毎週水曜日は、リスナーの皆様からの質問にお答えするコーナーです。
仕事のことや、人生のことで知りたいこと、悩んでいること、お寄せいただいたご質問に私の考えで答えさせていただきます。
1つのものの見方、考え方の参考にしていただけるとありがたいです。
今日はどんな質問が来ているでしょうか?
今から見に行ってまいります。
ペンネーム、ひまわりさん、40代女性からです。
質問内容です。
こんにちは。
職場での人間関係について、朝倉先生にご意見を伺いたく、メッセージしました。
最近、職場の20代の若い同僚たちから「ひまわりさんって、お母さんみたいですよね」と言われることが増えてきました。悪気はないのだろうし、むしろ親しみを込めて言ってくれているのは分かります。
でも、正直そのたびに複雑な気持ちになります。
子どもがいない私にとって「お母さんみたい」という言葉は少し重たく感じることがあるんです。
「面倒見がいい」とか「安心感がある」といった意味で言ってくれているのだと思うのですが、どこか自分が中年女性としてしか見られていない気がして、少し距離を感じるようになってしまいました。
彼女たちと良い関係を築きたいとは思うものの、この言葉をどう受け止めればいいのか、正直まだモヤモヤしています。
悩むようなことでもないのかもしれませんが、こういう場面での向き合い方や、気持ちの整理の仕方についてアドバイスをいただけたら嬉しいです。よろしくお願いいたします。
はーい、ペンネームひまわりさん、このご質問に対して、チャプターを分けて、チャプターを変えてお話しさせていただきますね。
私が文章を読ませていただいて感じた、率直なことも今日はお話できたらなと思います。
ひまわりさん、ご相談ありがとうございます。
とっても繊細な心の動きを感じるお悩みで、ひまわりさんが同僚の方々との関係性を大切に思ってることが十分伝わりました。
まず、「お母さんみたい」っていう言葉に対して複雑な気持ちを抱かれるのは、当然、自然なことです。人が何気なく口にした言葉でも、自分の経験や状況によって響き方が違うのも事実です。
その感情を否定する必要は全くないと思います。
そんな中で参考になればと思うんですが、まずはですね、ポジティブな意図に焦点を当ててしまうということですね。
ちょっと、いくつかのポイントでお話をしたいんですが、
まず1つ目は、ポジティブな意図に焦点を当ててしまう。
若い同僚の方々はきっと、
ひまわりさんの優しさや
包容力だとか
頼りがいがある
それを感じてるがゆえに「お母さんみたい」っていうような表現をされたのではないかなと思うんですね。
この「お母さんみたい」っていう言葉を、私は信頼できる存在なんだと、こう受け取って、自分自身のマインドを切り替えるっていう事はいかがでしょうか。
そして2つ目の、もやもやした気持ちを抱いたままだということが、ここ、大事な部分ですよね。
だから2つ目は、ユーモアを交えて返す。
もやもやした気持ちを抱えたままだと、ふとした時に距離を感じてしまうことがあったり、やっぱり顔に出てしまったりということが、あるんではないかなと思うんですよね。
ところが、それを、ユーモアを交えた表現とか、返し方ができるようになると、
「じゃあ、何かったらいつでも私に相談に来てね、お母さん代わりに私がなれたら嬉しい」
と明るく返すことで、柔らかい雰囲気を保ちながらも、親しみやすさを示すことはできます。
ですがそれが、やっぱり嫌であれば、その表現が嫌であればね、
「そのように私が器が大きいと捉えていい?」
「ですが、子供のいない私はやっぱりお母さんみたいって言われるのは、なんとなく、なんとなく自分が年を重ねた女性に見られてるような気がするから、ちょっと、ちょっともモヤモヤるんだけど、どう思いますか?」
とかって言って、これも質問話法で切り替えするということもできるかもしれません。
3つ目は、自分らしさを伝える機会を作るっていうことで、
例えば、ひまわりさんの個性や魅力をさらに知ってもらうためには、ご自身の自己開示をしたりとか。
例えば、ファッションを変えるとか、本当に人って見た目の印象力で相手を、言葉を選んで言うということが、これ同僚の方々が女性なのか、男性なのかっていうことはちょっとよくわからないんですが「20代の若い同僚たちから」ということなので、女性からなのか、男性なのかということはよくわからないですけど、
見た目の印象力で、
ふくよかであったり
穏やかであったり
話が言ったり
ゆっくりであったり
安心感を与えるっていう意味で、プラスで「お母さんみたい」っていう言葉を発してくれてる可能性があるわけですよね。
ところが、やっぱりファッションとか、凛とした佇まいとか、動き、歩き方、そういうスピードを意識して動いてる人に対しては、なかなかそういう表現ができるかっていうことを、違う場合もあるんです。
だから、イメージを変えていくっていうことを意識してみるのはいかがでしょうか。
最後に、4つ目ですが、
例えば、ひまわりさんにとって、その言葉を、やっぱり受け止めて傷つくんではなくて、ある意味まだ若い人たちは、言葉を正しく選び方がわからないという点においては、そういう見方もあるんだなということも含めて、未熟な方々の表現に対しては寛大に受け止めるということも、いいんではないかなと、私は勝手に思いました。
心の中にいろんな思いとかあるかもしれませんが、それを表現しなかったり、ずっと蓄積していくとこれが不満になったりしまいますが、ユーモアに切り替えたりとか、例えばもっと頼りがいある
「頼りがいある存在になるために、よりそう学びを深めていこうと思うけどそれでもいい?」
とかって言いながら、距離感を縮めていくっていうことも良いのかもしれませんね。
ぜひ、逆に傷ついたりとか、若い同僚の方々と距離がやっぱり開いてしまったりとか、そういうふうな場合は、もしかしたら上司や信頼できる方々に相談をして、自分の感情を抑えないで、言葉で出してみるのも良いかもしれません。
今回お悩みを共有してくださり、ありがとうございました。
ひまわりさん、ご自身の温かいお人柄が、きっと周囲の方々に良い影響を与えてるんではないかなと思うんですね。
一番簡単なのは、見た目の印象力を変えることですよ。
見た目の印象力、バリバリのキャリアウーマンに対して、「お母さんみたい」と言うような表現は絶対に出てこないですからね。
ある意味、そういう自分のイメージチェンジっていうのも、一つ、最後に参考にしていただければありがたいです。
はい、言葉に複雑な気持ちを描くことは自然なことだと思います。
その言葉の受け止め方は、自分の解釈によって変わるということで、是非とも、押さえておいていただけるとありがたいです。
参考になれば嬉しいです。
最後にもう一度、おしゃれについても、
例えば、ひまわりさんがどう見られたいのかを考える上で、私は重要なポイントだと思うんですね。
若い同僚さんたちから「お母さんみたい」と言われたことで、これからは少し年齢や外見について、さらに意識していき、ファッションや身だしなみをアップデートする。そんな機会をいただいたということで、プラスに捉えてみてはいかがでしょうか。
おしゃれ、楽しんでくださいね。
どうぞよろしくお願いします。
3歳から8歳ぐらいまでの子供さん達は、おしゃれをしてる人に絶対に「おばあちゃん」って言わないですよ。
子供は自分の目から判断し、本当におしゃれをしてる人に対しては、年齢関係なく「おばちゃん」という表現はしない。
だからこそ、より、相互自身のイメージをこれから、アップデートしていくっていうことの課題をもらえたということで、自分のプラスに考えてみてはいかがでしょうか。
参考になれば嬉しいです。