今日もVoicy配信をさせていただきます。
このように音声を通じて、今日もお会いできること、心から嬉しく思います。
どうかVoicyリスナーの皆さん、今この瞬間、あなたの心が少しでも和らいで暖かくなるような、そんな時間になればと願いながらお話しさせていただきます。
さて、今日私が伝えたいメッセージは、
「人は人から物を買う」
「人は人にしかついていかない」
という、以前からずっとずっと大切にしていた言葉をお伝えさせていただきます。
私も今年63歳。
社会に出ていろんな経験を重ねる中で、何度も何度も失敗を繰り返し、様々な体験、経験を積ませていただきました。
例えば、営業職に身を置いたのは、今から28年前、35歳。
営業未経験、対面営業の世界を体験したことのない私は、やっぱり最初は不安がなかったかというと、それは嘘です。
人と話をしたり、初対面の方とお会いしたり、電話をかける時も、受話器を持つ手が震えて、まだ要件を最後まで告げてないにもかかわらず、途中で言葉を遮られたり、電話を切られたりすると、ものすごく傷ついて、「いや、もうこの後かけたくないな」とかと思った事っていっぱいありました。
ですが、人と会うためには、アポイントを取るしかない。
飛び込み営業で直接相手とお会いできるか、もしくは電話であらかじめアポイントを取って、お客様と会うための約束を交わすか。
そうやって、一軒一軒のお客様とのご縁を大事に、大事に、大事にしていきました。
とはいえ、最初から「いやー、待ってました」っていう方は一人もいなくて。
ある意味、お客様は不安だから断ります。
「高い」「間に合ってます」「検討します」「要りません」「今の私どもの会社には御社のその研修は合いません」
まあ、たくさん断られましたね。
だからこそ、その断り文句をどのように受け止めて、切り返していけば、会話のキャッチボールが成り立つのか。
そんなことをたくさん考え、実践行動に移しました。
結果、応酬は法ができるようになりました。
YouTubeで私のそれこそ応酬は法の対応、100本ノックYouTubeを見ていただくと、牧野社長との私がどのように切り返しをしてるのか等々、いっぱい出てくると思います。
ぜひ、それも参考にしていただけるとありがたいですね。
しかしながら、どんなに素晴らしい商品を扱っていても、どんなに魅力的なサービスを提供していたとしても、最終的に人が動くのは「誰がそれを進めているのか」だと思うんですね。
最後は、同じものであれば「誰から買いたいか」ここにつけると思うんです。
「人は人から物を買う」
同じ商品であれば、「誰から買いたいか」
私ども、株式会社新開拓の社是は、「あなたから買いたいと言われる自分となれ」
同じ商品であれば、誰から買いたいのか、お客様は選ぶわけですよね。
その時に、自分を選んでもらうのか、それとも別の人を選ばれるのか。
同じ商品であれば、「やっぱりあなたじゃなければダメ」
そう思われるようなお客様に対する信頼をどのように築いていくのか。
これ、すごく大事だなと思うんです。
人と人との信頼関係。
これこそが全ての出発点であり、またゴールにつながっていくのではないかなと思います。
ビジネスにおいても、家庭においても、学校においても、地域においても、恋愛関係においても。
人は、心を通わせ合える人のそばにいたい。
信じられる、その元にいたい。
心から信頼できる人についていきたい。
そういう感情になりませんか?
