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人生は、後半から本番になる! 2025年12月24日

以前、このVoicyでも小林正観先生の言葉で「全ては今のあなたにちょうどいい」、このお話をしたことがありますが、覚えてくださっておりますか?

今日もその「全ては今のあなたにちょうどいい」、ここに近いテーマでお話をさせていただきますね。


「全ては今のあなたにちょうどいい。課題もパートナーも」。

小林正観さんの教え、小林正観さんのお話を聞いて、確かにそうだなぁって以前思いました。


例えば、私は35歳の時に株で大失敗して4000万円の借金を作ってしまいましたが、あの当時の私は4億円の借金はまずできないわけですよね。

だからこそ、やっぱりその時自分に与えられる課題、もう無理だと思うような難題・難問、これ全部解決できる、乗り越えられるからこそ与えられているものなんだなぁということも、すごく感じるんですね。


人生って本当に不思議だなと思います。

望んでいた通りに進む日もあれば、なぜ今このタイミングでこういうことが起こるの?と立ち止まる、そんな日もありますよね。

それでも私は過去を振り返ってみて、ふっと腑に落ちた時、いくつもありました。


例えば、人との出会いも、今抱えている課題も、やっぱり今の私にちょうどいいんですよ。

背伸びでもなく、我慢でもなく、やっぱりちょうどいいものが与えられるんだなって。

だから、「解決できない問題はない」「乗り越えられない壁はない」という言葉も生まれたんだなぁということを、自分自身、過去を振り返ってやっぱり感じるんですね。


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ここ最近、友人からすごくいいことを教えてもらったんですが、今日はそのことにも触れていきたいなと思います。


「魂レベルの高さ」。

例えば、私は「トップセールスレディ育成塾」の塾生たちに、「魂の女子力、見た目の女子力はもちろんですが、魂の女子力がある人が見た目の女子力がオンされると最強になる」という話は、過去にも塾生たちには何回もしたことがあります。

見た目の女子力をお金で買えるわけですからね。


ですが、人柄、人間性はじめ、魂の女子力はお金では買えないです。

いろんな辛い、苦しい経験を経て、許す心を覚えて、どんどんいい顔になっていくのではないかなと思うんですね。


だからこそ、「魂レベルが高い」という言葉。

魂レベルの高さとは何で決まるのか。

魂レベルの高さは、学歴だとか、財産だとか、名声のような尺度ではまず測れません。

人が生きる中で、悲しみ、優しさ、苦しみ、それを超えて自分自身が魂を磨いて、その人の波動が育っていく。


父が昔、私に教えてくれた言葉。

「千恵子、お金や地位・名誉はあの世には持っていかれへん。せやけど、一度身につけた知識・教養は一生ものや」。

ということは、何かを身につけるのは簡単ではないんですよね。あぶく銭は一瞬で消えます。

私も株で大失敗した時に、本当にその痛みをよく理解できましたね。

でも大変でした。借金4000万円返し続けるということは本当に大変でしたが、やっぱりそれがあったからこそ今の自分があるんではないかなと思うんですね。



合わせて、本当に魂が磨かれ、魂レベルの高い人は、自分のことを高いなんて言わないですよ。

むしろ本当に謙虚で、静かで、人を立てることを知っていて、決して自分にスポットライトを当てようとしない。

だからこそ、人生の前半に誤解されたり、孤独を感じたり、「報われないな」と思うことをたくさん経験したとしても、実はそれは罰ではなくて、魂レベルが深くなるための、きっと私たちに与えられた人生修行、鍛錬かもわからないですね。


深く傷ついたことがあるからこそ、人の痛みに敏感になります。

言葉の奥にどういう本心が隠されているのか、ということも気づいてしまいますよね。

相手を頭ごなしに否定してはならない。その人の存在をまるごと受け止めようとする時に、損をすることもあるかもしれませんが、自分さえ良ければいい、自分がいっぱい得をしたいという利己的な価値観ではなく。

もしかしたらそれが損をしているように周りからは見られるかもわかりませんが、実際は損ではなくて、自分自身の心が磨かれ、最終的にいろんなものを許すゆとりも生まれてくるのかな。そんなことをふっと感じました。


いや、孤独って嫌じゃないですか。私は孤独が嫌で、毎日のように浴びるほどお酒を飲みました。

いつも誰かと一緒にいないと寂しくて仕方ない。

ですが、2005年に勝どきのマンションに住み替えた時に、その時窓から見える川、そして東京タワー、外の景色を見ながら「この空間、寂しくないな」と思えたんですね。

実際に外を見てた時間なんてほとんどなかったですが、空間がもたらす影響力もあるんだなって。

孤独が苦手で、いつも誰かにすがりつきたい、いつも誰かと一緒にいたい、そんな自分自身が、徐々に一人でいることが怖くなくなったり、誰かいつも一緒にいてくれる人を探さなくなったっていうことも、成長だったかなと思いますね。


本当に孤独っていうのは、魂が整うための修行の場でもありますよね。

「一人の時間を大事にしなさい」って前に言われましたが、その当時一人ぼっちですから、「一人になろうと思ったらいつでもなれる。こういう言葉を発する人は、本当に孤独を知らないんだな」って心の中で思ったこともあります。


ですが、やっぱり一人の時間って大事ですよね。

本当の自分と対話をし、やっぱり本当に心がより一層美しくなるようなものを感じたり、気づいたり、見たり聞いたり。それをやっていくことによって、より一層心が浄化される、そんな経験を積むことも非常に重要だなと思うんです。


今年、桂春蝶師匠もそうですが、人と人とをつなぐご縁。このご縁もそうですが、なぜこのタイミングにこの人とお会いすることができるのか、というような本当に不思議で素敵なご縁も、1年振り返ったらいくつかありましたね。

その方とお会いすることによって、心が非常に落ち着いたり、やる気になったり、もっと自分自身の心を磨いていこうという、そんなマインドになったり。

魂が深い人と付き合っていると、自分自身の心がどんどん浄化していく、そんな経験ありませんか?


