるような自分になりたいとか、もっと誰かの役に立ちたいみたいな、そういうレベルの高い欲が先にあって、そのために学ぶっていうふうにこの順番になっている気がするので、だから今僕たちの周りに来る人ってやっぱりいけてますよね。
朝倉:おそらくですね、男性で学んでいる方は富裕層というのは合っていると思う。なぜならば、私も自己啓発能力開発セミナーは、家が一軒建つぐらい勉強しますと、80%以上は男性でした。なかなかお金を出せる人たちはやはり収入が高い経営者である、そういう方がほとんどなんですね。ところが私が実際に運営してきた21年間行ってきた、トップセールスレディ育成塾は富裕層ではなく、受講してから豊かになっていく人たちは、学びって一番贅沢だと思うんですよ。
鴨頭:そうですよね。
朝倉:学びたくても時間とお金がないというのは、実際に受講費そのものが出せないというような人もたくさんいるなか、そうじゃなくて学ぶから豊かになるんだ。
鴨頭:はいはいはい。
朝倉:順番逆だと。私が4000万円の借金がありながらも、身銭を切ってというか、身銭を切れないので60回払いで学ばせていただいたのも、こうなりたいという目的があって。目標があるからこそ、自己投資出来たと思うんですね。
鴨頭:間違いないですね。だから僕は本当にこのコロナ禍と呼ばれた3年間に、日本に限って言うならば、ものすごくSNSを中心に誹謗中傷とかハイ論破とか、あとは芸能人とかビジネスで成功している人とか政治家のひとを叩きまくるっていうのが、前からきっとあったんでしょうけどすごく目立つようになって、そして量も増えたなと、あの3年間思ってるんですけど、やっぱり希望を失うと人間は他人の人生に口出すぐらいしかやることがなくなるのかなと思って。だからそういう意味では、学ぼうと思った時点でもう自分はできるって、自分の未来を信じてる状態がスタートしてるんじゃないかなと思うので、学べてるだけでもう幸せなんだよなって、すごい思いを持ったんですよね。
朝倉:私も同じですね。学んでいると、学び続けているとくだらないことに腹が立たなくなるんです。
鴨頭:確かに。
朝倉:愚かな自分、未熟な自分は学んでないからこそ、腹が立ったり、ヤキモチ焼いたりとか、人のことにいいところを見ないで足を引っ張ろうとしたりとか、悪いところに焦点を当てたり。これが結果的には何が原因なのって言った時に、学んでないから。
鴨頭:そうですよね。なんかこう、よく小学校の時とか、多分多くの人が聞いたことあるんじゃないかなと思うんですけど、学校でやっぱりクラスに1人とか2人すげえ勉強するやつがいるわけですよ。そうですよ。なんかガンギ大将みたいなやつが、「え〜ガリベン」って言うわけですよ。で、そうすると周りのガキ大将の仲間たちが、「え〜ガリベン、ガリベン」って言って。そしたら勉強してる子が、「ガリベンじゃないもん!」って言い訳しなきゃいけないって、今考えると驚異的に狂った社会というか空間というかコミュニティだなと思って。だって言ってみれば中学校とか高校で自己選択して学ぶって、むちゃくちゃ素晴らしいことじゃないですか。自分が今もしかしたら遊びに行きたいとか、カラオケ行きたいとか、女の子とデレデレしたいとかいろんな欲がある中で、でも将来自分が社会人になった時にもっと社会に貢献できるんじゃないかとか、それこそロケット飛ばしたいという夢を持っているとか、自分の未来に期待してそのために今やりたい怠惰のことを置いといて、一生懸命勉強しているっていう最高のレベルの状態にいる人を、もう要は「俺はもういいんだと。俺は勉強なんかしたってどうせ無理なんだ」とか「俺なんかろくな人間じゃないから」とか、もしくは何も考えないで楽な方向ばっかりを選んでる人間が叩いて、曲げるっていうこの構造って本当に狂ってるなと思うけど。大人も同じことやってる。
朝倉:そうなんですよ。
鴨頭:ですよね。
朝倉:基本的に子供も大人も同じ、同じです。
鴨頭:そうですよね。というか大人が思考だから子供もそうなのかもしれないぐらい同じなんでしょうね。
朝倉:これは何でそうなるかというと、親の教えですよね。親が、「人をいじめてはなりません」とか「馬鹿にしてはなりません」とか「人を大事にしなさい」「弱いものいじめをしてはなりません」というそういう教育しつけをちゃんとやってたら、そんなことって起こらないです。ベースって私は家庭教育だと。家庭教育がもうすべてって言ってもいいぐらい、家庭教育がベースでその後に学校教育、社会人教育。
鴨頭:でもなんか、今現状のことを、えっと自分で会社経営を曲がりなりにもやってて思うのは、なんかもう、教育、人間が人間形成を行う、例えば人としてやってはいけないことと、やった方がいいことの分別を自分で考えて行動を選択するみたいなレベルの人間形成とか、あとは仕事を通じて誰かの役に立って報酬をいただくみたいな、社会人としての教育ってもうなんか最後の砦で会社しかねえなみたいに思ってて。
朝倉:その通りですよね。
鴨頭:そうですよね。
朝倉:本来はOJTで社員教育ができたら、社外の研修って本来いらないんですよ。
鴨頭:そうですよね。
朝倉:ところがやっぱり上司が部下を育成できない。そして今はもう少し厳しいことを言うと、ハラスメント。いい上司って言われている人が厳しさと怖さをどこか受け手が勘違いしてしまって、思いがあるからこそ怒りの感情ってあるじゃないですか。思いの強さが怒りの強さ。
鴨頭:間違いないですね。
朝倉:相手に対してどうでもよかったら怒りの感情なんてまずないですからね。
鴨頭:だってエネルギー使いますからね。
朝倉:だって隣の子向きにならないじゃないですか。
鴨頭:向きになって怒らない。
朝倉:自分の子だからこそ真剣になりますし。だから自分の部下や社員だからこそ真剣になるんですよね。これに対して、その思いとか愛を理解できないっていうのももったいないなと思うんですね。
鴨頭:確かになぁ。いや、多分朝倉先生の会社もそうだと思うし、うちの会社もBtoBの研修の依頼やっぱ来るんですよ。で、大企業になればなるほど必ずその話を管理職から言われるんですよ。要は管理職の人がすごくうちの会社悩んでます。何に悩んでるかっていうと、部下にもっと指導してあげたいが、その指導がハラスメントって言われるリスクがあると。何なら会社でハラスメント研修バンバンやってるんで、ものすごい怖くなってて。で、ここから僕の想像が入るんですけど、そんなのガンガン言われちゃうと、要は管理職になるまでに、15年とか20年とか30年とか築き上げて今の役職だったり収入があるのに、たった一人の勘違い野郎が愛情もって指導してるのに訴えられたら会社守れない。
朝倉:そうですね。
鴨頭:確実にやられちゃったら、今まで築いてきたものを一瞬でたった一人の勘違いで不意にされるリスクを超えてまで教育するよりは、無難にそれなりに一応関わってはおくが、本気で踏み込まないみたいなことを選ぶのは、これシステムエラーじゃないかぐらい個人の問題なんだっけって。だから僕なんかは研修講師として呼ばれるから、だから何とかしてほしいって言われると一瞬言っちゃうんですよ、打ち合わせで。「それ、俺が気が回すことじゃないじゃないですか?僕がうちの社員、管理職がそんなんで日和ってたら指導できますけど、それあなたの会社文化の問題じゃないですか?」って思うんですけど。でもそれ言ってられないぐらい、ほとんどの企業が僕から見たら病というか、分かっちゃいるけど直せないみたいなことに陥ってるんだなと思って。だから感情的に言うと、マジ大企業の管理職かわいそう、感情的に言うと。すごく引いて論理的に強く言うと、「お前ら何やっとんねん」って。僕よく組織の管理職の研修で、管理職の人だけに厳しいことを何割か入れるって決めてるんですけど、その時に「うまくいってない部下とかダメな部下に関われないなら、一人も管理職はいらない」と。
