本日のVoicyでは、先月企業講演会を担当させて頂きました。
その企業様のあり方を通し、まさに人材育成がいかに大切かということを、改めて強く認識させて頂きましたので、是非そのことを触れさせていただければなと思います。
心を創る
介護事業を支えていく大切な資源を、人と考えて大切な社員の皆様の成長が全てだと教育に力を入れている企業様です。
その企業様が起業するきっかけとなったのは、3.11の東日本大震災。
2011年3月11日、私もこの日は一生忘れることはないです。
当時経営トップが務められていた法人が、全国規模の社会福祉法人で被災地に施設があり、その応援で宮城県に行くことになられたそうです。
言葉にできない光景、絶望感、不安、恐怖が目に焼き付く中、復興に向かって諦めず頑張る被災地の人達をご覧になられました。
施設の利用者様から出ていた言葉が
「私達は生かされている。生かされている以上、亡くなった人のぶんまで生きなくては申し訳ないよ!」
「だから私も施設でお世話になっているけれど、やれることは自分でするからね!」っと言うそのお言葉を頂いたことが、ある意味事業を展開するにあたって大きなきっかけになったようです。
その言葉に衝撃を受け、自分の理想とする介護をまずは行ってみようと、起業を決意されたということを社長は仰ってました。
介護で地域を!
日本を元気に!
というだけではなく、海外との架け橋も繋いでいきたい、外国人人材の受け入れも積極的にされています。
本当に人を大切にされているトップに私はめぐり合うことができました。
実は鴨頭嘉人さんのビジネス実践塾2 Days でも、偶然隣の席でご一緒させて頂き、ご自身が学びを深めることも大切にされている経営トップを見て、今回これからの会社を支えていくのはまさにリーダーの皆様だということを、先月の講演会にお話をさせて頂きました。
企業講演会、全社員決起大会となると、多いところは1000人2000人、時には3000人規模の研修講演も担当させて頂きました。
今回は幹部リーダーの方に向けてオンライン講演会を実施して下さいました。
なんと人数は8名!
8名の方が他にオンライン講演を実施して下さいました。
正直申し上げて8名に向けてのオンライン講演会は初めてでした。
それだけ人数ではなく、人の成長教育に本気ということを感じさせて頂きました。
本当にびっくりしました。
講演中もお一人お一人が真剣にお話を聞いてくださいました。その真剣に話を聞く姿勢、終わってからもレポートを共有してくださり、具体的に学びを実践していこうという姿勢が、本当に素敵だなあと感じたんです。
だからこそ、今回はそのことをこのVoicyで伝えたいなと思いました。
レポートの一部を紹介させて頂きます。
1.今回の講演での学び気づきについて。
伝えたいことが伝わらない時、私も「何回言えば分かるんだ!」と思ってしまっていましたが、朝倉先生の箸の使い方の話などを聞いて「確かに!」と思わされました。
教育も同じなんだと再確認できたし、そこが自分の至らない点だと気付けて良かったです。貴重なお話ありがとうございました。
今回の講演で一番印象に残っているのは、厳しさの5か条とリーダーに必要な根気・本気・覚悟です。
私の役職が実習生統括という立場で、外国人実習生に対して指導する立場にいます。
どうしても国の違いで理解してくれあいことも多く、苛立ちを覚えてしまうことがありました。
ですが、今回の講演で教えて頂いたこの二つを参考に、根気強く伝えていきたいと思います。
2.講演後実際に行動に起こすことは何か?
比較的コミュニケーションが取れていない部下に対し、
・自分から歩み寄る
・職場では常に口角を上げて笑顔
・胸を張る
・上を見る
諦めずに伝え続けること。
伝え方も厳しさの5か条を参考にする。
3.いつまでに行動に起こしますか?
早速今日から実践していきます。
明日の実習生が出勤する夜勤明けけからやっていきます。
このように各自目標を決めて、納期まで設定して実践する為にレポートを作って送って下さいました。
そのレポートを読みながら、私は胸にグッとくるものがあったんです。
社員の雇用、自分さえよければいいということで、本当に自分の私利私欲ばかりを考える、そんな経営者も世の中にはいっぱいます。
ところが東日本大震災で本当に大きな感動を覚え、まさに「生かされてるため、生かされてる以上、亡くなった人の分まで生きなくては申し訳ないよ...」と仰った施設の利用者さんのその言葉を胸に、
起業を考え
介護で地域を日本を元気に!
