何をずっと睡眠学習で聞いてたかと言いますと、京セラの創業者である稲盛和夫さんが講演でずっとお話をされてたこと、盛和塾でお話をされていた CD なのか、ずっとその CD を聞かせていただいておりました。
その中で最も意識してたメッセージそれは【六つの精進】なんですね。
【六つの精進】
今日はこの【六つの精進】を紹介させていただきたいと思います。
これを手帳に書いて、そして音声 CD でも何度も何度も聞かせていただいておりました。
振り返ってみると、15年前ではなくもうちょっと早かったと思いますね。
そして2007年5月の8日だったと思うんですが、初めて京都まで稲盛和夫さんに会いたくって、行ったことを思い出します。
KDDI のお世話になった担当者の方から、ずっと私が「京セラフィロソフィーてすごいです。やっぱり盛和塾での教えてすごいです!」っていうことを話しをさせて頂いた際、担当者の方が、ずっとそれを記憶に残してくださっていたのか「このタイミングだったら会えるかも分かりませんよ!」って言って連絡を頂き、京都のあるイベントの際に、私は時間を取って行かせていただきました。
今も忘れることが出来ません。
手帳にサインをしていただいたんですね。
本当に手帳にサインをしていただいて、乾杯の時も一番前の席で乾杯をさせていただき、その後にすぐに「すごい仕事力」致知出版社様から出させていただいた。すごい仕事力の本を送らせていただいたらなんと、会社にお電話をいただいたんです。
その時私は、年間300回研修講演をしてましたから、直接の電話に出ることはできなかったんですが、電話を受けた社員が興奮して私に「稲盛和夫さんから電話がありました!!」っていうことを教えてくれました。
本当にありがたいなと思います。
そして毎日毎日、その後も CD をずっと聴き続けていました。
この【六つの精進】
経営者にとって何が最も重要なのか?
企業経営において、経営者の姿勢はとっても大事です。
社員は常に経営者の姿勢を見てます。そして厳しく見てるって言っても過言ではないでしょうか。
我々経営者のあり方
経営者のものの見方・考え方
経営者の判断決・断力
その判断・決断力を一つ間違えてしまうと、とんでもない方向に進んでしまいますね。いざと言った時に、
どういう自分力を発揮することが出来るか?
大切な社員を守るために何を心の軸に置かなくてはならないのか?
その基本を学ばせていただいたような気がします。
見えないところを綺麗にするっていうことを私は意識しました。ですが、誰にも負けない努力をし続ける事って、言葉では簡単に言えますが、なかなかそれを継続することは難しいです。
2003年に女性限定の営業塾「トップセールスレディ育成塾」を開校したくって起業したものの、なかなか女性塾だけでは食べて行くことができなくって、2004年6月1日に株式会社新規開拓を設立しました。
法人企業様の研修のお手伝いをさせていただきましたが、その時私は覚悟を決めたことがあります。
何を決めたかって言いますと、自分の好きな髪型を止め、オールバックに赤いジャケット!完全に浮いてますよね。
Voicyでも何回かお話をさせていただきましたが、やはり女性である前に、
企業経営者であること!
そして女性講師ではなく、やはり責任をもって受講生と共に学びをレクチャー出来るような、自分自身の経験を通し、いかに売れる営業になることが出来るのかっていうことを、 真剣勝負で教えるためにも覚悟を決めて髪をショートカットにしました。
そして、まー赤いジャケットは「なぜあれを着て歩いてたのか?」っていうくらい、情熱を示したかったんでしょうか? そこも含めて、いい経験をさせて頂いたなと思います。
誰にも負けない努力をする!
姿勢を見せることが、なによりも大事なんではないかなということを改めて感じます。
二つ目の謙虚にして驕らず
どうしても驕りが出てしまいます。
そして講師は講師病、管理者は管理者病、経営者は経営者病、に陥ってしまいます。
謙虚に努めたいと思っても、ついつい驕りが出たり、横柄になってしまったり、心が横柄になりつつある事っていうのもありますよね。
またもう自分がトップになると「誰も注意、指摘をしてくれない」っていうこともあります。だからこそ、
私は厳しい人の言葉に耳を傾けたい!
年長者で厳しいことを言ってくれる人を、やはり周りがなんと言おうと、その方から教えを請う。そういうマインドで藤木相元先生であったり、高井・岡芹法律事務所、高井伸夫先生からたくさんの学びを得ました。
だいぶ厳しく指摘を受けたり、指導を受けました。
それは本当に自分自身が謙虚にして驕らずっていう姿勢を持つために、大事なことだったなーっていうことも感じます。
私の父も常に言ってました。
驕り高ぶったらあかんで!
今日お前があるのは、支えてくれてる人のおかげや。
社員さん大事にしいや!
社員の家族も大事にするんやで!
謙虚にして驕らず
大事ですね。
三つ目の反省のある毎日を送る
反省のある毎日を送るっていうことで、今日1日を振り返って、
自分は何をしたのか?
どんな努力をしたのか?
っていうことを振り返るっていう点においては、昔は夜日記を書いてたんですが、夜日記を書くとどうしても反省が長くなってしまうということもありまして、朝日記をつけ始めたっていうことを思い出しました。
朝日記、朝どういうマインドで今日を過ごそうとしてるのか?っていうことで、日記を朝つけるということを行ったこと、今ふっと思い出しました。
四つ目の生きていることに感謝する
自分が今あるのは、自分1人で大きくなったわけではなく、両親のお陰、産んでくれた両親のお陰、そして周囲の方から支えられて、今があると思うんですね。
今もそうです。
社員が頑張ってくれるからこそ、社員の頑張りによって会社経営が継続出来る!そう思うと、本当に厳しく社員を指摘しながらも、注意をしながらも、見えないところでいつも「ありがとうね!」って手を合わせるような、そんな感覚は忘れてはならないなと思います。
そして五番目の善行、利他行を積む
良い行い。そして自分が良ければいいっていう利己的な感覚ではなく、人のため、何が出来るのかっていうことを真剣に考え、利他で行くっていうこれも、最初は意識からのスタートだと思うんですね。
世のため人のために何が出来るのか?
何をすることが、周りの貢献に繋がっていくのか?
そんな価値観を持とうということで、善行、利他行を積むっていうことも、ずっと睡眠学習しておりました。
六番目の感性的な悩みをしない
起きてしまったことは、もうここはもう終わったことはくよくよしない。これから来るであろう未来も、何があるかわからない。
それよりも何よりも、
今この瞬間瞬間をいかに真剣に生き抜くのか!
生き抜く力を見出していこうということで、ぜひ皆様の参考になればありがたいなと思います。
この【六つの精進】すごく大事だなぁと思うんですよね。
これはカンショウ的な悩みをしないと読めばいいんでしょうか。
感性と書いてカンショウ的な悩みをしない。
ここも改めて【六つの精進】意識してこれから先も行動に移していきます。
今日はふとこの【六つの精進】を思い出し、Voicyリスナー皆様にお伝えしたいと思いました。
よろしくお願いします。
45歳の時、私は初めて稲盛和夫さんとお会いすることができました。
あれから15年経営者として少しは成長できたでしょうか。
これからも日々精進して参ります。