朝倉:おっしゃる通りですね。
鴨頭:言ってる人間に上司はいらないんだから。まさにそうですよね。
朝倉:まさに。
鴨頭:だからかわいそうと思いながらも、でもそれをクリアできるような人物がやっぱり世の中にちゃんといないと、組織は回らないんじゃないかなと思って。
朝倉:本当に誰が言うかじゃないですか。何を言ってるかではなく。言ってることが正しくても、この人に言われたくないよって思われたら。おそらく聞く耳はまず持ってくれないです。セリフが正しいだけではなく、どういう思いで接してるかっていう。この水臭い関係なのか、やっぱり上司と部下の信頼関係は上司が悩んだ分だけやっぱり信頼関係は増すっていうくらい、子育て通して親が育つように、子供の教育も先生の時に、落ちこぼれを絶対作らないとって教育やってきましたが、優秀な子供って先生が誰でもいいんですよ。できないって言われる子供のために先生が必要であって、その子供たちをどうやって教育していくのかが私は先生の役目であり。管理職もそうだと思うんです。
鴨頭:そうですね。でも俺自分で言っときながら自分を否定する意見もちょっと言っていいですか。でもね、実際に社員採用するじゃないですか。こいつはいけんじゃないかなと思って見込んで採用するじゃないですか。全然何もできないと、「なんや、こいつ」って感情的には思うんですよ。
朝倉:思いますよ。
鴨頭:何時来たお前みたいな。
朝倉:思いますよ。例えばやっぱり人材採用するときは、やっぱり外部の力を借りたら採用費なんて半端じゃないですか。それがこんな短期間でやめるのみたいな。そういうことってやっぱり経営者みんな悩んでます。
鴨頭:やっぱそうですよね。
朝倉:人間関係構築する以前の段階で、もう3年4年5年経ってっていうならわかりますけど、数日の場合はこれはもう上司の責任とは言えないと私は思いますね。
鴨頭:そうですよね。でもそういう意味で言うと、実現度っていうのは色々課題があるんですけど、それこそ社会人になる前のベース作りがあって、社会人になってからのその上に乗っけるものっていう、バトンリレーになってないとちょっと難しいっていうことですよね。
朝倉:その通りですよね。
鴨頭:ですよね。だから今僕なんかは僕の会社もちっちゃい会社なので、もともと少数精鋭でやるぞって決めてたから、基本的にスカウト採用がメイン。しかも全部受講生から採用してるから、いわゆる学び意欲の高い、もっと自分は良くなれるって思ってる人の中でイケてる子。例えば店舗ビジネスだったら顔で選ぶんで、「お前可愛いから採用」とか「お前かっこいいから採用」みたいな感じでやってるんで上手くいってたんですけど、今新しく和牛の刀っていう新ブランドをこれからもしかしたら、どんどん店舗展開する可能性が出てきた時に、今実験してるんですけど、普通に媒体、インディードとかで採用した方を僕の血の通った8割に対して、2割ぐらい全く僕の血が入ってない子を、だから真っ白、僕から見たらを入れて、この8割に染めることができるかって今実験中なんですよ。
朝倉:それもできるんじゃないですか。
鴨頭:できますかね?まだ今始めたばっかで、そうなるのかどうかの結果がまだ数ヶ月なんて出てないので、ちょっとある意味ワクワクしてるんですよ。ドキドキしてるというか。これもしそうならなかったらもうこのモデルはうまくいかないけど、これがうまくいくんだったらものすごく極端に言うとですよ、偉そうな言い方をすると、僕が育てた子がもっと次の子を育てるっていうことが実現できるので、これやったらとんでもない数で人が育っていくので。
朝倉:私は鴨頭さんの思いとかイズムっていうのは、基本的に鴨頭さんを知ってる人であっても、今から知る人であっても、基本的にはそこに感じる感性があれば理解ができると思うんですよ。そこに価値観のずれとか感性が大きく違ったらそこはやっぱり理解するのは難しいかも分かりませんが、やっぱりこの人熱いなとか、自分に愛を持って言ってくれてるなとか、本気だなとかっていうのは伝わりますからね。
鴨頭:確かに。
鴨頭:あとはロジック的に入れているのが、今うちの会社でインターン期間2ヶ月っていうのをちゃんと採用条件に入れて、「2ヶ月経ったらアルバイトでも社員でも採用するかどうかお互いに決めましょうね」っていう風にしていて、2ヶ月間は絶対採用しないんですよ。社員もアルバイトもっていう風にやっておくと、お互いに緊張感あっていいなと思って。育成する側のこっちも、その2ヶ月で採用不採用を決める、もしくは「働きたいです」って言わせなきゃいけない、惚れさせなきゃいけないっていう期間が2ヶ月って決まっているのと、もう一度採用したら本気で育てていかなきゃいけない覚悟がこっちに決まるので。あとは本人もそうですよね。2ヶ月は仮採用だからここで認められなきゃっていう風になるんで。今のところその2ヶ月間すごいいい効果が出てるなっていう、緊張感があるっていう風に見えてるので。なんかいわゆるその愛情みたいな情緒的な部分と、仕組み的な部分がうまく融合したら、もっといい教育システムみたいなものが、せいぜい小さい会社なのである程度実験しても、もしミスが起きたりエラーが起きてもリカバリーができると思うんで、いけるんじゃないかなと思ってやってるんですよね。
朝倉:採用のミスは教育で補えないって言って、これはリッツカールトンホテル元日本社長の高野登さんがおっしゃってましたが、私は後付けの教育でも人は変われるという信念を持っているんですね。
鴨頭:僕もVoicyでもう一回、西野亮廣さんが「採用がすべてだ!」みたいな「教育なんかで人は変わらない!」みたいな感じの、ただ分かってるんですよ、あの人が何て言ってるか。エンタメの世界だから。エンタメって感性の世界だから。後付けで能力アップが難しい領域がやっぱりある。デザインだったりとか音楽とかっていうのは分かるんですけど、僕らの領域ってゼロ人間、誰でもできると思うんですよ。僕らの仕事ってビジネス、普通のビジネスだから。そういう意味では僕は朝倉先生と全く同意見で、教育は奇跡を起こせる。
朝倉:はい、とっても思います。
鴨頭:波動が強いから!
朝倉:めちゃくちゃ思います。後付けの教育、誰と巡り合うかによって明らかにその人の物の見方考え方も変わりますし、本当に目覚めた瞬間の、人の可能性の伸びしろは半端じゃない。もともと地頭がいい人っていうのは、やっぱり学生時代勉強できるって言って称賛されてたかも分かりませんが、自分は勉強しなかった、そして決してできる人材とは言われなかった。だけどある時上司の一言によって目覚め、この上司のために頑張ろうと思って、仕事一生懸命頑張って結果成功を出される、そういう部下もいっぱいいるじゃないですか。
鴨頭:朝倉先生自身は、自分ですよ。教育者としてじゃなくて、やっぱりそういう人との出会いがあって変わっていったっていう自分の経験があるんですか?
