本日のVoicyでは、ここ最近なぜか目に止まる、樹木希林さんのメッセージがあるんですね。 でも、何回も何回も見ていると、たくさんの素敵な言葉がありまして、その言葉の中から、Voicyリスナーの皆様にお届けしたいメッセージを、今日はお話しさせていただきます。
昔から樹木希林さんのこと大好きでした。 寺内貫太郎一家に出てた「ジュリー❣️」っていう、あの仕草もそうですが。 若い時からおばあさんの役をずっとやってらっしゃった時に、「どうすればおばあさんのように見せることができるんですか?」っていう問いかけに、 「メイクですか? メイクじゃないのよ。体の使い方よ」 とおっしゃってました。
背中を丸めることでおばあさんに見せることができる。
見た目の印象力っていうのは、やはり視覚に訴えかける情報はその通りってことですよね。 腰骨をピシッと立てて背中を伸ばしていると、おばあさんには見えないわけですから。 樹木希林さんは非常におしゃれな人でした。
それでは、私が学ばせていただいたメッセージを、今日は皆様にシェアさせていただきます。
樹木希林さんの言葉の中に、いくつも刺さる言葉があります。 その中にあったメッセージも引用させていただきますね。
「人はね、死ぬまで成長できるのよ。やりたいことは元気なうちにやっておいた方がいい。歳を取るとね、やりたいことが減るんじゃなくて、やれることが減るのよ」
この言葉、今私の胸に強く響いてます。
樹木希林さんがおっしゃっている「やりたいことを後回しにしない生き方」について、分かち合えたらなと思います。
私たちはよく「いつか〇〇しよう」と言いますよね。 いつか旅行に行こう、いつか落ち着いたら始めよう、いつか時間ができたら……。 ですが、この「いつか」ほど危険な言葉なんてありません。 私はよく「今度とお化けは出ません」って言いますが、今度会おうね、今度〇〇しようね。 今度とお化けは出ない。「いつか」ほど健な言葉はない。
80歳の女性が、長年いつか始めたいと言っていた書道があったそうです。 結果的に一度も始めないまま、手が震えて筆が持てなくなったそうです。 その方が静かにこう語られたそうです。 「やりたいと思っていただけで、結局やらなかった。それが一番悔しいのよ」
樹木希林さんの言葉、
「私の今は、いつだって今しかなかった」
いつかは来ません。今日しかないんです。
「完璧なタイミングを持つ人生は、永遠に始まりません」
私たちはつい言い訳を並べてしまいます。 今は忙しいから、もう少しお金に余裕ができたら、もうちょっと準備が整ったら……。 ですが、完璧なタイミングなんて一生来ません。
樹木希林さんはこんな言葉を残してくださっています。
「不完全の中に生きるのが人生よ」
いい言葉だと思いませんか? 未完成でいいんですよ。準備不足でもいいんです。 動き出した瞬間から人生は回り始めるんです。それだけが真実です。 行動しないで人生が変わるなんてないですよね。
「明日はあるものではなく、与えられるもの」
ある50代の男性が、口癖のようにおっしゃってたそうです。 「定年したら妻と世界一周するよ。老後は旅行を楽しむんだ」 でも、その老後を迎える前に、その方は旅立たれたそうです。58歳で亡くなられたとおっしゃってましたね。 奥様が涙ながらに言われてたそうです。 「どうしてあの時行かなかったんだろう」
その際、樹木希林さんがおっしゃいました。
「明日があると思って生きているから、今日が雑になるのよ。」
今日という日は当たり前ではない。今は元気でいることも奇跡なのかもしれません」
我慢は美徳だけど、心まで削ってはいけない。 日本には根強い我慢の文化があります。 自分より家族を優先しなさい。好きなことよりまず義務、楽しみは後でいい。 もちろんそれは美しい文化です。 ですが、行き過ぎると人生の喜びは静かに失われていくと。
これも樹木希林さんがおっしゃってたメッセージですが、65歳の女性がこのようにおっしゃったそうです。
「家族に尽くしてきたけれど、ふと気づいたら私の人生がなかった」
我慢は美しいですが、心まで削ってはならない。 人生の後半は自分を取り戻す時間でもあるのです、と。
楽しむことは怠けることではない。 真面目な人ほどこんな風に思うそうです。
「楽しんでいる場合じゃない、もっと頑張らないと」
私もそうでした。もっと頑張らなければ、もっと楽しんでいる場合じゃない、休んでいる場合じゃない、もっともっと仕事を頑張らなければ。 そう思って楽しむことを後回しにしてきた。そんなことを振り返ったら思いますね。
楽しむことは怠けではないんです。 それは心の栄養であり、命を輝かせる行為です。 樹木希林さんはこうおっしゃっています。
「面白がって生きなさい。面白がれなくなったら、人生は消化試合よ」
消化試合。どうやって消化していくか。消化試合よ。
