毎週水曜日は、voicy のリスナーの皆様から頂いた質問にお答えするコーナーです。
仕事のことや人生のことで知りたいこと、悩んでいること、お寄せいただいたご質問に私の考えでお答えさせていただきます。
私のメッセージが正しいとか謝りとか、それは少し横に置いていただいて、1つのものの見方考え方の参考になればありがたいです。
今日はどんな質問が来ているか、今から見てきます。
少しお待ちください。
ペンネーム やすきさんからです。
60代男性からの質問です。
質問内容:
妻への向き合い方
一昨年、定年退職し、長い単身赴任生活から自宅に戻りました。
妻は元々、片付けが苦手なタイプでしたので、少しずつ片付けを始めたのですが、
子供の幼い頃の服や靴、コンテストに出た時の景品の包み紙など、私から見れば捨てても良いと思われる物を置いておくと言うので、
置いておく物とそうでないものの仕分けを頼み、一週間後に片付けてもよいかと尋ねても、急に怒り出す始末。
1年以上経つ今も2部屋は荷物置き場のような状態です。
夜遅くリビングで、
妻がうつらうつらしている状態の時に
「風呂に入って、もう寝たら」というと、
「疲れて寝落ちしているのがわからないの」とキレられてしまいました。
よかれと思って、アドバイスをしても非難や悪口のように捉えるようで、兄弟や知り合いについても、あまり良いようには言いません。
先日も、経済的な心配が無いことがわかったので、定年退職後についた職から、収入は下がっても、自分がやりたかった仕事に転職したい旨を告げたところ、
「あなたが長い間、仕事をして稼いでくれたのは知っているけど、私だってその間、家庭を守ってきた、それはどうしてくれるの。」と反対されてしまいました。
私はどうすればよいのでしょうか
愚痴のような内容で申し訳ありません。朝倉先生はどのようにお考えでしょうかお聞かせいただければと思い、相談させていただきます。
はい、やすきさん、勇気を持ってご相談ください、ありがとうございます。
このやすきさんのご質問はここ最近、私のもとにたくさん届いている様々な悩みと本当によく似てるんです。
是非、チャプターを開けてお話しさせていただきますね。
なかなか勇気がいる質問だと思うんですが、他にも似たような悩みを持ってらっしゃる男性が数多くいらっしゃいます。
だからこそ今回、参考にしていただけるとありがたいです。
あくまでも、私がこれまで見てきたいろんな家庭、仕事を一生懸命してきて、頑張った方に限って起こる様々な現象、なぜこういうすれ違いが起こるのか、っていうことも含めてお話ができたらなと思います。
参考になればありがたいです。
今回のやすきさんの質問から一番感じるのは、本当にやすき様が奥様との関係を大事に思い、どう向き合っていけば良いのか悩まれているお気持ちが、本当に丁寧に伝わってきました。
長い単身赴任も経て、これからの時間を奥様と穏やかに過ごしたいという思い。この思いをいかに奥様に理解していただき、そしてより良い関係性を築いていくのか、ここってやっぱり、ものすごく大事な部分ですよね。
とはいえ、長い時間それぞれの場所で過ごしてきた。そして少しずつ感じ方や考え方が変わるっていうことは、これ自然なことだと思うんですね。
だからこそ、これから二人で新しい形の関係性を築くチャンスが訪れてるのではないでしょうか。
きっと奥様は寂しかったのではないかなと思うんですね。
物を片付けられない、物を捨てられないっていう方々っていうのは、過去に生きる人が多いと。
これはあくまでも統計的な話なんですが。未来に向かって常に邁進してる人は、例えば過去を振り返ってる暇もなかなかない。
ところがいざ、ものを捨てようとした時に、あの時のいい思い出、あの時こうしてもらった、あしてもらった、こんなものをもらった、子供の一つ一つの思い出をとっても大事に思う人っていうのは、やはり子供と一緒に育った自分の過去に対して非常に大事にしてるんですね。
だから過去を大切に思ってる人に対して
「いや〜その無意味なもの」
「ガラクタ」
自分から見ると、そんなのを取っといても仕方ないだろうと思ってるものを、あっさり捨てられたら、これ実は恨みに変わりますからね。
もう私も弟と、母の持ち物、そして父の持ち物を何回か処分せざるを得なかった時がありましたが、言葉には出しませんでしたが、後になって年を重ねて、だんだん老いが深くなってくることによって、あの時捨てられたっていうことに対しては、ずっと恨みとして残ってます。
そこも含めてしっかり話し合って、
相手がなぜそれを大事にしてるのか?
