毎週木曜日は、読み物の日としまして、書籍や雑誌、新聞などから見つけた、学び多きエピソードを朗読の形でご紹介させていただきます。
リスナーの皆様にとっても、心に響く物語が見つかれば幸いです。
それでは本日もお聞きくださいませ。
「いいことがありそうだな」
「素敵な人に出会ったな」
「面白いことを思いついたぞ」
あなたはそんな予感を、これまでに抱いたことがあるでしょうか。
予感とは、誰の脳でも現実に起こるものです。
そして、その予感は必ず実現するということです。
予感とは、それほど人生にとって重大な意味を持っている、脳からのメッセージなのです。
本書で説明する予感力は、これらの人生を規定する予感を、あなたが望む通りの素晴らしいものに変える技術です。
このメッセージは、私の尊敬する師匠、西田文郎先生のお言葉です。
今回、新しく『予感力』という書籍をお出しになられました。
人生を決める! なぜか『ツキ続ける人』の習慣術
本のソムリエ「読書のすすめ」清水店長が推薦してくださってます。
「いい予感ができない時代に、まず読んでおきたい必読の書!」
私はこの予感力を一気に読ませていただきましたが、ぜひ、Voicyリスナーの皆様にもおすすめしたいなと思います。
大谷翔平選手の成功を信じる力「成信力」の原点がわかる本!
読んだ人は必ず成功する!
数々の経営者、アスリートの夢を叶えたメンタルトレーニング術「SBT」の開発者は、まさに西田文郎先生です。
「1%」の限られた成功者が実践してる「最強思考」とは何か?
ぜひ皆様この書籍、お読みいただければなと思います。
今、私が読ませていただいたのは、本のタイトル、帯に書いてるメッセージです。
そして、その1枚目、帯の裏に書いてあるメッセージを冒頭に読ませていただきましたが、この本は、皆さん、直接手に取って読んでいただければなと思います。
私たちの予感ってなんだかんだ言いながら、やっぱり直感力、予感力あってませんか?
人はなりたい自分に絶対になれると私は思ってるんですが、自分自身が決めた通りの人生を歩んでると思うんですね。
「私は人生うまくいかない」そう思ってるからそうなる。
「私は必ず人生がハッピーに、必ずうまくいく」
「どんなことがあっても、私はいいことしか起こらない」
「人がなんと言おうと、自分でそれを言い続ける、自分の思いを信じる。そして、いい予感に沿う」
これってやっぱり、ものすごく大事だなと思うんですね。
例えば、初対面で「この人とは一生付き合える」って思う瞬間ってありませんか?
「あ、この人とは一生付き合えるな」先生は出版社の女性編集者、茂木美里さんのお顔を見た時に、ピンと予感がひらめいたっていうことで、美里さんから茂木美里さんから、書籍を編集してもらったっていう経緯があるんですが、そのことも今回書いてくださってます。
茂木さんは今回独立をされて、美里出版を創業されましたが、その新刊の第1弾として、電子書籍で『憶聴の法則』を刊行していただきました。
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ぜひ、西田先生が奥様と結婚されたのも、「この人と一緒になったら、きっと幸せになれる」っていう予感があったからだそうです。
予感でパートナーを選び、現在幸せに結婚生活を家庭を築いてる人が多いはずだと、本当に人間の予感って不思議ですよね。
一方、逆もあるわけで、おそらく「私はこの人と一生添い遂げることはないだろうな」と思うことは、やっぱりそう思えばそうで、そうなるんですよね。
いや、本当に不思議なことですが、自分の予感力ってやっぱり当たるなと思うんです。
今回、ぜひとも皆さんこの書籍を読んでほしいなと思うんですね。
予感したら、コンマ1秒か2秒くらいで判断しろと、これは西田先生の教えですが、予感したら、コンマ1秒か2秒くらいで判断しろですよ。
あれこれ考えたところで、結論変わりません。
自分の予感、自分の直感に従えということなんですが、予感通りに何も考えず正しい選択ができる力こそが予感力。
なぜ予感力が重要なのか、ぜひ皆さんこの書籍を手にしてください。
そして、ぜひともお読みいただければなと思います。
もう全部読みたいフレーズいっぱいあるんですが、最後にちょっとだけ。
皆さんは他人のせいにする人ですか?
それとも、物事がうまくいかなかった時に、自分のせいにして、変える思考を変える人ですか?