朝倉:私は学生時代全然勉強しなかったんですね。
鴨頭:そっち系ですね。
朝倉:そっち系です。そして、テストは直感がめちゃくちゃ当たった人なんですよ。
鴨頭:え、何それ?そんなのある?感で点が取れるみたいな?感じ悪〜!
朝倉:いやね、嘘やろって思うんですけど、100問、100問も覚えられないなと思って、10問だけは絶対これ完璧にやると決めて、これはね、授業中の先生の教え方で、先生がここを何回も強調された。
鴨頭:はいはいはいはい。
朝倉:これ出るなって、そのテストに出るなと思うところは集中して勉強して、テストの点数は良かったですけど浅いんですよ。上っ面!
鴨頭:点を取るスキルがあったってこと?
朝倉:そうなんですよ。要領良かったね。不器用な割にはそういうところの直感力とか要領良かった。だから後になって苦労するんです。
鴨頭:なるほどね。
朝倉:やっぱり過去にサボった分、後々大変なんですね。
鴨頭:ちゃんと負債になっているわけですね
朝倉:必ず。だから今一生懸命勉強してるんです。
鴨頭:だから今一生懸命勉強してるって、今おいくつなんですか?
朝倉:62歳でございます。
鴨頭:62歳で今勉強してるんでございますって、そんな真剣な目で言われると恥ずかしくなる。やばいっすね。
朝倉:何が弱いかっていうと、教養系が弱いんです。
鴨頭:ちょっと僕よくわかんないですけど。
朝倉:自己啓発、能力開発に関しては、これ。ナポレオンヒルさんの「思考は現実化する」を片手に持ちながら離乳食作ってたタイプなので、ああいう成功とか、夢の実現とか、大物とか、男性が好きなキーワードが
鴨頭:完全に男じゃないですか。
朝倉:大好きで全く教養系を学んでこなかった。
鴨頭:教養系って例えばどういうもの?
朝倉:歴史とか、例えば、もう漢字のこの漢字がどこから来てるかとか、もうとにかくうちの会社で言うと副社長の牧野の教養権めちゃくちゃ強い。私どもの会社でも有名な企業様の要するに外商さんたちの研修をずっと続けてたり、名前を出してもいいって言われてるネッツトヨタ南国さんのオールトヨタCSナンバーワン、そして経営品質賞を取っているネッツトヨタ南国さんは18年前に私が初めて全社員決起大会公演をやって、その後女性を一人一人女性営業を増やしたいって言って、トップセールスレディ育成塾にご派遣いただいて、その後牧野が180回ぐらい毎月研修行ってます。180回なんて研修のネタ持ちません。
鴨頭:研修じゃないでしょ。コンテンツじゃないでしょ。持っていってんの
朝倉:もう〜すごいんですよ。
鴨頭:波動砲打ってるだけでしょ。
朝倉:中身がすごい。
鴨頭:そうなんですか。教養があるから?
朝倉:教養があるがゆえに本も年間、ソニーの役員秘書やってた時から、年間50冊は当たり前、100冊は読めないけど50冊は必ず読むと決めてそこからずっと続けているが故に、やっぱり知識教養系が深いんですよ。深いのと浅いの違いなんですね。それはやっぱりすごいなと。私は後付けですけど、牧野紀子を見習って勉強しようと思って今一生懸命勉強してます。
鴨頭:ヤバ!さっきの教養の定義を聞いた瞬間に、この人生では諦めようとすぐ決めてしまいました。そっちいいやみたいな。自己啓発一本やりでいこうと思っちゃった。
朝倉:自己啓発は大好きですけど、それまでは教養系とかにジャンルに興味のアンテナが全くなかった。
鴨頭:全く。今も立ってないです。全く立たなかったですね。でも厚みが違うってことですよね。
朝倉:厚みが違うんですよ。本を読んでいる人と読んでない人の深さが違うんです。この深さっていうのは語彙力に出ます。思考に出ます。言葉に出ます。だからやっぱり、やっぱり見えないところで努力している人と、見えるところだけ努力している人の薄さと浅さの違いはあるんです。お恥ずかしながら、私は薄いし浅いなということに気づいて今一生懸命勉強しています。
鴨頭:もう帰っていいですか?もう嫌になってきた。
朝倉:本当に。
鴨頭:朝倉先生が浅い薄いって言われたら、俺もう頭を剃るしかないです。もうそれしかできないです。でもちょっと今日の最初の前半の話に戻るんですけど、62歳でそう思えるって素敵ですね。だって自分の未来に今もバリバリ期待できてるわけじゃないですか。自分の未来に期待ができてるじゃないですか。
朝倉:これからだと思ってます。
鴨頭:聞きました?聞きました?これからですよ。
朝倉:62歳を超えてからが本当の意味でのご褒美。60超えてからが一番違いが出ますから。
鴨頭:いやまあ出ますわね。
朝倉:ものすごい差が出ます。
鴨頭:60超えたら面白いとしたら、何が面白いですか?俺今もう58なんてもうリーチじゃないですか。一向聴(イーシャンテン)か!。
朝倉:いろんなもの見えてきます。やっぱり自分の同級生が亡くなっていったり、やっぱり命に対して命の時間を真剣に考えるようになったり。例えばこれまでNOを言えなかった自分が、やっぱりちゃんと断れないと、断らないと、やっぱり自分自身の時間をいたずらにしないじゃないですか。そしてパッと見た瞬間の本能直感で、やっぱり良い悪いとか、この人は一生付き合えるとか、この人は無理だなとかって感じてても、どこか良い人ぶったりとか、やっぱり八方美人になったりとかそういうのが20代30代40代50代ってあったんです。60過ぎたらやっぱりあと残された命って限られてますから、本当に好きな人、本当にいい人、本当に好きな人、本当にいい人と、目の綺麗な人、人生を共に生きたいなと思うんですよね。
鴨頭:付き合ってください。
朝倉:はい!
鴨頭:なるほどな。でもそうかも、そうかもっていうか、やっぱ僕らはどっかで特に若い時っていうのは、時間は無限にあるっていう勘違いが起きてるんですよね。無駄なこといっぱいありますもんね。
朝倉:やりました。アホ呑みをいっぱいしました。
鴨頭:アホ呑み❗
朝倉:アホ呑み。本当に飲みました。
鴨頭:相当飲んでるでしょ?
朝倉:はい。いや、よくあれだけ飲めたなっていうぐらい。
鴨頭:朝倉先生は飲みすぎてしまってやらかしてしまったことで、一番恥ずかしい話は何ですか?
朝倉:飲みすぎて一番...
鴨頭:YouTubeで流せるやつにしてくださいね。
朝倉:一番恥ずかしい話って、人前では基本的に乱れはしないっていうのは親の教えであったんですよ。これなんでかっていうとですね、うちの母がずっと水商売で父もマスターをずっとやってましたから、母が、これYouTubeで言っていいかわからないですけど、小学校の時から私はアルコールに興味があって、弟と二人でお店の端から端まであるお酒を全部キャップにちょっとずつつけて、「どんな味するのか」っていうことに、「お前右から行け、私左から行く」ってやったんですよ。その時に引っかかったのはアブさん。アブさんで引っかかって、口から火出しそうになって。そういうイタズラはしてはならない。これが一つの目覚めで。初めての二日酔いが小学校6年生。
鴨頭:早すぎだわ。
朝倉:朝起きたらもうね天井がぐるぐる回ったんですよ。
鴨頭:朝起きるまで残るほど飲んだの?