私自身も、過去を振り返ってみた時に、人間関係をうまく築けなかった、そんな時期もあります。
ある時、ふっと気づいたんです。
「自分を変えることで、相手の反応も変わる」
相手に代わってもらいたいと思っても、なかなか相手が変わることはない。
「自分のあり方を変えるしかないんだ」と。
そうすることで不思議なことに、だんだんと周りから声をかけてもらえるようになったり、協力してくれる人が現れたり、応援してくれる人が少しずつ増えていったように思います。
私が今日お伝えしたい2つ目のポイントは、「周りの協力をどのように得るか」ということです。
人は自分のために頑張るのも大切ですが、これまた限界があるんですよね。
ところが、「誰かのために」「誰かのお役に立ちたい」そう思った瞬間、そう思えた瞬間に、不思議と大きな力を出せるようになるんではないかなと思います。
だからこそ、私たちが発する日々の言葉であったり、私たちの行動であったり、姿勢であったり、すべてが誰かの心に届いている、誰かのお役に立っている、そう信じて心を込めていくことが、実は大切なんですね。
コミュニケーション講座をずっと開講してくださっている、人モテのあり方を教えてくださる井上敬一先生。
「人モテ」っていう言葉、私この「人モテ」っていう言葉、とっても深い意味があると思うんですね。
モテるというのは、恋愛の話だけではなくて、
人として魅力的に見えるかどうか。
信頼したい、そんな気持ちになるかどうか。
この人と一緒にいたいと感じられるかどうか。
これが人モテのあり方ではないかなって、そう思ってもらえる人っていうのは、共通してるのが、常に相手を思いやる心をちゃんと持ってる人です。
「優しさ、思いやりとは、相手のために時間を使うこと」
これは昭和23年生まれの経営者の方から教えてもらった言葉ですが、人のためにどれだけ時間を使うことができるのか。
真の優しさ、思いやりはそこにあるんではないかなと。
例えば、「この人は今日どんな気持ちでいらっしゃるのかな」って。
ちょっと立ち止まって相手のことを考えられる人。
その一瞬一瞬の思いやり。
昨日の雨の日の傘ではないですが、ほんのちょっとの思いやりが、人とのつながりを深くし、そして自分自身の心も、相手のマインドも優しくしてくれるんではないかなと、私はそう思います。
大事なことは、「人は人から物を買う」
今は便利な時代になりました。
私もインターネットで色々と買い物をします。
例えば、自分がショップに訪れて、その時に購買心理がぐっと上がるか下がるかっていうのは、目の前にいる接客をしてくださる方の笑顔であったり、声のかけ方であったり、それによって買うか買わないかが決まっていくと思うんですね。
ネットで何でも買える時代になりました。
AIもどんどんどんどん進化し、発達し、便利さを増やしていますよね。
もう便利で便利で便利で。
私のAI秘書さんも、もう戻ること仕事をしてくれます。
ですが、そんな中でもやっぱり大事なのは、人の温度、温かさ。
それによって心を動かされるのではないかなと思います。
ある人の優しさに触れた時。
誰かの丁寧な説明に心がふわっと解けた時。
あなたのためにとてもをかけてくれた瞬間。
そんな時、他では得られない価値になる。
それが人間にしかできない、ぬくもりなる関わりなんですよね。
AIには残念ながら、心はありません。
私たちの便利な、やっぱり拡張機能として活躍はしてくれますが、AIから指示を出すことはなく、AIが心底泣いてくれることもないです。
私たち人間には、心を動かす力があります。
だからこそ、どんな時代になったとしても、今の時代を生き抜く力、その強みになるのは、何よりも人間力を磨くことではないかと。
自分にしかない強みを生かす。
そして、目の前の人を大切に、きちっと相手の目を見て話ができること。
誰かと同じである必要もなく、あなただけの優しさ、私たちだけのぬくもり、暖かさを相手に提供できたらいいなと思います。
最後にお伝えしたいのは、「目の前の人を大事にすること」
目の前にいる人を心から大切にすること。
今、目の前にいる人を少しでも笑顔にしてあげたいと思い、心から愛する事っていうとちょっと恥ずかしいですが、そういうマインドで接することによって、相手の気持ちも変わっていくのではないかなと思います。
ほんのちょっとの声のかけ方。
笑顔で「おはよう」と相手の目を見て、うなずきながら、合図を中心しながら話を聞くこと。
人を愛する力っていうのは、生まれつき持っているものではなくて、育てていく技術であると思います。
自分のことを棚に上げて、注意指摘をしなきゃいけない瞬間もあるかもしれません。
親がまさにそうですよね。
立派な大人になってもらいたいという思いを込めて、自分のことを棚に上げても、子供には厳しく注意指摘をする。
愛があるからこそ、厳しいことも言えるのではないかなと思うんです。
相手に矢印を向けた瞬間、不思議なくらい相手と自分の距離感は縮まります。
ぜひ、学びを深めてください。