会社で働くビジネスパーソンには3種類の人しかいないと、先生おっしゃいます。
1つ目、言われたこともやらない人。
2つ目、言われたことしかやらない人。
3つ目、言われたこと以上のことをやる人。
予感力がある人は、もちろん3のタイプです。
すなわち、自分の予感に従って行動ができる人です。
簡単な例で考えてみれば、よくわかります。
例えば、オフィスにゴミが落ちていたとしましょう。
言われたこと以上のことをやる人は、上司が黙っていても自分の判断でそれを拾います。
これは、仕事を快適にするには、オフィスがきれいな方がいいからというクオリアが脳にあるからで、やった後は、望み通りのことをしたという小さな満足感が生まれます。
どんなに小さな行為でも、その行動によって、IRA(Instinct Reflex Area:本能反射領域)快です快、快の方向に振ることができるのです。
*IRAは「現実と想像」「自分と他人」「過去と未来」を区別できません
ところが、同じ行為でも、言われたことしかやらない人は、「命令だから仕方ない、ゴミを拾うか」と、その行動が不快をもたらすように働いてしまいます。
ましてや、言われたこともやらない人であれば、脳にあるのは、ゴミを拾うように言われたことへの不満や愚痴ばかりでしょう。
このように、自責にするか、他責にするかで、本人の予感力のありようは大きく変化してくるのです。
他責にする人は、言い訳ばかりして自分の予感力を低下させていくのに対し、自責にする人は成功体験を積み重ね、どんどんいい予感を獲得していきます。
経営者向けの研修では、他責タイプの部下を投資家社員として大切にするように、他責タイプの部下を浪費家社員として、そこから新しいことは何も生まれてこないので注意するように教えています。
あなたがどんな形の幸福を望むにしろ、決して後者のタイプになってはいけません。
いつかその会社から飛び立とうとか、もっと新しい仕事ができるようになりたいと思っていたとしても、必要なことは、目の前の問題に対して結果を出し、それを自責と捉え、自分自身の予感力を高めていくことなのです。
スポーツ選手でもやはり、野茂英雄やイチローといったメジャーリーグで成功した一流選手たちは、監督やコーチの言いなりになるのではなく、自分の判断で結果を出そうとしてきました。
だから、野茂もイチローもコーチに否定されても、ピッチングフォームやバッティングフォームを変えなかったのです。
そして、日本のチームで成果を出してからメジャーリーグに羽ばたいています。
一流の人は、やはり自分がやるべきことがよくわかっているのです。
私、このメッセージものすごくよくわかるんですね。
メジャーリーグにデビューしたのは、道を作ったのは、野茂英雄選手ですよ。
野茂さんが突破口を開かなかったら、やっぱり今のメジャーリーグは、日本の人が活躍する場は、もしかしたらもっと遅れてたかもしれない。そう思うと道を作った野茂選手ってすごいなと思うんですね。
イチロー選手もまたすごい。
私は以前の会社を辞めて、ちょうど4冊目の書籍『初対面の1分間で相手をその気にさせる技術』っていう本を持って、以前の会社、社員教育研究所の創業社長である財部一朗社長にお会いしに行きました。
「社長、この本は4冊目の書籍です。財部社長にぜひお渡ししたくて、この書籍を持ってまいりました。私が今日あるのは、社員教育研究所が私を拾ってくれたからです。私を採用してくださって、本当にありがとうございました」と直接お顔を見てお話をさせていただきました。
その時に、財部社長がおっしゃった言葉。
「朝倉さん、あなたは裏切らなかった」。
私は、毎度会社を辞めてるんです。
だけど、「あなたは裏切らなかった」って言われたんですね。
これが、この西田先生の予感力の本の中に書いてます。
ぜひ皆さんお読みください。
ぜひこの本をお読みいただければと思います。
心から読んでほしいなと思います。
これは私の勝手ながらの持論ではありますが、会社に入り方はどんな入り方をしたとしても、辞め方は絶対に間違えてはならないと思います。
二度と以前の会社に顔を出せないとか、二度と元同僚と会えないとか、二度と上司に会うことすらできないとか、二度と元部下と接触も持てないとか、もちろん会社を辞めた後に、元部下、元上司と頻繁に会える人っていうのは、むしろいないとは思うんですが、それでも正々堂々とお会いできるかどうか。
会社の辞め方は大事です。
どういう風にその会社に入るか以上に、辞め方を間違えてしまったら、一生涯後悔します。
そして、それは後々の人生が大きく変わると言っても過言ではないほど、とても大事なことなんですね。
あと始末の習慣、挨拶、返事、後始末。
会社を辞めるっていうことも、やっぱり後始末をどのようにするかによって、その後の展開が変わると思うんです。
絶対に間違えてはならないのは、辞め方です。
ここは、サラリーマン人生の中で間違ってはならない大切な要素ではないかなと、私は思います。
ぜひ、Voicyリスナーの皆様、自分自身が独立をしたい、新しい世界に飛び立ちたい、そしてまた新たなチャレンジをしたい。
本当に独立を応援してもらえる人っていうのは、今勤めてる会社でも存分に結果成功を出してる人です。
だから、本来はやめて欲しくないんです。
やめて欲しくないけども、「君が言うなら、あなたが言うなら、これはもう自分の夢の実現に向かって頑張りなさい」とね。
そして、やはりどこでお世話になったのかっていうことをきちんと、言葉に出せるがゆえに、最終的には辞めた会社の方々からも応援されるんですね。
そこは忘れてはならないなと思います。
ものすごく大事な部分です。
西田先生がやっぱり2年前でしたかね、私が本当にうちの社員が辞めた時に、西田先生に相談したことは一度もないんですが、
「朝倉さんが何か新しいものを目指し、新しい道に進むと、必ず人が離れていく。ですがその時は追うな、縋るな、嘆くな、やめてくれてよかったと思いなさい」
ということを言われた時、私は何一つ先生に相談したことはないですが、やっぱりあの時の言葉ものすごくものすごく胸に響いてます。
自分が好きで採用した部下がやめるっていうのは辛いです。
ですが、それもまた経営者人生21年、いろいろありました。
色々あった中で、やっぱりこれから先も、その学びをこれからの未来のために、人生に活かしていくっていうことを心に深く誓っております。
誓っております。
ぜひ、西田先生の新刊『予感力』お読みいただければなと思います。
先日、12月15日に開催されました、西田先生の講演会も素晴らしかったです。
何よりも参加された方々の学ぶ意欲、また西田先生の私たちに伝えたいという思い、いろんなものを感じさせていただいた、とても大切な命の時間の共有でした。
本当に本当にありがとうございました。