11月25日金曜日
私は映画「30(さんまる)」のお披露目上映会に行って参りました。
この映画は本当に楽しみにしてたんです。鈴木七沖さんが作られた映画、待ちに待っていた映画をのお披露目会。
舞台は神戸市長田区にある多世代型介護付きシェアハウス「はっぴーの家ろっけん」
そこには要介護の高齢者の方であったり、外国人・子供・多種多様な人たちが行き交う場所です。
代表の首藤さんは
「遠くの親戚より近くの他人」
「違和感も三つ以上重なるとどうでもよくなる」
日常の登場人物を増やすなど、本当に素敵なメッセージを発信されてましたが、何よりも私は本当に感動したことがいくつかありまして、その中でこの映画を見なが、らもうずっとこみ上げてくる感情を抑えきることができなかったんですね。
おそらく映画の中には、もうお伝えすることのできないたくさんのドラマがあって、それをあの短い時間の中でギュッと凝縮していくって言うことは、本当に大変だったと思うんですが、何よりも「本当に事実をそのまま伝えたい!」こんな30代の素晴らしい方がいらっしゃるんだって言うことを、世に伝えて行きたいって言う鈴木七沖さんの思いが、ものすごく私の中に伝わってきました。
30代といえば、私の娘も36歳、息子も今年34歳になりますが、私はなぜか息子世代娘世代の方々とのご縁が深く、若い世代の方からとっても大きな学び気づきを得ています。
今回のこの映画で何がグッと来たかって言いますと、本当に人間が最後を終える時、その人が最もしたいことを、そのまんまさせてくれるような空間・環境って世の中にどれだけあるのかなと思いました。
私は母が頭に浮かんで、もう涙がもうほんとにずっとずっとずっとこらえきれない、そんな感情になりました。
私の母は糖尿病。その前に胃癌を患い、40代で無理をしすぎて最終的に脳梗塞で倒れ、胃がん、糖尿病、最後は13年間透析をして78歳でこの世を去りました。
11月3日午後5時5分
人生の最後を病院で終えることになるんですが、7年間施設でお世話になっていたんですが、私は自分が子供として出来る精一杯をしようと思って、最終的に母の意思を汲み、介護付きの特別老人ホームと言う言い方が適してるかわかりませんが、個人の部屋もある、その空間で自由に過ごせるようにと言うことでの判断をしました。
老老介護は大変です。
母がだんだん痴呆が激しくなって粗相するようになった時、やはり見るに見かねて、優しい父もだんだん乱暴になったって言うこともあり、そんな中、お恥ずかしい話ですが、母は10倍のインシュリンを自分に打ち、自ら命を絶とうとしたって言う事実があったんですね。
それを私は知って「このままではダメだと!」思って、急遽老人ホーム、介護付きの老人ホームを探し、そこに母に移ってもらうようにしました。
ですが、週末は父と暮らせるって言う事もあって、週末は父のところに行くと、飲んではならないお酒を飲んだり、吸ってはならないタバコを吸ったりって言うこともあって、絶対に施設にタバコを持ってきてはならない。そして万が一があってはならない。言うことも含め、当然決まり事、規則も厳しいです。
そんな中もう最終的には、あまりにも母のわがままが過ぎると言うか、おそらく自由にならない苛立ちがあったのか、やってはならない事をし、最終的にその施設から、弟夫婦が住む家の近くの施設に移るようになりました。
そこから四年ぐらいの歳月でしたか、その近所にお寿司屋さんがあったんですね。弟の親友、弟の同級生が営んでいるお寿司屋さんなんですが、時折私と弟と嫁と母を連れて、そこのお寿司屋さんに行っておりましたが、距離感がわからないようにって言うことで、かなり遠回りをしてそのお寿司屋さんに行ってました。
ですが、その寿司屋さんは母のいる施設からとっても近いんですね。
一度だけ私がそのお寿司屋さんから、母の施設まで手をつないで戻った時があるんですが、きっとボケたふりをしながらも、ちゃんと覚えてたんでしょうね。透析から帰って母が食べる時って言うのは「喉を詰まらせてはならない」と言うことで、介護食ですから、全てみじん切りにして、細かくした状態に、食べやすいようにあんかけの状態にしてるものを食べてました。
たまたま私が東京から母に会いに来て、施設の部屋を片付け、そして洋服の衣替えをして、その後透析から帰ってきた母が食事をする。その横で見ていましたら、一言を小さな声で言いました「何食べてるかわかれへん...」て。食いしん坊の母は、お寿司のネタはハマチとカンパチが一番好きでした。
