以前人生の大先輩から教えてもらった言葉。
「決断できないリーダー」
部下にとって一番不幸なことは
決断できないリーダーにつくこと
立場に就いた以上は、立場の仕事を全うしよう
責務を遂行するための努力をしよう
最初から完璧なんてない
みんなはじめは初心者
悩んで苦しんで一歩ずつ前進する
リーダーの苦しみは人としての深さと幅を与えてくれる
5分で決められないことは何日考えても決められない
確かにそうかもしれない
思い出した
ある塾生のプロポーズの話
運命の出逢い
出逢いから3回目でプロポーズ
「5分で決めてください!」
少し席を立ってもいいですか?
戻ってきた後「お受けします!」
互いに40代を越えての巡り逢い
その後結婚、出産・・・
幸せになれるか否かも決断なのかもしれない
「5分で決めてください」に
躊躇していたら運命の出逢いにはならなかったかもしれない。
彼が出逢った瞬間に僕の生涯のパートナーと判断
素敵なエピソードでした。
決断できるかどうかで人生は決まる
躊躇していたらチャンスはゲットできない
このメッセージは今から5年前、2017年11月5日「決断できないリーダー」と言うテーマでブログを書かせて頂いた時の内容です。
今朝は、
この決断がどれだけ重要なのか?
合わせて運命は絶対に変えられる!
て言うテーマでお話をするにあたって、この話をもう1回したいなと思いました。
以前 Voicy でも紹介(部下にとって一番不幸なことは⁈ 2022年1月21日)をさせて頂いたことがあるかもしれません。
今一度 Voicy リスナーの皆様に読ませて頂きました。
参考になればありがたいです。
私は自分自身の体験経験から「運命は絶対に変えられる!」と思ってるんですね。
ある意味、自分自身のこれまでの過去を振り返り、どれが人生の転機になったのか。やはり一番大変な事柄が起こった時、それをいかに乗り越えてきたのかによって、本当の意味での人生が変わることになったんではないかなと思います。
私にとっての人生の転機は、今から25年前、35歳の年です。
いや〜あの時に、もし営業職に身を置かなかったとしたら今日の私は絶対にないです。
そして素敵なVoicyリスナーの皆様とのこの声も、絶対にないと断言できます。
自分が一番苦しい時
しんどい時
何を選択するのか?
誰と巡り会うのか?
どんな判断決断をするかによって、その後の人生は明らかに変わります。
今回プレジデントさんの雑誌を、私どもの専務取締役牧野紀子から受け取りました。
そこには「運命は変えられる」稲森流考え方の決定版とありました。私は稲盛和夫さんが大好きで、本当に睡眠学習として稲盛和夫さんの CD をずっと聞いておりました。
利他の心がどれだけ重要なのか?
京セラ株式会社創業者である稲盛和夫さんの人生が、最終的にどのように展開されていたのかと言うことも含め、本当に素敵な人生を歩まれた方だなと思うんですね。
特にこの今回のプレジデントの本の中には JAL さんの再生のことも記載されております。ものすごくたくさんのエピソードがぎゅっと凝縮されていて、私は読ませて頂きながらいろんなことを感じさせて頂きました。
その中のフレーズの中にちょっと読み始めると相当長くなりますから、ある意味今回は割愛させて頂きますが、私、昔映像で見たことがあるシーンのことも書かれていたんですね。
「仲間の為に尽くせば心が美しくなっていく」って言うタイトルで
「人の行いの中で最も美しく尊いものは、人のために何かをしてあげると言う行為です。人は普通まず自分のことを第一に考えがちですが、実は誰でも人の役に立ち、喜ばれることを最高の幸せとする心を持っています。かつて真冬のアメリカで起きた飛行機事故で、一人の男性が自らが助かると言うその瞬間に、そばで力尽きそうな女性を先に助けさせ、自分は水の中に消えてしまうと言う出来事がありました。
人間の本性とはそれほど美しいものなのです。私たちは仲間のために尽くすと言う同士としての繋がりを持って、みんなのために努力を惜しまなかったからこそ、素晴らしい集団を築くことができたのです。
より良い仕事をするためには、最初に仲間のために尽くすと言う考え方が大事ですよ!って言うことを社員の人たちに訴えています。
皆さんにも、私は常に世のため人のために尽くすことが人間として最高の行為ですと言っています。世のため人のために社会的に尽くすと言うことに比べて、仲間のために尽くすと言うことは、非常に狭い範囲の利他行ではありますが、これは大変大事なことであります。
仲間のために尽くす!
