この戦後80年の2025年、歴史が動き出しました。
日本の歴史が大きく動いた、それは何か。
日本で初めて女性の総理大臣が誕生しました。
高市早苗さん。
このニュースを聞いた瞬間、私は静かに深呼吸をしました。
ついにここまで来たかと。
女性が国のトップになるっていうことは、どれだけ大変なのか。
高市早苗さんの努力は半端じゃなかったと思います。
長い長い年月をかけて、女性たちは努力し続けてきました。
やはり仕事の世界で、女性を出しているようではトップになることは不可能です。
支え合い、悔しい思いをしながらも、それでも諦めずに、何度も何度も立ち上がって来られたのではないかなと思うんですね。
高市早苗さんの魅力は、強さと優しさを併せ持っているところです。
仮に批判されたとしても、立場を失ったとしても、決して諦めなかった。
そして逃げなかったです。
自分の信念を貫きながら、同時に人を思う心を忘れない。
安倍首相が亡くなられた時のことを、私も鮮明に覚えております。
高市早苗さんは、松下幸之助さんの松下政経塾を卒業されている方です。
彼女の心の中には、強い信念があります。
長い間、男性中心の政治の中で、孤独を抱えながらも道を切り開いてこられた、その姿が本当にかっこいいなと思います。
言葉ではなく、行動で信頼を作ってきた人です。
仮に周囲からできないと言われたとしても、静かに、確実に壁を乗り越えてきた女性です。
その出来事は、一人の女性の勝利ではないんです。
それは、これまで声を上げられなかった全ての女性たち、夢を諦めずに働いてきた人たちへの、やっぱりロールモデルであり、象徴だと思います。
女性が社会を変える時代の始まり。
これは、私はオーバーな言い方ではなくて、女性が誰かの影に隠れるのではなく、強さと優しさと思いやりを持って、人を慈しみ、そしてこれから本格的に女性たちが活躍できる、そんな機会を与えてくれたなと、心から感謝しているんですね。
女性が輝く時代から、女性が社会を動かす時代へ。
誰かのサポート役ではなく、自分の意思で未来をつくる主役の時代に。
そんな可能性を広げてくださった高市早苗さんに、心から感謝をしたいなと思います。
私は22年前、会社を立ち上げました。
目的はただ一つです。
女性が自分の力で生きられる社会をつくること。
本当の意味で自立した女性になってほしい。
そんな思いを込めて立ち上げたのが、女性限定の営業塾「トップセールスレディ育成塾」でした。
その22年前は、まだまだ営業の世界は、今とは比べ物にならないほど、男社会でした。
営業は男の仕事、女性には向かないと言われたこともたくさんありました。
ですが私は、今から28年前、35歳の年に初めて営業の世界に身を置いて、営業の世界で結果を出したと自負しております。
2002年4月1日、初めて『不思議と説得力のあるセールストークの秘密』という本を日本に出すことができましたが、当時は女性で顔出し実名で営業本を出している人は一人もいなかったということもあり、1作目の書籍が比較的売れたことで、その次に2冊、3冊、4冊と続けて出すことができました。
この22年間で41冊の書籍を出せたのは、あの2002年4月1日に、こう書房さんから出させていただいた書籍がきっかけでした。
TSLの第1期は14名からスタートしましたが、私のこの書籍を読み、参加してくださった方々がたくさんいらっしゃいました。
営業は男の仕事と言われた中、女性であっても、営業は結果を出すことができるということを、しっかり証明ができた1冊目の本。
私は女性が持つ感性や思いやりこそ、営業の本質だと思っているんですね。
だからこそ、女性が自分の力で立てる場所を作りたい、そう思ってTSLを始めました。
14名の1期生、不安と希望を胸に、必死で私も話をしてました。
まだテキストもなかったです。
本当に手探りの状況から始めた「トップセールスレディ育成塾」TSL。
そこに集まってくださった女性たちの瞳は全て真剣でした。
人生を変えたい、自分を信じたい、誰かの力になりたい。
その思いが重なり、空気が変わりました。
そして私は確信したんです。
女性はどんな壁も乗り越えられる。
それから22年、TSL塾生は間もなく4000人を超えます。
結婚、出産、介護、転職、それぞれの人生の中で、自分の足で立ち、自分の道を歩いている、TSL塾生の皆さん。
