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覚悟のないリーダーに部下はついてこない 2025年11月14日

Voicyリスナーの皆様、 本日も私のiPhoneの中にある下書きの中に、どうしても消したくないメッセージがいくつかあります。 今日はそれをお届けしたいなと思います。


もうかなり前ですから、もう15年以上前のメモです。 ぜひここに書いたメモ、そして今の私の率直な感想を含めて、お話しさせていただければなと思います。


あえてタイトルは「厳しい上司の存在なくして営業の存続なし」

甘い話は一切ありません。 もしかしたら聞く人によっては、少し耳が痛く感じるかもしれません。 しかしながら、仕事とは本来そういうものだと私は思っています。


今からお話しさせていただくのは、私自身の原点でもありますし、自分を奮い立たせるために書き続けてきた厳しい仕事感、それをメモに残しておりました。


「厳しい上司の存在なくして営業の存続なし」


この言葉は、ある日突然心に浮かんだんではないんです。 

現場で走りながら、部下育成をしながら、研修をしながら、数字を上げながら、自分の心の中にある、そしてふと思いついたり、思い出したり、そうだと確信をついたり。


人は優しさでは育ちません。 甘さでは動きません。 その現実を突きつけられてきたからこそ、生まれた言葉でもあります。


ここも1回言いますね。 

人は優しさでは育ちません。 

甘さでは動きません。


営業という仕事は、成果を出せば称賛されます。 しかし、結果を出さなかったら、容赦なく評価されます。 これ、当たり前ですよね。 営業の世界で結果を出さずに文句ばっかり言ってても、誰もその人の話は聞いてはくれませんし、その人が発言したとしても、すぐに流されてしまいます。 結果を出してなんぼの世界。これがプロですよ。


営業の世界で結果も出さずに文句ばっかり言ってる人は、結果的に周りからの信頼を得ることは難しいですよね。 

営業という仕事は、成果を出せば間違いなく評価されますし、称賛されます。

 しかしながら、結果を出さなかったとしたら、タワゴトとしか思われないわけですよね。


冷たい世界ではないんですよ。 プロという世界というのは、本来こういうものなんです。 責任と引き換えに、自由と報酬が与えられる世界。

 自分の報酬をコントロールできる世界も、営業の世界です。


部下の成長を心から願うとするならば、厳しさを避けてはならないんですよ。

 甘い上司。上司が甘くなった瞬間、組織は間違いなく緩みます。 

緩んだ組織は売れません。 売れなければ人は守れません。

 私は、この現実から逃げる上司では絶対にあってはならないと思うんですね。 そう強く自分に言い聞かせてきました。 だから厳しかったです。


2010年1月22日撮影

私は元部門長に対して、本当に厳しかったなと思います。 過去を振り返ってみた時も、自分が創業経営者として会社を起こし、そして人を採用し、自分自身も年間300回の研修を行い、それでも1日に300本以上のメールが届き、それも全部目を通し、返信を出し、優先順位をつけて行っていた当初の10年。


そして、人が育ち、人を育てるのは簡単です。 仕事を与えることです。 そして、そのスタッフに部下を持たせること。 部下を指導育成するようになってくると、おのずと人は成長していきます。


会社は先頭集団で、サークルではないです。 会社は楽しく仲良く集まる、仲良しグループの場所ではないんです。 


ここは誤解を恐れずに正直に言いますが、

成果を出さなければ意味がない。 

結果を残さなければ存在価値がない。

 そうやって私も鍛えられてきましたし、誰かに優しくしてもらいたいなと思っていても、プロの世界というのはそういうものではないですよね。 


誰かにヨシヨシしてもらうために働いているわけではないはずです。 自分の人生を切り開くために、私たちは働いています。 会社というのは、そのために本来戦う場なんですね。 戦うというのは、誰かを傷つけることではないです。 自分の弱さと戦うこと。 怠けたい心と戦うこと。 昨日より成長した自分を作ること。


もう一度言います。 会社はサークルではないです。 

成果を出し、結果を出し、価値を生み、責任を果たす場所なんです。

 だからこそ、常に社員には言ってました。 心の中のサラリーマン意識を捨てろと。


サラリーマンが悪いわけではないんですね。

 

サラリーマン「意識」を捨ててほしい。 

言われたことだけやる。 

自分はこの程度でいい。 

給料分だけ働けばいい。 


こういう意識が少しでもある限り、仕事で圧倒的な結果、成果を出せるわけはない。 ない。 本当に強い人は、指示される前に動きます。 本当に責任感のある人は、言われる前に動いてるんです。 決められた枠の中ではなく、自分で考え、自分で切り開きます。 だから信用されていくわけですよね。


私はこう思ってます。 

サラリーマンとしてではなく、経営者のように自分の人生に責任を持つ人が、最終的に成功していきます。 ここはいろんな人を見てきて思います。 

上司のせいにしたり、自分の数字の責任を負えなかったり、言ったことをやらなかったり。 もう何回も言ってきている。 何回嘘をつけばいいんだ。 何回決意表明するんだ。 何回同じことを言うんだと。 そんな、そんな人は信用されないでしょう。


あなたの人生の社長は、あなた自身。 

自分の上司は、自分。


リーダーの条件というのは何なのか。 

覚悟ですよ。 

リーダーとは肩書だけではないです。 

部下の人数でも、年齢でもないです。 

唯一問われるものは覚悟です。 


リーダーとは指示をする人ではなく、責任を引き受ける人です。

 部下が失敗したら、責任を取るのは上司です。 

部下が成果を出せないなら、育てられなかった上司の責任です。 


私は自分にこう言い聞かせてきました。 

上司とは、部下の未来を背負う人です。 その覚悟がない人は、上に立つ資格はない。 どれだけ優しくても、どれだけ人が良くても、覚悟がなければ人はついてきません。 部下を育てられないなら、上司の顔をするな。


