自信のなさ
ペンネーム:み〜さん40代女性からです。
自信のなさについて質問させて頂きます。
私は福祉関係の責任者を10年ほどしています。
仕事は、利用者さんの相談業務、職員さんの勤務の調整などです。
責任者なので、判断して決めることが多く、これでいいのかと悩むことばかりです。
その自信のなさが、相手に伝わるのも感じています。私は感情がおもてに出やすいところもあると認識しています。
この仕事は好きだし、やりがいもあります。
私のモットーは、一生懸命やらせて頂くというものですが、ここ最近慣れもあり、エネルギーが弱まっているのも感じます。
朝倉先生、私に喝をお願いします。
はい、ペンネームみ〜さん、メッセージありがとうございます。
そうですね、ここは「朝倉先生、渇をお願いします!」とありますが、最後は自分がいることですよね。私がどんなにみ〜さんに例えば励ましの言葉、厳しい言葉、色々とアドバイスをしたところで、それは一瞬しか持ちません。
自分自身の内側にある心が変わらない限り人は変わりません。
第三者の力で、何か影響力をもらったとしても、それはあくまでもきっかけであって、そこに頼ろうとするのではなく、自分がこれから先の人生どうしたいのか?
まだまだ40代!
ここから人生100年生きるにあたって、本当にまだまだ人生は続きます。
そんな中、責任者として、自分の職員の方々にどんな人生を歩んでもらいたいのか?
「あなたみたいになりたい!」と思ってもらえるような自分作り。それが出来るためには、人に何か「喝」を入れてもらいたいではなく、自分自身の心に「喝」を自分が入れない限り、私は基本的に変わらないのではないかなと思うんですね。
先日人生の大先輩からすごく大切なことを教わりました。
なかなか20年以上変わらない女性がいた。いくらその方に可能性のことを話しをしたり、「もっともっと君は出来るよ!」っていうことは励ましたとしても、全くその方は変わろうとはしなかった。
ところが、本当に先月お母様がお亡くなりになられ、そして弟さんが障害を抱えているっていうことも含め、初めて本気のスイッチが入ったっていうことを耳にしました。
私もよく知ってる女性で、本当に素敵な方です。
ですが、何か真剣に事に挑むというよりは、本当にいつも楽しそうにやってる方でしたが、今回は決心がついたっていう言葉なんですね。
決心っていう字を紐解いてみてください。
心を決めるって事なんですね。本当の意味で心が決まらなければ、人は変わらないと私は思います。
だからみ〜さんが「朝倉先生、渇をお願いします!」と言われたところで、私がどんなにみ〜さんに喝を入れたとしても、み〜さんが決心して、み〜さんが決断をし、み〜さんが行動に移さない限り、何も変わらないと思います。
もっと言うならば、自信のない責任者のもとで働くスタッフの方々が、私は気の毒だと思うんですね。
それよりも何よりも「自信がなくって」「どんくさくって」「へたっぴ」でもいい。
だけど、一生懸命努力する姿を周りの人は見るんではないでしょうか。
自信のなさについて私に質問するよりは、もっと今の現状を良くするために何が出来るのか?っていうことを真剣に職員の方々とお話をしてみませんか。
どうすれば利用者さんに満足をしてもらえるのか?
どうすれば利用者さんの相談に、もっともっと親身に力を貸すことが出来るのか?
職員の方がとの未来のために、一緒に皆様と共に考えていきませんかっていうことを、ひとりで悩んでる暇があったとするならば、一緒に働いている職員の方々の力を借りて欲しいなと思うんです。
第三者に意見を求めたところで、みんな周りは無責任です。
それよりもみ〜さんと一緒に働いてる人が財産ではないでしょうか。
私はそう思います。
一生懸命やらせていただくっていうものが、もしもみ〜さんの本当のモットーであれば、慣れが出たり、エネルギーが弱まることはないはずです。
本当の意味での使命を果たすっていうことは、自分自身が何があったとしてもブレない軸を定め、周りの人に本当にあの人はすごいと認めさせる、認められることではないかなと思います。
もしかして、若干言葉が過ぎてるかも分かりませんが、今私がみ〜さんのメッセージを聞いて感じた素直な思いです。
参考になればありがたいです。
いかがでしたか。
少し厳しい言い方になったかもしれませんが、今を全力で生き抜く力!私たちリーダーのあり方によって
部門が変わる
店舗が変わる
会社が変わる
福祉業界の在り方が変わる
そう心底思います。
是非み〜さん、ご活躍ください。