昨日は朝10時から人材育成戦略セミナーが開催される予定でした。
9時40分までには待機をし、そして社員と事前打合せを整え、いよいよ10時からスタンバイ!にも関わらず、9時55分になってもお客様がなかなかお顔を出してくださらない。
おかしいな?
どうしたんだろう?
そしていよいよ10時、こんなはずはないと思って私は待機中です。なぜかお客様がお見えになっていない。「これはどういうことなんだ?」っていうことも含めて、社員にメッセージを送りました。
結果、社員が送った URL と私がスタンバイしてた URL が異なっていた、これが原因でした。
お客様から見ると、司会進行役のメンバーも、私の姿も10時になっても出てくることはない。もう心配不安以外の何物でもないと思うんですね。
そこにいち早く気付き、新しい URL を発行しようと思うのか、それともどういう対応をするのかっていうことってとても大切です。
瞬時に司会進行役の者が行ったのは「社長この URL に入ってください」っていうことで、お客様に退出してもらうんではなく、私にその URL に入ってもらいたい。これは判断としては◎だと思います。そして私がその URL をクリックし、既に待機してるお客様の場に、ズームの画面に入らせて頂きました。
当初は、私の出番はスタートから10分15分後の出番ということもあって、画面オフの状態、ミュートオフの状態からのスタートでしたが、お客様が不安な表情を浮かべ対応してるそんな中、司会進行役のものが「申し訳ございません。もう少しお待ちくださいませ。」
なぜならば、急遽お客様に謝って発行したzoomアドレスに、司会進行役の者と私が入ってるわけですから、バックエンドとして裏舞台で協力するスタッフの存在がそこにはないっていうことも含めて、全てがごちゃごちゃでした。
そんな中、これ以上お客様を待たせるわけにはいかないっていうことで、
「大変申し訳ございません。今回ご案内してた URL と我々が待機してるURLに異なりが生じ、お客様お待たせして大変失礼いたしました。
ということで、私の出番はもう少し後ですが、
「今ここでお話をさせてください。大変ご参加くださってるお客様、大変申し訳ございません。今回はどちらかのご参加で、そして今回この人材育成戦略セミナーにご参加される目的は何でしょうか?」っていうことからスタートし、始めさせて頂きました。
謝るだけの司会進行役では前には進まない。そんな時にどのように対応するのかっていうことも含め、大変失礼ながら私が画面オンの状態で
「株式会社新開拓代表の朝倉千恵子です。本来であれば、もう少し後からの出番でしたが、今回突然のアクシデントっていうこともありまして、私から進行を進めさせて頂きます。」っていうことで、どちらからのご参加で、今日参加された目的は何ですか?っていうことを質問させて頂きました。
北海道からのご参加。会社経営者として、これからどういう風に5代目として社員の心を一つにまとめ進んでいくのか。創業経営者のご子息二代目社長として、これからどのように会社経営を行っていくのか。お車のディーラーさん含め、どこからお見えになって「今日参加の目的は何ですか?」っていうことをお話しを聞かせて頂きました。
合わせて、今回起こった、何故このようなアクシデント、なぜこのような不備が起こったのか。
私が一番一番納得出来ないのは段取りできなくって、バタバタの状態でお客様との対話・会話、お客様とのセミナーを開始するっていうことです。
どれだけの事前準備を行ったのか?
どれだけリハーサルを行ったのか?
なれるなよって!
お客様を馬鹿にするな!っていう、そういう風な思いの中で、昨日はもう最初からトップギアでした。
ある意味、会社にとっては恥ずかしいこと。それに対して隠して要領とごまかしで「まあまあまあまあ、なあなあなな」とするんではなくって、なぜこういう問題が起こるのかっていうことも含めて、どう対応するのか。そして瞬時にどのような対応を行うべきなのかっていうことを、お客様に対して正直に今の現状を話し進めさせて頂きました。
結論から言うと、ここの個別面談の日程を決め、その後「今回本当に申し訳ございません...」っていう私が話をしてる間に切れてしまいました。
何故ならば40分間の個別の URL を案内してたからです。
そんな中、またお客様が同じ URL から入ってくださり、2度目の失敗ですよ。もうこんなことは本当に起こってはならないということも含めて、まあアクシデントをどう対応するのか?その時お客様の前で部下を注意指摘にすることに対しては「どうなのか!」っていうような様々な意見があるかもしれませんが、私はやっぱり隠蔽とか、隠し事とか、かっこつけとか、こんなのいらないと思うんですね。
お客様とあの瞬間に、最初で最後かもわからない。もっと言うならばそのきっかけを経て一生涯のお付き合いになるかも分からない。
営業時代も常に、やっぱり目の前のお客様にどのように対応出来るのか?真剣勝負で挑みました。だからこそ、26年間続いてるお客様の存在があり、人生の大先輩からたくさんの気付きや学びを得ることができました。
私が嫌いなのは「ずるい」そして「こすい」「こずるい」「隠そうとする」「隠蔽」これが本当に嫌なんです。
じゃあ自分はそういうところがないのか?そういうところがたくさんあるんです。
だからこそ、部下にはそういうことはやってほしくはない。最終的にセミナーが終わり
「なぜこういう問題が起こったのかっていうことを検証しなさい」
合わせて「反省だけだったら誰でも出来るんです!」