朝倉:小学6年生なので、
鴨頭:耐性がないからね
朝倉:よくわからないんですよ。朝起きたらもう目が回って起きれないんですよ。その時に私が「お母ちゃん起きられへん」って言った瞬間に母がなんて言ったか。「お母ちゃんの気持ちわかるやろ」って。
鴨頭:やや、そういうことか!共感か!
朝倉:これまだ続きがありまして、母が女の子はなんて、自分の適量を知らなかっ外で乱れた酔い方はあかんと。その中で男の人が甘いお酒を頼まれたら気ぃ付けやって。要するに飲み口からついつい飲んでしまう、足元取られる。そうしたらな、やっぱりフラフラになって気ぃ付いたらここはどこ?っていう可能性がある。だからソルティードッグ、ピンクレディ、マリリン・モンロー、こう言うお酒気ぃ付けやって。念を押されてるわけですよ。いよいよ来るわけです「朝倉さん。ソルティードッグどう?」「違う!」「スクリュードライバー?」「はい、ごめんなさい」さっき間違えました?
鴨頭:さっき間違えました。
朝倉:間違えました。はい、ここも1回巻き戻しますね。すいません!すいません!
鴨頭:甘い酒飲んでないからでしょう!
朝倉:飲んだんですよ
朝倉:これ続きがあって、これはカットしなくてもいいかなぁ。
鴨頭:まあまあ
朝倉:「男の人がなって、甘いお酒を頼まれたら気ぃ付けたって。スクリュードライバーねっ、ピンクレディ、マリリン・モンローでスクリュードライバー」いよいよ来るわけでした。二人で飲んでたら「朝倉さん、スクリュードライバーなんかどう?」って、私心の中でも「来たー!ついに来た!」って!
鴨頭:喜んではるるやんけ。
朝倉:母が言ったことが来た。その時に例えばどういうお酒が知ってるかゆえに私は「スクリュードライバー飲みません」って言ったら、この人スクリュードライバー知ってると分かっちゃうじゃないですか。
鴨頭:おーなるほど!
朝倉:分からせちゃいけないんですよね。
鴨頭:なるほど。
朝倉:そして、でも相手に感じよくどうやったら自分の身を守るかを考えなきゃ。
鴨頭:はいはいはい。
朝倉:その時にどうしたかってことなんです。「朝倉さん。スクリュードライバーなんかどう?」って。私は他の銘柄が良いですって言ったら、スクリュードライバーがどういうお酒かって知ってるなってなりますよね。その時私はどうしたか?
鴨頭:スクリュードライバーなんかどう?
朝倉:鴨頭さんが女性。
鴨頭:ほうほうほう。
朝倉:カモちゃん。スクリュードライバーなんかどう?
鴨頭:飲む。
鴨頭:ははははは。あかんやつやん。え、ちょ、全然わかんないどういうこと?
朝倉:「スクリュードライバーなんかどう?」って。
鴨頭:うん。知ってるのがバレたらダメなんでしょ。
朝倉:だって相手はもしかしたらフラフラの私を期待してるかもわからない。
鴨頭:そりゃそうでしょ!
朝倉:その時に相手を傷つけないで、上手に自分の身を守らなきゃいけない。さて、なんと答えたか。
鴨頭:え〜?
朝倉:「カモちゃんスクリュードラバーなんかどう?」
鴨頭:飲んでもいいけど、生理なの。
朝倉:それってその先まで考えてる!
鴨頭:考えてる
朝倉:そんな初めての。そんな初めての、そんなわけにはいかないでしょ。
鴨頭:今日じゃなかったらよかったのに。いやいやそれはしょうがないねみたいな、落としどころかなと。
朝倉:こう答えた?一回言ってください。「朝倉さん、スクリュードライバーなんかどう?」
鴨頭:「千恵子さん、スクリュードライバーどう?」
朝倉:「一緒に飲みませんか?」「はい」と言わざるを得ない。
鴨頭:ないない、それしかない
朝倉:「はい」相手が潰れる!
鴨頭:いやいや、ちょっと待って!ちょっと待って!!
朝倉:覚悟してる私と相手を口説こうとかどうにかしようという男の人とね、同じ次元なわけがないわけでやります。女性って、この人とは酔っていいなと思ったら。一杯でも酔います。
鴨頭:そうなの?
朝倉:酔います。
鴨頭:だけどいろいろこう...過去がそうだったのか!
朝倉:この人とは酔っちゃいけないと思ったら酔わないですよ。これが脳なんです。
鴨頭:すげえ!
朝倉:脳はすごいですよ。アルコールと脳の因果関係。
鴨頭:もうコーラでも酔えるみたいな話してます?
朝倉:だって好きな人だったら一杯で酔いますよ。
鴨頭:そういうことか。
朝倉:女性で絶対やってはならないのが、私ね何杯飲んでも酔わない。
鴨頭:はいはいはい。
朝倉:自分で払うんだったらいいですよ。異性にご馳走になって、私ね何杯飲んでも酔わない。「お前自分で払えや」と思います。
鴨頭:なるほど、なるほど
朝倉:間違えちゃならないんですよ。お酒の嗜み方って実は大事なんです。大事なことは全部お酒の席で勉強しました。
鴨頭:でも僕はあんまりお酒を飲まないからお酒の事例は浮かばないんですけど、コミュニケーションを学ぶ場所ってなんかシンプルに言うと、恋愛と上下関係ぐらいなんですよね。おそらく社会人として必要なコミュニケーション。要は単純に相手を傷つけないだけってそんなに難しくないかもしれないし、自分のわがままを通すだけもそんなに難しくないかもしれないけれども、相手を傷つけないで自分の目的を達成するってなると、必ず相手が何を求めているかも理解した上で、でも合意できるものと合意できないものを振り分けて、じゃあ相手が感じよく飲み込めるっていう、落とし所を自分が組み立てなきゃいけないんですもんね。恋愛のシーンと上下関係のシーンですよね。
朝倉:全く同感です。めちゃくちゃ頷いてます。恋愛と上司と部下の関係が一番勉強になるんです。
鴨頭:確かに。
朝倉:相手の心を読む、機微を読む、どうすれば相手が喜んでくれるか。これ賢い部下は上司を動かしていくじゃないですか。
鴨頭:そうですね。
朝倉:ところがそうじゃない部下は上司の揚げ足を取ったり、結果的に上司から嫌われ、何の得にもならない。やっぱり賢い部下は、気がついたら自分を採用してくれた上司のその上に上がっている。そういうことだってあり得るわけで。恋愛と上司と部下の関係性はとても大事だと思います。
鴨頭:でもそう考えると、僕やっぱりスマートフォンを人類が手にしたことによって、ものすごい人類はある意味進化したと思ってるんですよ。それこそ地球の裏側の人といつでもコミュニケーション取れるようになったりしたことによって、例えば今小学校って結構海外の子が同じクラスで一緒に学んでてもなんとも思わないっていうのは、海外の情報を得てるからっていうのはすごくいい面だと思うんですよ。でももう一方今のコミュニケーションのことになってきたら、ちょっと結構マイナス面もあるなと思ってて。上司との飲み会に行くぐらいなら、スマホのゲームやってた方が楽しいって思う人もいっぱいいるだろうし。コミュニケーションも言ってみれば、自分と感性が同じ人とだけ繋がることができるようになっちゃった。昔は嫌でも感性が合わなくても地元の人としか付き合えないから、自分と違う感性の人とかと、どう折り合いをつけていくかっていう訓練をせざるを得なかったけど、今は近所の人なんか誰も知らなくても、自分と気の合う人とこうやってやってれば繋がれちゃうんで満たされるんですよね。だから今言ったコミュニケーションを磨く場としての飲み会だったりとか、上司と部下のようなちょっとこう圧がかかるというか、ストレスがかかるのを避けることができるようになってしまったので、ますます学ぶ場っていうのは減ってる。から話がぐるっと戻るんですけど、自分から学ぼうと思わないとどんどん差がついていく時代ですよね。
朝倉:ものすごく差がつきます。大事なことは全部めんどくさいんです。
鴨頭:今出ましたよ。「大事なものは全部面倒くさい」
朝倉:めんどくさいんです。このめんどくさいことを恋愛もめんどくさいって言ってやらなかったら学びにならないし、上司と部下の関係もめんどくさいから部下はいりませんとかって言ってたら成長しないし。どれだけ悩んで苦しんで、これが上司を成長させてくれるわけで。恋愛だってそうじゃないですか。思うようにならないからこそ学びになる。思い通りにならないんですよ。この思い通りにならないがゆえに人間は鍛えられるんであって、これから今孤独死の平均年齢が私と同じ62歳だそうです。
鴨頭:え?孤独死。孤独死の平均年齢っていうのは、孤独死をする人が、
朝倉:孤独死になってしまった...