にも関わらず、全ての食材がみじん切りになってる状態では「何を食べてるかわからない!」って言う心の声が言葉に出た瞬間でした。
その時私はハッとしました。
娘である私は、一分一秒でも長く母に生きてもらいたい。そんな中で一番長生きしてもらえるためには、自分で好き勝手やってると短命に終わってしまうかもしれないと言うことも含め、是非とも病院の透析にも近い、そして健康管理をちゃんとしてくれるような施設がいいなと思って、最後は弟夫婦とお話をしながら、どちらかと言うと、私のある意味マインドが強かったのかもしれません。
そんな中、母に施設に入ってもらったんですが、今回多世代型介護付きシェアハウスのこの物語の舞台である、神戸市長田区のはっぴーの家ろっけんの最後、お亡くなりになる方の映像を見て、自分の好きなお酒を飲み、そして自分のこれまでの人生を若い世代の方に語り、断髪式をする姿とか見た時に「私はもっともっと母にしたいことをさせてあげたら良かったなぁ」と思ったんです。
そこも含め、今回のこの映画は絶対に両親の介護を今目前としてる人、そしてこれから先、自分自身の最後をどのように過ごしたいのかって言うことを考えるにあたって、絶対に見てもらいたい映画だなと思いました。
なぜ「遠くの親戚より近くの他人」と言う言葉があったのか。
違和感も三つ以上重なるとどうでも良くなる。
本当にその通りだなと思うんですね。一つの事柄に悩んでるんではなく、色んな違和感が二つ三つとなると、一つに集中できなくなってどうでも良くなる。これが許す心に繋がっていくんだなって言うことも含め、学び気付きものすごくありました。
そして終わった後に、上映会に参加された方々のお言葉を真摯に受け止め、またそれを改善に努めたいって言う鈴木七沖さんのマインド。
2040年、あと18年後の日本はどうなるのか?
そして30代の彼らの活躍が、この国のこれからの未来を大きく左右する
こんな素敵な30代がいるんだって言うことも含め、私自身もとっても大きな気づきと、そしてなによりも深い学びを得ました。
是非 Voicy リスナーの皆様に見てもらいたい究極の映画です。
映画「30(さんまる)」あなたがいて、私がいて、みんなになる。
本当に人それぞれ、この映画を見て感じ方は様々だと思うんです。様々だからこそいいと思うんですね。
上映会は年内あと2回あります。
名古屋にて12月10日土曜日
開場は11時 12時開演
ウィンクあいち 小ホールにて行います。
横浜開催は12月18日日曜日
場所は何と横浜中華学院体育館で行うとのことです。
申し込みができるように、チャプター欄にも掲載させて頂きますね。
ぜひこの映画見て欲しいです。
私は色んな学び気付き。何よりも「最後は母のしたかった通りさせてあげたかったな...」
実は母は施設を抜け出し、そのお寿司屋さんにこっそりカウンターに座って、お寿司を食べた事件があります。
施設内は大慌て!本当に母がいなくなったって言うことで、弟のところに色んなところを探して連絡が来ました。その時に弟が「寿司屋見て!」って言ったら、母がお寿司屋さんのカウンターに座って、カウンターでお寿司を食べてました。
大好きなカンパチとハマチを...
そのお寿司屋さんはそのネタを1/3もしくは半分にカットして、母が食べやすいようにカットして食べさせてくれました。そしてその場所で、母はお客様として店長と色んな話をしたそうです。どんな話をしたかは教えてはくれませんでしたが、幸せな時間だったと思います。
自分が良かれと思って行なった事柄が、本当に相手が望んでいたことだったのかはわからないなと思いますが、もっとたくさん母の意思を、もっとたくさん父の思いを聞いて、そしてとことん話し合って、色んなことを決める方法もあったのではないかなと思うんです。
今は天国で、父も母も私のことを見守ってくれてると思うんですが、今ご両親がいらっしゃる方は、お父様お母様とたくさん話をして下さい。
たくさん話をして納得できる最後のあり方を、是非とも自分のエゴで、自分の個人の忙しいからとかあり方含め、勝手に決めつけるんではなく、とことん色んなことを話して欲しいなと思います。
親孝行にし過ぎはない!
