このテーマでお話をと考えた時、まず「私の趣味は何なんだろうか?」
これはもうリスナーの皆様には、何度もお伝えさせていただいておりますので、もう即ピンと来た人もいらっしゃるかと思います。
私の趣味はお酒と仕事と温泉旅行!
お酒は365日400日は飲みます。
計算が合いませんね。
食事のたんびに「ビールを飲みたいなぁ...」と思うタイプです。
そんな私がお酒が好きだからこそ、ご縁が未だに繋がってるって言う方々もたくさんいらっしゃいます。
合わせて温泉大好き!
1回温泉に行くと5回から6回ぐらい入ると言う日もあります。
だから温泉大好きな友人と一緒に旅に出たり、また白浜の場合は近所にたくさん温泉があります。そんな温泉に浸かって、ゆっくりのんびり心も体も癒されてる瞬間と言うのが、何よりも幸せな時です。
そして仕事はと言うと、本当に仕事は大好きで、休みなく働いても全く苦でないタイプでした。
よく考えてみると、初めて社会人デビューしたのが小学校教員。
小学校教員時代に私に、明確なテーマがありました。
それは何かと言うと「落ちこぼれを絶対に作らないこと」
何で落ちこぼれが出来るの?
これは飲み込みの時間の差です。
45分の授業で理解出来る子供達もいれば、60分あればわかるんですが、残念ながら授業は45分で切られてしまいます。
理解出来ないまま前に進むから、分からない!
ではどうすればいいのか、分かるまで教えればいいんですね。
授業を45分でわからない子供たちは、放課後に残して勉強を教えました。それでも理解できなかったら、毎日家庭訪問をしながら勉強を教えましました。
そんな中、周囲からは「先生やり過ぎ!」と言われました。
皆さん教育にやり過ぎ何かありますか?
私たちは箸の持ち方を一回で覚えましたか?
そんなわけはないですよね。
すべての子どもたちがやれば出来るんです。
所が、飲み込みが他の子供よりも早いか遅いかだけで「お前はダメな子!」とレッテルを貼られてしまう。
そんな馬鹿な話はないだろう!
テストは100点満点取るまでやりました。
「何回かかってもええよ」
「途中の10点20点30点のプリントを持って帰らんでええ!100点満点のプリントだけお父さんお母さんに見せてるんやで!」
これが私と子供達との約束でした。
ある日、子供が学校に来てこんなことを言いました。
「先生、昨日な百点満点のプリント持って帰ったら、お母さんがこれ何回目の100点って聞いた」
「あんた何て答えたん?」
「正直に言うたたよ、10回目の100点やって答えた」
「そうか偉いなぁ!そしたらお母さんなんて言わはったん?」
「なんや!10回目か!」
そう言った。
その報告を聞いて、まだ新入社員・新入職員であった私は、ものすごく腹が立ちまして、授業が終わってすぐに電話をかけました。
「何てこと言うんですか!何回かかったっていいじゃないですか!自力で解いた100点ですよ。誰の力も借りてないんですよ!自分で磨いた100点満点のプリントを持って帰った子供を見て、なんで褒めてくれないんですか!」
クレームの電話を入れたその結果、学校中にあっと言う間に悪い噂が流れましたが、その悪い噂を消してくれたのが、他でもない子供たち。
「先生のこと悪く言うな!」
「先生のこと悪く言うな!」
私の壁になってくれたのは、他でもない子供達でした。
そんな中、常に子どもたちを放課後に残して教え、家庭訪問をして毎日勉強教えてると、次の日の授業の準備含め、家に帰ってると、とてもじゃないですが準備は整いません。
宿直の先生に「恐れ入りますが、先生宿直変わって下さい!」
まあ本当に学校に寝泊まりしながら、週4日は学校に寝泊まりしながら、子どもたちの勉強の準備を整えました。
今思えば、本当に一生懸命やってたなぁと思います。
それが基本ですね。
その仕事が私にとってのデビュー戦だったので、週4日学校に寝泊まりしながら、子供たちの授業の準備を整える。
教頭先生が「4日分の授業の準備は、最低限でもしておきなさい」
厳しい教頭先生でしたが、その教頭先生がなぜそれを仰ったのか?
何が起こっても対応出来るように、4日分の教授案はすべて段取りをしなさい。これも段取りを整えるにあたって、ものすごく学びになったものです。
20代の時のお仕事観が、その後の人生を決めるのではないかって言うことも改めて感じます。
20代の時は、寝ないでも遊べました。
それと同じように、寝なくても仕事も出来ましたね。
今「寝ないで仕事をしろ!」って言ったら、とんでもない騒ぎになるかもわかりませんが、20代でサボっていて、30代40代豊かな人生が待ってるでしょうか?