世のため人のために尽くす!
と言うことは、これは美しい心の代表的な例です。」
今回の雑誌プレジデント59ページのところにあるメッセージではあるんですが、実はこのシーンは、私は偶然テレビで見てまして「すごい人だなぁ!」と思って見てたことがあるんです。
それを稲盛会長が盛和塾でお話をしてくださった、また京セラフィロソフィー手帳にもそのことを書いてくださっておりました。一つ皆様の参考にしてもらえればなと思います。
人のために何ができるか?
目の前の人を喜ばせること、これって本当に簡単なようですけど、なかなか難しいですよね。
絆を強くするためにどう言うことが始まりかと言いますと、実は何でもないことなのです。お互いが自分を知ってもらうと言うことが始まりで終わりなのです。
人として最高に美しい行為とは何か?
ここも61ページに書いてます。
運命は変えられる。
自分自身のものの見方考え方が変わると、確実に自分自身の人生は変わる。
これも本当に確信してることです。
今回プレジデントさんの中に、そのメッセージがギュッと凝縮されてる中、ここも読んでもらいたいなと思う部分も一つご紹介させて頂きます。
「企業経営において、あるべき姿を実践していくためには、ただ愛と言う優しさだけでは実現できないことがあるわけです。もう一つ、極限にある厳しさと言うものがあって初めてそれが実現できる。例は少し悪いかもしれませんが、砂糖で甘いと感じるためには、塩を少し入れなければ、本当の甘さが出ないと言われていますが、それと同じことなのです。
厳しく叱ることはなぜ必要なのか?
20ページより
これもめちゃくちゃ大事ですよね。
想いの強さが怒りの強さ
自分の目の前の部下の、やっぱりさらなる成長を目指すためには、ただ甘いだけでは通用しません。甘い仕事観で人生が豊かになるなんてありえないわけですよね。
今、最も結果・成果を出されてる人生の大先輩も、過去に厳しい先輩上司に鍛えられ今があるんです。
今「よしよしよし」「いいよいいよ」「なあなあなあなあ」「これくらいでいいからね!」ってそんなふうに厳しくもできないような上司の下で、どうやって部下が成長するのかって言うこともありますよね。
厳しくしたら嫌われる?
いやいや違います!
飴と鞭はあっていいんです。
でも嫌いな人は飴と鞭もいらないですよね。
そのためにリーダーはリーダーとして、どうすれば部下の未来のために、自分自身の注意の仕方を、褒め方、仕事の与え方が、より一層わかりやすくできるかどうか。部下の無限の可能性をどうすれば引き上げることができるか。そのために一番努力しなくてはならないのはリーダー自身ですよね。
「俺についてこい!」って言う頼もしいリーダーもいいですが、過去の話ばっかりして、今ロールモデルとなるような模範的な姿が見せることのできない、そんな先輩上司に部下はついていきたくないと思います。
過去は過去!
過去の栄光は過去の栄光として、今それが生かされているからこそ、過去が生きてくると思うんですね。
そこも含め、本当に今若い世代の方々は、敏感に人生の先輩たちを見てると思います。
この先輩のようになりたい!
こんな人には絶対なりたくない!
反面教師として見られるのか?
ロールモデルとして見ていきたいのか?
そこも含め、日々進化成長できる自分自身を作るために、精進を重ねていかなくてはなぁって言うことを感じた今朝でした。
Voicyリスナーの皆様のお役に立てれば、ありがたいです。