毎週水曜日は、リスナーの皆様からの質問にお答えする日です。
仕事のことや、人生のことで、知りたいこと、悩んでいること。
お寄せいただいたご質問に、私の考えでお答えさせていただきます。
1つのものの見方、考え方の参考になればありがたいです。
今日はどんな質問が来ているでしょうか?
この後、ちょっと見てまいります。
ペンネーム さくらさん(30代 女性)からです。
朝倉先生、Voicyリスナーの皆さまこんばんは!
私は今、夫の転勤のことで悩んでいます。
ぜひお知恵をお貸しいただけると嬉しいです。
先日、夫の転勤が決まり、彼から「一緒に引っ越してほしい」と言われました。
私は自分の仕事があって、キャリアを大切にしたいので単身赴任してもらえないかと伝えたのですが、夫も彼の家族も「転勤の可能性があるのは分かっていたはず」「結婚した以上は支えるべき」と言い、私がわがままを言っているかのように責められています。
結婚前に転勤の可能性は聞いていたのですが、いざ現実に直面すると、自分自身のキャリアや仕事も大切だという気持ちがますます強くなっています。
そんな状況で、どうすればいいのか悩んでいます。どのように気持ちを整理したらよいか、アドバイスをいただけたら嬉しいです。
ペンネーム さくらさん。
さくらさん、メッセージ拝読させていただきました。
チャプターを変えて、私の考え、私が感じたことをお伝えさせていただきますね。
参考になればありがたいです。
ペンネーム さくらさん、大切な質問ありがとうございます。
ご自身の大事なキャリアとご主人様の生活、この2つの間で揺れるお気持ち、すごく深く理解できます。
結婚前に転勤の可能性を知っていたとしても、いざそれが現実になり、直面をすると、ご自身のキャリアの重要性を改めて感じるものですよね。
実際に過去に似た状況に悩んでいた方のお話を今日はさせていただきますね。
いくつかのケースがありますので、参考になればありがたいなと思います。
実は、その女性もキャリアをとっても大切にしていて、夫の転勤先についていくかどうか、非常に迷われていました。
その時まずは、ご夫婦でお互いの今後の目標について具体的に話し合ったそうです。
例えば彼女は、自分の仕事でどのように成長したいのか。
また、旦那様は転勤によってどんな仕事のステップアップが見込まれているのか。
率直に話し合われました。
また別の事例をお話しさせていただくと、別のパターンでは奥様がリモートワークに切り替えられるように職場に交渉をされて、最終的にはお互いに譲歩できる部分を探り合い、パートナーの夢を支えつつ自分のキャリアを守る道を選択されました。
職場の理解を得るために、具体的な業務内容や進捗管理方法を模索し、最終的には奥様はその会社を辞めることなく、リモート勤務で旦那様の転勤先についていく形を選ばれました。
また、他のケースで言うと、一度別々に住まれて、いわゆる旦那様だけが単身赴任、その選択をされまして、しばらく単身赴任でお互いの生活リズムを試してみることにされ、数ヶ月後に改めてどのように感じるのかお話し合いの場を作り、最終的には互いの生活を大切にしながらも家族として絆を見つめ直す、そんな機会を作られました。
奥様だから必ず従わなくてはならないとか、旦那様に絶対ついていかなくてはならない、ねばならない思考だと、きっと拒絶の感覚が出てくるのかもしれませんね。
ですが、どういう形が最も夫婦としてのあり方を尊重し、そして互いのキャリアを維持、継続できるのかっていうことは、今一度ご夫婦でしっかり話し合いをしてもらいたいなっていうのは、私は率直に思います。
ご自身の大切なキャリアを守る道も是非とも柔軟に考えてみてくださいね。
もしかしたら、いろんな解決策が見つかり、そしてより前向きな気持ちで決断に挑めるんではないかなと思ってます。
もし私が逆の立場であれば、私の場合は、例えば結婚前に、もしかしたら旦那様が転勤もありうる、となった場合、自分自身のキャリアをしっかり構築しながら、
そして「もう支店を作ってもらえませんか」とか、
そして「自分が旦那様と一緒に別の場所に行きますから、新規開拓をそこからやらせていただきます。是非とも私に支店を見させてもらえませんか」とかって言いながらね、
そのキャリアを継続していきたいんであれば、旦那様と一緒にね、別の場所で新たな人脈、ネットワークを構築しながら、別の生活も味わってみたいというタイプなので、これも一つのチャンスだと捉えるタイプです、私はね。
だからあんまり私のことは参考にならないんではないかと思って、別の事例をお話しさせていただきました。
是非これも最後は自分で決めることです。
これ何事もそうなんですが、いろんなパターンがあるんですよ。
やっぱり旦那様だけが単身赴任で、そして暮らしてみて夫婦の間がすごくいい形をとれるんだったらそれもそれ。
というのは、あの「3日に一度理論」って言って、これは先生がおっしゃってましたが、それこそ昔の川柳にも
「惚れた女と一緒に住むな、離れてたまに会うがよし」っていう川柳があるように、離れてみることによって、より新鮮な感覚で夫婦間のコミュニケーションが、より良いものに展開したっていう事例もあります。
で、逆を言うと、新しい地域に一緒に行くことによって新たな価値観が芽生え、そしてそこでも新生活がスタートすることで、楽しいライフワークを設定するということもありますね。
キャリア形成は、必ずしもその会社1社で築き上げなくてはならないということもないわけで、もっと言うと絶対にその会社に勤めたいって言ったら、今回の事例のように、それこそリモートワーク「離れていてもその会社の仕事をさせてください」ということで、交渉をしながら進めるもありではないかなと思うんですね。
私どもの会社も、リモートワークの社員が数名いますが、本社と映像をつなげながら在宅で勤務をしながら、何かあった時にはすぐ連絡が取れるようにという形で、寂しくないようにしっかり顔を見ながら、在宅勤務で円滑に仕事をしてる人もいます。
どこにいても仕事ができる時代だからこそ、いろんなことをチャレンジしてもらいたいなと思いますね。
あの、逆のパターンもありますよ。
奥様が転勤が決まって、旦那様が奥様の転勤場所についていくっていうケースもありますから、必ずしもどっちが優位とかではなく、ご夫婦でしっかり話し合ってもらいたいなと思うんですね。
離れたくないと思えばついていけばいいし、仮に離れることによってより夫婦間の愛情が深まるというケースもありますからね。
これって参考になりますか?
1つの事例として、考えるきっかけになればありがたいなと思います。
🔹会場 グランディエール ブケトーカイ
🔹定 員 100名
🔹時間 17:30~
🔹定員 先着順 50 名 6,000 円 ( 税込 )
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