鴨頭:え?
朝倉:一人で亡くなってしまうっていう方の平均年齢が62歳。これからさらにめちゃくちゃ増えます。特に男性で、例えば恋愛めんどくさい、彼女のお金を使うんだったらバーチャルで十分とか。例えば飲み代にお金を払うんだったら、これって無駄じゃないですか。部下にご馳走したりとか、彼女にご馳走したりって、この無駄を知らない人は絶対に学びが薄くなるんです。あとは味覚音痴になるのは、いつもご馳走になっている女性。「ご馳走様です」って。これ何食べても「美味しかったです」って。これ味覚音痴になります。
鴨頭:それ言ってるから?
朝倉:何食べても連れて行ってもらったら「美味しかったです。ご馳走様です」って。だけど自分で身銭を切ったら「味覚に合うかな?」「本当に喜んでくれてるかな?」っていうことのやっぱり表情も見ますし、喜び具合も見ますし。観察眼とかやっぱり相手の反応をよく見るんですね。これって実は一見無駄なようで、めちゃくちゃお金を使っていっぱい私も無駄なお金使いましたけど、それが全部蓄積した財産になるがゆえに、60歳を得たらご褒美相場になるんです。だいたい見たら分かります。「この人調子いいな」とか。「これは男性も女性も、今は調子の良さできるけど40を超えたら大変になるな」とか。「50を超えたら相手されないな」「60を超えたら奥さん逃げるな」とかね。もう俺様男子、「誰のおかげでお前は飯を食ってると思うんだ」って言って偉そうにしてる人が、最後にもう奥様が「もう無理」っていうことで、最後に手を離す。もうこの人と一緒にいるんだったらどんなに苦労しても、もう離れたいってなった時に、本当に人生最後の最後に孤独になる。私は21年間女性限定塾やってますけど、そういう一生懸命働いてやっとこれから奥様と2人で旅に出てって言った時に奥様がいなくなる。これはもちろんご自身がまいた種なんですけど、そういう人たちを救わなきゃいけないと思ってるんです。これがこれからやらなきゃいけないことじゃないかなと思っていまして、来年新しい企画をやろうかなと。
鴨頭:TSLの?
朝倉:TSL以外で。
鴨頭:そうなんですか。
朝倉:鴨さんのお力また借りたいなと。これは本当に私が60を過ぎたがゆえに、本当に孤独になる男性たちの特質をいくつか分かるんです。「こうやったら奥さんに手を離される」「こうやったら逃げられる」「夫婦縁満にならないのはこういう理由」っていうのを早めに手を打てれば問題ないじゃないですか。あとは60過ぎて定年退職を迎えて収入3分の1に減って、だけど親の介護等々があるがゆえになかなか会社を辞められない。でも部下や後輩から見ると「仕事もしてないのになんであの人いるんだ」と言われてる人たち。そういう人たちは過去に貢献してきた人なんです。そういう人たち鴨さんのコミュニティは男性が多いじゃないですか。
鴨頭:男性も多いですね。
朝倉:男性に好かれてる鴨さんだからこそ、そういう男性たちがもっと自分を磨けるために、そしてもっと女性心理を理解できるために来年必ず新しい企画をやりますから、その時は真っ先に報告します。
鴨頭:男塾みたいなやつですか?
朝倉:男塾ではないんですが、乞うご期待ください。
鴨頭:なんかもうバンバンみたいなやつ。。
朝倉:男性気の毒じゃないですか。実は。確かに。言葉も偉そうだしコミュニケーション下手だし、結果的にやっぱり人の心、奥さんの心をつかめずに最終的には心も離れ、でもその間一生懸命380円のお弁当で我慢したりとか、奥様は3000円のアフタヌーンティーとかで、にもかかわらず文句言われてるわけですよ。
鴨頭:僕五つ星ホテルのラウンジとかでランチするの好きなんて行くんですけど、男の人いないですよ。いないですよ。そこみんな女性。
朝倉:90%、99%女性です。
鴨頭:本当女性しかいない。
朝倉:でもその時間帯にやっぱり高級ホテルのアフタヌーンティーに行ける人は、仕事してない人が多いんですよ。
朝倉:してないね。
朝倉:ということは旦那様が甲斐性があるのか、もしくはある意味そういう環境の中で、奥様、旦那様に感謝してくださいと。そういうことを私は塾ではお伝えしています。男性を立てなければ絶対に自分自身は幸せになれないと。そういうあり方を塾ではお伝えします。もう60過ぎましたから、すぐに63歳になるので、ここから残りの人生かけて何ができるかと思ったら、もううちの企画の全てを考える、うちの牧野紀子がいろんなことを考えて、いよいよやりますから。企業研修は私どもは今もう9割男性教育なんです。
鴨頭:なるほど。
朝倉:売上の3分の2が企業研修で、今大手企業様の管理職も基本的に社員に厳しく言えないということで、私どもの会社に厳しさの外注化を求めるんです。お新入社員研修も99%、言い過ぎましたけど96%はリピートが来るっていうので、厳しく言ったら辞めちゃうからです。
鴨頭:外部講師使いますもんね。
朝倉:そうなんです。外部講師を厳しさの外注化として活用していただいて、そのベースを私たちに任せてくださって、あとはもう技術的なものは直接OJTで指導していけばいいじゃないですか。そういううちの会社のもともと法人研修が90%のところを、今は鴨さんのおかげで2020年コロナ禍にリアルからオンラインTSLに切り替えた時に、鴨さんのおかげで奇跡が起こったんです。
鴨頭:うん。
朝倉:だから私は鴨頭さんに対する感謝心は一生忘れません。
鴨頭:強いから
朝倉:私は一番しんどい時に助けてくれた人のご恩は一生忘れません。鶴の恩返し。
鴨頭:それ結構Voicyで何回も言いました。
朝倉:これは千恵の恩返し。
鴨頭:千恵の恩返し!鶴の恩返し!