私は20代の時の頑張りが30代40代を形成し、また40代50代のその後の頑張りによって、60歳を超えてからの人生が作られるんではないかなと思ってます。
まさに、今手を抜いて未来が豊かになることってないですよね。
ベンチャー企業を立ち上げてらっしゃる若い経営者の方々も、本当に一生懸命仕事をしてます。そんな中、私も数多くの若手の経営者の方々とお話をさせていただく際、「すごいなぁ!」「素晴らしいな!」「ものっすごい才能能力を持ちだな!」
「お仕事は、どういう時間でやってますか?」
まあほとんど「24時間中20時間も仕事をしてる!」って言うような思考の持ち主ばっかりですね。
ある意味、だからこそ会社経営出来るんだなぁ!とか
若いうちの苦労は買ってでもしろ!って言う言葉があるように、
若い時にサボったツケは、後で回るなって言うことを、50代60代の方々を見ながら
「あ〜!この人は若い時に全力投球で邁進したからこその、今のあり方だな!」
逆に、若い時に手を抜いて、一時よかったとしても、大変言い方は悪いですが、ころげつの法則のように、人生が本当に大変になる人もたくさん見てきました。
人生は終わってみないと分かりません。
今の目先のしんどさを楽に逃げるんではなく、
今、目の前に与えられてる仕事をいかに懸命に行うのかによって、これからの人生が形成されている!って言う事ですよね。
そう考えてみるとVoicyリスナーの皆様とのこのご縁も、
ある意味、価値観の共有
そして、似たようなものの見方考え方をしてる人たちが集まっていませんか。
人を最も応援する人が最も応援される人。
人のために命の時間を使ってコメントを配信したり、また「いいね!」押したり、フォローしてくださったり、皆様からいただくコメントを読むたび、私は自分の内側にあるやる気がさらにみなぎります。
似た者同士って言いますが、ホントに共通言語、共通点。
人に対する思いやり優しさ溢れる人たちとのご縁も、やはり趣味といってもいいほど共通点は、価値観の共有が出来るメンバーとの集い。
このVoicyでのご縁も、まさに互いの“#趣味がつないだ縁” ではないでしょうか。
Voicyリスナーの皆様いかがですか。
私は今回Voicyさんのハッシュタグ企画“#趣味がつないだ縁”
ここで真っ先に頭に浮かんだのは、Voicy リスナーの皆様との関係性です。
改めて本当にありがとうございます。
ご縁に心から感謝申し上げます。
一点、嬉しいことがあったので、Voicyリスナーの皆様に共有させて下さい。
南紀白浜の自宅から歩いて3分くらいの場所に喫茶店があります。
以前からずっと気になっていた喫茶店です。
父母が生きてた時、白浜に来た時「きっとあの喫茶店には行ってただろうなぁ」と思いながら、そういえば母はコーヒーが大好きで、モーニング!モーニング!って言ってて、おそらく白浜に来た時には、父と二人で喫茶店に行ってただろうなあと思いながらも、なかなか行くタイミングを逸しておりました。コロナ禍において閉まってる日もたくさんあって、ここ最近では、朝から2時で閉めるって言うような日も続いていたんですね。
あれと思いながら、ふっと右を見るとママさんが歩いて来られて「モーニングを頂きたくってきました」って言うことを伝えしたところ、どうぞって言うことでお店を閉めるタイミングだったにも関わらず、わざわざ開けてくださいました。
そこでモーニングを頂きながら両親の話をしました。
ママさんは昭和17年生まれ。私の母は16年生まれ。
現在80歳、現役で喫茶店を営んでいらっしゃいました。
両親の話をしながら、ママさんの過去の事も色々とお聞かせて頂きました80歳のママさんはとても80歳に見えないほど美しい方でした。
そしていろんな話が弾む中、
20歳の頃は、早く40歳になりたいと思ったと。
40歳になった時は、早く60歳になりたいと思った。
60歳になった時は、早く80歳になりたいと思ったって話をされたので、
私が「何で20年後の自分になりたいと思ったんですか?」って言うことをお聞きしました。
そうしましたら、20歳から40歳までの時は、40歳になったらどんな自分がそこにいるかなって、綺麗になってるんではないかなって言うことで、非常にポジティブなお話をされたんですね。
40歳から60歳、どんな豊かな自分がいるだろうか?
80代になってるようなお話をしてくださったんですが、本当にものすごく豊かな時代があって、ですがある意味一つ人に騙され、多額の借金を背負ったって言う話がありました。
私の両親のことも思い出して、母が水商売をしながら、父が手形の裏版を押して保証人になった借金を1億円返済し、そして返済し終わった後に脳梗塞で倒れって言うの話を色々とする中、なんか父と母がこのママさんを合わせてくれたんだなーって言うことを感じてました。
最後お店を出る時に「お名刺お渡しします」って言ってくださって、お名刺を頂きました。私も自分の名刺を渡したところ「どんなお仕事をされてるんですか?」って言われたので、裏面に少し書いてありますが、社員教育の会社を営んでおりますって話をしました。
丁度、白浜の物件は2003年に、父母が南紀白浜で住みたいって言って購入した物件。
「コロナ禍において、その物件をリノベーションして、今は月に1回来てます」って言う話をし「以前からずっと訪ねて来たかったんです」って「きっと今回のタイミングだったんですね!」って話をしました。
その際にママさんが「おいくつですか?」って聞かれたので
私は「今年60歳になりました」って言ったらものすごくびっくりされてまして
「40歳くらいだと思いました!」って言うことで、もう嬉しくってこのことを伝えたかったんです。って
80歳のママさんと私はちょうど20歳違い。
20歳の時はどんな40代になるのかな
40代になったらどんな60代が待ってるのかな?
60代になったらどんな80代が待ってるのかなー?
て言う点においては、素晴らしいロールモデル!
80歳のものすごく美しいママさんとご縁を頂きました。
また必ず行ってみたいと思います。
心に深く残しておきたくて、両親が繋げてくれた不思議なご縁ではないかなと思って、今回は Voicy リスナーの皆様にも共有させて頂きます。
最後までお聴きくださり、ありがとうございます。