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運命の出逢いを信じますか? 2025年12月22日

12月20日、桂春蝶師匠をお呼びし、創作落語講演会が行われました。もう本当に素晴らしかった。

Facebookに桂春蝶師匠がその時のことを書いてくださっているんですが、またそのメッセージに涙です。

皆さん、桂春蝶師匠がFacebookにアップしてくださった記事を、ぜひともお読みいただければなと思います。このチャプターに、桂春蝶師匠のFacebookのURLを貼らせていただきますね。


もう、私もまた泣けてきましたよ。もう本当に素晴らしいなと思います。

最後の最後の最後のメッセージ、「ありがとうございます。朝倉千重子さん、一生のお付き合いでよろしくお願い申し上げますね」。

もちろんですよ。もちろんでございます。もうこの最後のフレーズだけで、胸がキュンとなる感じですよ。


ぜひ、Voicyリスナーの皆さん。この後チャプターを分けて、私が12月20日、桂春蝶師匠のお話をお聞きし、どんな思いになったのか、その所感を述べさせていただきます。

『約束の海 エルトゥールル号物語』、また込み上げてきます。いや本当に素晴らしい。

落語講演会、13作ある中の桂春蝶師匠の創作落語、本当に素晴らしかったです。ぜひ、桂春蝶師匠の所感もお読みください。




2025年12月20日、浜松町大門にて、私にとって深く、深く記憶に残る一日になりました。

桂春蝶師匠、まず最初にこの場をお借りして、心からの感謝をお伝えさせてください。

師匠、本当にありがとうございました。


私はあの日、桂春蝶師匠のお話を聞いた後、改めて思ったのですが、人の心を動かす言葉って、うまさやテクニック、そうではなく、その先にあるものだなということに気づいたんです。

「所感」と言われても、終了後、何をどのように話していいかなんて分かりません。

ですが、感動というのは、そもそもそういうものだなと思ったんですね。

言葉がスラスラ出ない。これは自分の語彙の問題なのか……

いえ、そうではなくて、やっぱり本当に心から感動した瞬間というのは、人は言葉を失ってしまうんだなって。


ですが、言葉に出さないと相手に思いは伝わらない。だからこそ、改めて自分自身の所感もまとめてお話をさせていただきます。

今回、桂春蝶師匠の創作落語を聞くのは、4度目の作品でした。

桂春蝶師匠の言葉は、上手に語るための言葉ではないです。迷い、悩み、立ち止まりながらも、それでも人を信じて、人に手を差し伸べてこられた、その生き方そのものが、落語の中に、その中にあるのではないかなと思うんですね。

だから、だからこそ、私たちの心にまっすぐ届いたんだと感じました。


あの日、会場には150名の方々がお越しになってくださいました。満席御礼で、お出迎えできたことも、とてもありがたく思います。

中には、「トップセールスレディ育成塾」(TSL)塾生が、22名、12名と、ご自身の大切な方にお声掛けをいただいて、最後の最後の最後まで集客をしてくださった春原吉美さん、広瀬祐子さん、この場をお借りして、お礼申し上げます。本当にありがとうございます。



あの日の会場は、不思議な感じでしたよね。なんとも言えない静けさがあったんです。

ですが、この静けさは、静かなんですが、冷たくないんですね。ものすごく温かい、呼吸のある、そんな静けさでした。

私はその時、この場は生きているなと思ったんですね。

お一人お一人が人を気遣う心遣いであったり、思いやりであったり、空気感が何とも言えない温かさだったんです。


それは、Facebookに桂春蝶師匠も書いてくださっていますが、桂春蝶師匠をお出迎えしたその瞬間、私が第一声を発した瞬間、そしてその場にいらっしゃった方々が一同に、一瞬でその場が温まった瞬間。