私たちは何この世から去ります。
その時にどんな最期を、自分はどんな最後にしたいいいのかって言うことも含め「最後の時をどのように過ごしたいのか?」って言うことを考える、とても大切な時間になりました。
是非Voicyリスナーの皆様には、この映画「30(さんまる)」は見てほしいなと思います。色んな感想があっていいですし、色んな思いがそこにあっていいのではないかなと思うんです。特にはっぴーの家ろっけんに暮らしてる方々また違う意味で、それぞれが自由な空間価値観の中で、みんながそこにいて当たり前のように許し合う心を持ち、認め合いステキな時間空間の中で、色んな気付き学びを得ててらっしゃるんだなぁって言うことも感じさせて頂きました。
あくまでもこれは私の所感ではありますが、素晴らしいコミュニティを作ってくださっている首藤さんに心から感謝を申し上げます。
ステージに上がってくださって語ってくださった、首藤さん、高橋さん、そして何よりも鈴木七沖さんに心よりお礼申し上げます。
ありがとうございます。
あともう一点は昨日の CSV
最終プレゼンテーション無事終わりました!
私は何番目のプレゼンテーションだったと思いますか? Voicy リスナーの皆様であれば分かるのではないかなと思います。
もう前日から「きっと私は一番最初だな?」と思ってたら、やっぱり一番最初でした。
参加者12名、素晴らしいプレゼンテーションをたくさん聞かせて頂きました。
私はSDGsの発表の時も同じですが、今回の CSV の最終プレゼンテーションも、やはり「ウーマンではなくヒューマン!人としてどうあるべきか!」って言うことをテーマでお話をさせて頂きました。
今回10分間のプレゼンテーションの中で、自分自身が練習をし、そして最終日に挑み、数多くの Voicy リスナーの皆様からの温かい応援を受け、どんなことがあっても合格したいと思って挑みました。
最終的に「あまり焦ってしゃべってはならない!」と言うことも含め、ゆっくりめに語ったところ、最終プレゼンテーションの4枚目の最後の一枚目を、見せすることができませんでした。
これもまだまだ練習できたら、もっともっと練習ができたんではないかなって言うことも一つの学びでした。
ですが、後悔は一切ないです。
終了後、合格が取れるかどうかって言うことを、その場でお聞きできるタイミングではあったんですが、合格者が全員ではないって言うことも含め「追って後ほど連絡を申し上げます」って言うことを講師から言われました。
そして昨日「トップセールスレディー育成塾」塾生と一緒に、まさにベースキャンプを行ってる際、私が最も大好きなベースキャンプを行ってる際、講師から連絡がきました。
時間は昨日8時41分
CSV 講座、3ヶ月間受講頂きありがとうございます。
最終プレゼンの結果、認定となりましたことをお伝えします。
いや〜嬉しかったです!
皆さん、合格取れました!!
本当に、ここから本当の意味での学びだなと思います。
全く自分自身が深く理解できてるかって言うと勉強不足です。ですが、この3ヶ月間、熱心に挑んだことは事実です。苦手な横文字、ある意味自分自身の心の葛藤。心の不満を言葉に出したり、色んな自分自身の中での、幼いみっともない自分もありましたが、ここからさらに学びを深め、世のため人のため、そして縁ある全ての人のお役に立てるよう、日々精進を重ねていこうと言うことを改めて誓わせて頂きました。
Voicyリスナーの皆様 !
CSV 講座3ヶ月間終了し、最終プレゼンテーションは一番最初の発表となりましたが、背筋をピンと伸ばし、はい!大和言葉をたくさん使ってお話することができました。
非常に良い経験ができたことを、この場をお借りして皆様にご報告申し上げます。
認定頂きました!
合格もらいました!
嬉しいです!
以上です。