朝倉:鶴の恩返し。もう絶対に一番しんどい時に助けてくれた人に対するご恩を忘れてはなりません。
鴨頭:それは実感として分かります。僕自身がやっぱり本当にこのコロナ禍中に詐欺にあったのが一番大きかったんですけど、その時に救ってくれた人いっぱいいるので、最近なんかそれ思っただけで泣けちゃいますよ。
朝倉:思い出したら泣けちゃう。
鴨頭:そうなんですよね。それはすごい気持ちはわかるんですけど。で言うと、朝倉先生はTSLもバンバンやりながら、もしかしたら僕の想像が近かったら教えてほしいんですけど、今世の的に言うと世界中で起きている新しい人類の課題と言われてるんですけど、ミドルエイジクライシング、要は45歳以上の人たちが、今までは必死になって就職活動やってライバルに負けないようにとかやってやって、会社に入ると上司に「働け働け」って言われて頑張ってきて、周りがみんな結婚してるからとりあえず結婚してとか、そういう感じで周りの常識に合わせて生きていくことで、ちゃんと成り立っている感じがしてたけど、45とか50とか60になってくると、もう社会から求められなくなってしまって、それこそ今の例で言うと会社からも「もう残りたいんだったら3分の1で残ってもいいよ、やめてもいいよ」みたいな感じになって、奥さんには「私はこれから、子供も大きくなったんで私の人生生きます」って取り残されて「何のために生きていったらいいんだろう」っていう、心にぼっかりとでっかい穴が開いてる状態のことを”ミドルエイジクライシング”って言うんですけど、そういう人たちにも関わっていくってことですか?
朝倉:その通り!
鴨頭:なんという!それめちゃくちゃ重要な課題です。
朝倉:それめちゃくちゃ重要で、その人たちを救いたいんですよ。そしてその人たちを救えるのはうちの塾生なんです。
鴨頭:おー。
朝倉:この心のお医者様を目指すために勉強してきた。魂に渇を入れる塾「魂喝塾」そして「笑運倶楽部」で、これからスタートする「美学塾」この塾生の中でステップアップ講座で学んでいる心のお医者さんを目指している人たちは、このまさに今、鴨さんがもうすごいこの直感。それやりますから!
鴨頭:いや絶対必要ですよ。誰かがやらなきゃいけないんですよ。でちょうど今からだと思います。
朝倉:これあります。
鴨頭:よろしく!
鴨頭:僕ほら、TSLの方のブートキャンプって言い間違えたやつ、ベースキャンプ。ほら、うちのヤキニクマフィアで貸し切りになってくださってるから、塾生さんたち見るじゃないですか。中にはTSLの塾生さんになる前にお会いしたことのある女性が何人もいるわけですよ。そのビフォーアフターちょっと変わりようがすごくて、「え?こんなに綺麗になっちゃうの?」っていう。それこそ数字的にどうなのか当たってるかどうかわからないけど、40、50からこんなに女性って綺麗になるんだっていうのを見てきてるし、声が変わっちゃってる人もいるじゃないですか。
朝倉:そうなんです。
鴨頭:あの声出なかった「.....」みたいな人が「私は!」朝倉入ってるみたいな。「こんなに変わっちゃうんだ」っていうのを見てきたから、あの人たちってもっと活躍できますもん。
朝倉:そうなんです。
鴨頭:めっちゃいい仕組みだ。
朝倉:このうちの塾生しか救えないんですよ。
鴨頭:実体験があるからね。
朝倉:そうなんです。そしてその方々を救済しないと日本がダメになる。
鴨頭:本当そうだと思います。本当に会社の名刺とブランドだけでなんとかなってたと思ってたものを、剥がされた時の虚しさって想像できないくらい多分虚しい状態だと思うんですよね。人間ってよく孤独って言いますけど、よく無人島では人は孤独を感じないと。集団の中の孤独が一番本当に孤独なんだって言われていて、本当にそうだなと思うんですけど。要はいっぱい、みんな人はあのSNSとか見ちゃうとめっちゃ楽しそうに、しかも楽しいところしかSNSに上げないから、「みんなこんなに生き生きしてるのに俺はなんて寂しいんだ」って言って、本当に死にたくなるような気持ちになる人が出てきちゃうじゃないですか。
朝倉:そういう男性を救わなきゃいけない。いっぱいいますよ。
鴨頭:もうすでに出る。さらに予備軍がここにめちゃめちゃ揃ってます。
朝倉:ほとんど表情筋も動かない。もう笑いもないがゆえに、ただの怖いおじさま。でも、この人たちは根は素直だったり、でもいいものを持っているにもかかわらず、コミュニケーションベタ。結果的に誤解を与えてしまって孤独な人生になる。この方々を救えるのは21年間やってきた塾生になります。
鴨頭:僕よく思うんですけど、男女がどうなっているか講座の内容を知らないので、違う話になったら申し訳ないんですけど、例えば男の人が本当に生き生きするのは、やっぱり女の人に「かっこいい」と言われたくて頑張る。
朝倉:そうなんですよ。
鴨頭:本能力はやっぱり一番エネルギーが大きいから。例えば僕のところのオンラインサロンに建設業の社長さんとかがいて、「うちの男どもがどうしてもやる気にならない。どんだけケツ引っ張ったり、2日で切れると3日持たないんだ」って。「どうしたらいいですか」って言われたら、「とりあえず20代の顔だけ可愛くて素直な女の子1人入れとけと、その子には仕事をあんまりゴツゴツ教えないでいいから、その子は職人さんに『今日もありがとうございます。いつも素敵ですね』とか『力持ちでかっこいい』とかって言っとけば、逆に変なカキカキとか難しいことやらせるよりも会社全体の利益が増える」と。まあこれは全ての会社がこれをやれって意味じゃなくて、やっぱり男性は女性にかっこいいと思われたいっていう環境、これが手に入ると生き生きし始めるんですよ。
朝倉:そうなんです。一生ですよ。男の子ってかっこいいって言われたら、「エッヘン!」ってなるじゃないですか。
鴨頭:なる!
朝倉:おじいちゃまも「おじいちゃまかっこいい!」って言ったら
鴨頭:関係ない!
朝倉:関係ないです。一生男の人はかっこいいなんです。
鴨頭:かっこいいと言われた、それがあれば何もいらない。
朝倉:かっこいい人生を歩んでいる鴨さんがロールモデルになってるがゆえに、鴨さんの周りの男の人が集まる。
鴨頭:なるほど。僕おじさんの星ですから。
朝倉:よかった。本当に救わなきゃいけない男の人いっぱいいますね。
鴨頭:そうですね。
朝倉:そういう方々を救済するためにお力を貸して下さい。
鴨頭:ちょっと面白そう。面白そうっていうか、本当に社会問題になってますよね。
朝倉:なってます。これ何のために21年間女性限定塾をやってきたのかっていう
鴨頭:繋がっちゃった感じ!
