Voicyリスナーの皆さま、今週もよろしくお願いします。
今日はどんなテーマでお話ししようかと考えておりまして、
実はですね、昨日ありがたいことに高野登さんのお話を聞く機会がありました。
その中で私が「もうその通り!」と思ったいくつかのメッセージがあります。
これをぜひ今日は伝えたいなと思いました。
例えば、リッツカールトンホテルで有名なのは「クレドカード」ですよね。
元日本社長であった高野登さんは、このクレドに対する想い、そしてどう言うマインドでこのクレドが出来上がってきたのかって言う、クレド経営の重要性含め、沢山語ってきて下さいましたし、またそのクレドカードを用いて会社の経営理念企業理念を、いかに社員に浸透させるのかって言うことに関しても、数え切れないほどの企業の事例もお持ちだと思います。
そんな中、なぜクレドカードを作ってもうまくいかないのかって言うことに対して、非常にストレートなお話をして下さいました。
それはトップの覚悟が決まっていない。
社員の方々が働く理由があります。
また社員の方々は人の話を聞く理由もあります。
また社員の方々は辞める理由もあります。
トップは自分の責任として、それをいかに自分の心の中にしっかり受け止め、自分ごととして捉えているかどうかって言うことに対しても、やっぱり大事なことだなあと言うことを感じさせていただいたんですね。
それが出来ないうちは問題は永遠に解決しない。
外部講師の力を借りて、外部の教育機関を借りて、外部の先生方の力を借りて、ある意味社員教育をして欲しいと思っても、一番大事なのは誰の覚悟なのか?って言うことですよね。
今回非常に私が感じたのは
持ってるエネルギー✕回数
しかも基準はあ500回
これどう言う意味だろうと思ってお話を聞かせて頂いてたんですが、ある意味
何回思いを語ったのか?
何回その社員との時間を共有したのか?
何回その社員に自分の思いを語ってきたのか?
これすごく大事なことだなと思いました。
高野さんが上司から教わった、シュルツさんから教わったことは500回!
「最低500回、最低500回は語ってるのか?それくらい語って初めて理念は浸透する」って言うようなお話をしてくださった際、これすごいなと思ったんですよね。
500回でしょ、最低500回!それくらいやらない限り浸透なんかしないってことです。
私は本当にそうだなと思うんですよね。
社員に
「何回言ったらわかるんだ!」
「何回ですか?」って
「10回!」
10回で分かるわけないですよ。
ビリギャルで有名になった坪田先生も「はい!最低532回です!」と仰ってるぐらい、やっぱりこの500はキーワードなんだなって言うことを感じさせて頂きました。
そう考えた時私は、社員に何百回何千回同じこと言ってるのかって言うことも含めて、それでも徹底出来ないって言うのが人であると言うことも含め、様々な気づきを得ました。
理念・哲学はどうやれば浸透していくのか?
それは How to は大事ですが、How toだけではだめなんだって言うことも含めて、教えていただけました。 シュルツさんからの学びをいかに高野さんが胸に深く受け止め、そしてそれを実践行動に移してこられたのかって言うことも含めて、昨日高野登さんのお話を聞かせて頂いて感じ撮らせて頂きました。
本当に社員がイキイキ仕事が出来るのはなぜなのか?
嫌だから無理矢理やらされてるではなく、
どうすればイキイキ働いてくれるのか?
せっかくのエネルギーを削がれてしまうんではなく、人間は本来働きたい動物だと。
お役に立ちたい
成長したい
感謝されたい
そう言う思いを持ってる。
そう言う思いを持ってる社員が、どんなリーダーの元で働くことが幸せに繋がっていくのか?
まさにリーダーからのギフトは何なのか?
理念も大事、クレドももちろん大事ですが、がむしゃらにリーダーが、本当に汗水たらして一生懸命頑張ってるその背中を見せているかどうか。これがいかに重要なのかって言うことも含めて、感じることができました。
社長の本気
リーダーの本気
リーダーの覚悟
社長の覚悟
この覚悟がなくして、仮にクレドを作ったとしても絵に描いた餅で終わってしまう。
先日のび太くんのクレドカードの中身の中で、皆様19箇条の大切なこともお話しさせて頂きましたが、
絵に描いた餅にするのか?
それを実践行動に移していくのか?
ものすごく大切なことだなと思ってるんですね。
そしてやはり人は自分の思うようにはならないです。
でも、自分の思うように人が動いてくれるようにするためには、やっぱり期待してるレベルまで行なっていくためには、
言って
言って
言って
言え!
回数は侮れない!
回数重ねて言い続けていくことが、どれだけ重要なのかって言うことも含め、私は昨日高野さんの話を聞いて感じさせて頂きました。
もう一つ、心に深く受け止めさせて頂いたメッセージがあります。
どこに時間を使うのが最も大事なのか?
自由に時間があったらどこに時間を使いたいですか?
て言うことをアメリカの経営陣、コーネル大学がインタビューした事例を教えてくれたんですね。
その中、トップが果たす責任と迷いなき信頼関係は、どのように行っていくのか?って言う中でのコーネル大学のインタビューで、
アメリカの経営陣に
「時間が自由にあれば、どこに何割時間を使いますか?」って言う問いかけに対し
アメリカの代表100人がその質問に対して
社員とのコミュニケーションの時間に60%、6割使いたい!
て言うことをどの経営者の方もお話しされました。
では実際にどれくらい時間を使ってますか?って言った時に
5%が平均だそうです。
社員とのコミュニケーションの時間に60%を使いたいと言ってても、実際は5%しか忙しい経営者は、社員とのコミュニケーションの時間を取っていない。
これはアメリカだけではなく日本も同じだと。
ある意味、社員とのコミュニケーションをとるとは重要だと分かっていながらも、
知ってることと、出来ることが一致していないと言うことが現状。
いかに社員との時間を共有するのか?
いかに社員とのコミュニケーションを取ることが出来るのか?
私たちはどれだけ社員のプライベートの情報、プライベートの話を聞いていますか?
て言うことも含め、
社員の想い
社員はなぜ今自社にて仕事をしてるのか
どれだけ深い関わりを持っているのか
て言うことも含めた、貴重な気づきを得ることができました。
高野登さん本当にありがとうございます。
心より感謝申し上げます。