桂春蝶師匠が前にお出になった時に、その春蝶師匠を見つめる、見守る優しい眼差しが、何とも言えない温かさでした。


私は開講挨拶を終えた後、前でお話を聞いてくださる参加者の方々を見守らせていただきましたが、もう本当に皆さんが温かかったです。

だから、桂春蝶師匠がFacebookにあの記事を投稿してくださったんです。改めてお読みくださいね。


「言葉を発する前から、人の心と心はもう出会っているのかもしれない。誰かに評価されるためでもなく、何かを学ばなければならないというそんな力みでもなく、ただ心で受け取る準備が整っていた。お話を聞いてくださる観客の皆さんの表情が、それを私たちに教えてくれました」


この日、遠方から「えいっ」と小さな勇気を出して、東京に来てくださった方が本当にたくさんいらっしゃいました。弾丸の日程、体力的にもきっと大変だったと思います。

それでも足を運んでくださったその原動力が、桂春蝶師匠の創作落語『約束の海 エルトゥールル号物語』でした。


物語が始まり、少しずつ会場の空気がだんだん変わっていきました。

涙を拭おうと、言葉にならない吐息。

「目の前で苦しんでいる人を助けなければ、体は生きていても、心がなくなる」

その一節が、多くの方の胸の奥に深く刻まれた瞬間でした。


言葉も通じない、文化も違う、恐怖も不安もある。それでも命を懸けて人を助ける。

日本人のその行いは、遠いトルコで大切に語り継がれ、やがて私たちが苦しい時、「これはご恩返しです」と命のバトンを返してくれる力になりました。

それは奇跡の物語であり、同時に、人が人であろうとした記録だったのだと思いました。


参加された方々から、たくさんの言葉が届きました。

「苦しみの中にこそ使命がある」

「綺麗な明日の花は泥の中で咲く」

「答えが出なくてもいい。右でも左でもなく、垂直に立つこと」

「伝えたいことは旬のうちに伝えること。話は鮮度が大切。解凍マグロよりも、生のイワシ」


この、人を笑わせる力もそうですが、本当に笑いあり涙あり、ものすごく感動的な時間共有でした。

桂春蝶師匠の落語を聞いたはずなのに、人生そのものをそっと見つめ直す、そんな時間になりました。

そんな声も、多くの方々からいただきました。


桂春蝶師匠が綴られていたメッセージ、Facebookをお読みくださいね。その中に「焦りを感じるほどの熱量」という言葉があります。

その言葉を読んだ時、私は胸がいっぱいになりました。

それは、その場の感情ではないんです。これまで積み重ねてこられた桂春蝶師匠の真摯な生き方、言葉への敬意、そして人を信じる力。それらすべてが重なって、自然に生まれたものだったのではないかなと思います。