それだけではなく、海外との架け橋も繋いでいきたいという想いから、外国人人材を採用し、積極的に教育を受けられるようにしてくださる経営トップのマインド。
私も7年前から「外国人留学生を採用したいなー...」ってずっと思ってました。
まさに外国人留学生を採用することによって、異国の地にたった一人で来ている、そういう人たちがこの2年半、自分の国にも変えることができず、一生懸命アルバイトをしながら生活を繋いできたそんな学生さんもたくさんいます。
今回この留学生の採用を積極的に行いながら、介護分野でも活躍ができるフィールドを作りたいと思ってくださる経営トップの思いが、私はすごく嬉しかったです。
そして、日本に来ている外国人の方々を大事にすればするほど、その外国人の方々は自分の国に帰った時に、日本がいかにすごい国なのかっていうことを、きちっと自分の声で伝えてくれます。
「益々私のような親日家が増えるんです!」
そう思った時に、外国人留学生、外国人の人材をどのように本当に宝の人材として育てていくことができるか、ともに仕事ができるかって、本当にこれからものすごく大切なテーマだと思いませんか。
私は今回、この施設を運営し、社員を大事にしてる企業様のこの事例は、絶対に伝えたいなと思ったんですね。
組織を強くしていくのはトップの覚悟です。
そして、それについてくるリーダーの役割。
リーダーの皆さんのあり方一つによって、人材教育は大きく変わるんではないでしょうか。
まさにいかに教育が大切なのかっていうことを、深く考えさせられた企業様とのご縁でした。
今回ご紹介させていただいた企業様は、秋田県で介護事業を運営されています、
株式会社あきた創生マネジメント様です。
阿波野聖一社長、この度のご縁感謝申し上げます。
そして奥様である阿波野さおりさんは、現在オンライン版 TSL 7期をご受講をくださっております。
どんなことがあっても応援します。
ということも含め TSL 塾生の未来、そして大切なお客様がもっともっと本当に事業を拡大、そして社員さんの雇用、人材教育育成、そんなお手伝いができるように、株式会社新規開拓社員一同頑張って参ります。
今日は是非Voicyリスナーの皆様に、こんな企業様があるんだっていうことを、ご紹介したくって発信させて頂きました。
実はあきた創生マネジメント様は、横井杏波の初受注のお客様なんです。
ご縁は Twitter からでした。
SNSからご縁が繋がって、企業研修へと発展し、鴨頭嘉人さんのビジネス実践塾2 Days では、本当に偶然にも隣の席で座れたこと「運命だなぁ!!」と思っております。
ありがとうございます。
横井杏波がきっかけとなり、今は中林寛貴が担当営業として、お客様のためにこれから何ができるかっていうことで、真剣に色々と考えております。
どうぞこれからもよろしくお願いします。
よく管理職研修でも、部下がなかなか言うことを聞かないとか、思い通りにならないとか、指示しても指示した通りやらないとか、いろんなことを聞きしますが、
「何回言ったらわかるんだ!」
「なんか言ってるんですか?」って、
10回も言いました!
20回も言いました!
5回も言いました!
はい532回です。
坪田先、ビリギャル坪田先生がそのように仰っていたっていうことも含め、企業研修では何度もその話はさせて頂きましたが、
0歳児がいきなり成人式を迎えることはありえません!
子育てと部下育成も本当に似てるなあと思います。
頭が痛いなあと思うぐらい、部下のことで頭を痛め、悩んで悩んで悩んで悩んで、苦しみながらそして上司が成長していく。
上司の成長は部下のおかげなんですよね。
それでも過去イラチ(短気ですぐに苛立つ傾向のある人を指す言い方。主に関西で用いられる)の私は
「もう本当に勘弁してよ!」
と思った事って何度もありました。
それでも経営者になれたおかげで、本気と根気と覚悟!
何よりも
我慢・辛抱・無理・忍耐、待てること!
しっかり待てることができるようになりました。
自分よりも優秀な人は、自分を簡単に超えて行きますよね。
そんな中、自分より優秀な人がそばにいてくれたら、会社は経営は非常に良くなりますよね。
そう考えた時やっぱり、結婚ももちろん大事ですが、仕事をしてる時間って、めちゃくちゃ長いんです。
「どの環境で、誰と一緒に働くか?」って、これからの人生を大きく左右するって言っても過言ではないですね。
ある意味、
どんな上司と巡り合うか?
どんな経営トップとご縁が繋がるかによって、
その社員の部下の仕事観も、大きく変わるんではないかなと思います。
そう思った時にやっぱり私どもの社員も、また退職し、今別のフィールドで活躍してる社員も、辞めた後に連絡が来ますが、
「あの時教育をしてくれたおかげ!」
「あの時新規開拓で鍛えられたおかげで今があります!」っていうことで、
他社の幹部になったり、また独立起業家として活躍をしていたり、これって本当はうちの会社で、もっと活躍してもらいたいと思っていたことは事実ですよ。
それでも、自分で新たな道を選択していくっていう点においては、やはり新規開拓で鍛えられて今があるって言われるような、そんな教育を社員にはしていきたいなということを、改めて今回、あきた創生マネジメント阿波野社長とのご縁を通し、感じさせていただくことができました。
これからも根気と本気と覚悟を持って、愛ある教育ができるように、さらに精進を重ねて参ります。
決意表明みたいになってしまいました。
よろしくお願いします。