それよりも何よりもやっぱり、二度と同じような問題が起こらないように、しっかり痛みをしり、本当にみっともないなぁ!みっともないの語源は「見とうもない!」なぜこんなに見とうもない結果になってしまったのかっていうことを真剣に振り返らない限り、きっと同じミスの繰り返しとなります。
私は今回お客様に正直に現状を報告し、お詫びをし、オンラインあるあるではなく、どれだけの段取りを整えてたのかっていうことも含め、お客様には謝罪をさせて頂きました。
合わせて、社員には二度と同じようなミスがないように、これから先の検証を行ってもらいたいと同時に「反省だけだったら誰でも出来るんです。」何よりも大切なのはこの1回のミスが致命傷になって、会社を潰す事にもなりかねないんだよって、信用を落とすっていうことはどういう意味なのかっていうことを、心から社員には感じてもらいたいなと思います。
自社で起こったあり方ではありますが、今日 Voicy リスナーの皆様には、何かこの実例がお役に立てればと思ってお話をさせて頂きます。
この後は統括リーダーから届いたメッセージも読ませて頂きます。
今朝、私と牧野専務宛に届いた、統括リーダー中林寛貴からのメッセージを開いて、ここで読ませて頂きます。
朝倉社長、牧野さん、昨日のセミナー運営の件、改めて大変申し訳ございませんでした。データ共有をしてもらい、朝倉社長に話して頂いた冒頭部分のアーカイブを確認しました。
朝倉社長からの言葉を聞いて、どれだけかっこよく綺麗な言葉を並べても、お客様に対していい加減な対応してしまっては、何の信頼も生まないこと。
そして昨日のミスがただ間違えたということではなく、私たちが朝倉社長、牧野さんが感じている危機感を本当の意味で持っていないこと。
そのつもりはなくとも、誰かがやってくれる、数字を出してくれるという人頼みの姿勢からくるものだと改めて強く感じました。お客様に対して現状を隠さずお話されたことも、私達社員に「ごまかしたような仕事をするな!」という言葉だと捉えました。
今回スタートからトップのお詫びから入るような進行になり、セミナーとしてもありえない運営でした。今一度、目の前の仕事に誠実に真剣に取り組むことを部門全体で取り組みます。
本当に申し訳ございませんでした。
言葉選ばずに正直に申し上げますと、本当に仕事をなめんなよ!って思います。仕事に対する責任と責任感。1回のミスが会社を潰しかねない!それくらい大事な要素に繋がっていくってことも含めて、反省で終わるんではなく、二度と同じような問題が起こらないように、どのように手を打って行なっていくのかっていうことがものすごく大事だと思うんですね。
注意して終わり、叱って終わりではなく、この部下たちのある意味成長抜きにして、会社の永続的な繁栄なんてありえないんです。
ミスは誰にでも起こること!ですが、そのミスを「まあまあまあまあ、なあなあなあ」「これくらいは誰でもあるよね!」ではなく、このあり方をどのように改善し、次に学びを活かしていくのか?こっちの方がものすごく大事なんですね。
そこも含め、ごまかしたい方は絶対にしたくはない。
どうすればお客様に喜んでもらえるのか?
どうすればお客様のお役に立てるのか?
そこを真剣に考え行動するからこそ、お客様からの信頼を得ることが出来る。
そして「あなたから買いたいと言われる自分になる」ことが出来るんだと。
私ども株式会社新開拓の社是は「あなたから買いたいと言われる自分となれ」です。
経営理念は
縁ある全ての人に愛と勇気を与え、共に成長・成功することを使命とする。
人材教育を通して、組織と個人の夢の実現と経済・社会の発展に寄与する。
この経営理念、社是をもとに、今回のある意味失敗をいかに未来に活かしていけるのか。これも社員と一緒に必ず活かしていきたい、そんな思いで本日は Voicy に正直にお話をさせて頂きました。
次回の人材育成戦略セミナーは5月以降ですが、5月以降に開催するセミナーで同じミスが二度と起こらないように対応してまいります。
どうぞ皆様これからもよろしくお願いします。
失敗は誰にでもあります。
その失敗をどのように教訓とし、同じミスが繰り返し送らないように手を打つか?
これってやっぱり大事だなと思います。
私も何度も何度も痛い思いをしてます。
その都度、反省をしてもまた同じミスを繰り返したりって事ってありますね。
ですが、同じミスを1回目は経験につながる。
2度目は馬鹿だと...
3回目は…
これはお姑さんから教わった言葉ですが、同じミスを二度三度繰り返してはならない。ある意味「この人はまた同じミスを!」またって、この「また」そして信頼を得ることが出来ない。
一番は、いい加減、適当、調子
ビジネスパーソンはこのようなレッテルを絶対に貼られてはならない。
不器用でも、どんくさくても、コツコツコツコツ努力していく。そのプロセスが最終的にはとんでもない道につながっていく。
そのためには失敗から何を教訓として学んで、未来に活かしていくのか?
これが大事だなということを改めて感じさせて頂きました。
危機感のなさ!
ある意味、仕事の手抜き。
仕事で手抜きして、未来が豊かになるなんてありえない。
これから先の部下育成、人材育成、社員育成、社員教育、さらに本気と根気と覚悟を持って挑みます。
きっと天が教えてくれた!
見ときなさい、こうやって危機意識のない人材が、組織をダメにする可能性もあるんだよって。
誰かがやってくれるだろう
誰かが稼いでくれるだろう
誰かが営業で結果成果を出してくれるだろう
ではなく、自分の責務をどのように果たすのかが、どれだけ重要なのかっていうことを感じさせて頂く大事な機会でした。