誰かに頼らず、自ら自分自身の人生を選び、挑戦し続けるその姿は、本当に美しく、誇らしいものです。
営業という仕事は、数字が全ての厳しい世界です。
ですが、そこには人として大切な真理があります。
それは何かというと、人としての強さと、人を思う優しさです。
数字だけを追いかけるのではなく、人の心を感じ取る力、相手の笑顔を思い浮かべながら動く力。
それが女性がもともと持っている、人間力なんです。
だからこそ、今回の高市総理の誕生は、私にとっても非常に嬉しいニュースでした。
政治もビジネスも、根っこは同じです。
大切なのは、人を思う心です。
女性がトップに立つというのは、地位や肩書きだけではなく、信念を貫き通した結果だと、私は思います。
本当のリーダーとは、真のリーダーとは、愛と信念を両立させる人。
ここまで、私の話を聞いてくださっている皆さん、今、心から伝えたいことがあります。
ぜひ、自分を過小評価しないでください。
私なんて、と思わないでほしいです。
私たちが、ここまで生きてきた、この瞬間のこの時間には、誰かを励ます力があるんです。
私たちの背中を見て、私も頑張ってみようと思う人が必ずいます。
だからこそ、これからの時代は、できるかできないかではなく、やるか、やるか、やるか。
やるか、やらないかではなく、やるか、やるか、やるかです。
決める力を持つ人が、未来を作るんです。
女性には、その力があります。
感受性があります。
思いやりがあります。
人を幸せにする知恵があります。
だからこそ、女性が社会を変える。
それは特別なことではなく、実は自然の流れなんです。
私は、TSL塾生「トップセールスレディ育成塾」塾生たちにいつも伝えています。
自分のために頑張ることが、誰かのためになると。
誰かを喜ばせたいという思いが、自分も幸せにするんです。
その循環こそが女性の力、そして社会を明るく照らす光です。
TSLが始まったタイミングから、22年間語り続けてきたこと。
TSL塾生が、組織を変え、会社を変え、社会を変え、やがて日本、アジアを、世界を変えていく。
これから先も、塾生が、より一層輝くこと。
このVoicyを聞いてくださっている女性の皆さん、これから先も、自分の可能性に、蓋をしないで、邁進してくださいね。
実は偶然目にしたYouTubeのショート動画の中に、今の私たちに必要な言葉がありました。
それは、国民民主党の、榛葉賀津也(しんば かづや)幹事長が、日本維新の会の、藤田文武(ふじた ふみたけ)共同代表に送った言葉です。
「頑張れよ、踏ん張れよ」
たった8文字なんですが、この言葉には、深い人間の、温かさが、込められているなと感じたんですね。
頑張れには、希望があります。
踏ん張れには、覚悟があります。
頑張っても、結果が出ない時、それでも踏ん張ることで人は強くなります。
苦しい時間こそ、人間を磨く時間。
だから、私のこのVoicyを聞いてくださっているリスナーの皆さん、私からも同じ言葉を送りたいです。
頑張りましょう。
踏ん張りましょう。
どんなに小さな一歩だとしても、その一歩が、未来を変える一歩につながります。
日本は、今まさに変わろうとしています。
女性が自分の声を上げ、自分の未来を自分で選ぶ時代になりました。
でも、これは誰かが用意してくれる時代ではないんです。
私たち一人ひとりが、作る時代です。
今日、新しい始まりの日にしましょうね。
自分の可能性を信じて、突き進みましょう。
22年前、女性限定の営業塾「トップセールスレディ育成塾」を開校した時は、女性活躍推進という言葉はありませんでした。
塾を開校したものの、継続していくことは本当に大変だったんです。
ですが22年間、続けてこれたのは、支えてくださった方々のおかげ、何よりも頑張ってくれた社員のおかげ、TSL塾生が活躍してくださったおかげ。
今もなお、オンラインで「トップセールスレディ育成塾」オンライン版を提供できていることが、本当にありがたいなと思います。
オンライン版TSL第15期生が、今、一生懸命学んでいます。
グループコンサルにて、様々な悩みを抱えながらも一生懸命頑張ろうとしている、そんな塾生がいます。
ぜひ皆さん、これから先の、自分の可能性に気づいていただき、さらに輝く人生を歩んでください。

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