どんな思いでそれを大切にしてるのか?
是非とも言葉に少しだけ暖かそうを添えて、
「いつも頑張ってくれてるね、ありがとう」
「今日はゆっくり休んでね」
例えば、物に対しても
「これはどんな素敵な思い出が詰まったものだったのかな?」って「是非とも話をしてみてくれないか」って言って、質問をたくさんしながら、最初はもし拒絶されたり、拒まれたりしたとしても、それでもご自身から歩み寄っていく。
歩み寄る譲歩っていうのと、妥協は違うんですね。
なんか言ってもわかってくれない、だからもう妥協したくないっていうのではなく、
「情報、歩み寄る」
「相手にたくさん質問をする」
これから60代を超えてくると、どんどん脳が小さくなっていて退化していくっていう、老いが始まります。
そうなると、より一層ものを片付けられなかったり、捨てられなかったりっていう事っていうのは起こるんですね。
そして、やすきさんが新しい仕事、やりたい仕事に挑戦したいお気持ちっていうのは、素晴らしいことだと思うんです。
ところが一報で、奥様が長年家庭を守られてきたことも事実で、その誇りと、そしてそのプライド、そしてそのやってきたことに対する賞賛。
何よりも抱きしめるあり方、やっぱどんな時間をこれから先一緒に作りたいかを、この機会に奥様と是非ともお話をしてみてほしいなと思うんですね。
あの、話をするのが難しいなと思う時には、専門家の力を借りるっていうのも一つの方法ですよ。
例えば井上敬一先生の「新時代の戦略的コミュニケーション講座」では、男性脳と女性脳の明らかな違いをより具体的に教えてくださいます。
それによって、夫婦間の問題が解決したっていうこともよく耳にします。
そして、夫婦向けのカウンセリングとかもありますが、やはり、奥様を一緒にっていうわけでもいかないということもあって、是非この機会に井上敬一先生のセミナーをご受講いただくことはいかがでしょうか。
合わせて日常の中で、奥様への感謝やねぎらいの気持ちと、小さな一言でも構いませんので、「ありがとう」「美味しいね」「嬉しいよ」っていうような、こういう優しい言葉を積み重ねていくのもとても大事ではないかなと思うんです。
やすきさんが笑顔でいられることが、本来奥様との関係をより良いものにしていく、大事な大事な大事な力になります。
好きなことや趣味に触れる時間をもっと持とうと思ったら、当然奥様の理解も大事ですよね。
やすきさんが奥様と、これからも少しずつ心を通わせながら、新しい日々を穏やかに歩んでいかれることを私は心から願っています。
そのためには学ばなければなりません。
学んで女性の心をしっかり理解して、
なぜこういう言動が起こるのか?
なぜこういう態度を取るのか?
なぜ物を捨てようとしないのか?
そこを分かっていくと、歩み寄ることによって、理解しようと努力することによって、氷が溶けるように、どんどんより良い関係が築かれるのではないかなと思うんです。
どんな小さな一歩でもきっと大切な変化につながります、
ぜひお二人で素敵な時間がたくさん生まれるように、歩み寄ってほしいなと思います。
いや、これからもこのような相談はもう今もいっぱい来てますが、やはり奥様がずっと心の中に言葉に出さなかった不満が、、蓄積してるっていう事もあるんです。
だからこそ、これから100歳人生を迎えるにあたって、どうすれば奥様が本当に心穏やかになるのか、そのためにはやすき様も学びを深め、言葉一つの選び方、接し方、女性はどこに点数をつけるのかっていうことも含め、学んでほしいなと思います。
井上敬一先生の「新時代の戦略的コミュニケーション講座」の体験セミナーは1月は1回、2月は2回、3月は3回開催してます。
体験セミナーだけでもものすごく勉強になりますからね。
踏んではならない地雷
言ってはならない一言
これは具体的に学べば必ずできるようになります。
どうぞ、より良い関係性を築くためにも、夫婦の新たなステージを穏やかに歩むためにも、学びを深めてほしいなと思います。
参考になりましたでしょうか。