#いい質問って何
今週Voicyさんのハッシュタグ企画は、“#気になる最新テクノロジー”
私はチャット GPT の事をお話しさせて頂きました。
もう一つのトークテーマが“#いい質問って何”
この#いい質問って何”って言う、この問いかけについて「何を語ろうかなー?」って言うことを考えてたところに、質問と言うよりは研修中にあった、
「えっ?これどう答えようか??」と思うような質問のお話をさせて頂きます。
はい、それでは今からお話しさせて頂きますね。
私が企業研修を担当していた頃のお話です。
多い時には月に37回、月間40回、年間300回を超える研修を担当させて頂いた際、最も多かったのが企業での数字の低迷して営業の研修でした。
なかなか結果成果が出ない営業の方々の研修を担当することになりまして、ありがたいことに、その営業の方々が結果を出せるようになり、仕事が面白くなってどんどんどんどんいい顔になり、成果・結果が出ると当然業績に反映されますね。
その結果、その方々が売れるようになり、最終的にその人たちに抜かれてはならないと、中間層の方々がさらに手を上げ「トップセールス研修を受けさせて下さい!」と言う声が上がり、最終的には究極に売れてる人達も、最後は自分たちも「トップセールスプログラム受けさせて下さい!」って言うことになって、最終的に全国140支店だったところが、1年間で1位をゲットしたって言う事例は、私とものをホームページにも出てるお話です。
そこでの成果・結果が大きかったって言うことが、口コミでどんどん広がって、さらにトップセールスプログラム、15時間300万円のプログラムが、私自身が担当する企業研修のメインとなりました。
3時間5開催の時もあれば、、企業によってはその15時間をどのように活用してもいいと言うことで、日本全国を回らせて頂いて、営業研修を担当させて頂きました。
その中の一社での出来事。
「応酬話法」お客様からどんな厳しい事を言われても、クッション言葉で受け止めて、質問で切り返す。このシーンは私の YouTube の中でも沢山出てまいりますので、是非 YouTube を見ながら断り文句をいかに受け止めて切り返しのか100本ノックのあり方について、YouTube でぜひ見ていただければなと思います。
今からお話しする内容は、そんな企業でのトップセールスプログラムで、反論処理、応酬話法のロールプレイの練習をしていた時の事です。
どんな断り文句でも切り返します、言って下さい!と言うことで、受講生20人に対して一人ずつ断り文句を受け止めて切り返すって言うことを、全て20人を対象として行なっておりました。
その他に「何かこう言うこともあり文句を言われたら、どう切り替えしていいか分からないなと思うことがあったら、遠慮なく仰って下さいね!」って言うことで、四人一組のロールプレイが終わったり、また一対一のロールプレイが終わった後に、最後の質問として
私から特別に「何かこう言うこと言われたら、どう切り替えしていいかわからないと言うことはありませんか?」
って言うことを問いかけたところ、ひとりの受講生が「はい!」と手を挙げました。
「どうぞ〇〇さん!」って言ったら
「朝倉先生どんなことも切り返すんですか?」って言われたので
「やってみましょうか!」って言うことで、彼が私の前に出てきました。
その時彼が言った言葉は、次のような一言でした。
「朝倉さん、今まで何人の人とお付き合ってきたの?」
これ断り文句じゃないですよね。
切り返しトークで伝えている、ロールプレイとは全く関係のない話です。
「朝倉さん、今まで何人の人とお付き合いしたの?」
その瞬間、他の19名が「うぉー!」朝倉先生にこんなことを聞くお前すごいじゃん!って言うような表現なのか一瞬「うぉー!」声が出ました。
さてその時、私はどのように切り替えしたでしょう?
Voicyリスナーの皆様であったら、どのように切り替えしますか?
いきなり来ました。
「朝倉さん、今まで何人の人とお付き合ってきたの?」
「何でそんなこと聞くの?」とか「あなたは何人とお付き合いしたの?」
いろんな切り返しの方法がありますね。
Voicyリスナーの皆様が私の立場であれば、、担当講師である私に対して受講生が
「朝倉さん、今まで何人の人とお付き合いしてきたの?」
「朝倉さん、今まで何人の人とお付き合いしたの?」
って言われたら、皆さんであればどう切り替えしますか?
チッチッチッチチーン!