師匠の講座は聞くものではなく、共に生きる体験でした。



今、AIが進化し、とても便利で効率的な時代になりました。

だからこそ、私は思います。生で伝えること、同じ空間で同じ時間を生きること、言葉を超えた波動で心を交わすこと。

それは決して古い価値観ではなく、むしろこれからの時代に最も必要な人間らしさと思います。

私はまさに、ここから桂春蝶師匠の時代が来ると思います。


講演後、多くの方が微笑みながら同じ言葉を口にされました。

「朝倉先生、やっぱりリアルはいいですね」

その一言に、あの12月20日の全てが詰まっていました。


胸元のコサージュ、手にしたバッグ、再会を喜ぶ声、少し照れた「初めまして」の眼差し。その一つ一つがとても愛おしくて、何とも言えない思いになりました。

人は人と出会うために生きている。出会いは一瞬遅からず、早からず、最良で最高のタイミングにやってくる。

今回初めてお会いする方々もたくさんいらっしゃいました。これもまた大切なご縁だなと思います。


桂春蝶師匠、同じ時代に生まれ、同じ方向を見て歩めたこと、私は心からありがたく、そしてご縁をいただけたことに心より感謝申し上げます。

もう本当に誇りに思っています。


心が大きく揺れた日、こらえきれず流れていく涙、また明日を大切に生きようと思えた日。そんな瞬間を、これからも皆さんと重ねていけたら私は幸せだなと思います。


今回、桂春蝶師匠をどうしてもお呼びしたくって、株式会社新規開拓で企画を考えたいなと思いました。

そのために牧野社長と一緒に、8月5日、『パラオの星』を見に行きました。

言葉で伝えても、桂春蝶師匠の凄さはなかなか説明することができない。ですが、リアルで聞いてもらったら絶対にその感動は理解してもらえると思った結果、牧野社長が「やりましょう」と言ってくれたおかげで、桂春蝶師匠の創作落語を大切なお客様にお伝えすることができたんです。

本当にありがたいなと思います。


150名の大切なお客様、私にとって、私どもの会社にとって、大切な、大切な、大切な方々に、桂春蝶師匠をどんなことがあっても紹介したい、そう思った思いが叶った日、願いが叶った日。本当にありがたかったです。


Voicyリスナーの皆様は、運命の出会いを信じますか?

私は今回、桂春蝶師匠とご縁をいただいたのが、2025年3月2日です。

昨年、鶴川秀子さんから桂春蝶師匠のことをお聞きし、「何が何でも3月2日を空けておいてください」とお言葉をいただき、初めてリアルで桂春蝶師匠とお会いしました。

その時、もう大きく感動しまして、絶対にこの方の落語をまた聞きたい。

その後、YouTubeでもう桂春蝶師匠の作品は全部見ようと思って、相当いろいろ拝見させていただきました。


そしてその後、8月5日は『パラオの星』、そして10月は『ニライカナイで逢いましょう』。それもリアルでお聞きできたこと、本当に感謝しています。

今回4回目の作品、『エルトゥールル号物語』。これも60分間という限られたお時間の中で、こんなに人を感動させるのかと。こんなにすごい人がいるのか。だからもっともっと学んでいきたいなと思います。

そして、桂春蝶師匠の13作ある創作落語は全てお聞きしたいなと心から思います。


一人でも多くの方々に、桂春蝶師匠の創作落語がいかに素晴らしいのかということを、私はこれからさらに熱を込めて伝えていけたらなと思います。

今回、私のその思いを理解してくださり、全国から駆けつけてくださった大切なお客様にも、この場をお借りしてお礼申し上げます。

ぜひ、また次の企画があったら、何が何でも皆さん参加しましょうね。


今回は最終的に150名という満席の人数になりましたが、実際はキャンセルをされた方々を入れると、160名を超えてたのではないかなと思います。

最後の最後の最後まで諦めないで集客をしてくださった方々、心よりお礼申し上げます。

一人でも多くの方々に、桂春蝶師匠の素晴らしい創作落語を聞いてもらいたいです。


私は間の取り方を勉強するために「落語を聞きなさい」と言われて、リアルで落語を何回も聞きに行きました。

ですが、私の落語の概念を完全に根底から変えてくれたのが、桂春蝶師匠なんです。

これからの人ですよ。ここから桂春蝶師匠はすごいことになりますから、皆さん引き続き一緒に応援できたらなと思います。よろしくお願いします。


今回、もう一つ嬉しかったことがあるんですね。

それは何かと言いますと、桂春蝶師匠が私どものスタッフのことを大変ご評価くださったこと。

横井杏波の段取り、名刺交換、そして早川の電話応対。

本当に何よりも嬉しいのが、スタッフのことを褒めてもらえることです。


高山知恵さんが、株式会社新規開拓のことをお褒めいただいているコメントを書いてくださっております。

早川美恵が、最後まで諦めないで懸命に連絡を入れたこと。

広瀬舞子の応対。嬉しいです。


TSL事業部のメンバーをお褒めいただき、株式会社新規開拓のスタッフをお褒めいただき、本当にありがとうございます。

心より感謝申し上げます。





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