楽しむことは心の筋肉、そして人生の潤滑油。 この潤滑油でいいですよね。 遠慮しないで喜びを受け取っていきましょう。
健康、関係性、時間。全てには賞味期限があります。 ある人が「いつか富士山に登りたい」とおっしゃってたそうなんですが、結果的に膝を痛め、二度と山に登れなくなった。 そんな男性の言葉、「行けるうちに言っておけばよかった」
親友と「いつか温泉旅行に行こうね」って約束をしていたそうですが、気づけばその親友が認知症になってしまって、結局先延ばしにしていた温泉旅行は行けなかった。 どれだけお金があったとしても、健康な時間は買えないです。 だからこそ、今できることを精一杯やること。
樹木希林さんの言葉にはこういう言葉がありました。
「お金で買えないものが人生のほとんどなのよ」
大切なものほど今しか使えません。
幸せはいつも日常に潜んでいる。 人生の美しさは特別な日の中ではなく、毎日の中にこそ宿っています。 朝のコーヒーの香り、窓から入る光、季節の風の匂い、庭の花の色。
80代のある女性がこういうことをおっしゃったそうです。 「若い頃は気にも止めなかった景色が、今は宝物に見えるの」 樹木希林さんの言葉、
「美しいものを美しいと思える心があれば、それで大丈夫」 幸せはいつだってここにあります。
最後に残る後悔はたった一つ。「やらなかった後悔」。
よく聞く言葉ですよね。
終末期医療の現場で一番耳にする言葉が「やった後悔」ではなく「やらなかった後悔」。 やらなかった後悔は、心の深いところにずっと残るんです。
樹木希林さんは人生の確信をこう語ってらっしゃいました。
「迷ったらやった方がいい。やらない人生よりずっと面白いから」
私は迷ったら困難な道を歩めとか、やらない後悔でやった経験ということをずっと語ってきましたが、人生の最後に「やってよかった、面白かった」、そう言えるようにしたいなと思います。
終わりに、人生は今日と今の積み重ね。 樹木希林さんがこう言っていました。
「いつ死んでもいいように、毎日をちゃんと丁寧に生きているの」
丁寧に生きるとは、丁寧に選ぶこと、丁寧に味わうこと、丁寧に自分を大切にすること。 そして何より、やりたいことを後回しにしないこと。
どうかVoicyリスナーの皆様の今日が優しく輝きますように。 私たちの心の奥にあるやりたいことが、そっと動き出しますように。 朝倉千重子でした。
たくさんのメッセージをまとめさせていただきましたが、参考になればありがたいです。 樹木希林さんのお言葉、いくつも深く印象に残るお言葉がありました。
ありがとうございます。
Voicyリスナーの皆様、今日も最後までお聞きくださりありがとうございます。
今回のメッセージには、私自身が日々大切にしている「今を生きる」というテーマを、樹木希林さんの言葉と重ねながら届けさせていただきました。
私たちはつい「落ち着いたら」とか「時間ができたら」とか「いつか」とか、未来に今の自分を預けてしまいがちですが、今度とお化けは出ません。
人生の本当の美しさというのは、今日というたった一度きりの一日をどう過ごすのか、ここに大きな意味があると思います。
一日は一生の縮図です。
今日いい加減に過ごして未来が豊かになることはない。
今日という日は残りの人生の最初の日です。
今日は私たちのこれからの人生のスタートの日。
私たちがやりたいことを後回しにしないで、今すぐに始めませんか?
昨日も大人びベースで本当に大事な話をさせていただきましたが、大事なことは物ではなく経験に投資ができること。これ本当に大事だなと思います。
ハーバード大学の研究の中でも、幸福感は物ではなく経験から生まれるということが明らかになっています。 昨日のアーカイブを見てくださいね「おとな美サロン」の皆さん。 本当に限られた90分間でお時間でしたが、物ではなくて物語。幸福感は物ではなく経験から生まれる。経験をするって大事ですよ。
究極のアンチエイジングは、美と健康と学び。 60代からの生き方、どのような人生を歩むのか、ここからさらに問われていますね。
私の母は78歳でこの世を去りましたが、現在私は63歳です。
母が亡くなった78歳まであと15年。あと15年と思うのか、また15年あると思うのか。この15年大事にしたいなと思います。
88歳のハイヒール人生を歩むためにも、やはり足腰鍛えるしかないからですね。 年齢は単なる数字。ここからや!って生きます。
やっぱり改めと思いますが、やらない効果でやった経験。
人生二度なし。悔いなく生きる。
やるか、やるか、やるか。
チャレンジこそ人生。
やらない効果でやった経験。
やるか、やるか、やるか。
もう何度も何度も同じこと言ってますが、本当にそうだなと思います。
一日は一生の縮図です。
人生に無駄はない。
全てが経験につながります。
やりましょう。
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