私が切り替えしたセリフは次の通りです。
「朝倉さん、今まで何人の人とお付き合いしたの?」
「人数にこだわる?」
「こだわらない...」
「あなたは?
「3人」
「どんなお付き合いだったの?」
「一人は濃厚、一人は今の妻、一人は遊び」
はい、スムーズに答えてくださった3人とのお付き合い。
さてこの質問、もう1回行きますよ。
「朝倉さん、今まで何人の人とお付き合いしてきたの」
「人数にこだわる?」
「こだわらない...」
「あなたは?」
「3人」
「どんなお付き合いだったの?」
「一人は濃厚、一人は今の妻、一人は遊び」
さて、彼は私から人数を聞き出すことは出来たでしょうか?
そしてこの会話によって、面白くない白けた会話になったでしょうか?
最終的に塾生・受講生がみんな大笑いして
「お朝、倉先生から何にも聞けてないじゃん」
「お前、全部先生にバラしちゃって!」
とかって言いながら会場は爆笑でした。
何を言いたいかって言うと、その時にムキになって
「何でそんなこと聞くの?」とか
「あなたは何人なの?」とか
これどう言う質問で切り返すかによって、場が盛り上がったりシラケたりするって言うことですよね。
私も突然そう言うことを聞かれて、一瞬「この人何聞くんだろう!」と思いましたが、その時ふと出てきた言葉が「人数にこだわる?」でした。
もちろん、たくさんの人とお付き合いした、そう言う経験豊かなのかどうなのかは横に置いといて、ある意味本当に大切なことを異性からいっぱい教えてもらったことも事実。酒飲み友達の数は誰にも負けないと自負出来たのは、本当にお酒を飲みながら楽しい会話をしながら、人生の大先輩から、いっぱいいろんな教えを受けられたこともお宝だなぁと思います。
今回のVoicyさんのハッシュタグ企画はちょっと趣旨とは違いましたが、このハッシュタグ企画#いい質問って何”って言うこの質問によって、思い出したエピソードでした。
皆様だったらどのような会話に展開しますか。
「〇〇さん、今まで何人の人とお付き合いしてきたの?」
「何でそんなこと聞くの?」ではなく、
「人数にこだわる?」
「こだわらない...」
「あなたは何人?」
「3人」
「どんなお付き合いだったの?」
「一人は濃厚、一人は今の妻、一人は遊び...」
この会話が参考になるかは横において、思い出させて頂いたエピソードのひとつでした。
他にも色々ありますけどもね!
そう考えるとやっぱり研修は楽しかったです。
特に企業研修は男性教育がメインで、90%が男性教育でしたが、ビフォーアフターが明確になり、受講生がどんどん結果成果を出される。その姿がとっても好きでした。
オールバックに赤いジャケット。
最初は皆さんビビってましたが、回を重ねるごとに段々好きになってきたって言ったら、とってもいい顔をして、最後は泣き出す塾生受講生もいたんです。
男性の涙っていいですね。
愛おしい!
いかがでしたか。
Voicyさんのハッシュタグ企画#いい質問って何”ってさて何を伝えしようかなと思いながら、このエピソードが頭に浮かびました。
過去に研修を通して担当させて頂いた受講生と再会出来た時、
朝倉先生、あの時朝倉先生から一番怒られて、厳しいことを教えてもらって言われたことによって、
今、僕支店長になりました!
本部長になりました!
店長になりました!
そんな声がたくさん耳にします。
そんな声をたくさん耳にするたんびに、やっぱり研修を通してご縁をいただけたことに、心から感謝申し上げます。
今は企業研修は全て社員に任せております。
私は90分間の講演会しか担当はしておりませんが、未だに18年間続いている新入社員研修も、90分間の時間の中でのビフォーアフター、派遣責任者は企業の教育担当者の方々が、この研修だけは続けたいと言うことで、続けて下さってることもありがたいなぁと思います。
90分講演であったとしても、新入社員の方々はものすごく変わります。
はい、いよいよ3月は新入社員研修のタイミング。
この Voic も3月の末から4月の頭まではお休みをいただく機会があります。その時また直前になったらお話しさせて頂きますね。
合わせて3月8日もお休みをいただくことになりますが、また事前にお話をさせて頂きます。どうぞ今日も最後までお付き合い下さいませ。