Voicyリスナーの皆さま、いつもコメントをくださるマインドTUさんから素敵なご提案がありました。私の声で読ませて頂きます。
朝倉団地、マインドTUです。
いつもボイシーではたくさんの学びをありがとうございます。
今日は一点お願いがありメールいたしました。
私が毎日読んでいる本で「1日1話、読めば心が熱くなる365人の仕事の教科書」があり、この本の1月20日の内容に、伊那食品工業会長 塚越寛さんの「21世紀のあるべき経営者の心得」が非常に奥深く良い内容だと感じ、これをもっと深く理解したいと思い、団長であればどのように解釈されるか聞いてみたくなりました。
もしよろしければ、Voicyの中で取り上げていただければ、他の団員・リスナーに聞いていただけ、共に学びを共有できると思いました。
ご検討なければ幸いです。
この本の画像も添付致します。宜しくお願い致します・
以下その内容になります。
ここからは「21世紀のあるべき経営者の心得」伊那食品工業会長 塚越寛さんのメッセージです。
1.専門のほかに幅広く一般知識をもち、業界の情報は世界的視野で集めること。
2.変化し得るものだけが生き残れるという自然界の法則は、企業経営にも通じることを知り、すべてにバランスをとりながら常に変革すること。
3.永続することこそ企業の価値である。急成長をいましめ、研究開発に基づく種まきを常に行うこと。
4.人間社会における企業の真の目的は、雇用機会を創ることにより、快適で豊かな社会をつくることであり、成長も利益もそのための手段であることを知ること。
5.社員の士気を高めるため、社員の「幸」を常に考え、末広がりの人生を構築できるように、会社もまた常に末広がりの成長をするように努めること。
6.売る立場、買う立場はビジネス社会において常に対等であるべきことを知り、仕入れ先を大切にし、継続的な取引に心がけること。
7.ファンづくりこそ企業永続の基であり、敵をつくらないように留意すること。
8.専門的知識は部下より劣ることはあっても、仕事に対する情熱は誰にも負けぬこと。
9.文明は後戻りしない。文明の利器は他社より早くフルに活用すること。
10.豊かで、快適で、幸せな社会をつくるため、トレンドに迷うことなく、いいまちづくりに参加し、郷土愛をもちつづけること。
素敵なメッセージですね。
「21世紀のあるべき経営者の心得」塚越流十ヶ条
かんてんぱぱで有名な伊那食品様、本当に塚越会長は有名な方ですよね。
この10の心得、これは我々経営者だけではなく、管理者の方リーダーの方々の心の中に常に修め、崇高な志を胸に日々進化成長、そしてお客様のために何ができるのかっていうことを考え、行動できるようにしていきたいなと思う、大切な教えですね。
以前、私どもの社員も伊那食品様に見学に行かせて頂き、いろんな話を聞いてきて、非常に感銘を受けたっていう報告をしてくれました。
評価は常に相手がする!
人々から「いい会社だね!」と認められれば、永続企業になれますっていう教えもそうですが、無理をさせない、無茶をしないっていうこともそうですよね。
急成長望まない!
これってとても意味があるなと思うんですね。
経営者ってどうしても欲が出ますから、もー前年比何パーセント、何十パーセント、倍増、いろんな欲の中、つい無理や無茶をさせてしまいがちですが、急成長を敢えてしないっていうことの意味と意義「ここも深いなぁ!」と思います。
私も18年会社経営をしておりますが、ホントに初期の頃、どんどん会社が、売り上げが上がってきて「このままいくとスゴいことになるなあ!」と思いましたが、実際は会社はそう簡単には、まあ倍増倍増なんてことはありえない。
そして社員一人ひとりの成長をも、0歳児がいきなり10歳にはならないように、また小学生がいきなり大学生にならないように「一歩一歩の前進だなぁ!」という事を本当に感じております。
今回、マインドTUさんから、この素敵な教えのことをぜひともVoicyリスナーの方々に共有してもらいたいと仰って頂き、改めてこの十ヶ条を読ませて頂きましたが、本当に素敵なメッセージがたくさんありますよね。
特には私は3番の「永続することこそ企業の価値である。急成長をいましめ、研究開発に基づく種まきを常に行うこと」
つい成長を求めてしまったりとか、いろんな損得・欲得いろんなもの出てきますね。
そんな中で本当に企業の真の価値は、もう潰してしまったらもう後はないわけで「もーどんなことがあっても、会社を潰してはならない!」というのは、私の中で深く心に誓ってるところです。
継続していく事って大変です。
継続こそ力なり!
100年続く企業を目指して行きたいなーって思いますね。
本当に、100億円企業を目指すんではなく、私は100年続く企業を目指していきたいなと思います。本当に「良い会社にしていきたいなー」と思います。
そういう意味においては、やはり塚越寛会長の年輪経営もスゴいなと思いますね。
ぜひVoicyリスナー皆様、お調べ頂ければ嬉しいです。
マインドTUさん、素敵なメッセージをお送りくださいましてありがとうございます。
このように私の声で読ませて頂き、 Voicyリスナーの皆さまと共有できること、とても嬉しく思います。
本当にありがとうございます。
徹底した社員満足の追求
そしてお客様満足の追求
これってすごく大切な部分ですよね。
社員を大事に、そしてお客様をお大事に、これからも日々精進して参ります。
どうぞ末永くよろしくお願いします。
塚越寛 プロフィール
伊那食品工業株式会社最高顧問。
1937(昭和12)年長野県駒ケ根市生まれ。長野県伊那北高等学校在学中に肺結核にかかり、3年間の闘病生活を送る。快癒した翌年、21歳で地元の製材工場に就職した後、その系列会社で破綻状態だった寒天メーカー伊那食品工業に社長代行として入社。以来、「いい会社をつくりましょう」という、いまやよく知られる社是のもと、景気に左右されない年輪経営を続けている。