朝倉:これが全部繋がるんです。21年前にこれから女性が自立しないと日本がもたないと。同時に
鴨頭:21年前にそんなこと言ってた人は朝倉先生しかいないんですよ。
朝倉:ありがとうございます。本当に、やっぱりどう考えても団塊の世代の方々の役割、そして人口のやっぱり急激な減り方、それを考えた時に女性の労働力って絶対大事なんですね。そして女性たちがやっぱり誰かに依存して生きるのではなく、心から自立できること。そして自立できた女性って男性をちゃんと尊重できるんです。
鴨頭:なるほど。TSLがそうなっているんですよね。すごいと思います。なんか女の人の教育で良い面と悪い面が2つ入っちゃうパターンの1つの例は、強くなって男を小馬鹿にするっていうのを見たことがあるんですけど、朝倉先生のところの塾生逆なんですよね。
朝倉:逆です。
鴨頭:育てば育つほど男性を立てられるようになってくる。
朝倉:そうなんですよ。男性は女性に育てられて一人前になるんです。
男性は女性に育てられて一人前になる。
朝倉:世が世であれば、やっぱり乳母が、母が「男たる者たくましく生きよ!」って言って、「じゃあお父さんは」って背中を見せたわけです。だから教育は母が乳母が行ってくれる。ここが大事なところなんですよね。
鴨頭:それでも本当にTSLの塾生さんを本当に目で見て直に感じてるから、イケるイメージしかないですね。
朝倉:ありがとうございます。
朝倉:あの人たちがいわゆる自分たちが今まで経験したことや学んできたことを、その心が少し元気がなくなっている人の元気に変える、サポートできるようになるわけですよね。
朝倉:はい。
鴨頭:絶対できると思う。
朝倉:絶対できるんです。しかも私一人では大したことはできないですけど、全国に3800人の塾生がいて。
鴨頭:3800人もいるんですか!!
朝倉:はい。
鴨頭:だからもう21年か、21年。すごいな。
朝倉:21年リアル148期オンラインで今13期、0から13期までやってますけど。この21年間で学んでくださった塾生が心のお医者様になり、本当に孤独な方々を救えると。
鴨頭:やりましょうやりましょう!なんかミドルエイジクラッシングってもうヨーロッパでは結構政府が力入れて、コストをかけて解決に乗り出しているぐらい大きな問題なのに、超高齢化してる日本でその情報が出てないんですよ、あんまり。一部にしか。
朝倉:海外の人ってコミュニケーションめちゃくちゃ上手いじゃないですか。
鴨頭:上手いですね。
朝倉:日本ってコミュニケーション一番下手な国って言われてますよね。その中でただでさえ愛嬌がない中、やっぱり人に好かれるわけがない。これは自ら蒔いた種なんですけど、だけどその人たちの頑張りによってやっぱり貢献してくれたものは、やっぱりそういう寂しい人生にしたくない。
鴨頭:本当にいい話だなと思って。人生の後半がだんだん孤独になるなんて思いたくないし、その姿を見た若い人が子供たちの希望まで一緒に奪ってる気がするので。でも人生60からだウォー!とか言って生き生きしてる人を見たら、やっぱその人が救われるだけじゃなくて、その人の姿だけで若い人も子供たちも救われると思うんですよね。よくあるのが、もう自分は夢も追いかけてないし、なんか貢献もしてないのにやることないから、説教するおじさんが一番嫌われるじゃないですか。
朝倉:一番嫌われます。
鴨頭:そうですよね。僕は説教おじさんとZoomでよく見る顔怖いおじさん。もう絶対嫌われるに決まってるなと思って。この人たちを救うってことですよね。
朝倉:そうなんです。
鴨頭:もうZoomにその機能入れましょう。あの顔怖いおじさんにアラートが出て「はい、入室不可」みたいな。
朝倉:はい。本当にね、ものすごく先日も、ものすごくいい人柄の人なのにZoomで出ていたときめっちゃ怖かったんですよ。その瞬間「まるまる社長、お顔が怖いです」って言って、ここからだけじゃなくてバストアップで出してください。レンズまっすぐって言ったらニコッと笑ったらイメージ変わって周りも周りそうした
鴨頭:まあそれ大きいですね。
朝倉:本人全く悪気ないんですよ。だからこのZoomの見せ方もレクチャーをさせていただきます。
鴨頭:絶対いいと思います。
朝倉:顔怖いおじさん変えていきます。
鴨頭:なんかオンラインのメリットだなと思ってて、人間はもうちっちゃい頃から歳をとってもずっと周りの人の顔絶対見てるんですよね。「今日機嫌悪いな」とか「今日はなんか大丈夫そうだな」とか。でも世界でたった一人だけ見えない顔があって、自分の顔が鏡でしか見れない。でもZoomって見れるんで。
朝倉:そうなんですよ。
鴨頭:教育ツールなんじゃないかって。
朝倉:最高の教育ツール。
鴨頭:やっぱそうっすよね。
朝倉:Zoom、よく自分は見られてないと思って油断してる人結構いますけど、スピーカービューは自分だけであって、周りはギャラリービューにしてますから、聞いてる姿とか全部見られますよね。ましてやオンラインはビジネス界のどこでもドア。しかもオールVIP席、オール最前列。
鴨頭:確かに!
朝倉:学びはオンラインで十分というのが、同時並行で4つ5つ6つ学んだタイミングがありました。昔リアルだったらその場所まで行かなきゃいけないので、もう1つ学ぶので精一杯でした。ところが同時並行で4つ5つ最高6つ学びましたけど、これができるのがその場所にいて午前午後夜、そうやってできるというのはすごい時代になりました。
鴨頭:確かに。だから最新のテクノロジーも活用しつつ、今の人類の最新の課題に真っ向から行くってことですか。
朝倉:行きます。
鴨頭:いいですね。生き生きしてますね。62歳、朝倉千恵子!
朝倉:ここからや!
鴨頭:明らかにワクワクしてますもんね。
朝倉:そうなんです。最近特におでこがめっちゃ光ってるって言われるようになって。
鴨頭:確かに!
朝倉:におでこの光ってすごく大事なんですよ。ここにチャクラがあるんですよ。私はアチャクラ先生。すいません。くだらないですね。すいません。
私はアチャクラ先生。
朝倉:おでこめちゃくちゃ光始めたですよ。
鴨頭:そうかも。
朝倉:今日気合入れすぎて、今日は鴨さんとの対談と思って前髪切ったら切りすぎた。
鴨頭:でもTSLの塾生さんって、僕がねTSLに入る前にお会いした時と明らかに一発で分かるのは、ちゃんと顔出してるんですよね。素晴らしいなと思って。やっぱり自分というものをちゃんと出すっていうことによって、やっぱり内面隠せないから、内面からちゃんと変えていこうっていう風に繋がってると思うので、だから僕TSLの、もちろん僕は女性じゃないから中には入ってないけど、塾生さん見て分かるんですよね。TSLって一番変わるのは中なんだけど、その中のアプローチばっかりやっていると、自分を責める癖があった女性って落ちちゃうから、ちゃんと表面からちゃんと解放できる状態を作って、いわゆる形とか型から入って、そしてちゃんと内面が変わるっていう体験をさせてますよね。あれすごい教育プロセスだなと思って。
朝倉:ありがとうございます。
鴨頭:効果的ですよね。
朝倉:内面変えるよりも外見を変えた方が実は早いんです。
鴨頭:間違いないですね。
朝倉:うちの塾生は魂の女子力のある人が集まるんですよ。でも見た目の女子力はあまりそれまで意識してこなかった。だけど外見美に力を入れてほしいと言うことで、見せ方、画面の映り方、口角の上げ方、そして表情筋の鍛え方、所作、振る舞い。こういう視覚に訴えかける情報をいかに相手が見て、この人別格と思われるような自分作りができるのかっていう、内面美プラス外見美両方やります。
鴨頭:だから世の中の例えば会社で言うと、女性の部下とか後輩がいて「なんとかこの子をもっと輝かせたい」と思ったら、TSLに勧めてあげた方がいいと思うんですよ。
朝倉:絶対です。
鴨頭:だって今僕なんかはね、あのもう本当のあのパワハラセクハラ野郎だから、うちの社員とかにもう来た瞬間に「髪型変わって可愛いね」とか「リップ変えたろ、また」とか、なんかもうガンガンファッションのことも「いや、お前その色じゃない」とかって言えるんですけど、みんな言えないでしょ。
朝倉:それは信頼関係があるから。
鴨頭:そうですね。
鴨頭:でも今男性が女性の見た目を改善できます?