これは以前、私が何よりも厳しく自分に言い聞かせてきた言葉でありますし 「自分の上司が自分だったら嬉しいか?」 「自分の部下に自分のような部下がいたら、やっぱりいい部下に巡り合ったなと思えるかどうか?」 こんな自問自答をよくしてました。


部下が育たないのは、部下のせいではないです。 教育しない上司の責任です。 

時間を使い、情熱を注ぎ、時には厳しく叱り、時には背中を押し、時には涙を流しながら、本気で育てる覚悟が上司にあるかどうか。


 上司の一番の仕事は、部下の成長なんです。 部下の人生を豊かにしない上司に、リーダーを名乗る資格はないです。 部下が豊かになるために、鍛えていくしかないんですよ。 そして後で部下から感謝されるかどうか。 

感謝されたくて指導しているわけではなく、部下の人生が良くなってもらいたいという、そういう思いがやがて部下に伝わり、結果、成功を出すのではないですか。


私が特に大事にしていたのは、

礼儀礼節を重んじる姿勢態度を忘れない。 

挨拶は自分から率先して。 

まさに挨拶はしつけの基本です。 これは厳しさとは違うように思うかもしれませんが、私は礼儀がない人は絶対に、絶対に成功しないと思っています。 

挨拶ができない人は、相手を尊重できません。 感謝を伝えられない人は、信頼を得られません。 人間として基本ができていなければ、営業として成果を出すことができません。


「あなたが売れないのは、あなたから買う理由がないからだ」 

これはリッツ・カールトンホテル元日本社長の高野登さんが教えてくださった言葉ですが、まさにその通りだと思います。 営業として結果・成果を出していない人、お客様もそんな営業は信頼しません。


礼儀とは、自分自身の価値を高める行為です。 

挨拶とは、相手への敬意の表現です。 

だから私は言い続けます。 

挨拶のない職場に未来はない。


優しい上司になるな。 

利益を出せる上司になれ。 

優しさだけの上司は、組織を壊します。 

現場では優しさが人を守らない。 

利益が人を守るんです。 

利益が出れば、お給料を払えます。 

家族を守れます。

 会社を存続できます。 

社会に貢献できます。 

利益とは、ありがとうの数なんです。 

価値を提供した数です。


 だから私は自分にこう命じています。 利益を出せる上司であれ。 未来を守れる上司であれ。 上司とは、結果で語る人、数字で証明する人、行動で示す人。 優しいだけでは務まりません。


今日は甘い言葉は一つもなかったかもしれません。 

ですが、仕事とは本来厳しいものです。 厳しいからこそ、手にした成果に価値がある。 

厳しいからこそ、人は成長できます。 厳しいからこそ、人生が変わるんです。 

厳しさは人を強くします。 覚悟は人を変えます。 仕事感は、その人の人生を決めます。


私は、自分が通ってきた道を皆様に押し付けようと思って、この話をしているわけではないです。 ですが、自分自身の人生が大きく変わったのは、覚悟を決め、全力投球で邁進してきたことは事実です。


「トップセールスレディ育成塾」 第60期の最終回 2010.11.13


もう一度まとめますね。 

営業の世界では、厳しさが部下を育て、成果を生む。

 会社はサークルではなく、戦う場である。 

サラリーマン意識を捨て、自分の人生を自分で経営する覚悟を持つこと。

 リーダーの条件は、覚悟と責任。

 部下を育てられないなら、上司の顔をしてはいけない。

 礼儀礼節と挨拶は、成功の土台。 

優しい上司より、利益を出して人を守れる上司になれ。


いや、本当にそう思うんですよね。 

過去の私のyoutubeもそうですけど、かなり厳しい研修やってたっていうタイミングで残っていたメモは、相当厳しいこと書いてますね。 


ですが、やっぱり原点忘れてはならないなと思います。 

甘い上司のもとで本当にびっくりするほど結果・成功を出せる部下が成長するならば、これはまた素晴らしいことだと思いますね。 

ですが、上司がやっぱり甘い、ぬるい、そしていざと言った時に手を離す。 自分がその部下を守ってあげられないとなると、部下は絶対に信頼しないですからね。 

いざと言った時に部下を守れる。 どんなことがあってもこの部下を自分は守るんだというような覚悟がある上司でなければ、人はついてきません。 

改めてそう思います。



改めて、厳しさと怖さは違う。 

では、厳しさの条件って何だろう。 過去に自分自身が語ったこともあります。 その中で、ちょっとAIに確認をしてみました。 パープレクシティに確認したところ、「朝倉千恵子が語る厳しさの条件とは」で検索したら、こういうメッセージが出てきました。


朝倉千恵子が語る厳しさの条件は5つあります。 それは、 私心がないこと。 見逃さないこと。 具体的であること。 率直であること。 本質をつくことです。 彼女は、厳しさと怖さとは違い、このような条件を備えた、兼ね備えた厳しさこそが真の厳しさだと述べています。 また、厳しさは単なる感情的な叱責ではなく、部下の成長や可能性を信じて本気で向き合うことを意味し、温かさと厳しさのバランスが重要だともしています。



ということで、私が語った言葉がAIによってこのようにまとめられるという、本当にすごい時代になりましたね。 過去にブログに書いたものとかも、一瞬で検索ができるような時代。 すごい時代になりました。


日経産業新聞 2010年1月21日記事


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