相性の良い人と一緒にいると、呼吸が自然と深くなりますよね。

ところが、緊張していると人は呼吸が浅くなる。私は緊張すると手足が痺れたり、唇が痺れたり、過呼吸症候群に陥ります。

極度の緊張によって、やっぱり目がチカチカしたり、手足が痺れたり。

だからお医者様から「ポカリスエットを用意しなさい」と。緊張した時に講演会場でお砂糖を飲むわけにはいかないですから、ポカリスエットはまさに点滴代わりということで、糖分の塊みたいなものですよね。

ですが、そこで自分のマインドを落ち着かしたり、自律神経の乱れを調整したりということをやってきましたね。



体って正直ですよ。本当に体はいろんなことをよく知っています。

だから自分の心の声を聞く。体の反応をしっかり把握する。

がむしゃらに生きていると、自分がどんなにしんどい、苦しい、そしてもう体力的に限界を超えていったとしてもわからないんですよね、加減がわからない。

私は毎回「もうこれ以上無理」と言った時は入院してますからね。

ある意味そこまでいってはならないと思いますが、そのタイミングまでにいろんなことを気づき、感じ、そして軌道修正できる自分も作らなきゃいけないなと思います。


とはいえですよ、とはいえ、失敗からしか学べないですからね。いや本当に、本当に失敗からしか学べないですよ。

だからいろんな過去の失敗経験を通して、気づきを得たり、学びを深められたり。

そう思うと、消してしまいたい過去でさえ、後で振り返ったらあの経験があるからこそ今があると、素直に思えるようになりますね。


「笑顔は最高の教養」と教えてくれた私の亡き親友もそうですが、調子のいい時は誰でも笑えますよね。誰でも笑顔になれます。

ですが、本当に本当にその人の素が分かるのは、一番しんどい時とか、どん底を味わっている時。それでもやっぱり笑顔を作れるかどうか。

だから「笑顔は最高の教養」というのは、意識しないと笑顔なんて作れないですよね。

本当に今振り返っても、もう一回私は親友ともう一回会いたいなと思います。彼女の笑顔を想像する、思い出すと、自分の心も穏やかに優しくなります。


相性の良い人って皆さん、一緒にいても全然心が苦にならない。

相性の良い人と一緒にいると、何の会話をしなくても心が穏やかになる。すごく落ち着いた自分自身を作ることができる。それって大事ですよね。

相性の良い人と価値観が同じとは限りません。価値観がもし違ったとしても、その違う価値観を認め合える、そんな関係がやっぱり大事だなと思います。


そのためには相手を変えようとしてはならないです。

自分を押し付けてはならない。

相手の価値観の違い、それさえも全部受け止められるような自分になりたい、そう思います。


友人が教えてくれた言葉ですが、「魂が深い人ほど人生後半に大きく開花する」ということ。

大器晩成型って言われてるということは、やっぱりありがたいことだなと思います。

「若い時の苦労は買ってでもしろ」って言いますが、若い時の体験・経験が、年を重ねて生かされていくということもありがたいですよね。

若い頃に抱えた苦労は不幸ではなくて、後半の人生が良くなるために私たちに用意されているものなんですよ。


だからこそ、根が深いほど花は大きく咲きますよね。

魂が根を深く張るための沈黙の時間だったり、若い頃に報われなかった時間が、最終的には大輪の花を咲かせるためのあり方であると。

そういうことを教えてもらって、なんかすごく心が穏やかに、ほっとした、そういう感覚が私にはあります。


冒頭にお話をさせていただきました「全てが今のあなたにちょうどいい。課題もパートナーも」。

そのように教わりましたが、今私たちの前にある課題は、私たちを苦しめるためのものではなくて、私たちの器を大きくするために現れたものなんではないかなと思うんですね。

今目の前に現れたパートナーは、私たちを縛るためではなく、私たちが本当の呼吸を取り戻すために現れた存在なのかもしれません。


沈黙が心地いいか。

呼吸が深くなるか。

自分を好きになれるか。

違いが彩りになるか。

未来を応援したくなるか。


こういうことを感じながら、これから先、私たちの人生がもっともっと豊かに、幸せになることを願いながら、このVoicyを終了とさせていただきます。

終了とさせていただきますとおかしな話ですが、今日のお話がVoicyリスナーの皆様のお役に立てると嬉しいです。

リスナーの皆様のご縁を整え、そして私たちの人生後半の花をさらに美しく咲かせる時間になりますように、私も見守り応援させていただきます。


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