朝倉:出来ないです。
鴨頭:俺なんか入社した子でダサい格好してたら「行くぞ」ってアパレルショップ連れてって「お前はこの試着室から出てくんな。お前に合う服俺が持ってくる」ってガンガン着させて、もちろん俺が買うんですけど、「今まで着てた服全部捨てろ。じゃないと出社してくんなくらいやるんですよ」でもそんなことできる人もいないから、だったらもう自分でできないならTSLっていう風にした方が早いですよね。
朝倉:早いです。
鴨頭:そうですよね。
朝倉:また。女性は女性見る目厳しいですから。やっぱり何を言うかも含めて、やっぱり言い方、言い回し、この人は自分の未来のために声に出してくれてるんだ、もしくはやっぱりただ自分の気分で言ってるのかどうか女性は敏感にキャッチします。
鴨頭:やっぱり会社とかっていう利害関係が小さいところだと、なんか女性にある女性に指摘してると「私には言ってくれない」っていう時もあれば、「なんであの人に言わないのに私だけ言うんですか?」両方に嫌われるみたいなすごい状況が起きるから。でも学びの場って基本的に自分で時間とお金を差し出してるから、なんか「私のために言ってくれているんだ」っていうルールがちゃんとそこにあるので、普段だったら伝える側もちょっと怖いとか、受け取る側も素直になれないが、一回リセットされた状態になるんで。早いですよね。
朝倉:早いですね。
鴨頭:TSLは、そういう意味で最強の女性の学びの場だなと思うので。
朝倉:特に40、50になると誰も何も言わないです。
鴨頭:言えないですもん。怖いですもん。
朝倉:特に誰も何も言われてない女性は、誰も何も言わないからこそそのまま行くとめんどくさい女性になりがちなんですね。そこをどうにかしたいっていうのも含めてTSLを継続している理由があります。
鴨頭:いいですね。これからだから40以上の女性TSL。55とか60以上の男性はなんか新しいやつみたいになっていくわけですよね。
朝倉:はい。
鴨頭:本当に教育しながら死んでいくつもりですね。
朝倉:絶対に最後の最後まで教育で、この世をPPKで。
鴨頭:PPK?
朝倉:PPK!ピンピンコロリ。
鴨頭:その覚悟が伝わってきますね。すごいですね。
朝倉:最後は子供の教育に行きたいなと思って、
鴨頭:もう一回?
朝倉:もう一回
鴨頭:最後はっていくつなんですか?その最後はって大体いくつぐらいのこと言ってますか?自分が
朝倉:88歳!ハイヒール人生は行きたいと思ってたら。
鴨頭:88歳ハイヒール履くんですね。12センチ。
鴨頭:やばいですね。最高ですね。
朝倉:よろしくお願いします。
鴨頭:でも朝倉先生に会うといつも思うのが、自分がやっぱり教育業をやってるから余計に本当にそう思うんですけど、人に何かを教えるんだったら、やっぱり自分が一番学んでなきゃなっていつも背筋がピンって伸びる思いがします。で僕。朝倉先生に出会って、うちでも話し方の学校っていうのは僕以外の講師が教育してるんですよ。それがだいたい僕がダイレクトですが、話し方の学校だけは僕が育てた弟子たちが先生をやってるんですけど、そのメンバーと必ず集まる機会があるんですよ。その時に全員で毎回約束事をしていて何かというと、「自分が学びをやめたらもうこの講師はやめよう」と。「それは今レベルが高いかどうかじゃないと。今現役で学んで成長してるっていう自分じゃなかったら、人前に立って教育はやるな」っていう話を常にしていて、それ言いながら俺も焦りがあるので、朝倉先生を見ていると、いつもその気持ちが絶対に落ちないようにしようという風に思わせられます。
鴨頭:最高です。
朝倉:ありがとうございます
鴨頭:じゃあもうあれですね。TSLだけじゃなくて来年以降また新しいチャレンジをするということですね。最高ですね。
朝倉:頑張ります。
鴨頭:人生は後半の方が思っていること、言ってみれば言い方変わると夢は叶いやすくなる。間違いないなと思うので、子供に「夢叶えろ」って言う人いっぱいいるけど、子供の夢ってすごく叶えるのが難しくて、それは2つ意味があって、そもそも選択肢はあまり持ってない。せいぜい小学校、中学校、高校卒業したぐらいだと、学校で教えてる国語、算数、理科、社会みたいなやつと、例えば剣道ずっとやってましたとか言うと、剣道しか知らないのに、自分の特性に合ったものにまだ出会ってない子に「夢を追っかけろ!」って言っても、まだ選択肢足りないだろうっていう子の方が99%。小学校の時からスケートでずっとそのままスケートなんて本当には羽生くんぐらいしかいないわけだから、なんか酷すぎるなと思うし。夢を叶えるためには時間とお金を自己選択で使えるようにならないと、やっぱり夢って叶えられないって考えると、大人は基本的にはその額がとか長さは個人差があるとはいえ、自分の命の時間とお金を自分で選択できるんだから、夢どんどんどんどん叶いやすくなっているっていうのを感じるので、なんか朝倉先生が今ね、62歳から新しい夢に向かうんですっていうのを聞いてて、僕もやっぱり夢に向かって生きようと思うし、僕のところに学びに来てくれる人には「これからだぞと、人生はこれからだ」っていうのを伝えていこうという風に今日お会いして改めて思わされました。
朝倉:ありがとうございます。
鴨頭:ありがとうございます。
朝倉:本当にありがとうございます。経済的にも精神的にも豊かにならないと学び続けることは難しいです。そのためにはやっぱり稼ぐ力を身につけないと切れ事で終わってしまいます。、さらに私の周りの人がもっと豊かになれるように頑張っていきますので、鴨頭嘉人さん、これからも一生よろしくお願いいたします。
鴨頭:ということで本日のスペシャルゲスト、朝倉千恵子先生でした。ありがとうございました。せーの!
イイネ!
鴨頭:言い忘れた!朝倉先生はYouTubeをやっていらっしゃいますし、何よりも毎日Voicyをやっているので、長いVoicyなんだけどぜひぜひ聞いてみてください。あの朝一に朝倉先生のVoicyを 聞くとピッと切が伸びて、今日1日という2度と来ない時間を大切にしようという気持ちになりますので、是非あのVoicyの方 概要欄に貼っておきますので聞いてみてください。今日はありがとうございました。
朝倉:ありがとうございました
せーの
イイネ!